東京大学・京都大学合格のための必読アドバイス

2006-11-11 19:19:53 | Weblog
東京大学・京都大学進学(医・薬学部進学を含む)
合格のための必読アドバイス

                      OK英語村・村長/岡村寛三郎

          東京大学の入試問題、その傾向

(1)必要単語数は、8,000~10,000語(「英検1級レベル」ないし、その少なめで十分)。
(2)単語記憶の負担よりも、受験技術の習得が必要です。クイズのような穴埋め式の問題形式に慣れることが必要です。しかし、受験技術そのものに慣れるのに、そんなに時間はかからないでしょう。本番の問題を、過去10年分もすれば十分でしょう。
   結局、合否を決める大事なことは、単語力と英文解釈力であって、受験技術そのものではないことを忘れないでください。
(3)東大向けの勉強は、(傾向やレベルの多少は違いますが)慶応大学や早稲田大学の受験準備を兼ねています。
逆に、慶応大学の入試問題に的を絞っての実戦演習は、出題されるエッセイが、いづれも、学生の興味を引き出し、教養を高めるのに役立つような良質なものが多いため、英語への興味を失わずに勉強できる大きな利点があります。
(ただ、東大の問題レベルに比し、全般的に易しいことは否めませんから、慶応大学のレベルの勉強だけでは、東大入試に対応できないことを忘れないでください。)
(4)大学センター入試対策ばかりか、二次試験用に、聞き取り能力の絶対的向上が求められます。
   京大入試に比較して、筆記試験で求められる単語数が少ない分(困難な記憶作業の少ない分)、それを補って足りる程に高い能力が求められます。
東大や一橋大学の二次試験で課せられるリスニングテストは、センター入試のレベル(「英検準2級~2級」)に比較して、話題の範囲も無制限に広く、社会人向きの言葉すら容赦なく飛び出すこともあり(obesity・肥満や prostitute・売春婦)、一日も早く、貪欲かつ体系的な能力習得に向かわなければなりません。
ただし、話されるエッセイの内容は、原則的には、「本場・英国」の中学3年生から高校1年生にかけてのレベルのものであって、専門家の指導を受けながら、正しく・効率的な学習と練習を重ねれば、決して克服不可能なレベルではありません。
英語学習の中でも、日本人のもっとも苦手とする分野である聞き取り能力の向上には、通常は数年の歳月を要するものであるため、受験生においては、有効な方法論の探求とその実践とが欠かせません。
入試直前になっての泥縄式の独学では、上達は全く望めないといっても、決して過言ではありません。
入試に間に合わせるため、当予備校の「リスニング・パワー・アップ・コース」で発音や聞き取りの分野の専門家・研究家の指導を受けることを強く勧めます。
明らかに、短期間でしかも確実に能力を伸ばせます。
ここで言う聞き取りの前提としての「単語力」とは、「正しい発音と読み方を伴った単語力」のことです。
極めて残念なことに、日本の従来の英語教育の大きな欠陥の現れの一つなのですが、多くの学生が、アルファベット一つ一つの、あるいはグループ単位の英語音を、正しく声に出すための要領や知識も不十分なままに、日本語式にローマ字綴りに合わせて読んだり、子音しかないところに勝手に母音をつけ足して読んだり、語と語との間の繋がりについての不可欠の法則である「リンキング法則」を知らなかったり・・・等などと、全く英語としての正しい発音や読み方をできないままに、我流で、がむしゃらに、リスニング・テープを聞き取ろうと焦っている姿に接すると、哀れを感じざるを得ません。
このような我流・日本語式発音での単語読み・文章読みでは、100年かかっても、聞き取り能力の向上は望めません。つまり、リスニングの上では、単語を全く知らないのと何ら変わりないのですから・・・ 多くの学生が、単語の綴りを覚えるために、敢えて,誤ったローマ字読みをしているのだという言い訳を口にしますが、全くの誤りです。
遠回りのように思えても、一個単位、あるいはグループ単位でのつづり字と正しい発音や読み方との関係や法則を一度身につければ、後は一挙に能率的な読み書き・聞き取りの学習が進み、結局は大きな進歩が約束されます。
聞こえなかったテープが、確実に一歩一歩と聞き取れるようになっていくことの
喜びを、ぜひ君にも体験してほしいと願っています。そして、東大入試リスニング問題で満点を取ってください。十分に可能な目標です。決して、失点覚悟の分野にしないでください。一生の財産作りを、「岡村予備校」で今やってください。
君が発声できない音や読み方は、逆立ちしても、聞き取れないのですよ!!!
君には厳し過ぎる宣告かもしれませんが、「発音力と聞き取り能力とは、正比例の関係にある」とは、多くの(英語)音声学者の指摘するところなのです。

