ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

夏の旅日記~フィンランド編

2016-08-31 22:14:33 | イベントその他
フィンランドの写真だより(その1)
日本からフィンランドへは、直通便でおよそ10時間。夏場の時差は6時間です。
ヨーロッパ自体初めてで、いったいどんなところかというイメージがつきません。沖縄からでかけていくとしたら、ひたすら寒そうな・・・。
ヘルシンキについてみると、夕方4時の気温は21度。思っていた以上にあたたかく、ちょっと驚きました。空港は街の中心からはバスで30分ほどのところです。宿にチェックインしたのち、さっそく街へ。本屋や画材屋(うっかり絵の具とパレットを忘れてしまったのです)をめざしたのですが、ここがさすがヨーロッパというべきところか、土曜日はそうそうに店じまいをしているところが多く、なるほどと思わされます。それでもなんとか本屋にはいくことができました。生き物コーナーに直行しますが、これまた、へえ~と思ったのはキノコの図鑑類がたくさん出版されていたこと(あとで、博物館では地衣類とキノコの一般向けの図鑑も見つけました)。ただし、残念ながらすべてフィンランド語のもの。買っても学名しかわかりません・・・。ただ、これでわかるのは、フィンランドはキノコ食文化が発達しているということです(これまた、あとで、国立公園内でキノコ狩りをしている人を見かけることになりました)。中央駅近くの路上や、港の市場にある屋台では、ベリー類とあわせてキノコも売られていました。代表的なのは黄色いアンズタケと、イグチ類のヤマドリタケ。ヨーロッパではアンズタケが好まれるというのは話に聞いていて(おもしろいことに、琉球列島の中でも久米島だけにアンズタケの仲間を好む文化があるのですが)、これがそうか・・・と思います。アンズタケは滞在中、ひとパック買って(8ユーロぐらいでした)スープと炒め物にして食べてみました。くせがなく、逆にそんなに好まれる理由はよくわかりませんでした。どちらかといえば、ヤマドリタケも買って食べてみたのですが(こちらはすべてスープにしました)、ヤマドリタケのほうがおいしかったです(ただし、茎の中に虫が入っているものが多かったのですが)。


  

今年の夏の旅日記~フィンランド編  その前に…

2016-08-31 22:12:54 | イベントその他
8月30日
しばらく、フィンランドに行っていました。
フィンランドの写真は、少しずつ紹介しようと思います。
フィンランドから帰って、たまっていた仕事を片付けるのに大わらわ。うれしかったのは、留守中に、まいておいたパイナップルのタネが芽生えていたこと。はたして芽なんてでるのだろうかと思っていたので、へぇえ・・と思うこと、しきりです。



8月のやんばる路その2

2016-08-31 22:11:22 | イベントその他
8月16日。旧盆の中日。さすがにちょっと時間がありそうなので、夜の9時に出発し、やんばるへ。一泊して、翌日の午前中まで森を歩いてきました。シダスケバモドキの出す甘露に、ケブカアメイロオオアリが集まってきています(写真)。翌日は伊武岳のオキナワウラジロガシを初めて見に行きました。なかなか、いい森が広がっています。

 

8月のやんばる路

2016-08-31 22:05:54 | イベントその他
まだまだ会議だのなんだので、ほぼ毎日大学です
8月13日。やっと土曜日。夜からやんばるへ。クモやらアリやらと遊んで車中泊。翌日は森の中へ。今年は雨が多いので、この時期でもキノコの姿をよく見ます。冬虫夏草はさすがにシーズン終了でハチタケをみつけただけ。一方、地上生の緑のツチダンゴは、追加固体を発見。おもしろいキノコです。菌従属性のランも2種類見つけました。写真をスエツグさんに見てもらったところ、ムロトムヨウランとタネガシマムヨウランでした。写真はムロトムヨウラン。クロムヨウランに似ていますが、沖縄からは確実なクロムヨウランの記録がないのだとか。解剖学的な違いのほか、実の付き方が違うそうです。


 


From つくば

2016-08-12 06:09:34 | イベントその他
8月10日つづき
午後、筑波大の学生K君とI君がやってきました。
I君はゴキブリ好き。研究テーマは別で、とにかく好きなようです。なぜ?というと、もともとは、少年時代『ぼくは貝の夢を見る』を読んで漂着物にはまり・・・ということなのだとか(ありがとうございます)。で、『わっ、ゴキブリだ』を読んでゴキブリ好きになってくれたのだそう。K君のほうは、植物好きということでした。
明日からの沖縄生き物探しのポイント解説などをしながらよもやま話。最後は、大学構内で、シロアリモドキを採集して盛り上がっていました。