中国ビジネスの有望性

2009-02-28 09:37:40 | Weblog
中国ビジネスの有望性

平成21年2月26日 木曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

皆様のご健勝をお慶びいたします。
さて、今回の世界的経済不況も、早や数ヶ月を経て、何とか先の状況を(ほのかにではあっても)見通せるところにまで来ました。
それは、中国の力強い内需振興策が、波及的に日本にも効果をもたらすであろうという見通しです。中国は、まだまだ社会基盤の整備を必用としています。環境汚染の問題を含め、中国が近代化するためには、社会や産業の全分野での改善が必要です。
米国の第一次世界大戦後のニューディール政策が成功したのと同じ背景・状況があるかと思われます。
日本では、20年前のバブル崩壊の救済策実施で国家財政上の負担が大きくなり過ぎていますから、今回の大不況においての再度の財政出動には大きな制約が見込まれます。
成熟し老齢化の兆しがある欧米の主要国や日本とは異なり、中国はまだまだ熟してはいない部分がある上に、人口が多いことから来る社会的な圧力は凄まじく、このことが原因となって、今後も大きな経済成長が見込まれます。
日本の中で埋没していれば、中国の成長性や影響力の凄まじさを軽視しがちですが、それでも最近では、私たちの身の回りには、中国との間でモノやサービスの交易関係などを築き持つ人が、急激に増えてきていることに気付きます。
今回の欧米の金融を始めとする大きな経済・産業上の落ち込みと苦境を見ていると、相対的な中国の頑張り具合に注目せざるを得ません。
私も、従来は社会的・経済的に発達の度合いの高い欧米との連携を構築することに注力してきましたが、今日の欧米の経済上の大きな失態を見て、中国への眼差しをより真剣なものにする必要があることに気付きました。
例えば、フランスでのクール・ジャパン文化の大盛況や賑わいを見て、ヨーロッパ重視に偏った姿勢を取ってきました。
しかし、もっとアジアの地域内での発展性の大きな国々への関わりを大きくするべきであると反省をし始めました。
その結果、”Cool Japan Expo”も、そのサブカルチャーの本家である日本国内でではなく、中国やタイランドなどの経済的に伸び盛りのアジアの国々で開催するべきであろうと考え始めました。
これは、かなり大きな方向転換・姿勢変更となりますが、現実社会の情勢がそういう方向に強烈に向かっていることを認識し始めています。
以上のような状況観察を、中国事情に精通した何人かの友人・知人に話したところ、完全な同意を得ました。
そこで、早速に、欧米向けの姿勢から中国向けの姿勢へと転換を図ろうとしています。
このことは、欧米に偏った姿勢を大切にしてきた従来タイプの人達との間で、大きな摩擦を起こしかねません。
しかし、世界情勢や動向をどういう風に観察し判断するかは、私たちの今後のビジネスの成否に極めて大きな影響を与えるでしょう。
ことほど左様に、世界の動きは、大きくかつ急展開しているということでもあります。
では、近日中に、皆様とのご意見交換の機会をもてますことを期待しつつ、この記事を終えることにします。
以上

2009年度 地区別支部研修会 日程と内容

2009-02-26 17:44:15 | Weblog
2009年度 地区別支部研修会 日程と内容

平成21年2月26日 木曜日
JGC事務局・岡村寛三郎
連絡先:Email:okamura3@oksemi.co.jp

JGC各位

皆様のご清栄をお慶び致します。
今年は経済情勢が極めて厳しいですが、仕事創造を旗印に掲げてきたJGCは、お陰様で2年近い苦闘の種蒔活動が功を奏しまして、各分野での活発な芽生えを感じています。皆様のご支援に深く感謝します。
そこで、下記の通りに地区別研修会を計画しています。
一人でも大勢の皆様方の御参加をお待ちしています。
では、よろしくお願いします。

