講演会＆フィールドワーク ｉｎ 長崎・諫早

諫早。
一日目は「こどもの城」という施設で、お母さんや学校の先生相手（ほとんど、ふくちゃんのお知り合いのようだ）に虫の話。
結構、なごやかにできた・・・やれやれ。
夜は、こどもの城の館長さんも交え、夕食会。館長さん、なかなかにユニーク。話がとにかく、人をひきつける・・・。
会場には、自森のときの最後のクラスの卒業生のヒカリもきてくれて、一緒に晩飯を。ヒカリの受け答えもユニーク（というのを、意識していなかったけど、あとでふくちゃんたちに言われて、なるほど）だったので、初対面ながら、ヒカリはふくちゃんやこどもの城関係の人たちに人気だった・・・。
諫早は鰻が名物ということで、この日の晩飯は鰻・・・（写真）。


翌日は、親子連れ対象に虫の話をしてから、こどもの城周辺の雑木林で虫探し。事前にふくちゃんがトラップをかけてくれていたので、トラップ中に、センチコガネなどが、わらわら。（写真）

子どもたちの反応もとってもよくて、楽しませてもらった。


ところが、帰りの特急が途中でストップ。あわてて新幹線に乗り換えて空港へ。と、今度は雷のために、滑走路が全面封鎖で、空港中が人であふれている・・・。
なんとか、沖縄便の出発前に、滑走路が再開されて沖縄に戻れたが、かなり疲れた。
いや、なにがあるかわからいもの・・・


来週は東京だ。

講演会 ｉｎ 長崎・諫早

7月20日～
週末、長崎・諫早で虫についての講演会とフィールドワーク。
虫の講演会は苦手なんだけど・・・だって、虫屋じゃないし、虫のカメラマンでもないし。たいして虫をしっているわけじゃないから、がっつり虫めあてで来てくれた人が満足するような話ができない。
ただし、今回は諫早のうんこガール、ふくちゃんが企画してくれた、「虫が苦手なお母さんたち対象の虫講座」ということで、多少、波長があいそう。
今回、仕込んだ新ネタは、インドネシアで買ってきた、アリ植物、アリノスダマのお茶（写真）。

自分自身もまだ飲んだことがない・・・。どんな味がするんだろう？
大学で、夕方の会議に出て、最後は走るようにして空港へ。夜の便で福岡。翌日、特急に乗って諫早行き。


で、くだんの「スダマ茶」。飲んでもらうと「んー、なにこれ？正露丸みたいな風味がする」とのこと。たしかに、そんな雰囲気が・・・。なんで？

ヤンバルへ

週末、やんばるへ
ついたのがもう夕方だったので、ライトをもって森へ。
梅雨が終わってしばらくたつが、今年は梅雨が終わってからの方が、なんだか湿っぽい。それで、まだ菌類系が見られないかとみて歩く。
最初は目にとまらなかったのだけれど、朽木の前に腰を下ろしてにらめっこをしていると、変形菌が、あれこれ目にはいる。
写真はおそらく、ホシモジホコリ。白い綿状のものは、シロススホコリ。
　
夜になってからも、少し森にはいったり、田んぼまわりをうろつく。
冬虫夏草のほうは、もうシーズン終了のようで、なんとか一本だけ見るのにとどまった。
7月から管理職に復帰。
これから多分、外に行く時間がもっと減りそう・・・

館山にての自然

週末。
館山へ。
買い物をして帰って、実家の庭木を剪定。関東は暑い。汗まみれになってしまった。
翌日も、買い物へ。ちょっとだけ時間がありそうだったので、行き来に近所の山に立ち寄ってみる。もう梅雨も終わったからとあまり期待をしていなかったのだけれど、変形菌を少し見ることができた。

写真は白いツノホコリと、チョコレート色のムラサキホコリの仲間。

東京への行き来の機上は、普段はなかなかとれない、論文や本を読む貴重な時間になる。
この日の本は、白井聡さんの『国体論』。多くの人に読んでもらいたい本だと思う。
そして、東京の本屋で、待望の本を買う。
村上春樹さんの長編小説とならんで、この人の本だけは必ず買う……飯嶋和一さんの新刊がでていたのだ。まだ、もったいなくて、読めていない。


月曜日は、ヤンバルまで聞きがきに。昭和7年生まれのおじいに、あれこれ、話を聞く。
火曜日。
心配していた台風は、八重山方面へ。それでも、かなりの強風。八重山は大変なことになっているんじゃないだろうか。
この日は、会議、授業、授業、学生との授業作り、会議……。
学生たちが、石垣の小中学生向けの授業案を作っているのだけれど、珊瑚舎スコーレの中学生が、この授業作りに参加してくれた。「生」の中学生がいてくれたので、学生たちのテンションもあがって、大変たのしい授業づくりに。
本番で、これがいかせるといいな。

お知らせ

ビッグイシューという雑誌の貝の特集号に、千葉県立中央博のクロズミさんと一緒にのりました。

この雑誌は、「ホームレスの仕事を作り自立を支援する」ために発行されているもので、基本、販売者と呼ばれるホームレスの人たちからのみ購入が可能です。
都市部に住んでいて、この7月の販売をしている人を見かけたら、どうぞ購入してみて（一冊350円。そのうち180円が販売者の収入になる）ください。
このブログを読んでくれている人に、どのくらい都市部の人がいるかはわからないのですけども。