京都大学の入試問題、その傾向

(1) 最近の顕著な特徴は、必要単語数は、10,000語~(時に)15,000語レベル。これは、「英検1級レベル」を十分に超えます。東大入試2次試験に聞き取りテストが導入された1989年度以降、東大が二次試験でリスニング問題を採用したのに対し、京大としての独自性を打ち出すため、意識的に高度な英文が出題されるようになったものと推定されます。
(2)その長文エッセイでは、単語・熟語・語法等の知識はもちろんのことながら、特に、科学や哲学・歴史・文化・語学教育の分野などについて、幅広くしかも論理的な思考力と深い理解力とが求められています。
長文読解や、部分訳の技術のみならず、英作文問題も際立ってレベルが高いため、
(a)それらの下地となりうるような、注意深く、かつ大量の英文読書と(b)日本語・英語間の高度な翻訳技術の修練と完成とが求められます。
[文法関連]については、特に困難な問題点はありませんが、翻訳の上で、気をつけなければならない細かな点は数多くあります。
特に、[助動詞]の使い分けや、意味の違い・用法の違いなどについては、精通することが望ましいでしょう。これは、ほんの一例ですが、事柄の起こりうる確からしさや確実性の度合いなどは、多くの場合、must, will, would(以上、95%~100%の確実度), ought to, should, can(以上、85%前後の確実度), may, might, could(以上、50%以下の確実度)の順で表現されます(「ウィズダム英和辞典」三省堂)。
そこで、法律事項などは国会で採択されれば、その執行については100%の確実度で見込まれますから、must(~に違いない)で表現されることになりますし、火星探査の結果としての水や生物の(過去の時点での)存在の推定などは、可能性の低い事実の推定になりますから、couldで表現されることになります。これらの事柄は、仮定法構文において、特に留意が必要でしょう。
その他、willやwouldには、話し手の意思や習慣が関わってきて、注意しなければならない点が多いので、面倒がらずにしっかりマスターしましょう。
翻訳上の更なる留意点として、英文法には例外が多く、教科書や書店の書棚に並んでいる受験生向けの文法書などに書かれている原則や基本形だけでは、意味の通じない場合も数多くあるということを、十分に心得ておく必要があります。文法規則が、過去の用例の大方の共通事項の括り出しでしかない以上、例外が無数に存在することは致し方ありません。そんな時、思いっきり柔軟な姿勢で対処しましょう。「世の中には、いろんな表現方法があって、要するにコミュニケーションが確実に図れれば良いのだから、表現形式そのものは、かなり自由に選択できるのだな・・・」と考えてください。決して、頑な一直線の飛び込みスタイルで、自分でも意味の分からない翻訳文を作って、憤死することがないように・・・

(2) かくて、東大入試におけるような聞き取りテストがない分、筆記試験の長文内容は、各テーマごとに際立って難しく、「抜群」の語彙力、熟語力、読み込み理解力、スムースな翻訳のための豊かな国語的表現力や論理力などが、高速の読破スピードと共に求められています。
長文読解分野の出題内容は、「本場・英国の大学生」向け教材に匹敵する難度の場合すらあります(2003年度)。野球で言えば、本格的な剛速の直球です。
名実共に、わが国最高レベルの英語力確認試験です。東大入試におけるような、スピードは遅いものの、打者の手元で急に大きく曲がる癖球・カーブの連投のような、クイズ式・穴埋め式問題では全くありません。

