今年の夏になると、病気が分かって治療を受けるようになってから7年経ちます。一区切りなので、お祝いにミニ湯治に行きたくなりました。
まだ何か月も先の話ですから、具体的に決めたわけではありませんが、やってみたいことがあります。
混浴で、バスタオルを巻くか湯浴み着を着てよいという温泉。
女性専用だけれど、他から見えるのでバスタオル、湯浴み着OKという温泉。
そういう所に一度行ってみたい。バスタオルだとしっかり巻いてもほどけてしまったりしないか気になります。湯浴み着の方がずっと安心。
というわけで、湯浴み着を作ることにしました。
幸い、友達の一人が温泉大好き人間で、こういうことに詳しいので聞いてみました。
教わったことをまとめると、筒状の布の上部にゴムを通す、という感じです。丈はいろいろあって、まあテキトーに、とのこと。中には肩紐が付いたものもあるとか。それはすごく安心ですよね。
というわけで、肩紐付き、筒状湯浴み着に決めました。スリップドレスの超簡単版というわけです。あと、湯浴み着の下に履くショートパンツもあるとのことなので、それも作ることにしました。
生地はコットンです。日暮里トマトさんで買ったシーチング。
よく行くm100円コーナーではなく、綿生地売り場でシーチングと書いてあるのを買いました。と胸を張る(笑)
イージーパンツにもした生地で、湯浴み着にするには少し厚過ぎるかもですが、まあよしとします。
生地を縦に使い、布耳(両端)を後身頃中央で合わせます。布巾は106cmなので、広い縫い代を取りました。こうすれば端の始末が要りません。(このくらいの身巾にするというところをつまんで、脱ぎ着出来るかどうか確かめました。)
縫い代はアイロンで割り、上下の三つ折りで抑えればOK。
裾を三つ折り縫いし、上端も三つ折り縫いしてこちらは肩紐を付けた後、ゴムを通します。
肩紐は布の耳を使い、三つ折りしました。テキトーな所に縫い付けますが、ゴムの通りを妨げないよう、上端の一番上と、三つ折りの縫い目のところを縫います。
そして、もし薄暗い脱衣所で着替えるとしたら、前後がわかりにくいと困るので、前の印を付けました。下書きは鉛筆型のチャコ、水色のを使いました。
大きな温泉マーク、お笑いください。
イメージは、古いお宿のガンコな番頭さんが、「お客さん、それ湯浴み着じゃないでしょ!そんなの着て温泉入っちゃ駄目!」と怒鳴った後、このマークを見て、「ああ、こういう湯浴み着もあるんだ」と言ってくれるという‥(笑)
それにれにこういう大きな温泉マークを付けていれば、お湯で一緒になった女性同士、おしゃべりもしやすいかな、なんて思います。
ショートパンツはイージーパンツの型紙(脇接ぎのないもの)を細く、短くしました。こちらは横地に取りました。布耳を裾に使い、やはり端の始末をしないで済むようにしました。こちらの温泉マークは程よい大きさ。
それ以外の言葉が見つかりません。
着たいモノを形にするのって、
簡単そうで、そうではないですよ。
アタシも、強靭なベストを作ろうと、スケッチなんかするのですが・・・
その前に、ナイフ完成させろ!って話ですね。。
不器用者の私はゆっくり時間を掛けて縫いました。
しかし、強靭なベストですか?!
どうやったら作れるんでしょう?
どんなナイフも通さない。一方、ナイフはどんな服も通す。
学校の授業で矛盾って、習いましたね(笑)