今年も庭のスポンタネア開花 ^-^。
トータルで100輪以上あります。
ロサ・キネンシス・スポンタネア
1983年に再発見された中国四川省原産の野生バラです。
近年は、入手できなくもなくなったので
幻とまでは言えなくなりましたが
まだまだ珍しいバラになります。
スポンタネアは咲かないバラとしても知られ
植物園等で咲くと全国ニュースに取り上げられたりもします。
すごく伸びる野生バラで、勢いよく伸び放題のうちは咲き難いですね。
(軽く5mは伸びる)
ようは鉢植えにして根を詰め気味に管理してやれば
言われているほど咲かないわけではありません ^-^;
庭植えにすると、とんでもなく伸びるので一般家庭向きではないですね(汗)。
それに、そこまで観賞価値が高いとも思えないし。
好きな人は好きかもしれないけれど。
なお、スポンタネアは標高1800m以上の山地に自生するため
寒さにはめっぽう強いです。
常緑性であり、大寒波を受けても涼しい顔して青々としています。
かといって暑さに弱いわけでもない。
咲き難い(と言われている)けど、丈夫で作り易い野生種ではあります。
咲き始めは淡紅色で
日が経つにつれてだんだん花色が深くなってきて
最後は濃紅色に。
スポンタネアの魅力は・・芳香かな~。
桃に似たフルーティーな香りがあります ^-^。
バラとしては珍しい香りです。