ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

台風22号

2017-10-30 13:57:51 | イベントその他
10月28日~
粟国島に聞き取り調査の予定だったが、台風でキャンセル。
28日は完全に那覇の家の中に閉じ込められていた。ちょうど、宮崎のヤギさんからオオセンチコガネを送ってもらったので、腰を据えてスケッチ。
写真は彩色途中のものと、完成図。実物の10倍。4時間ぐらいかかった・・・。



青森へ

2017-10-25 20:56:41 | イベントその他
10月26日~弘前および飯能へ取材。
弘前へ行くのはずいぶんと久しぶり。那覇から羽田へ飛んで、新幹線と在来線を乗りついで弘前につくと、もう暗くなっていた。すれ違う人々のコトバのはしに、懐かしさを覚えるのは、母の出身が弘前だからだ。
翌日は、リンゴの取材で、板柳へ。電車の車窓からも、えんえんとリンゴ畑が広がっているのが見える。お目当ては、リンゴの原種、マルス・シーベルシー。思ったほどたくさんはなっていなかったが(少し時期が遅かったようだ)、いくつか実をみることができた(写真)。

昨年、フィンランドの植物園で、マルス・プミラとマルス・シルウェストリスを見たのだけれど、それらと比べると、実が結構、大きいように思える。落っこちていたリンゴをひとかじりさせてもらったが、渋みもない。これなら、そのまま果物として利用できただろうなと思う。
道脇には、リンゴの無人販売所。ちょっと傷が入っているからだろうが、世界一が3つ(2個は世界一にしてはこぶりだったが)で100円なんていう値段で売っている。沖縄だと、ふじが一個、198円なのに・・・。また、加工用のリンゴがたくさん、ケージの中に詰め込まれている様子も(写真)。

ほんとうに、リンゴだらけだなあ。弘前駅前にも、クラブ・リンゴの仲間がたわわに実をつけていた。こうして、しばし、リンゴとたわむれる。


弘前から東京へとってかえる。
その日の晩は、インドネシアから東京に戻っているノリトと一献。翌日は、これまた自由の森の卒業生で、編集者をしているコーイチを頼って、飯能へ。ところが、おりから近づく台風の影響でひどく雨が降っている。あきらめきれずに、雨天の中、アナグマの巣やらモモンガの巣ごもり穴などを案内してもらったが、天気には勝てなかった・・・。そうそうに羽田空港に行き、待合室で拾いものをスケッチして搭乗までの時間をやりすごすことにした(結局、空港に7時間いた)。

フィールドワーク in来間島

2017-10-17 22:48:04 | イベントその他
10月11日~
一泊で、来間島へ。先日の池間でのアダンサミットの折、知り合ったKさんのおうちにやっかいになる。
昼間は畑仕事があるというので、昼間は宮古島をうろうろ。高野の浜に行ってみると漂着種子が少々見つかった(写真)。

モダマ、ホウガンヒルギ、ニッパヤシなどなど。
森の中も歩く。宮古産のナナフシが見たかったのだが、見つけられず。モリバッタも一匹みただけ。ミヤコカナヘビを見れたのは嬉しかったけれど(写真)。

先日の台風の影響で森はかなりあれている。そのせいもあってか、なかなか生き物瓶に入らない・・・。くわえて,今年は10月になるというのにまだ30度を超える暑さ。あまりの暑さに脱水症状になってしまう・・。夕方、ようやく風も吹いてきて一息。生き物自体を探すのに見切りをつけ、きび畑わきの道路をひたすらうろうろ。ミヤコヒキガエルやイタチのうんこさがし。戻ってから糞分析をしてみよう・・・。
夜はKさんのお宅へ。
おもしろい。
宮古島に隣接しているという点では池間と同じなのに、かつてのくらし・・・動植物利用・・は池間とかなり違う。伊良部同様、サシバをずいぶんとっていたという話もでてくるけれど、このサシバをめぐるあれこれ(罠のしかけかたや、サシバに関する名称など)は伊良部と違っている。始めて聞く話があれこれあって、お酒もたくさんいただいたけど酔わずに夢中になって話を聞き取る。


10月13日~
一泊で千葉へ。
恒例の母親の様子伺い。
あいにくの雨模様。
翌日は、これまた毎年恒例、千葉大でのドングリ拾い。年明けにドングリを使ったイベントを予定しているので、一時間かけてドングリを拾う(プラスチックバケツ二杯半ぐらいの量だ)。
15日・・・はさっそく、大学でドングリを洗い、ゆでて、冷凍。
じゃらじゃらじゃら・・・。アルミ鍋にぶつかるドングリの音。ほとんど妖怪ドングリ洗い・・・。

ジュゴンを「県獣に!」10月5日キックオフ講演会

2017-10-17 22:42:56 | イベントその他
10月5日
ジュゴンを県獣指定へ!・・・のイベントで名護へ。
どうなることかと思ったが、自由の森の卒業生のモリ一家が来てくれて、息子さんがさかんに反応してくれたのでそこまで緊張せずに話ができた。
「北限のジュゴンを守る会」のページで、ネットから署名ができるようなので、ご協力いただける方はお願いいたします(県外でも可)。
写真は、一緒に講演をした貝の研究者、ナワさんの展示品。絶滅してしまった沖縄固有のハマグリ、キルン(『おしゃべりな貝』に登場)。
こんなピカピカの殻は、まだ見つけたことが無い・・・


10月6日
ひさびさにスギモッチにあってから、夜、やんばるへ。
夜の林道でまず、ナナフシ探し。以前見つけたポイントにいったら、案の定、タイワントビナナフシとアマミナナフシを見つけることができた(のちに、うんこと卵をスケッチして、長野のヤスダさんのところへ発送した)。
翌朝は森へ。先週はキノコだらけだったのに、もうキノコがほとんどない(アンズタケだけは、少々、収穫してその日の晩の焼きそばの具にした。なんだか、キンモクセイくさい焼きそばになるので、うーむ・・・)。それでも、あちこち散歩。漢那ではアマミアラカシのドングリを見た(写真)。

お知らせです

2017-10-04 23:26:00 | イベントその他

『小学1年生』の10月号の折り込み、ミニ絵本・・・として、「きになるきのみ」を描きました。この中で、昨年のフィンランド取材の成果の一部・・・リンゴとその野生種・・・を使いました。買わないと、中を見れないのですけど。

こうしたわけで、最近は、また、果物モード。あれも描きたい、これも描かなきゃ・・・というかんじで、先月、館山に戻ったときも、家近くをうろうろして、庭や道ばたに植えられているカキの実を拾って持ち帰り、スケッチした。