ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

街中~虫探索~

2018-09-26 23:50:50 | イベントその他
なかなか時間をとって外にいくことができないのだけど、通学途中に観察しているビロウで、チュウジョウテントウが久々に発生していた(写真)。

このテントウ、発生地を一カ所しかしらなくて、しかも、半年以上も姿を見ない時期が続いた後、突如として何匹もの姿を見たりする。今回は、いつごろまで姿をみるだろうか。
青味がかった光沢のある、なかなかキレイなテントウムシだ。

やんばる探索  

2018-09-26 23:47:27 | イベントその他
週末。
琉球大のマツウラさんと、やんばるにサンプリングに行く。
マツウラさんは、最近、セミの共生菌は、系統的に冬虫夏草の仲間だ・・・ということを論文発表した研究者だ。その後の研究・・・のために、これまでやんばるで冬虫夏草が発生したことのある場所をめぐる。
季節柄、冬虫夏草自体には期待していなかったのだけど、着生シダの葉裏に、ハスノミ型のストローマを伸ばしているクモ生の冬虫夏草(写真)

を見つけた。やんばるで見るのは初か。
ついでに、変形菌も、若干見る。
写真は、まるでカビのように子実体を林立させていた、モジホコリ類。


フィールドワーク in 石垣島

2018-09-22 21:43:36 | イベントその他
石垣島に、ゼミ合宿。
毎年恒例の、白保でのやまんぐぅキャンプへの参加だ。
もともとは、WWFのしらほサンゴ村の企画だったのだけれど、今は地元のNPO夏花が主催している。
基本は大学のない島で、地域の子どもと大学生が一緒になって遊ぶ・・・ということがあるのだけれど、せっかく教育系の学科に所属する学生たちなので、子どもたち向けに授業をしてもらっている。
お題は、「石垣島」「島」「海」に関わること。
サンゴの分類を扱った授業をした学生もいるし、糸満出身の学生は、沖縄戦をテーマに授業を行った。僕があれこれ考えるより、学生たちが自身の興味の中で見つけたテーマを授業化したほうが、ずっと多様な授業ができあがる。
今年は吹奏楽をやってきた学生が、楽器についてできないかなというので、漂着物から楽器ができないかなとアイデアを出して、なんとかかんとか、楽器の授業を行った。そんなことを考えていたら、白保の浜に、大きなヒョウタンが漂着していて、さっそく授業に登場させることに・・・。
夜は夏花の応援団のニーニーたちと酒を酌み交わす。現役のウミンチュ(ちょうど台風の影響で夜、漁にでれなかったので一緒にお酒を飲むことができたのだけど)さんもいて、これがかなりの酒量。僕は夜中の2時にノックアウトされた。
翌日の夕方、キャンプの後片付けも終わり、ちょっとだけ時間がとれる。集落を歩いていたら、一軒の廃屋があった。たたずんでいたら、草むした石垣の中に、赤いものが。トウアズキだ。西表島のおばぁから、島には昔からあるものだよ・・・と教わったことがあるが(『西表島の巨大なマメと不思議な歌』)、こうして民家わきに生えているのは、初めて見た(写真)。

さらに翌日、今度は街中の小学校でも学生が授業実践をやらせてもらって、二泊三日のゼミ旅行を終了した。


PS。白保でキャンプの準備をしていたら、夏花の事務所に来ていた若者の口から「ヤケン」なる単語が・・・。んん?と思って耳をそばだてたら、案の定、北九州大のタケカワさんのところの学生だった。昨年、池間島でアダンサミットがあったけれど、今年は石垣でという話があり、其の準備のために、来島しているとのこと。どうやら12月頃に実施されるらしく、僕も何らかの形で参加することが、急遽決まった・・・。
アダンサミット・詳細がわかったら、またお知らせします。

東京の森を歩く

2018-09-05 22:47:22 | イベントその他
先週いったばっかりだったけれど、また、千葉の母親の様子伺い・・・。
とみにものわすれがひどくなっているので、とにかく行くと安心するよう。


せっかくなのでと、ちょっとだけ時間を作って、東京近郊の森を歩いた.折悪しく雨もようだったけれど、菌類がちらほら。
ひさしぶりにカキノミタケを見た(写真)。

南方系の菌類のはずなのに、まだ沖縄ではみつけられていない。また、真っ赤なタマゴタケも(写真)。

その後館山へ。高速バスを降りて、実家へ戻る途中、買い物。夕飯を作って食べる・・・が、7時半にはご飯も食べ終わるし、お酒もそれなりに飲んでしまって、もうすることがない。僕はテレビを見る習慣がないし。で、8時半には就寝。
目が覚めた。
夜中の1時半。
やれやれ。どうも眠れそうもない。で、ごそごそ起きて、持ってきていた論文を読む。4時半に再び布団にはいって一眠りしたけど。
朝飯を食べたら再び買い物に行って、東京へ。編集者と待ち合わせの時間まで少し間があったので、画材を買いに行ったら、一冊の画集が目に入った。
池田学さんの「The Pen」
圧倒されて、つい購入。
しばらく狭い世界でばかりごそごそしていたなあということを、この画集出気づかされる。
最終便で沖縄へ。
ちょっと、あたらしいことをはじめて見たくなった。

待ちに待ったもの!

2018-09-02 23:06:25 | イベントその他
宮崎のクロギさんから電話。
「オオテントウつかまえたよ。クール便で送る?」というもの。
うれしい。
なにをしたかったかというと、オオテントウの味をみてみたかったのだ。
「あれ食べるの?うーん、食べたくないな」とクロギさんは苦笑いしていたけれど。
味は、予想とちょっと違っていた。


今、虫の味、あれこれについて書いている本の校正をしているところなので、その流れでやってみたこと。現在、この本のほかに2冊の本の校正中。まだ出版時期がはっきりきまっていないけれど、はやく形にならないかなとまちどおしい。