ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

お知らせです

2020-07-31 22:11:37 | イベントその他
推薦文を書くことになった『沖縄の昆虫』が学研から出版。
沖縄の普通の虫が掲載されているので、何かと便利。最近の虫の知見もはいっている。この春、なんだかいっぱい目にするセアカケバエの仲間がいるけど、名前なんだろうなーとおもって、調べがつかなかったやつも「ヒイロトゲナシケバエ 2018年頃から沖縄島で急増した」とあって、ナルホド。これまた近年、沖縄島で確認されて和名がついていなかったサシガメ(カメムシ図鑑にでていなくて、農大の石川さんに名前をたずねた)も、アカチャサシガメの名で紹介されている。
最初は推薦文だけだったのだけど、途中で簡単なコラムを書くことになって、一頁だけコラムも寄稿している・・・。
沖縄で虫をみようとおもったら、オススメです


冬虫夏草をもとめて

2020-07-25 22:05:06 | イベントその他
冬虫夏草を探して歩く
リュウビンタイの葉っぱをめくって、はっとする。白い塊がある。
しかし。
菌におかされた虫じゃなくて、白い虫。なーんだ。シロアナアキゾウ。でも、こんなところにいた虫だったというのは、初めて知った(写真)。

沢沿いでは、本物の冬虫夏草。
ハナサナギタケ。
ど普通種だけど、沖縄では、そこまでど普通ではないので、みると、ちょっとだけうれしい。
その少し先で、空中にぶらさがっていた丸いもの。
寄生バチのまゆ。スズメガの大きなイモムシからわらわらとでてきた寄生バチの幼虫が糸をだしてぶらさがり、集団でマスゲームのように、きれいな球のまゆの塊をつくる。なんだか不思議(写真)。

ミタムラさんのまゆハンドブックにでてくるやつだ。

冬虫夏草の季節は続く

2020-07-25 20:13:55 | イベントその他
キノコ屋のコマツさんにシロシャクジョウのポイントを案内してもらった。
「こんなとこに?」というところで、びっくり。ほんと狭いポイントに生えていたのだが、沖縄で初めて見た(写真)。

菌従属栄養植物が生えているのだから…と探してみると、案の定、ハチタケの未熟がみつかる。後日、再度探訪してみたら、ギベルラタケも見つかった(写真)。