4月度・・・①午前中(10時~12時)
(1)本年の事業計画の進行状況説明
(2)「通訳ガイド・スキルアップ・プログラム」の学習
②午後(1時~5時)・・・ウオーキング・ツアー
★参加料=1,000円(各地区の運営費向け)
             記
   第一日曜日( 5日)・・・東京地区
     (神田の本部事務所。夏~秋には更に良い場所・お部屋に移転します。
                            ご期待ください。)
   第二日曜日(12日)・・・名古屋地区(名古屋事務所・計画中)
   第三日曜日(19日)・・・京都地区(京都事務所)
   第四日曜日(26日)・・・福岡地区(福岡事務所・計画中)

以降、原則として同じ曜日と順番
                                  以上

輸出額は半減し、訪日外国人数は3ヶ月連続で2桁減。芽を出し始めた仕事創造

2009-02-22 12:49:56 | Weblog
輸出額は半減し、
訪日外国人数は3ヶ月連続で2桁減

Sunday, February 22, 2009
JGC事務局・岡村寛三郎

(2/22日経新聞の記事より)
輸出の落ち込みはひどく、1月だけで前年比半減の公算が大きい。
人の往来も顕著に減少。日本政府観光局・JNTOによると、昨年12月の訪日客数は、対前年比で24%の減少し、1月も2桁減の見通しです。
海外からの観光客減は、地域経済の大きな不振の原因となっており、東京や大阪などの都市圏のホテル稼働率が6~7割程度に低下し、関連するサービス・観光産業にも大きな打撃となっています。海外に出かける人も昨年12月には7%減少しました。
そこで、我々通訳案内士の対策は、観光関連の産業やサービス業のみに固執するのではなく、幅広くマーケットを開拓する柔軟性をも発揮していく必要があります。
それも、海外でのマーケット開拓や貿易取引に想像を超えた大きな支障が発生している以上、国内需要のあるところ(内需)を集中的に攻撃するしかないでしょう。
通訳案内士が従来案外見落としているのが、医療の分野や国際特許申請の分野ではないでしょうか?
もっとも特許申請の分野は、国際交流や貿易取引の落ち込みの影響をもろに受ける業種と聞いていますが、JGCとしては未開拓の分野です。幸い、岡村理事長が、東京・四谷のホテル・ニューオオタニ傍にある日本最大の国際特許事務所の経営者と大学時代からの親友であることを活かして、3月9日より仕事受注関連の話し合いを開始します。
医療関連の経営コンサルタント業や通訳業務についても、さる超有力団体から、病院紹介の支援をするので即スタートするようにと強く薦められています。そこで、2009年・新人研修会が終る3月の中旬から本格的な準備活動に入ります。
他方、CoolJapanExpo株式会社の方では、派遣業を営むに際して必要な経験豊かでしかも優秀な人材確保に成功しましたので、医療関連分野での人材スタッフの派遣の準備をも開始します。更に、理事長の友人が経営する同業の派遣業者さんと連携しあって、人手不足の介護の分野での共同事業も開始することになりました。
のみならず、CoolJapanExpo株式会社が、この度、新たな経営陣の一人として獲得した人材は、アジアの留学生を国内や欧米/英語圏の国々の学校に紹介する事業で成果を収めた実績を持つため、その人脈を使って、生徒数不足に悩む多くの日本の私立学校や海外の私立学校に留学生を紹介し送り込む支援業務を既に数校相手に開始しました。とても顧客側学校からの反応も良く、大きなビジネスチャンスが生まれ始めました。
また、新規の学校建設など留学生関連以外の「学校支援業務」も複数のプロジェクトとして、具体的に進んでいます。
その他、仲介事業に関わる分野では、地方の優良企業と都市の大企業との事業提携の橋渡し役を勤めるプロジェクトも極めて全国サイズで順調に進捗しています。
以上、かなりの分野で精力的にかつ大きな自信をもって活動しています。
JGCの業務・仕事開拓についての過去1年半を省みれば、ほとんどが種まきに終始した思いが強いのですが、足掛け3年目を向えた今年は、流石にいくつもの種の芽生えと今後の力強い成長見込みを実感としています。
引き続き、皆様方のご支援をよろしくお願いします。
以上