(4)したがって、学生・受験生は、本気で英語学習に取り組む必要があります。
とりわけ、(a)単語関係では、ホリム・ハン著、リチャード・キム訳「連鎖式 英単語辞典」(三修社)が、99%の学生には縁のない本かもしれませんが、450ページの大著を通して、英語の中に潜むギリシャ語・ラテン語等の語源を、数多く、親切の限りを尽くして体系的に分かりやすく解説しています。
遠回りと考える人がほとんどでしょうが、もしこれを学べば、無数の英単語の複雑極まりない相互関係や仕組みについて、スッキリと謎解きができます。
毎日毎日の英単語の機械的記憶作業に行き詰った苦しい時、大方の学生達にとっては、まるで、地獄の暗闇の中で仏様に出会ったか、死と隣り合わせの砂漠の中で、清純な水を豊潤に湛えたオアシスに出会ったかと思うほどに大きな感激を味わうことになるでしょう。彼らの疲れ切った頭や、落ち込み萎えた気分と精神を癒し、リフレッシュし、漲る精気を与え、再び英語への興味と関心とを呼び戻し、次なる嶮山の高みに向けて、再度の行進を始める切っ掛けとなることを請合います。

(b)熟語関係では、かつてのベストセラー・森一郎著「試験に出る英熟語」(青春出版社)の徹底的マスターが、今日でもなお不可欠です。京大の過去問を解いていて、実際にここで習った「超重要熟語」に出会い、ドキッと驚かされることも度々でしょう。京大のように、翻訳がメインテーマになっている場合は、日本語らしい表現にするために、ポイントを抑えた重要熟語の知識は、大きな勝負どころとなります。

(c)英作文関係
京大入試を難関中の難関としている理由の一つでもある英作文では、英作練習の前に、❶[語法と基本構文] まず、正しい英文を書くためには不可欠の栄養分となる、単語の用法や基本構文を、しっかりと頭に叩き込んでおく必要があります。
そのためには、主に動詞の用法を通して、構文関係を含め、とわけ詳細な分析と解説の行われている綿貫陽著「大学入試 英語語法の征服」(旺文社)が最善の選択です。これを何回も何回も徹底的に読み込んで頭に入れておけば、10,000語に及ぶ単語力をつけた君には、正に「鬼に金棒」です。
❷[冠詞] 次に、名詞の単複を無視するか、あいまいにすることに慣れている日本語の世界に長年浸ってきている日本人学生が、「単複」の区別をこの上なく厳しく問題視する英語の世界に足を踏み入れて、最初に大きく行き詰るのが、この名詞に冠詞は要るのか要らないのか? 要るとしても、a(またはan)なのかtheなのか、あるいは、複数形なのか?
これも日本の英語教育の数多くの誤りのうちの、とりわけ大きな誤りの一つなのですが、ほとんどの学生が、英語を習い始めたときから、「物理的に、数えられるか数えられないかという基準で名詞の可算性が決まる」と教え込まれているため、冠詞の問題について、大きな誤った印象と考えとを抱いています。
実は、名詞は、話し手そして聞き手を取り巻く環境の中で、何らかの「有界性」によって限定される限り、抽象名詞であろうが物質名詞であろうが、形容詞(句)で限定修飾されようがされまいが、無傷の単体ないしは複数個として捕らえられている限りは、可算名詞とされ、不定冠詞や複数形語尾を伴うのだという事実を知らないのです。逆に、普段は可算名詞として扱われていても、切り取られるなどして「部分」になったり、抽象的な意味に転化して使われれば、不可算名詞となるのです。
その他、「定冠詞」でなければならない場合の原則と例外など、冠詞をめぐっては、原則と例外が数多く入り乱れているため、知識をきっちりと整理しておかなければ、正しい英文はいつまでたっても書けません。
1点を競い合っている入試なのに、冠詞で間違えれば、1点の減点は確実です。しかも、冠詞の有無が厳しく問われる場所は、一回の英作問題において、数回にも及ぶこともありますから、冠詞の有無に無頓着であれば、知らぬ間に、1点どころか、合計・数点もの大幅減点という致命傷を負いかねません。
この1点から、時に数点にも及ぶ得点を死守するための不可欠の学習は、石田秀雄著「英語冠詞講義」(大修館書店)を精読する道しかありません。しかし、この本が冠詞に関する君の悩みを、正に完全に解消してくれます。主として、英作上の強力な武器になります。

