ゲームホリック

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擁護2

2006年11月15日 | ゲーム
ソニーのPS3、一部のPS・PS2用ソフト動作せず(ロイター) - goo ニュース

 ゲームサイトばかりではなく、夕刊紙までもが今回の”不具合”を大々的に取り上げてきている。本当にソニー、もしくはプレイステーションと言うブランドが日本において良くも悪くも大きな注目を集められるブランドであることに感心しながらも、散々な取り上げられ方に擁護したくなった。

 果たしてこれは”不具合”か。まぁSCE自体が互換を表明しているので、表明されたものが実現されなければ確かに不具合であろうが、それをもって「ソニーの技術力低下」というストーリーに回収してしまうのはあまりにソニーがかわいそう過ぎる。

 XBOX360の互換ソフト数は幾つか。日本国内では50本弱。発売ソフト本数との割合で考えるとPS3の比ではなく、互換ソフト数は少ない。12月2日に発売されるWiiは下位互換を謳っているが、GCのソフトに関してはアーキテクチャーが近しいので互換は比較的容易だ。おそらくは多くのソフトが動作するだろう。しかし前々世代の64のソフトはユーザーの資産は生かせない。実質的な下位互換ではない。

 そう考えるとPS3の下位互換はすさまじいものがある。全く構造の異なるハードのソフトを動かさねばならないのだ。それも2機種も。それは国民的ハードとなったプレイステーションブランドの自負でもあるのだろう。だからこそPS2のチップを丸々積んでまでも、その分製造コストが上がろうとも互換を確保しようとしたのだろう。


 SCEが互換まで考えてハード設計をしていないのだから、自業自得と言う批判もあるかもしれないけれども、自らハードルを挙げたから自業自得といわれればそれまでかもしれないけれども、8000タイトルと言う莫大なタイトルを全て活かそうとする心意気だけは評価して欲しい。