夏休みスペシャル～イギリス旅行記～その３

ネス湖はかなり細長い湖。逆に言うと横幅は狭い。
で、あんまり生き物の気配がない。ネッシーを紹介する地元の施設にも入ったが、案外科学的に紹介していて「大型動物がいるとしたら餌は魚だろうが、ネス湖にはあまり魚はいない」なんて紹介している。つまりネッシー生息、絶望的。湖の周囲はかなり切り立っているので、湖畔に立てる場所が少ないが、なんとか降りてみると、貝殻一つ落ちていなかった。

　
ヤナギランの花咲くネス湖湖畔（写真）
と、宿の庭で見つけたイモリの仲間

夏休みスペシャル～イギリス旅行記～その２

スコットランドといえば・・というわけでもないのだが、自然がありそうで、なおかつレンタカーでたどり着けそうな範囲でということで、ネス湖を目指す。
エジンバラから車で4時間ぐらい。ただし、途中で停車してあれこれ見ながら、一日かけてネス湖へ。

　
途中の小川の欄干に生えていた地衣類（写真）とアザミ（写真）
昼食をとったレストランのわきに囲いがあって、ハイランドキャトルという牛が飼われていた。毛むくじゃらのかわいらしい牛。囲いの前にあった看板が楽しい。ここにいるビーストは、ネッシーだけじゃ無い・・・って。

夏休みスペシャル～イギリス旅行記～

イギリスその１


8月17日～イギリスへ
旅の前半はスコットランド。
後半はロンドンから日帰りで、周辺の博物館や観察スポットへ


羽田を深夜1時過ぎの便で出発して香港へ。香港で4時間ほど待機して、そこから12時間かけてロンドンへ。ロンドンで3時間ぐらい待ち合わせ時間をとってエジンバラへ乗り換えてと思っていたら、飛行機が遅延。結局エジンバラについたのは、再び深夜の1時過ぎ。
翌日はエジンバラ市内の岩山の公園に歩いて出かけた。
寒い。8月だよ、これ・・・。と思うけど、フリースを着て、雨具を羽織ってもまだ寒い。
公園の入り口の野原にはノラゴボウが群生している。スコットランドの象徴となっているアザミも多い。さすがに虫はほとんどみないが、花はさいている。それに、イギリスコナラのドングリは、まだちっこい。となると、まだまだ秋じゃ無いのだ。こっち的には……。こんなに寒いのに。
　
ツリガネニンジンのような花（写真）と、黄色い地衣類（写真）。

県外講演から・・・もう9月だというのに8月分の話しを紹介させていただきます～

8月9日
一泊で長崎へ。日教組の理科部会のミニ教研に参加。

一日目は、長崎市内のフィールドワーク。爆心地近くの城山小学校の被爆校舎や爆心地公園（写真）、記念資料館などを見学。夜は、マーシャル諸島の水爆実験による被害を紹介した記録映画を見る。マーシャルの人々が、完全に実験動物扱いされていた……ということがひしひしと、伝わってくる・・・。あれこれ、考えるものにであって、とんぼ返りで沖縄へ。
8月11日～
伊平屋島に聞き取り調査。沖縄諸島の中では珍しく、いまだに田んぼのある島だ。泊まった宿の晩ご飯には、伊平屋名物、ホーミー（イソアワモチ）料理が（写真）。

甲殻類の研究者も一緒だったので、夜はヤシガニ調査を見学させてもらう（写真）。

この日、見つかったヤシガニの中には、体長から推定すると50歳を越えるというものも。ヤシガニ、こんなに長寿。なんだか、すごい。