ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

森の中では・・・

2021-05-21 22:04:17 | イベントその他
今年の梅雨は、はいったとおもったら、すぐに梅雨明けのようなさわやかな空気。。これはすごしやすいが、生き物的、特に冬虫夏草は望みがなあ・・・と思う。それでも、ダメモトでもと思い、森にもぐる。
一番、湿気がありそうな森に入ると。まずはハチタケの未熟。つづいて、ザトウムシタケ。これはよさそうなところに、倒木のかけらを立てかけておいて、「ザトウムシタケトラップ」としたら、まんまとそこに発生してくれた(写真)。


さらにアマミセミタケが1本。かなり気合を入れて掘ったのだけど、この個体は小さな幼虫がホストなのか、柄もごくごく細く、あえなくギロチン。むむむ。
シロタマゴクチキムシタケの未熟なものもいくつか。そして、倒木からあやしげなものが。最初はサルノコシカケの未熟? とおもったが、雰囲気が虫草くさい。えっ、ひょっとしてゴキブリタケ? とおもったが、どうも違う。なんとか取り出すと、コメツキムシの幼虫からでている冬虫夏草。

子のう殻はうすいオリーブグリーンだ。沖縄島でははじめてみる。いや、そもそも沖縄では朽ち木からでる冬虫夏草自体、えらくレア。
家にかえってコーヘイ君にサンプルを送り出すとともに、画像もメールで送る。
「西表島で見つかっている、イリオモテクチキムシタケかも」
そんな返事。
うーむ。やっぱり外にいけば、なにかがある。いまだ初めての出会いが、こうして待っていたりするのだなあ。

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