悲劇を乗り越える策

2009-02-10 22:09:08 | Weblog
悲劇を乗り越える策

平成21年2月10日 火曜日
日本通訳案内士連合/事務局・岡村寛三郎

昨日は、ショッキングな本を読みました。
いつも日本経済新聞の記事に首っ引きで、経済界の様子をウオッチングするのが私の趣味ですが、断片的な記事を読むことが中心になり勝ちなため、たまには内容が豊かで物事の本質を付いているような骨太の論文を読みたいと思い、寒風の中を自転車に乗って姫路の駅前のジュンク堂書店に走っていきました。
しかし、文学や法律には全く興味が無くて、やはり経済面の書籍にのみ興味があり、手に取ったのが船井幸雄さんの「2009年資本主義大崩壊!(いよいよ断末魔の最終章が始まった)」というタイトルのものです。
その本によれば、今年は、20年前に共産主義世界が突如として崩壊したのと同じように、資本主義体制が一挙に崩壊するのだそうです。なるほど、今日の欧米やそれに追随してきた国々の金融や産業・消費活動の極端な低下や悪化を見ていると、そういう論説にも納得する所が大いにあり全く暗い気分になってしまいました。
毎日の新聞の一面を覆うトヨタやパナソニック、ソニーや日立製作所などの大幅な赤字決算予想を見ていると、もう世界の経済成長の歯車は完全に逆回転を始めたという思いを強くしていただけに、この本の力説するポイントである「個人の自由を最優先し、その物欲を徹底的に追及することを持って第一義とする資本主義体制そのものが、永久には続かない欠陥を内包した政治経済社会システムであり、今日、その終焉を迎えたのである。」という要旨に全く同感です。
そこで、この行く先は、日経平均株価の5,000円割れや1ドル=50円割れの超悲惨な経済の実現であり、国債や商品価格・不動産価格の暴落に継ぐ暴落だそうです。
こうなると、ほとんどの全製品での輸出が難しくなり、輸入品価格の低下による多少の恩恵も吹っ飛んでしまう大きな災難が襲ってくるでしょう。
もちろん、通貨や国債の増発に継ぐ増発が、通貨や国債の信用力を落として悪循環を繰り返す生き地獄が待っているとの説明が行われています。
その兆候はもう今日の新聞記事になっています。今朝の日本経済新聞の一面には、欧米を主体に国債の利率が最近になって急速に大きくなってきている旨の記事が出ていました。この事実は、もう欧米の国々が発行する国債の元本保証性への信用が薄れ始め、金利を高く付けないと購入希望者がいないという証拠になります。
また、輸出が苦しくなるだけではなく、円高で訪問・滞在経費がうなぎ上りの訪日客の数もドンドン減ってきて、最近における日本を代表する最大手の三つのホテルにおける外国人客やビジネス客などの目を覆わんばかりの大きな減少率も、今日の特筆される新聞記事です。既に、JALや全日空路線における国際・国内利用客の大幅減少は、誰もが知っている有名な話になっています。
そこで、今後の私たちの生活内容は、大きくレベルダウンをせざるを得ないでしょう。
どこまでレベルダウンしなければならないのか? わらじを履いて、墨衣を着て馬の背に揺られて旅をする・・・といった元禄時代の芭蕉の「奥の細道」の旅同様というところまではダウンしないにしても、自動車の姿がめっきりと減り、原動機付二輪車や自転車が日常の交通機関の主体となる程度にまでは後退するでしょうか? これは、自然に優しいエコロジー社会の実現化で、地球の温暖化防止に大きく貢献するでしょうか?
問題は、このような後退の過程において、企業倒産や夜逃げ・自殺など多くの悲劇が繰り返されていくことの地獄を見ることでしょう。
最近も、その様な倒産や自殺の悲劇の防止に向かって懸命に救援活動をしておられる弁護士さんの仕事ぶりを特集しているテレビ番組が放映されました。その弁護士さんは、通訳案内士団体のJFGの創業者の瀬口寿一郎さんのご親戚の方です。
ところで、通訳案内士の場合、観光産業そのものの衰退の影響を厳しく受けざるを得ません。日本の自動車メーカー業界では、「ホンダ」のみが今期決算で黒字を維持しそうだと報道されていますが、その理由は、購入費や維持費の安い軽自動車やアジアの人々にとっての生活の必需品となっている原動機付二輪車などの生産に主力を置いているためとされています。
ここでは、値段が安いことと必需品であるという2つの商品特性が抽出されています。
となると、通訳案内士の観光案内業は「必需品性」が低い場合もあるため、なかなか利用されにくいでしょうか?
かように、自らが厳しい判定を下さざるを得ないことはとても残念ですが、これが現実でしょう。
となれば、新しく行きぬく道を探さなければなりません。今日のようなほぼ全産業が苦境に沈んでいる時代では、生き抜く道を探すことは容易ではありません。しかし、知恵を振り絞らなければなりません。
また、大勢の同志が協力の輪を作って助け合わなければなりません。
絶対的な「必需品」を探さなければなりません。しかも、通訳案内士等への「報酬を支払える」程度の余裕のあるリッチマンでなければなりません。
こういう観点から絞りを掛けると、どんな立場・状態の人達を顧客対象に選べば良いかの具体的な結論が見えてきますね。私の場合は、①病気療養を必要とする(必需性)②ある程度富裕な人達(支払い能力のあるリッチマン)をターゲットに選ぶべきだと考えています。そういう顧客層をターゲットにセールスを掛けられるビジネス・モデルを作りだし、その具体的実現に向かって協力し合いましょう。
そのビジネス・モデルの詳細な内容等は、2009年度新合格者研修会の場でお話したいと思います。よろしくお願いします。
以上

