やんばる散策

9月10日
朝5時に起きてやんばるへ
この夏は雨が少なく森がひあがっているようだったけれども、ようやくこのところ、降雨がある。
森に入ると、あちこちで、キノコが顔をだしていた（写真）。

これだけやんばるの森であれこれキノコをみるのはひさしぶり。ホコリツチダンゴも昨年同様姿をみせていた
朝一番で森に入ったせいか、リュウキュウヤマガメも顔を出す。ひとつの沢で3匹みるほど。そのうちの一匹は幼体（写真）。

ほんの2時間ぐらいしか森は歩けなかったのだけど、久しぶりのやんばるを堪能した。

新刊本のお知らせです

新しい本がでました
少年写真新聞社の新しいシリーズの一冊目です。
今度の本のテーマは落ち葉。表紙裏には、安田さんが雑木林でとった、驚きの落ち葉写真も。
落ち葉にくわえて、ドングリやダンゴムシも紹介しています
台湾産のドングリ各種を紹介するページもありますよ。

イギリス編～その９

ストーンヘンジにも足をのばす
思ったより、行くのに時間とお金がかかる・・・。


すごい人。
かなりの観光スポット。
ただの石なのに。
感心する点は、セブンシスターズもそうだが、こうした観光スポットにありがちのお土産屋とかが、一切ないこと。ビジターセンターがあるだけで、お土産も基本、その中の店のみ。あとは、普通の自然・・・というか、多くは放牧地だったりしていて、セブンシスターズもストーンヘンジも放牧地の中をてくてく歩いてスポットまで行く・・・。日本だったら、観光地を当て込んだ店やらなにやらがごみごみ立っているんだろうけど、それがまったくないのが、すごくいい。
ただし、個人的にはでっかい石がならんでいるなあというぐらいの感想だった。表面にカラタチゴケみたいな地衣類が群生しているが、近づけないのでよく見れないのが残念。それよりも、道端の雑草に興味が。


なんだ、このアブラナ科は？？　んー？　アブラナの野生種？
こっちはカラシナの仲間の野生種？
カラスムギも生えている・・・。
おお、ホウレンソウの野生みたいなのもあるぞ（ただし、これはホウレンソウの野生種ではなく、みかけがちょっと似ているだけだったよう）。
ノラゴボウも生えているし。
作物のルーツでいえば、日本よりもヨーロッパと縁が深いものが多いことをかんじる。
地中海沿岸で、麦類の野生種が生えるさまも、機会があれば、見てみたいものだけれど。