中国語・司法通訳士講座の説明会、6月11日と18日、午後6時~9時

2010-05-29 23:15:58 | Weblog
本邦初の「中国語・司法通訳士」講座
7月開講!

東京通訳アカデミーでは、待望の司法通訳士・中国語講座を開講します。
7月には、中国との国際交流が劇的に活発化する新しい個人ビザ制度がスタートします。
それによってもちろん、観光と医療がセットにされたメディカルツーリズム推進の機運も一層力強く盛り上がるでしょう。
しかも、メディカルツーリズムはその関連分野や裾野が広いため、それに関わる機関や団体・業者・個人の数も勢い多くなります。また、人的交流だけではなく、お金の交流も情報の交流なども極めて加速度的に増大することが見込まれます。
そこで、様々な次元での善し悪しの関係や状況から、法的な問題が様々に生じることが必然です。即ち、民事分野においてのみならず、刑事分野に於いても法的処理の必要性やトラブル解決策などの必要性が一段と増すでしょう。
そのような必然の状態を見越し、東京通訳アカデミーでは、警察や検察庁での通訳経験も豊富で、京都大学大学院法学研究科修了の極めて優秀なベテラン法学修士(女性)を講師に,中国語・司法通訳士講座を開設します。
先ず、7月からは(1)5ヵ月間の「通信コース」を開講し(学費17万円)、(2)「通学講座」(学費17万円)は、9月から5ヵ月間の期間で開講します(但し生徒数3名以上の場合)。この時点で、通信講座から通学講座に変更も自由にできます。
当アカデミーでは、現在、英語・司法通訳士講座・通信コース(講師:瀬口寿一郎氏)を開講していますが、実施要領はほぼ同じですので末尾の資料をご参考にして下さい。

≪講座の説明会(無料)実施≫
(1)6月11日(金)と18日(金)午後6時~9時
(2)当アカデミーの教室
(3)説明会講師:(a)当講座担当講師と(b)JGC&TIA事務局・岡村寛三郎
(4)参加お申し込み:下記宛てに、参加日とお名前・連絡先電話やEmailなどをお知らせください。
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
よろしくお願いします。

