黄砂とPM2.5の飛来は植物好きにとっては悪夢です (;´Д`);
黄砂交じりの雨のあとは、花という花が壊滅状態になりますからね、、
職場のビオラ展もせっかくここまで良い状態をキープしてきたのに
一回の雨でボロボロになってしまいました。
去年なんてちょうどシャクヤクが満開ってときにやられて泣きそうだったもん。
年々ひどくなっている気がするな~。
さて、今年もアキヨシミミナグサの花を見に行きました。
本種は秋吉台周辺の数ヵ所にのみ自生する希少種で
環境省の絶滅危惧ⅠB類に指定されています。
アキヨシミミナグサ
鉱山跡地というかなりの特殊環境に生きています。
重金属を高濃度含有し、強い酸性環土壌という環境下では
多くの植物はまともに生育できませんからね~。
最盛期は6月頃で、花はまだまだ少な目
小さい花で地味ではあるけれど
じっくり観察してみると、とっても可愛い♪
鉱山跡地によく生えている地衣類
この地衣類も特殊環境に適応した種類なのでしょうね。
アキヨシミミナグサを探しているときのこと
ツチハンミョウ(の仲間)がいました ( ゚Д゚);
種類的にはヒメツチハンミョウになるかな。
この虫は絶対に素手で触らないように ^-^;
子供たちにはよく言っておいたほうがいいかも。
刺激を与えると、体液(毒)を出します。
これが付着すると皮膚炎を引き起こす(らしいです)
皮膚炎を起こすことは知識としてあるので
実際に触ったことがないから分からないけど
経験者曰く、そうとう痛いらしいです (;´Д`);
一応翅はあるのですが短くて飛べないので
地表を歩いているのをよく見かけます。
自分が食べられないって分かっているから余裕なのかな?
そういえば中国ではこの虫を暗殺に利用していたって話
どこかで聞いたような記憶があります。