鎌倉徒然草

鎌倉に住んで25年。四季折々の自然を楽しみながら、オリジナルの和雑貨の企画、製造、販売を展開しています。

お炬燵

2019年12月03日 | 日記

最近お炬燵が恋しくてならない。

「おこた」と小さい時、呼んでいました。

「電気炬燵」の前、記憶の底に豆炭があります、かすかに・・・、

部屋の暖房は、火鉢とおこただけで、おこたの上にはみかんが置かれていて
火鉢の上にはいつもやかんが湯気を出していて、昭和の居間はどこの家も
そんな光景でした。

おこたの中で母がよく、下着を入れて温めてくれていました。
今考えたら、過保護ですね。湯上りの体を冷やさないようにという気づかい
それほど昔の部屋は冷え冷えしていました。

それからおこたで寝てしまうと、必ず風邪をひくのです、よくひきました。

憧れは「掘り炬燵」でした。親戚の家に行って初めて足を入れた時、
その自由度にびっくりしました。小さな我が家のおこたは、すぐに誰かの足とぶつかり、ぶつぶつ言うのがお決まりでしたから。

いま堀炬燵もどき、居酒屋さんとかにありますよね。

足とお腹まわりをしっかり直接温める、体にも良かったはず。     

おこたの導入、真剣に考えています。

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