世界の宮本茂が「Nintendo DS」を語る （ＳＯＦＴＢＡＮＫ ＧＡＭＥＳ）
「Nintendo DSがゲームボーイの後継機に映るであろうことを認めた上で，「だけど，僕らはこれを“第三の柱”と呼んでいて，ゲームキューブ（据え置き型），ゲームボーイ（携帯型）に続く第三のハードとして作ったものなんです」と，その位置付けを示した。」（上記記事より引用）
これは２００４年のＥ３次のインタビューであるが、未だにＧＢＡの新作ソフトが供給されている現状を見る限りこの三本柱という考え方自体は未だ変わらないと
思う。そしてこの三本柱を現在的に置き換えてみると据え置き型はＷｉｉ。携帯型はＧＢＡ（ＧＢＭ）、そして第三の柱はニンテンドーＤＳである、ここに変わりは無い。
だがやはり注目すべきはニンテンドーＤＳがＧＢＡの直系ではないということだ。宮本氏が明言しているようにニンテンドーＤＳはゲームボーイの進化系ではない。今までコンソール機がスーパーファミコン以来名前を変えていった一方で、かたくなに「ゲームボーイ」という看板を背負ってきたにも関わらず、ニンテンドーＤＳはゲームボーイＤＳでは決してなかった。そこにも宮本氏の意思、任天堂の決心が感じ取れる。
そこで嫌でも気になるのが、ゲームボーイの直系進化型だ（ＧＢＭはシカト）。そんなものは無いかもしれないが、まぁ憶測してみよう。ＤＳが「ゲームをしなくなった人」へのアプローチという明確なコンセプトがあったわけだから、その次の段階、「ゲームをするようになった人」へのコンセプトがあっても当然だろうと。
そう考えたときに気になるのが何故Ｗｉｉはハードディスクを積まなかったのか、ということであるのですよ。バーチャルコンソールのために本体に５１２Ｍのフラッシュメモリー内蔵されてるが、同時にＳＤカードにも対応している。そうＳＤカードゲームキューブでもプレイやんでも用いられたＳＤカード。
ＳＤカードが本命なんじゃなかろうか？ＳＤカードに保存したヴァーチャルコンソール用ソフトが使えたりするんじゃなかろうか、なかろうが！！