うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

冬アニメ最終回②

2018年03月26日 22時21分18秒 | アニメ
すっかり桜満開で、陽気も暖かくなってきて過ごしやすくなりましたね。
かもしたはありがたいことに、花粉症の悩みはないので外に出るのも特に億劫にもならず、助かっております。
今日通勤途中で袴をはいた女性がいらっしゃいましたので、今日が卒業式だったのかな。直ぐに社会人になるので、気持ちの切り替えも大変かと思いますが、頑張って欲しいものです。かもしたはもはや踏ん張れないorz
そして踏ん張ることもないまま、サラリとまたアニメの最終回をチェックしました。
『伊藤潤二コレクション』:ホラーというか、不気味な世界の短編集でございました。始まったとき「楳図かずおの世界」と言いましたけれど、その楳図かずお賞を獲られた漫画家さんなので、沿うと言われればそうでしたね。
ホラーとサスペンスとグロいところがありましたので、ちょっと画面正視できないところもあったんですが(でっかいジョロウグモとか苦手…)、実は「ポプテピピック」と同じくらい、すごい声優さん方が演技していらっしゃったので、見ていなくても不気味さ伝わってきました 緑川さんとか石田さんの「美形なのに裏を返せばグロイ」キャラが際立っていましたね~(冷汗 某稲川さんと一緒で、ラジオで放送しても多分不気味。声優さんの演技力に圧倒されました。
『学園ベビーシッターズ』:こちらは少女漫画原作のアニメ化でした。
主人公の高校生:鹿島 竜一君と弟の虎太郎君は、飛行機事故で両親を失い、同じ事故で息子夫婦を失った宮之森学園の理事長:森ノ宮 羊子に引き取られる。そこで宮之森学園に転入した竜一は、「働かざるもの食うべからず」の精神で理事長から学校の教職員のための保育ルームで部活兼仕事をすることに。そこでは同級生の弟をはじめ、やんちゃで個性豊かな幼児の面倒を見る保育ルームの日常を描いた作品でした。
まず幼児が題材というだけで、ハートフルな展開になるとは予想しておりましたが、ハートフル以上に超現実的でした(笑) 特にあの狼谷兄弟のケンカは、あまりにも身近にありすぎる光景で(笑)、「そうそう、みんな体を張ったバトルしてたよなぁ~」と懐かしかったv あと双子も全く性格真逆で、瓜二つなのにちゃんと個性的だったり。主人公の鹿島兄弟は、二人揃って大人しい&優しいので、むしろそっちの方が珍しいです。狼谷兄弟の方が普通。絶対普通。野郎同士の兄弟なんて、年齢ど返しして殴り合い+噛みつき合いですから。今更ですが、子育て頑張っている親御さんに拍手を贈りたくなります。 
不愛想ながらも実はしっかり子どもを見ている理事長さんもいい味出していましたし。流石は教育者ですね。幼児への躾けが素晴らしかった。
無論心に染み入るストーリーで、ほのぼのできてよかったです
『citrus』:最近あまりお見掛けしなかった「百合族」の専門漫画雑誌連載中の作品のアニメ化でした。
いわゆる「ギャル属性」の主人公:藍原 柚子と、「才色兼備」を絵にかいたようなクールな藍原 芽衣。正反対の二人の片親同士が再婚したため、義理の姉妹となることに。全く価値観も合わない二人だったが、真面目とみられた芽衣からのどこか投げやりな無感情と相対するキスを受け、柚子は芽衣へ片思いしてしまう。型破りだが一途な柚子は、同居することで芽衣が抱える孤独感を悟り、彼女を愛そうとするも肝心の芽衣の心は見えないまま。様々な介入者やトラブルを経て、二人は想い人として付き合うことになる―――というストーリーでした。
BLアニメは結構遠慮なく(笑)、あんなことやらこんなことやりますけれど、こちらはGLながら割と大人しめ。でも、憧れとも愛情ともつかない感覚が凄く伝わってきて、違和感なかったです。BLは野郎だけに表現がストレートで「推す」ほうなんでしょうが、女の子はやっぱり慎重に見極めるほうなのかも。
まだ愛情が「姉妹」のそれなのか、異性に感じるのと同様の「愛」なのかははっきりしていませんが、なんか柚子ちゃんのことは素直に応援してあげたくなってきました。できれば芽衣ちゃんを心からの笑顔ができる子にしてあげて欲しいです。
『刀剣乱舞花丸』:おなじみ「とうらぶ」の「ほのぼの」担当アニメ。本当にほのぼのでした ただ今期はいきなり大和守くんが一人修行に行っちゃって、加州君が一人残されて、なんとなく本来の元気がなかったところからスタートでした。
無論他の刀剣さん方は元気ですし、新刀剣男子もちゃんと見せ場があってよかったよかったv 特に亀と村正の変態っぷりが、同人業界と全く同じでした(笑)ので、ますます安心!公式認定されているようです。これで今後も遠慮なく楽しめるw
後は根底にあった大和守くんと加州君ですが、最終話で伊達組がピンチを迎えた時、再び出会えて一緒に戦えたので、こちらもよかったv (でも伊達組の活躍はどうなったのかが、見事にスルーされていて・・・(ノД`)・゜・。ようやく燭台切さんがかっこよく活躍したのに・・・) しかも過去との邂逅が第1期を見ていた人は判るようになっていて、この展開は好きでした。
ともかく、ほのぼの万歳(笑) 無論『活撃』もカッコいい。戦っても日常でも可愛かっこいいし、ツッコミどころ満載でして楽しかったです。『活撃』は今度は劇場版だからなぁ~テレビシリーズで2期やって欲しかったんですが。できれば伊達組の活躍がもうちょい見たい。畑仕事以外で!
