ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

街中での自然探訪

2021-01-30 22:31:22 | イベントその他
週末はオンラインで全国教研に参加。理科部会ではコロナだけでなく、昨今の様々な状況についても意見交換。
終わって波の上ビーチへ。那覇市内でアクセスできる希少なビーチだが、目の前には高架橋がかかっているし、ビーチの長さも100メートル余り。加えて人工ビーチだ。それでも足元の砂に目をこらすと、貝たちの姿が。1時間ほど、無心に貝拾いをした。


北風のおくりもの パート2

2021-01-16 16:35:50 | イベントその他
寒さで打ち上がった魚をオオエ先生の元へと送る。
砂浜に何匹もうちあがっていた、シラウオのような魚がいた。

これ、なんの幼魚なんだろうとおもっていたら、オオエ先生から、ネズミギスの幼魚というメール。
ネズミギス!? 


ネットで調べたら、結構、変な魚だ。思いもかけないものが、打ち上がったりするんだなあと思う。寒さのつづいているうちに、また浜に行きたいけれど、今週末はセンター入試でとてもそんな時間がとれない。

北風のおとどけもの

2021-01-16 16:20:42 | イベントその他
本土に寒波が押し寄せているとニュースで聞く。
それに比べたら申し訳ないぐらいの気温ではあるけれど、沖縄にも寒波。
風もつよい。で、休日はひさびさに海へ。
案の定、魚がうちあがっている。寒さで弱った魚拾いというのが、この季節の特典みたいなものだ。
結構あれこれ落ちている。
まず見たのは、ロウニンアジの幼魚。


ウツボの仲間なんかもある。


で、2カ所の海岸を巡っての成果をトレイにのせると、写真のよう。


海からのお年玉だ。スケッチをしたあと、一部は学生実習用に冷凍庫にとりおいて、のこりは耳石の師匠たるオオエ先生の元へと発送した。

ショウロ

2021-01-15 22:43:07 | イベントその他
琉球大のコマツさんから、松林でショウロが発生していますよ・・・と連絡をもらう。
おお、ショウロ!
実はずっとさがしていたものだ。王国時代の記録に、食用菌としてその名があがるが、おじいたちの聞き取りにはいまのところでてこず、野外でもまだみたことがなかったもの。
さっそく、休日になり、中部にある公園にむかう。昔、馬場だったところで、今は松林になっている。地面は落ち葉もなく、むき出しになっているところが多い。ホントにみつかるかなあとおもって歩いていると、ある。それも、たくさんある。(写真:松林バックの)

結構、興奮して採って歩いた。
せっかくなので、帰りがけ、那覇のマツの生えている公園にも。ないなあとおもって、かえかけたら「ゲッチョさん」の声。洞窟屋のタムラ君だ。なんと、さっきまでコマツさんとキノコ探しをしていたという。で、おもしろいものがありました・・・と案内してもらったマツの下に、丸い地下性菌が。これは何?(写真:地面に二つ丸いキノコがあるもの)

さっそく、スケッチして、馬場のものは食べてみる。よくわからないので、小さめのを選び、出汁をとった汁にいれてすまし汁に(写真)。

んー。キノコはシャキシャキしている。味はしない。でも、なんか、ほんの少し、違和感? 出汁はおいしいけど、しっかり出汁をとりすぎたので、キノコの出汁かどうか??
冬虫夏草プリンセスで地下性菌にもくわしい、コーヘイ君にサンプルを送る。結果、馬場のはオオショウロ。那覇の公園のはアカショウロ。で、日本で食用にされるのはショウロだけ・・・とのこと。オオショウロはおいしくないという話も聞いてますとあって、ん~。結果、王国時代に食べていたという「ショウロ」の正体は引き続き、不明・・・ということに。オオショウロ、もう一回、それだけで食べてみるかなあ。でも、まずいときいて、あらためてとりにいく気力が・・・。