旅行・観光業界の苦悩とメディカルツーリズム

2010-05-29 21:10:45 | Weblog
旅行・観光業界の苦悩とメディカルツーリズム

平成22年5月29日 土曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、JALの経営破綻に引き続き、旅行業最大手JTBの大幅赤字のニュースは、関連業界の苦悩を象徴するものであり、今後の我々のビジネスの方向性を検討するのに当たり、避けて通れない論点となるでしょう。
(一)
先ず、(広義の)観光関連業は、(1)今後に向けて再生が可能なのか?(2)再生のための重要方針は何なのか?(3)本業での再生が可能なのか?(4)今後の成長が見込まれる周辺産業への進出を効率的に行えるか?(5)成長が見込まれる産業とは何か?(6)その期待できる産業分野に関する経営手法等を学ぶ機会はあるのか?
(二)
次いで、成長が見込まれる(新)産業分野に於いても、(7)企業として勝ち残るためには、何をポイントに於いて経営されるべきなのか?(8)世界を見渡して参考になる成功例は何か?(9)成功例に追随して成長産業へと移行するのに必要な条件は何か?(10)多種類にわたる条件を確実にクリアー出来るか?どうやってクリアーするのか?
しかし、「論より実行」で、企業としての設備投資などの大きなコストは全く不必要で、しかも現在の従業員の能力や興味を大いに活用できる改革案が最も採用しやすいでしょう。
(三)
例えばJALの場合は、多くの従業員に於いて語学能力や接遇姿勢の両面で秀でている特殊性がありますから、この貴重な財産を是非とも有効に活用するべきでしょう。
ある民間教育機関が、2011年度から開始される小学校での英会話授業の本格化に向けて、全国に英会話教室を展開する準備を進めていますので、ここと提携して、教室経営者やスタッフを供給する新ビジネス提案も可能でしょう。自らが教室事業者になるのか、あるいは単に経営や教務のスタッフを派遣することに集中するのかという選択も可能でしょう。
(四)
しかし、JALにとって、従業員の転用・活用としてのみならず、経営改善上においても著しく有効な対策は、東南アジアで始まり今や世界中の多くの国々で国策として推進され始めているメディカルツーリズムの波を上手にとらえて、海外でのマーケッテイング活動で獲得した患者や健康診断受診希望者を、自前の航空便で日本にお招きし、病院でのお世話や医療通訳者としての役割も、その方面の業務もこなせるように能力アップを終えた従業員に努めていただくようにすれば、一石二鳥の大きな効果が見込めるのではないでしょうか?
(五)
幸い我が国政府も、医療や観光分野を持ってこれからの重要な成長産業として位置付けていますので、この方針にも沿うのみならず、アジアのみならず世界の人たちの健康と長寿への強い願いを叶えるのに役立つ友愛心やヒューマニズムの実践的効果も見込め、医療水準の高い我が国の持ち味を生かした素晴らしい国家戦略として誰もが賛成するでしょう。
(六)
では、メディカルツーリズムに乗り出すとして、JALやJTBなどの企業別のメリットを始め、国全体としてのメリットなどは一体どれぐらいに及ぶのかと言った質問があるでしょう。
しかし、残念ながら、メディカルツーリズムは、我が国では(現時点では)まだ誕生期ないしは幼児期のため年間の件数も(数百件未満?)極めて少なく、産業分野としての各種実績を語る程の経済的成果は上がっていないと推測します。
しかし、僅かな年数の間に急速に成長しつつあること、または成長することは他国での例にもある通り容易に推定できますし、元来、メディカルツーリズムは海外の富裕層を対象にしている上に、その遂行を支える業種・企業・病院施設やビジネスマンの数は少なくはありません。そこで、僅か1件の事例でもその経済的効果は百万円単位で計られる可能性が強く、今後の成長性についても下記の資料で示すような種々の理由により大きく望めます。
また、我が国での今後の成長を推し測る上で、東南アジアでの過去十数年の実績数値も参考例として大いに役に立つでしょう。
そこで、これらのデータを基に、およその成長曲線を描くことは不可能ではないでしょう。
現に下記の資料(7)~(9)で示しますように、既に成長の姿・数値を予測している記事が複数あります。
〈詳細例⇒2010年4月5日(月)付・財団法人脳神経疾患研究所南東北病院グループ・理事長 渡邉一夫先生発表・~グローバル化がもたらす国境を越えたビジネスモデル~)
これらの波及効果予測に基づけば、俄かには信じられないでしょうが、10年後の我が国全体で、およそ数兆円もの経済効果を獲得する可能性があります。そのため、一企業の関連売上額はもちろん小さな数値でしかないでしょうが、取り組み姿勢や規模によっては、少なからざる売上額を確保できるでしょう。
(七)
そこで、早速にメディカルツーリズムにかかわるビジネスをスタートさせるとして、メディカルツーリズムの仕組みや作業の内容、人材育成の目標等の立案とスケジュール化が必要です。この点についての参考資料は、資料(4)において提示されています。
かくて、メディカルツーリズムに於いて司令塔の役割を果たす「管理者」や医療現場での世話役を務める「医療通訳士」等の養成には半年間掛ければ済みますから、最短期間、思い立ってから半年後には、具体的なビジネスへと出発することが可能です。
それらの中心的役割を果たす人材育成も、すべて「東京通訳アカデミー」が行っていますので、そこに職員スタッフを送りこんで受講させ、資格を取得させるだけで済みます。
この間に、海外での顧客獲得に向けたマーケッテイング活動を始めておけば、確実に半年後には収入確保を見込むことができます。
(八)
あなたが属される企業や皆様方ご自身の今後のご発展をお祈りしています。
よろしくお願いします。
                                                  以上

資料目録
(1) JTB、初の営業赤字(サンケイビズ・ニュース)             P.3
(2) ご存知ですか?『小学校英語必修化』 P.4
(3) メディカルツーリズムの成否は、医療通訳士が決め手 P.4
(4) メディカルツーリズムは、なぜ経済成長をもたらし国家戦略となりうるのか? P.5
そのメディカルツーリズムの仕組みと関係者
(5) [勧誘に成功のセールス例]外国人顧客・患者受け入れについてのお願い P.13
(6) インドの目覚ましいメディカルツーリズム概況 P.16
(7) メディカルツーリズムの経済的波及効果 P.18
(8) 南東北病院レポート(その1)…各国でのメディカルツーリズムの現況 P.21
(9) 南東北病院レポート(その2)・・・我が国の将来図 P.24
(10) 南東北病院レポート(その3)・・・その取り組み姿勢 P.25

 ★資料掲載を省略・・・6月・毎金曜日・午後6時~9時の無料解説セミナーにて公開します。