久しぶりに恩徳寺の結びイブキに会いに ^-^。
この度も角島大橋の公園に車を停めて徒歩で向かいました。
車で行けないことはないですが難しいです。
離合が極めて難しい細路地に加えて
近辺に駐車スペースがありませんので。
のどかな漁村集落(下関市豊北町)
恩徳寺は肥中街道の船究番所にあります。
船究番所とは、船の出入りや安全を管理するところ。
恩徳寺
石段を上るとすぐにイブキの大樹が鎮座
国指定天然記念物
恩徳寺の結びイブキ
推定樹齢500年
幹周は約4mで、横張りは5.5m
大変立派なイブキではありますが
サイズ的にはもっと大きい木が各地にあります。
ではなぜ、国指定なのか
それは屈曲交差する特異な樹形にあります。
形態学的に学術価値が高いことによる指定なんですね。
何本にも分かれる枝が竜蛇のように複雑に交差して
それらの枝が癒合してひと塊になっています。
ただならぬオーラを感じる木ですよ。
まさに枝が結ばれているかのようです。
恩徳寺は大内義隆の夫人、お花の方が建立したお寺で
建立された当時、すでにこのイブキは巨木であったと伝えられています。
境内の梅も満開でした \(^o^)/
機会があれば、肥中街道も歩いてみたいところ。
約62kmの行程です。