ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

上京編

2016-06-29 22:35:52 | イベントその他

6月25日
昼から上京。池袋のホテルで、出版社の編集の方と新しい本のうちあわせ。うーん、できるかな、できるかな?
できるのかなあ・・・・。
毎度のことながらというより、本を出す回を重ねるごとに、不安のほうが大きくなって・・・。

   

6月26日
ふつかよい。いつものごとくではありますが・・・。
午前中、2時間余裕があったので、明治神宮へ。クモタケを見たいなと思ったのです。なんだか、乾き気味だったのですが、地面とにらめっこをしているうちに、ぽつぽつと見つかりました。で、少し視線をあげてみてびっくり。林床にタシロランがたくさん咲いているではありませんか。タシロラン、ずっとみたいものだったのですが、屋久島ではいつも時季外れ。こんな形で出会うとは。
午後、うらわの東図書館で、さいたま市緑区の地域文化講演会で、こどもたちに骨と果物の話。ちっちゃい子がたくさんいたので、おっかなびっくりでしたが、どうやら楽しんでくれたよう。自由の森卒業生のカヤが子供たちを連れてきてくれていました。
本屋で買った『リベラル再起動のために』を読みつつ、帰沖。

6月27日
しかたに自然案内ののりさん、マユさんと一緒に、のりさんたちが活動をしている浦添、港川という海辺の集落での、昔の暮らしについて、自治会長さんからお話しを聞きました。
「魚毒つかっていましたか?」と聞くと、「やった、やった」とのこと。
ここでは、子供たちの遊びとして認識されていました。使ったのはルリハコベ。そのほか、スク漁の話など、貴重なお話しをうかがえました・・・。

お知らせ

2016-06-25 09:56:23 | イベントその他
6月25日
これから上京です
honntoのお知らせメールなどに、『くらべる・しらべる・ひみつのゴキブリ図鑑』(岩崎書店)8月17日発売予定・・・がアップされはじめました。よろしければ、表紙写真、のぞいてみてください。こちらは、これから機内で、この絵本の校正作業です。
今月の『山と渓谷』に屋久島在住の写真家、山下さんが『自然を楽しむ』の書評を書いてくれました。とってもいい書評で感激しています。(ヤマシタさんちにいっているときに、ちょうど届いて、見せていただきました)。
『文化通信』(6月20日)には、『あつめた・そだてた・ぼくのマメ図鑑』の書評を載せていただいています。

慰霊の日

2016-06-25 09:54:10 | イベントその他
6月23日
慰霊の日です。
昨年は、珊瑚舎スコーレで、実際に南部戦線を逃げ回った経験のある夜間中学の生徒さんの話を聞き、衝撃を受けました。

今年は、福島相馬で精神科医として働いておられる蟻塚先生のお話しを、珊瑚舎スコーレで聞くことができました。
沖縄戦によるPTSDを発症しているお年寄りがたくさんいる・・・。
今まで、考えたことのなかった話ですが、言われてみれば、もっともなことです。
思い返せば、大学生時代、灰谷さんの『太陽の子』を読んで強い衝撃を受けましたが、主人公ふうちゃんのお父さんが、まさに沖縄戦のPTSDの発症に苦しんでいるという設定でした・・・。
福島の震災と原発人災に苦しみ、PTSDを発症している方も少なくなく、そのような方々と沖縄の人々との関連にも話は及びました。
蟻塚先生のお話しとともに、そのお話しに対して、珊瑚舎スコーレの生徒たちが、本当にさまざまに、自分の視点から質問をしていることも、あらためて、印象に残ったことです。そうした姿こそ、普段の珊瑚舎スコーレの教育のたまものであろうと思った次第です。
前日、大学のある先生と、これから、大学の教育課程において、年次ごとに、科目ごとに、学生の学修内容の到達度チェックが厳しくなりそうだ・・・それは、一種の「品質管理」につながる発想ではないかという話をしました。どうも、教育が経済の論理で臆面もなく語られだしている。教育効果は、商取引のように、無時間モデルでは置き換えにくいので、投資の用語を使用するという傾向も見いだされ始めたようです。
スコーレの遠藤さんに話を聞くと、蟻塚先生は、スコーレの夜間中学の取り組みを、「戦争体験などを経たお年寄りの今を肯定する活動」として、高く評価されているそうです。「今を肯定することこそ、PTSDを克服することにつながるから」という話は、今日の講演会でも紹介された内容です。
自分がこれから、何をしていくのか。
ふりかえる場となりました。

屋久島たより~最終日~

2016-06-25 09:52:33 | イベントその他
6月20日
屋久島最終日。
今日も冬虫夏草を求めて森の中へ。
湿り気が今一つ?
なかなか、これはといったものが見つかりません。と、山下さんが、おいで、おいでをしています。近づくと、鹿の白骨死体。その骨の近くにキノコが群れています。アンモニア菌のひとつ、アカヒダワカフサタケモドキとかでしょうか。
屋久島空港では、「鹿児島空港天候不良のため場合によっては福岡空港へ」なんていう不吉なアナウンスもありましたが、無事、沖縄に戻れました。