ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

石垣島~白保合宿

2016-12-13 21:47:50 | イベントその他
12月10,11日

ゼミ生と、石垣島白保での、しらほこどもクラブの小中学生のキャンプへ。毎年9月に行っていたのだけれど、今年は台風で飛行機が飛ばず、この時期に。いつもやっていた刺し網漁体験はさすがに無理。日程も一泊二日とコンパクトになってしまったので、アイスブレイク、バーベキュー、授業を二つ・・・という形に。それでもせっかくだからと、クリスマスパーティーは組み込んだ。プレゼントを手作りして(器用な学生たちがいるものだと思う)、パーティーの運営もみんなまかせて(学生たちの芸の豊かさよ)、かなり濃い時間を作り上げることができた。その日の夜は、これまたいつものごとくに飲みすぎて、いつ寝たのか覚えていない・・・。翌日の午後、学生たちは北風が吹く中、シュノーケリングにもでかけていった。さすが石垣。沖縄島からでかけていっても、まだ暖かい。それでもシュノーケリングは寒そうであったけど。

12月12日
 
ゼミ合宿明けなので眠い・・・。授業がなかったので、4年のゼミ生と一緒に化石拾いに。久しぶりに潮の引いた干潟でサメの歯探し。このところはずれが多かったけれど、この日はまあまあ。
 
写真は干潟の風景と、ハリセンボンの歯板の化石、それとカマヒレザメの歯の化石。

東京から沖縄へ   秋の味覚は空をこえ~

2016-12-06 22:18:18 | イベントその他
12月2~4日。
上京。一日目は上野の科学博物館で、大学生のための自然誌講座で1時間半、授業。ここ数年招かれていて、今年は冬虫夏草の話。基本的に毎年メンバーは変わるのだが、中には複数年受講している社会人の方もいる。冬虫夏草なんて授業になるかなあと本人自体思っていたのだけれど、なかなか熱心な受講生ばかりで1時間半の授業を何とか終えることができた。途中、フィンランドで仕込んできたトリュフを使ったサラダと、トナカイの缶詰を使った炒め物を提供(よく考えると、結構出費がかかったかしら?)。
授業前、時間があったので、特別展のラスコー洞窟展を見学。

ラスコーの壁画を描いた当時の人々の弁当がトナカイの肉(洞窟内からホネが出ている)とあって、トナカイ、結構昔の人にとって重要な生き物だったんだなと気づかされる。展示会場に、ラスコーの壁画パッケージのビーフカレーが売っていたので思わず買ってしまった。ううむ。確かにそうだよな・・・とひとりうなづいてしまう。なんだかいかにも便乗商法みたいなものだけど、ラスコーの頃は、ウシの原種が野生にいて、今は家畜でしか見ることがないことをあらためて語ってくれる教材にならんかしらと思ったのだ。写真はクロマニヨン人の複製。最近のこうした展示物のリアルさはすごいねえ。
翌土曜日から日曜日にかけては、理科の全国教研のための研究者、司会者の会議。TPPに絡んで、遺伝子組み換え食品について勉強しなさい・・・と共同研究者の一人に指摘され、これまたなるほど。本屋へ。ついでに科学博物館の学習課のイワサキさんからは、「”鹿の王”って本ありますよね。あの中にもトナカイと地衣類の話がでてきますよ」と言われたので、『鹿の王』も買って、帰りの機中、読んで帰ることに。おもしろい・・。
家に戻ると郵便物の山。中に一つの小包が。空けるとサツマイモと薄い冊子が入っている。自森卒業生のアベ君から先日「埼玉の地元の作物を実物込で紹介するミニコミを作りたいので協力して」と連絡があり、冊子の中で取り上げられている作物の絵を描くことになった。
 
今回はサツマイモ特集。埼玉の人(に限らないのかな?)・・よかったら、何かで検索してみてね。