ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

海からの贈り物

2019-03-16 20:28:27 | イベントその他
漁師をしている、自由の森の卒業生、ポンからのクール便がとどく。
何かしら?とあけてみたら、あやしげなフクロがたくさん。
うわお。
とりいそぎ、箱ごと大学へ。
まずは、大学の冷凍庫の整理。医学用の冷凍庫なので、霜取り装置がついていない。扉を開けると、トレイが氷り漬けになっていて取り出せない。トンカチでぶったたいて氷を割る。ようやくトレイを取りだしたら、今度は入れっぱなしになっていた魚なんかを、一部取り除く。学生実習用にとっておいたけど、使わなかった物だ。理科室裏の畑に穴を掘って、使わない魚を埋め、一段落。
ようやくポンの箱の中身を取り出す。
一番うれしかったのは、マグロの胃袋。マグロといっても深海性のメバチのものだから、きっとへんてこな魚が入っているだろう。そして、大きなイカみたいな塊がある。あとはサメの胎児??
ポンに電話をしてみる。
「イカ?ああ、ダイオウイカの触椀。それとヨシキリザメの胎児。あんまりみたことないかもって」
うおう。
ダイオウイカって……。
とりあえず、塊のまま冷凍しておいて、そのうちゆっくり拝見させてもらおう。
まだある。
石やら貝やらがごろごろと入っている袋(写真)。

そういえば、ポンはサンゴ網もやっているっていっていたっけ。深海性の宝石サンゴをからめて採る網にひっかかったがらくただ。
汚い貝は、クマサカガイ。子どもの頃、図鑑を見てあこがれたけれど、海岸ではついぞ拾えなかった貝のひとつだ。汚いように見えるのは、貝殻の表面に海底に転がる貝殻や石をはりつけるから。そして、ミョウガガイもある(写真)。

カイとは名前がついているけれど、フジツボに近い甲殻類の仲間だ。ミョウガガイは、以前、沖縄の地層の中から殻の化石を拾い出したことがあった。完全な形をしたものを手に取ることができて、これまたカンゲキ。
とりあえず、お宝を冷凍庫にしまい込む。
これから折に触れ、宝箱を空けてみることにしようか。
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新刊

2019-03-16 20:23:27 | イベントその他
館山へ。
沖縄にいるとわからないが、本土も春っぽくなっていた。母親の様子を見ての合間、近所を歩いて、ツクシやセリ、フキノトウをつむ。
と、ホタルカズラの花が咲いていた。小学生のとき、亡き父につれられて近所の山を歩いたときに、初めて目にした花。こんな美しい花が、野山に咲いているなんてとカンゲキした。このときに見たシダのヒトツバともども、僕が植物好きになるきっかけを与えてくれたものだ。


沖縄へ戻る途中、東京で本屋による。
本はたくさんあるけれど、なかなか買おうと思う本がない。
結局、いつものごとく、内田樹さんのコーナー辺りをうろうろ。内田樹編『転換期を生きるきみたちへ』を買う。


子どもむけの読み物本をだした。
『ゲッチョ先生のトンデモ昆虫記』(ポプラ社)
こども向けの読み物は久しぶりだけれど、なかなかむずかしくて、原稿を書いてから本になるまで1年以上かかってしまった。

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お知らせ その2です

2019-03-03 21:59:09 | イベントその他
神戸大学の末次さんより、メール。沖縄島のホンゴウソウの仲間を、あらたにオキナワソウとして記載した論文が発表になりました・・・という内容。
しばらく前、屋久島でヤクシマソウが記載された話を山下さんに聞いて、現物をみたら、どうも沖縄のもホンゴウソウじゃないんじゃないかしら・・・と思って、末次さんにサンプルを送ったりしていたので、論文発表のメールをいただいたしだい。結局、記載に使えるようなキレイなサンプルを採れずじまいであったのだけども。(雄花の蘂がきちんとした状態のものを見つけて、それを壊さないように送る・・・というのがむずかしかった)

写真は2016年に撮影したオキナワソウ。
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お知らせ

2019-03-03 14:19:17 | イベントその他
琉球新報で、「うとぅすいの宝箱」という月一の連載を、当山先生と共同で始めた。島々のうとぅすい(お年寄り)の方々からきき集めた自然利用のお話を、一般向けに紹介しようという試みだ。先月、第一回目にあたるアダンについての記事を書いた。
その記事を読んだ読者の方から新聞社にお便りがありました……と担当記者から連絡がはいる。
「アダンには思い出があるし、他のお話もしたいと思います。おなかをすかせて、お話をききにきてください」
そんな内容。
そこで、記者さんや、当山先生と、本部出身のKさんのお宅へ。
当年77歳になるKさんは、新聞の投書でも常連さんとのこと。とにかく、話す、話す。話に区切りを付けてもらうのが大変なぐらい。
おはなかをすかせて……の言葉通り、デークニンブシー(ダイコンの煮もの:写真)や、ムーチー(写真)をたくさんいただいた。お話の中心は、このムーチーとも関連する、ゲットウのこと。Kさんの集落は石灰岩地帯で植生も貧弱。田んぼもなかったし、薪採りにも不自由したという話だった。そんな暮らしの中で活躍してくれたのが、ゲットウなんですというわけだった。
ゲットウが主役というお話は、初めて。
やはり、島々の里の様子は、とっても多様だ。
なかなか、いそがしい日々になってしまっているけれど、機会を見つけて、うとぅすいの方々からのお話が伺えればと思う。
 

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ぎょぶ 沖縄ツアー

2019-02-12 20:25:44 | イベントその他
ぎょぶの面々が沖縄へ。
ちょっと、インタビューを受けた後は、一緒に野外へ。
「海岸の崖からしたたる湧水みたいなところにいる虫をさがしたい」
そんなリクエスト。
ううむ?どこ?
ここならどうかと、糸満のギーザバンタへ。したたる湧水ではなくて、ちょっとした滝状態が海に流れ込んでいる岩場に這いつくばり、虫さがし。
いる。小さな甲虫がたしかにいる。お目当ての甲虫ではなかったのだけれど、そんな虫探しをしばし楽しむ。
写真は、岩場に咲いていたイワタイゲキ

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