(5)その上で、本番の問題を、過去15年分くらいはしておいた方が良いでしょう。様々な習い覚えたことを確認・追認、そしてまた時に補充していく絶好のチャンスとなるからです。これを終えた頃には、本番に向けて、大きな自信を身につけた自分を、きっとはっけんするでしょう!ですから、さらに遡る10年分は、重要なものも無くはありませんが、時間に余裕のある場合にのみ取り組めば良いでしょう。

(6)入試の傾向が全く異なるため、東大型入試傾向に属する慶応大学や早稲田大学を併願する場合は、必ず、そのための準備(過去問での練習)が必要です。
普段から、京大向きの勉強をしている場合は、大は小を兼ねますから、併願校の分に、特別な重荷は感じないでしょうが、出題形式は明らかに違いますから、その意味で過去問の練習をしておくことを勧めます。

東京大学・京都大学進学
実戦力完成講座
英語総合力養成コース 4月スタート、1月終了
(毎土曜・午後3時半~5時・90分、週1回、10ヶ月コース)
(a) 鉄則その1・・・文意の完全解明を、長文・会話形式文で期す。(3ヶ月)
               意味の分からない部分を飛ばし読みしてはいけない!それでは、いつまで経っても読解力は伸びない。分かるまで、語彙・語法・文法・構文・背景事情等を徹底的に解明する。理解できるまで、繰り返し読む。
              時間の無駄になるような、易しい教材は絶対に使わない。
(b)鉄則その2・・・論理的思考の完遂を、長文で鍛える。(3ヶ月)
哲学・科学・教育・語学・文化・生活・歴史・・・幅広く、しかも、文意の論理的一貫性を追求しながら、深く考えながら読み込んでいく。3回までの繰り返し読み。
(c)鉄則その3・実戦力完成(4ヶ月)東京大学・京都・慶応・早稲田大学必勝を目指して、過去問を使って、受験技術の練磨と発展・完成。

東京大学・京都大学・一橋大学進学
必須基礎力養成講座

(1)リスニング・パワーアップ・コース
5月スタート、12月終了
(毎土曜・午後5時15分~6時15分・60分、週1回、8ヶ月コース)
[開講趣旨](1)2006年1月のセンター入試より、リスニング導入
(2)東大・京大(後期日程・総合人間学部)・一橋大学・北大・筑波大・名大・広島大・・・など、国立大での急速なリスニング導入傾向に機敏に対処
[プログラム]
    (a)鉄則その1・・・発音力が、聞き取り能力を決定する。
    (b)鉄則その2・・・遠回りのように聞こえるかもしれないが、先ず日本語読み(ローマ字読み)を徹底的に矯正(3ヶ月)
(c)鉄則その3・・・正しい発音の定着化・「音読」の徹底的推進(数十回、時に数百回の繰り返し音読)と同時進行で、米国式・通常のスピードでのスピーチや会話の聞き取り訓練(3ヶ月)
(d)鉄則その4・・・選び抜かれた話題を集めた「米国で実際に使われている教科書」を通して聞き取る耳を作りつつ、東京大学・一橋大必勝を目指して、過去問を使っての発展と完成(2ヶ月)

(2)ボキャビュラリ・パワーアップコース
君を、単語テストの苦しみ(いわば、奴隷の状態)から「解放」し(=emancipation)、
学ぶ楽しみに変え、さらに、英語で稼いで、一流大学合格を不動にする秘伝を伝授します。
筆記試験では言うに及ばず、リスニング試験でも、合格得点の80%は単語力で決まります。
5月スタート、12月終了
(毎土曜・午後6時30分~7時45分・60分、週1回 8ヶ月コース)
  (a)鉄則その1・旧来の原始的手法
       (1)記憶作業(イン・プット)だけでは、膨大な量の単語を定着させられない。何度も何度も、書きに書いて、そして音読して使ってみる(アウト・プット)ことも不可欠。
(2)さらに、リスニングで強化する方法は、接触回数の飛躍的増加や時間の節約にもなって極めて有効。
(3)もちろん、毎日、覚えた単語を使っての英作文作成にも励む。
ただし、以上のやり方は、どちらかといえば、膨大案時間と労力とをかける割には効果の少ない「旧来の記憶法」に属する。
これを脱却しなければ、短期間での10,000語以上の獲得は無理。

