ニードルタティングのんびり日記

自己流ニードルタティングをのんびりつづります 
このところ組みひもが気になっています

ニードルタティング、渡りは? 追記あり

2015-04-20 15:38:37 | 手法
ニードルタティングで殆ど無理なのが「渡り」です。

ニードルタティングでは基本的にリングをモックリングで作るため、リングを作り終えると糸が2本つながっているわけです。
玉糸と針糸の2本です。

そのため、1本だけの糸が次のリングにつながって行くことが出来ません。
2本で渡りをしようとすると、リングがゆるんでしまいます。
ゆるまないように結ぶなどして2本の渡りを作ってみましたが、きれいではありません。

唯一の(と今のところ思える)方法は、モックリングでなく、普通のリングを作る、つまり針糸でリングを作ること。
しかし、針糸はあまり長くすると糸がからまりますので、糸継ぎが非常に(!)頻繁になります。

割と長い間、渡りのある物は諦めていましたが、今は渡りをチェインにする方法を取っています。
プロフィール画像にしている「アレクサンドラに憧れて」も、本当の「アレクサンドラ」の渡りの部分をチェインで作っています。

本を見て作りたくなった物に渡りがある場合、書かれている使用糸と渡りの長さを見て、渡りがその糸でその長さなら大体何目のチェインにしたらよいか計算して決めます。

渡りのある細やかな雰囲気が作れないのはちょっと残念でも、「今の私のニードルタティングはこう」と納得しています。

また、本来内側のリングも外側のリングも表を向くデザインも、どちらかは裏を向くことになります。そうならない方法もありますが、表と裏があるデザインとして捉え、それもよいものだと思っています。



「これならわかるタティングレースの本」 藤重すみ著 日本ヴォーグ社 
にあるモチーフを、ダイソーレース糸#40ベージュで作りました。
モチーフの直径は約5、6cm。

これはリングが12あって時計を連想させるので、「時間を忘れないようにしようペンダント」にしました。
出掛ける時に、何か大事な予定がある場合、予定時刻を忘れないように使っています。



ご覧のとおり超お手軽仕立てです。
古い文具を入れた引き出しにビニールファイル(クリアファイルと違い、柔らかい物)があったので、角を使うことにしてハサミでカット、書類用パンチで穴を開け、刺繍糸を撚った紐を通しました。
中に入れるモチーフを替えたい時もすごく簡単!

追記 2015年7月3日
渡りでつないだ内リングと外リングの向きを勘違いしていました。
訂正した記事をご覧ください。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに (かんかん)
2015-04-21 16:01:03
私も渡りのデザインをチェインに変えて作ってみたことあります。
でもやはり渡りって繊細で素敵ですよね♪
ひたすら繋げるしかないですかねぇ~(笑)
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やはり (かめの)
2015-04-22 15:20:12
かんかんさんもチェインになさったのですね。
本当に渡りをするとしたら、糸継ぎ、覚悟が要りますね
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