ゲームホリック

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アストロ球団

2005年08月11日 | 雑記
テレビ朝日『アストロ球団』公式

 テレビ朝日でマンガ『アストロ球団』の実写版ドラマ『アストロ球団』が始まった。近年過去のマンガをリメイク、しかも実写化での方向でのリメイクが急増中だ。テレビドラマでは『エースを狙え』、『アタックナンバーワン』、映画になると『デビルマン』や『キャシャーン』、『鉄人28号』に『地獄甲子園』、『タッチ』や『逆境ナイン』など挙げればきりが無いほどだ。
 こういった実写化の流れはマンガ好きとしては嬉しいが、この流れはやはり2001年の香港映画、『カンフーサッカー』の影響が否めない。チャウ・シンチー監督も公言しているように『カンフーサッカー』は日本のマンガ、アニメ文化の影響を多分に受けている。またそればかりではなく日本のマンガ、アニメ文化を香港映画独特のコメディセンスで味付けし、新たな魅力を発している。
 だが本来こういった映画は日本が作るべきであったし、作らねばならなったものだ。日本は外からの評価を持ってのみでしか自国の作品を評価できないのか。また現在までに日本で作られたこのような作品群の出来は『カンフーサッカー』には及ばない。なんとも悲しい事実だ。

 ちなみに『アストロ球団』は低予算ながらなも、健闘した出来だ。原作未見で、野球に無知な私もほぼ”ネタ”としてではなく面白いエンターテイメントとして楽しめた。唯一残念なのは放送時間。深夜3時40分からというほぼ朝からの放送では一般社会人は録画でしか見ることが出来ない。