東京にいったおり、表参道のギャラリーでひらかれていた「STILL PLUS」という7人の写真家によるグループ展を見に行った。
会場のあるビルの前をうろうろしていたら、「モリグチさん!」と声。あっ、そっちか。で、「いやー、すぐにわかりましたよ」と笑いながらモチヅキさんが近寄ってきた。表参道にまったくそぐわない存在だったということだろう。苦笑。
モチヅキさんとはもう何年のつきあいになるだろう。よくよく思い出したらもう25年近く前になるかもしれない。
ビーパルという雑誌でファーブルという携帯型実態顕微鏡のコマーシャルのために、写真家のモチヅキさんと組んで仕事をしたのが最初のこと。
ただ、ここ十数年は、年賀状ぐらいのやりとりだった。
モチヅキさんはスタジオ写真を主な仕事としているが、今回、久々に芸術的な表現に取り組んだのだそう。
何枚もの写真を組み合わせて作ったとおもわれる、壁に掛けられた作品。
机の上にさまざまなモチーフがおかれている。画面の右手には放物線を描いて落下しつつある水。その奥にはヌードの女性がタコをもっている。
画面の左手上方には、絵画のようなシルエットのような人物らしき像が。
なにを説明されなくても、なんだか気になってあれこれ見てしまう力がある。
机の上にはイノシシの骨やアカネズミの食べあとのあるクルミも。
「これ、モリグチさんと一緒に山を歩いたときに見つけたやつですよ」
モチヅキさんがうれしそうに言う。
作品について、そのあと、いろいろと聞く。
ああ。
時間。輻輳。境界線を越える。パロディ。
そして、自己の物語と、自己の奥に眠る無意識。
そうした様々なキーワード。
なんだか、あたらしいことにチャレンジしたくなる話を聞いた。
千葉の実家に向かう前、ちょっと時間があったので、本屋にたちより、ここしばらくとは違った傾向の本を手にとったりする。
*展覧会は4月26日まで
ギャラリー5610にて 以下、詳細です。
★ ★ ★ ★ ★
2019年4月20日(土)〜4月26日(金)会期中無休
> Gallery 5610 11:00〜18:00
> 東京都港区南青山5-6-10 5610番館 Tel. 03-3407-5610(表参道駅:B3出口より徒歩3分)
会場のあるビルの前をうろうろしていたら、「モリグチさん!」と声。あっ、そっちか。で、「いやー、すぐにわかりましたよ」と笑いながらモチヅキさんが近寄ってきた。表参道にまったくそぐわない存在だったということだろう。苦笑。
モチヅキさんとはもう何年のつきあいになるだろう。よくよく思い出したらもう25年近く前になるかもしれない。
ビーパルという雑誌でファーブルという携帯型実態顕微鏡のコマーシャルのために、写真家のモチヅキさんと組んで仕事をしたのが最初のこと。
ただ、ここ十数年は、年賀状ぐらいのやりとりだった。
モチヅキさんはスタジオ写真を主な仕事としているが、今回、久々に芸術的な表現に取り組んだのだそう。
何枚もの写真を組み合わせて作ったとおもわれる、壁に掛けられた作品。
机の上にさまざまなモチーフがおかれている。画面の右手には放物線を描いて落下しつつある水。その奥にはヌードの女性がタコをもっている。
画面の左手上方には、絵画のようなシルエットのような人物らしき像が。
なにを説明されなくても、なんだか気になってあれこれ見てしまう力がある。
机の上にはイノシシの骨やアカネズミの食べあとのあるクルミも。
「これ、モリグチさんと一緒に山を歩いたときに見つけたやつですよ」
モチヅキさんがうれしそうに言う。
作品について、そのあと、いろいろと聞く。
ああ。
時間。輻輳。境界線を越える。パロディ。
そして、自己の物語と、自己の奥に眠る無意識。
そうした様々なキーワード。
なんだか、あたらしいことにチャレンジしたくなる話を聞いた。
千葉の実家に向かう前、ちょっと時間があったので、本屋にたちより、ここしばらくとは違った傾向の本を手にとったりする。
*展覧会は4月26日まで
ギャラリー5610にて 以下、詳細です。
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2019年4月20日(土)〜4月26日(金)会期中無休
> Gallery 5610 11:00〜18:00
> 東京都港区南青山5-6-10 5610番館 Tel. 03-3407-5610(表参道駅:B3出口より徒歩3分)