ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

インドネシア 再び! Vol.6

2017-12-23 01:22:51 | イベントその他
個人的な興味なんだけども・・・

シダ!

太い根っこみたいなのがあるのは、アリノスシダ。

着生シダで、太い根茎の中にアリが巣くう。
細長いシダは、カンザシワラビ。

沖縄では一度しか見たことないのに、たくさん生えていた。
いずれも、泊めてもらったイバンのフィリップさんの家の裏山にて。裏山といっても、ゴムノキが植えられていて、その先は田んぼになっているようなとこ。

インドネシア 再び! Vol.5

2017-12-23 01:17:43 | イベントその他
イバン族のガイド、ジャワさんと、イバンの村の裏山を歩く。

ジャワさん、ひょうひょうとした人だったが、あるとき、「まじ」モードへ。
食用キノコ「豚の目玉」が見つかったのだ。

ジャワさんいわく、「一番うまい」
でも、なんじゃこりゃ? 透明なゼラチン質の真ん中に、白い球体が入っている・・・。
どうも、スッポンタケの仲間の幼菌らしい。もってかえったら、マリアーニさんがお昼ご飯にじゃこと一緒のスープ煮(イバンの料理には、野菜やキノコのスープ煮が多い)にしてくれた。
うーん。うまいというけど、キノコ自体には、味があるのかしら・・・。味の素を使うから、スープ煮自体には、味はしっかりついているんだけども。

インドネシア 再び! Vol.3

2017-12-21 20:08:41 | イベントその他


そして水

ノリトは現在、コショウ屋だが、もともとは魚屋。転じて水草屋(ここらへんのことは『生き物屋図鑑』に書いた)。
僕は子どもの頃から、魚すくいをしたことがなければ、釣りとも縁遠い。
が、沖縄にきて、多少は魚に興味をもつようになった。
それでも、淡水魚までは・・・
今回、せっかくノリトと一緒だからと、水辺の自然にも注意を払うことにした(それでもうっかりすると、虫を見てしまう・・というのが、しばしば)。
カリマンタンの水辺は、ブラックウォーターだ。
それこそ、真っ黒な巨大な湖もあったりする。
水深がくるぶしぐらいのジャングルの水たまりみたいな深さのせせらぎでも、掬うと魚が入るのが不思議。
でも、まだ、水辺は、見始めたばかり。

 

インドネシア 再び! Vol.2

2017-12-20 22:45:32 | イベントその他
森を見る。
そして、森の人を見る。

今回のインドネシア旅では、ノリトの友人をたどって、ダヤクと呼ばれる人々(その中のイバン族の人々が主)の元を頼って歩いた。
写真は、プトゥシバウの町外れに住んでいるジャンティン。ジャンティンの家自体は今風だが、庭に池があって、ナマズが飼われている。そのナマズをとって夕飯の準備をしてくれているところだ。
 
ナマズをとったら、今度は竹採りにバイクで20分。(竹林に体長数センチの巨大アリがうろついてて、うれしくなる)
その竹筒にナマズを詰めて蒸し焼きにするのがイバン風料理だ(とてもうまい)。
イバン料理は、唐辛子とかつかわず、基本塩味。ときにショウガ(ただし、日本のとは種類が違うが)をつかう、あっさり味。野菜のスープ煮とかも多いし、キノコや山菜も良く食べる。そんな点から、日本人好みの料理が多い。
また、彼らの風貌も、なんだか近しく思える人が多くて・・・。ちなみにジャンティンは,昨年の僕のゼミ生のTによくにていて、なんだかなつかしい。

イバンの人々は、まだ、森での暮らしを覚えている(ジャンティンは僕なんかより、はるかに電子化していて、スマホでフェイスブックなんてもちろんしてるわけだけど)。
沖縄のおじいたちから昔の話を聞いている僕は,20代のジャンティンが、イバン風の料理をさもあたりまえにこなしている姿を、どうとらえようとたちどまる。