夢が実現する7月1日、中国からの訪日ビザの条件緩和スタート

2010-05-09 08:53:17 | Weblog
中国人向けビザ発給条件の大幅緩和,
ついに、7月1日に実現へ!!!

平成22年5月9日 日曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
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〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観ビル8階

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、政府筋から漏れてくるお話は、これまでに幾度もありましたが、遂に4億人を超す中国人中間所得層に的を絞ったビザ発給条件緩和策が7月1日に実施に移される運びになりました。
これは、9日付の日本経済新聞の一面トップ記事ですが、ここに政府の経済成長に掛けた国家戦略の重要な一端を窺えると同時に、国際化に向けた政府の熱い意気込みと実行力も感じさせる素晴らしい発表でもあります。
(以下に於いて粗筋を簡単に紹介しますが、どうか詳細は、皆様方におかれましてお調べ戴けますようによろしくお願いします。)
そこで、我々語学に強い興味と関心を持つ者は、政府の最近における観光推進やメディカルツーリズム推進政策が本物であることを認識し、これらの施策の先に見込まれる医療分野の国際化、ひいては「医療通訳士」需要の発生と高まりを予測する必要があります。
しかも、中国語関係にとどまらず、英語やロシア語その他の言語についても医療通訳士への確実な需要の発生を予測できます。
なぜなら、世界の長寿国のトップに立つ日本の医療サービスについては、設備等の運営システムや病気発見・治療技術力などの多くの面に於いて、極めて優れているとの評価が諸外国で確立しているのに加えて、多くの外国には、病気の予防や治療において様々に短期的には解決困難な問題点が多くあり、命や健康の大切さを思う程に日本で医療サービスを受けることの必要性に気づく時代が到来しているからです。
このような日本の医療サービスの比較優位を世界中の人たちにより広く、より多く知っていただくための有力手段としてのインターネット上での外国語での広報活動についても、今後は需要が大きく伸びることが予測されます。
ところが、正に日進月歩でかつ大量の医療情報を収集・整理・加工し、各国の人々それぞれの事情に合わせて必要にしてかつ的確な情報を発進し受信する作業を行うに当たっては、医療に関する幅広い知識と高度なコンピューター操作関連技術が必要であり、ここにおいても医療通訳士とIT技術者などとの協働が不可欠となります。
更には、これら一連の作業が的確かつ効率的に行われるべく管理し統括する役割を務める「メディカルツーリズム管理者」という新たな職種の発生も確実に予測されます。
以上、今後の時代の激動と新しい職種への需要の高まりを見据え、東京通訳アカデミーでは、積極的に「医療通訳士」や「メディカルツーリズム管理者」を始め、外国人との間でのトラブル発生にも機敏に対処・善処する役割を務める「司法通訳士」や多数の訪日客ガイド役の(国家資格)通訳案内士の育成に向けて、一層の努力を致します。
どうかよろしくお願いします。

新聞記事より
「外務省・国土交通省・法務省・警察庁などは、8日、中国人向け個人観光ビザの発行要件を7月1日から大幅に緩和する方針を固めた。現在は年収25万元(約340万円)程度以上の富裕層に限っている発行対象を年収3~5万元(約41~68万円)程度の中間層にまで一気に引き下げ、更に、査証を発行する地域も内陸部や東北部にまでも広げ、中国にある日本の在外公館すべてに於いて発行事務を行う。
そこで、4億人を超す中間層の観光需要を取り込み、日本国内でのデジタル家電などの販売拡大にもつなげる。(以上につき、今月内に正式に決定する。)」