新・尋ね人、連絡先が不明なJGC新人研修会申込者

2009-02-05 16:31:05 | Weblog
新・尋ね人(JGC2009年度新合格者研修会へのお申込者)

平成21年2月5日 木曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

大勢の方々に、毎日2009年・新人研修会への御参加を御申し込みいただき、誠に有り難うございます。
ただ、この中で受講料の入金を済まされていますのに、どうしても事務局のパソコン・メール上にはその方の連絡先などの記載されたお申込書(詳細メール)が見つからないため、非常に苦慮しているケースがあります。
お名前だけは、2月5日付受講料の振込み人として、カタカナで「シヨウ シエイ」さんと判明していますが、他の連絡先等が全く不明です。個人情報の漏洩となってご迷惑をお掛けしてはならないものですから、日々大量に送信されてきますメールを必死に探していますがどうしても見つからないため、お手上げの状態です。
もし、この呼び掛けに気付かれましたらどうぞJGC事務局・岡村寛三郎まで再度のご連絡を賜りますようによろしくお願いします。

連絡先:JGC事務局・岡村寛三郎
メール:okamura3@oksemi.co.jp
携帯電話:090-9097-7613


絶対に聞き逃せないJGC独自の新規事業の特殊性と優位性

2009-02-04 01:53:16 | Weblog
通訳案内士のための仕事開拓創造に向けて

平成21年2月4日 水曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

2009年JGC新合格者研修会で理事長が力説する要点
(受講生が絶対に聞き逃せない話題)
=新規事業予定の「派遣業」での派遣先選択についての際立つ特殊性と優位性
①医療通訳士や司法通訳士制度創設に向けて
②医療経営コンサルタント業の創業とその優位性
以上

JGC2009年度新合格者研修会、理事長の講話・要旨

2009-02-01 19:05:45 | Weblog
JGC2009年・新合格者研修会

平成21年2月1日 日曜日
JGC事務局・岡村寛三郎

初日・座学でのJGC理事長の講話 [要旨]

①JGC設立の目的=通訳ガイドのための仕事開発・確保
②ウオーキング・ツアー事業部→→「日本文化体験ツアー」ガイドへと
③国際博覧会事業部→→CoolJapanExpo株式会社の設立・運営
④翻訳通訳事業部
⑤CoolJapanExpo株式会社を通じて、派遣業と有料職業紹介事業への挑戦の準備
⑥「ビジネス交渉力」を鍛えるトレーニング研修について
⑦巨富を築いた紳士のビジネス鉄則
⑧千数百年の歴史を貫く「禅」の教えの効用
以上