ゲッチョのコラム

カマキリ広報パートⅡからゲッチョのコラムにタイトル変更しました。再開します。よろしくお願いします。

夜のやんばる路~again~

2016-05-31 15:56:07 | イベントその他
5月29日
前日はやんばるで車中泊。
朝起きて森へ。
倒木に、サルノコシカケが生えているなあ。夜だったらキノコムシでもきていたかなあ。そんなことを考えていたら、あれ?んんん?えーっというわけで、ゴキブリタケが生えているのに気づきました。前回は本部半島の森でしたが、今回は、もろ、ザ・やんばるの森のただ中。しかも、何度も歩き回っている森の道。こんな沢もなんもない道沿いの倒木にゴキタケがはえているとはと、意表をつかれました。以後、倒木をチェックしたら、何と6本もありました。びっくり。金城先生からは、沖縄産で子のう果をつけた成熟固体を見つけるようにというお達しがあったのですが、図らずもその要望にお応えすることができました。さっそく金城先生におおくりしましょう。ついで・・・に、ザトウムシタケとシロタマゴクチキムシタケのポイントもチェック。ザトウムシタケはかろうじて1本見つけ、シロタマゴは未熟個体を2本見つけるのにとどまりました。今年の梅雨は、雨がふらず、さわやか・・・です。うーん、もっと雨だらけの梅雨を予想していたのですが。こうなると、虫草は、のぞめないかも。まあ、ゴキタケをこんなに見つけられたので、よし・・ではありますが。
さらについでに、菌重蔵栄養植物のホンゴウソウ類を採取、神戸のスエツグさんへ。沖縄産のホンゴウソウ類、よくわかってないことがありそうなのです。
森を歩いていて、昔の住居跡の便座・・・石を置いたもの・・・の写真をとろうとして、あれ? なんと、便座の上にイシカワガエルがのっかっていました。
昨日の晩から見たり、聞いたりした天然記念物。
ナミエガエル、クロイワトカゲモドキ、ヤンバルクイナ、ノグチゲラ、アカヒゲ、イシカワガエル・・・・。
やんばるの森は、やっぱり楽しいです。


夜のやんばる路

2016-05-31 15:49:17 | イベントその他
5月27日
1時間目は授業。終わって、沖縄市の県の教育センターへ。「すべての子供たちが実感を持てる授業づくりをめざして」という演題で、お話し。いつになっても、パワポの話は苦手です。パワポのあと、標本をつかった授業例をお話し。小中高の先生方も、生徒たちや一般の人と、うけるところに、違いはないようです。
5月28日
夕飯を食べてから、やんばるへ車を走らせました。この日は、いつもいっている森とは少し場所を変えて、川沿いの森へ。道には、サワガニ類のほか、ナミエガエルやハナサキガエルの姿も。ひさしぶりに、クロイワトカゲモドキも数匹、見ることができました。
 
 

お知らせ

2016-05-27 15:37:04 | イベントその他
5月24日

ゼミに、しかたに自然案内のノリさん、マユさんをお招きして、沖縄の海の自然と、それをどのように子供たちにレクチャーしているのかについての講習会。さすが、この道を続けてきたお二人。授業が終わっても、学生たちは二人を囲んであれこれ、話を聞いていました。


5月26日
雑誌、『女性自身』が送られてきました。表紙にまつじゅんとかがどどーんとのっていて、のけぞってしまいます。なぜこんな本が・・というと、自由の森卒業生で、現在、人類学者のミカコの紹介記事がのっているのです。先日、記者さんから、高校生時代のミカコの電話取材があり、ちょろっとその話ものっているしだい。フィールドワークの本もそうですが、この雑誌の中にみえかくれする、「みかこ節」もまた、なんだかすごいな…と思ってしまいます。


わたしのほうは、この日は1時間目に授業、2時間目に会議。3時から9時まで、学校説明会と、評議委員会・・・あああああ・・でした。

出版のお知らせ

2016-05-26 11:20:11 | イベントその他
5月21日
昼間、会議で琉大へ。暇が少しあったので、ぷらぷらと散歩。うちの大学よりも、緑が多いのであれこれ、虫が見つかります。ハイイロテントウがたくさん発生していました。ソテツを見ていたら、クロマダラソテツシジミはみあたらず、かわりにタイワンクロボシシジミが目に入りました。
 

その日の夕方は、『シークヮーサーの知恵』の出版記念会。本づくりに直接かかわった人以外にも、奥の人々も多数参加して、結構盛大なパーティーとなりました。ちょうどこの日の沖縄タイムスに、山口県立大の安渓先生が、すばらしい書評をかいてくださって、記念会でもその話が何度もとりあげられていました。そうそう、『シークヮーサーの知恵』の編者である、言語学者のオオニシ先生が、自身で訳された『現代インド文学選集7 船頭タリニ』(めこん)をくださいました。まだ冒頭しか読んでいないのですが、インド文学、不思議なにおいがしてきます。


5月23日
日曜日はひさびさに家にこもって、一日中絵を描いていました。あれこれ、思い悩むことが多い日々なので、絵に没頭すると、少しは気が紛れます。
翌23日の月曜日に、大学にいったら、メイルボックスの中に本が一冊入っていました。岐阜大のミカコが送ってくれたものです。『フィールドノート古今東西』(古今書院)という本です。ミカコのところしか目を通せていませんが、彼女が高校生のときのフィールドノートが紹介されていて、それが僕や安田さんが担当していた選択授業の内容だったりするので、感慨深かったです。で、文章の内容は、ミカコすげーなーと。うーん。こんなんなるとは、思いもしませんでしたね、ほんと。今日は安渓先生からご紹介いただいた、マサイ族の方の講演会を大学で開くことになったので、これからその会に出席です。

本のお知らせ・他

2016-05-19 21:59:15 | イベントその他
5月14日 昼間学生の模擬授業をみたあと、夜のやんばるへ。今年は涼しい日が多く、この日もちょっと肌寒いぐらいでした。林道をプラプラ歩いていたら、ガラスビバァとイボイモリを見つけました。この日は林道わきにおいた車の中で寝ました。



5月15日 昼間はヤンバルの森で、菌従属栄養植物ウオッチング。家に戻ると、『ぼくのコレクション』の中国語版が出版社からおくられてきました。