(b)鉄則その2・科学的・新記憶法
    先ず、10,000語を確保する。(4ヶ月)
岡村式武器となる手法=語源を中心に単語の構成を分析しつつ、更に、アイデア豊かに空想力を働かせて、アルファベット字形のもつ特徴と意味とを連携させていけば、複雑・ハイレベルな単語の意味も「理解しやすく、確実に記憶しやすく、スペルも容易に確定」します。
(1)字数が多ければ、接頭辞・語幹・接尾辞を徹底的に分析(語源分析へと発展)
 例:inextricableほどけない、intrinsically本質的に、invalid病人、evanescentはかない、convalescent健康回復期の、fluorescent 蛍光灯、valedictory送辞の、aggrandizement拡大、subjugation征服, deterrence抑止、invulnerable難攻不落の、Mediterranean地中海、meticulous非常に注意深い、surreptitious内密の、effeminate男らしくない, submerge潜水する、surface水面に出る、distraction気晴らし, detract減じる、conspicuous目立つ、dexterity器用さ、psychiatrist心理学者, emancipation解放、neurosisノイローゼ、[concussion脳震盪 と percussion打楽器]、duodenal十二指腸炎、equilateral triangle正三角形,
stenographer速記者, sophomore大学の2年生, seismology地震学, reimburse弁済する, overlookを見落とす, overcome克服する, overhear
漏れ聞く, ostentatious見栄を張る, translucent半透明の、transparent

(2)ギリシャ語・ラテン語などの語源探求([驚き]の連続)で、英単語の仕組みを全解(下記以外にも、無数の例)
例:(a)philanthropy慈善事業, philharmonic音楽(好き)の, xenophilia 外国人好き、Philadelphiaフィラデルフィア・米国の都市名(兄弟愛) pedophilia小児愛, philosophy哲学, (b)evangelist福音伝道者、apostle指導者、(c) ’tain’ (保持する)を語幹とする重要語群・・・maintain, retain, detain, contain, sustain, entertain, obtain, captain (d) star星, asterisk星印, astronaut宇宙飛行士
(e)’ten’(ピンと伸ばす)を語源とする重要語群・・・antenna, tend, tension, attend, attention, extend, extension, intend, intension, pretend, pretension, contend, contention, (f)’cap’(頭)を語源とする重要語群・・・captain, capital, capitalize, capitalism, cape, caption, decapitate, decapitation, (g)’di-’(二つに分かれる)を語源とする重要語群・・・dividend, diploma, diplomat, dividers, divide and rule, division, devisor, dialog, dioxide, diatomic, diverge, (h)’-cide’(殺す)を語源とする重要語群・・・suicidal, suicide pilot, pesticide, autocide, regicide, matricide, insecticide, homicide, parricide, herbicide, fungicide (i) ‘geo’(地球・土地)を語源 geometry, geology, geopolitics
(3)連想・想像・空想による記憶とスペルの確定
例:(a)crashとcrushとclashとの違い、(b)curveとcurbとcarveとの違い(c)stumpとstampとの違い、(d)trumpとtrampとの違い (e)覚えにくいclandestineと subside (f)trapとsnareとの違い(g)trackとtruckとの違い(h)連想black, blast, bleed, blood, block , blasphemous, bloom・・・(i) flagrantとfragrantとの違い (j) squatとloquat, kumquat (k) beetleとstag beetle (k)cockroachと loachとの違い (l) touch-me-not と forget-me-notとの違い (m) martyr殉教 と crape myrtle百日紅との違い (n)「嘲笑・冷笑する」sneer, scorn, scoff, ridicule, mockery, deride (0)masquerade仮装行列 (p)versatile多芸の (q)juxtaposition並列(r)obituary死亡記事(s)cormorant鵜(t)mutilationばらばらに切断(u)tonsillitis扁桃腺炎(v)obstetrics and gynecology産婦人科 (w)carcinogen発癌性物質 (x)cardiogram心電図 (y)paulownia桐 (z)mulberry桑、他に無数の例あり
(c)鉄則その3・・・熟語・語法の発展・完成(2ヶ月)
(d)鉄則その4・・・京都大学必勝を目指して、更に、5,000語の上積みに挑戦(2ヶ月)。岡村式記憶法で取り組めば、必ず達成できます。