『刻刻』:青年誌連載漫画のアニメ化でした。
主人公の佑河樹里は家族と貧乏な暮らしながらも平凡に暮らしていたところ、甥と兄が幼稚園からの帰路の途中で誘拐され、犯人から樹里・父の元に身代金要求の電話が掛かってくる。犯人の要求する身代金の受け渡し期限までは30分しかなく、間に合わないと悟った樹里は、犯人と刺し違える覚悟で2人の救出へと向かう決意をする。しかしその時、祖父が佑河家に代々伝わるという止界術を使い、時間を止め、樹里たちは2人の救出へと向かう。
しかし向かった先で、自分たち以外の動く人間たちに遭遇、急襲されてしまう。彼らは、止界術を崇める「真純実愛会」の教祖佐河順治と、幹部の柴田・宮尾、そして幼少時代に止界に入ったことのある相談役の間島翔子、さらに金で雇われた外部の人間たちであった。彼らの目的は、佑河家にあるとされる「止界術の石」を手に入れることだった。
彼ら教団と甥と兄の命をかけて、樹里は戦うことに―――というストーリーでした。
超能力といっても時間停止とその止まった世界から追い出す、というだけで、基本体力や精神力は他の人と変わりないので派手なバトルはないです。ただ停止した時間の中で支配することを目的とした教団のラスボス:佐河の願いが叶ったとしても、誰も動くことも声を発することもない世界で、果たして満足したのかどうか。樹里が最後その立場に立たされましたが、やはり孤独に段々精神が持たなくなってきていたのを見て、これが自然かな。マリヤのおかげで最後は樹里も元の生活に戻れてよかったです。
『25歳の女子高生』:この時間恒例の「大人タイムアニメ」。学校に行かなくなった17歳の自分の従妹の代わりに出席日数を稼いでほしいと叔母に頼まれて、仕方なく高校生に成りすましてみた花は、なんと、高校時代の同級生:蟹江が教師として担任になっていることを知る。蟹江は一発で花の正体に気づき、あんなことやこんなことを仕掛けてくるのだった―――というストーリーでした。
25歳がいくら何でも身代わりできるわけはないのですが(笑)、この大人アニメのヒロインたちは、特徴として「断り切れず、ズルズルいってしまう」という基本性格のため、求められても嫌がる割には断れずにズルズル~と。でも最終的には真実の愛(男性側の本気)に気づいてハッピーエンド。展開は読めていますが、今期のシリーズは今までのものよりは割とソフトな方でしたでしょうか。学校だけに通常運転だったら見つかったら大変なことになりますからね。
『銀魂 銀ノ魂編』:じわじわ原作の進行と合わせて制作されております銀魂シリーズ。最終章ですが、今期は全編まで。最終章ということで、実は今まで何気な~くギャグ一辺倒で存在していたキャラたちも、実は色々活躍していたことが判明。歌舞伎町を舞台に侵略戦争に抵抗する皆さんがかっこよかったです!いや、相変わらず自主規制を要するシーンは多かったですが^^;
普通、こんなにブツブツ放送輪切りにされた上に、番外エピソードでお茶を濁す番組って見限られること多いと思いますが、銀魂に至っては、「既にこれが普通!」の境地なので、視聴者もすでに納得済みなのが一番凄いところだと思います。ポプテと違った意味でまたエライアニメです。
ただ、戦闘とバカ騒ぎの間、ちょこっとしたところでホロリとしたエピソードを挟んでくるので、こういった部分も見逃せないんですよね。今期は特に一人江戸城で頑張るそよ姫ちゃんが健気でした。あとは歌舞伎町四天王の皆さん(華蛇は除く)も。年季の入った人たちのいい活躍っぷりもですが、ちゃんと精神的支柱になってくれているので、みんな安心して戦えるんですよ。注意できない大人が増えてますが、背中を押してくれる大人も少ないので、お登勢さんたちの存在は貴重です。
最終章、後編も楽しみに待ちたいと思います(^^ゞ
『三ツ星カラーズ』:こちらも漫画原作のアニメ化です。上野公園付近を舞台に、結衣、さっちゃん、琴葉の小学生女子3名から成る「カラーズ」という秘密組織は、知り合いの商店街の店主や警官、高校生たちと交流しながら、上野の平和を守るために、日夜(ただし夜は家に帰っている)活動している、その日常を描いた作品でした。
やっていることは小学生なので、むしろ大人に迷惑をかけていることに気が付かないのですが、大人陣も大きな愛情で見守っているので、これが下町情緒といえばアットホームv 活動範囲が上野なので、最近シャンシャンが誕生した上野動物園とか、国立科学博物館とか、アメ横とか、いわゆる有名スポットを活動の場に選んでいますけれど、気づき方が何分小学生(「こいつ手下にしようぜ!」とか「無料だったのか!」とか)なので、観光PRにはなっていない(笑) いっそのこと、もっとコアな場所とか巡るとよかったかも。
面白いというか凄いのは、大人の漫画家さんが描いているにもかかわらず、確かに小学校のころ、こんなバカバカしいことが面白かった!という着眼点が見事に再現されていてすごかったです。大体忘れていくものなのに・・・。ただ女の子があんなにお下劣な単語、叫びまくっていたかな~?そこは男性作家さんだからw ともかく下町っこ、元気であれ!