“播磨民間教育ネットワーク”の未来戦略

2006-11-11 19:00:30 | Weblog
“播磨民間教育ネットワーク”の未来戦略

平成18年11月11日 土曜日
           理事長・岡村寛三郎

戦後の60年余を省みれば、幾多の大きな変動を経ながらも、国民全員の知恵と努力の賜物で、わが国の政治・経済情勢は、かなり落ち着いた動きを示すところまで到達しています。
しかし、子弟教育の分野では、逆に、大きな問題点が次々と明るみに出てきているといわざるを得ません。かかる大きな危機に直面して、それぞれの問題点における原因を探りながら、対策を講じていく努力も、方々で行われていますが、未だ十分とはいえず、成果も出ているとは言えない状態です。

 とりわけ、子供たちの成長過程の中でも、最も長期に亘りかつ重要な影響力のある小学・中学教育の分野での問題点の噴出は、多くの国民の強い関心と憂慮の的となっています。
その問題点の所在と深刻さについては、昨今の新聞報道(=「小学生の校内暴力最多に」<日経>10/2付け)にも見られるとおりですが、
(1)校内においての由々しき「いじめや暴力行為の頻発」(『いじめ』中2自殺・遺書に「耐え切れない」10月14日付け・読売)、
(2)低年齢化する一方の青少年犯罪、
(3)「ゆとり教育」以降の学力や学習意欲の顕著な低下、はたまた
(4)未熟で自己中心的なものの考え方の蔓延などにおいて見られる深刻な危機は勿論のことながら、
(5)登下校時における生命身体に対する社会的危険性も極めて高く、子供たちの様子については、一日一刻といえども目を放せない不安定な状況下にあると言わざるを得ません。

しかし、このような社会的・教育的・地域全体に関わる不安定さに対しては、一人子供たちの家庭だけで十分に対処できるものではなく、市民全体の関心の高まりや学校施設における安全度の向上や教育力の改善向上の徹底化が急務といわざるを得ません。
幸い、今日、政府の方でも、新聞報道(=「株式会社の学校経営・全国解禁を検討・政府」(日経10/5)においても見られますように、教育の自由化に積極的に取り組んでいる様子が明らかになっています。
そこで、義務教育においても、知・徳・体、三位一体の高度なレベルでの融合性を追及する独自性を打ち出す教育機会や施設の確保が、従来に比べて、より実現性を高めつつあるように思われます。
かくて、以上のような、義務教育を巡る環境変化に対応して、高いレベルの知・徳・体三位一体教育の推進を実現させうる私立小学校・中学校の建設推進が、多くの市民にとって、現下の大きな課題ではないでしょうか。
(参考例「小学校お受験させたい」=ママよりパパが熱を上げる。2006年10月2日付け新聞記事)
とりわけ、この播磨のエリアには、未だ全く私立小学校が無く、多数の入学希望者が、神戸や岡山エリアの私立小学校にまで通っているのが現状です。
あるいは、遠方の学校への入学を諦めて、家族共々に満たされない思いで、不安定な状況に甘んじておられる家庭も少なくないのではないかと推測致します。
どうか、以上のような諸事情をご賢察の上、姫路エリア内に於ける私立中高等学校さんには、とりわけ私立小学校の建設推進運動にご理解と協力をお願い致します。

とはいえ、上記の夢が現実化するには、まだまだ(少なくとも)10年前後の年数の経過を要する可能性が強いようです。
そこで、少なくとも、それまでの間は、学習塾が、代替施設としての機能を強化していくべきものと考えます。すなわち、単なる知的教育への特化から、徳育・体育の分野にまで踏み込んでのオールラウンドでの教育の提供をできるよう、折に触れて、意識的に自らの事業分野の拡大や体力の強化に、鋭意取り組んでいくべきことになります。
どうか、市民の皆様の,学習塾に対する一層のご理解とご協力・ご支援を、心よりお願いします。
以上