
スリット鉢系の伸び方。
ミントを栽培されたことのある方でしたら、よく分かると思うのですが
通常の鉢であれば、地下茎は鉢の縁に集まりトグロをまきます。
しかし、スリット鉢に植えると、根や地下茎は全くトグロを巻きません。

かなり分かりにくいのですが、中心などにも、まんべんなく伸びています。
これは通常のポットでは考えられない伸び方です。
ここまでは、スリット、ロングスリットで変わりありません。
ここからは「ロングスリット」に植えた結果です。
写真を見ていただけると分かるのですが
地下茎が途中でやたらに枝分かれしています。
これも通常の鉢では、あまり考えられません。
スリット鉢でも、これほどにはなかったような・・
その影響でしょうか。
どういう訳か、地下茎の太りが異常なほどに悪い・・
というより、太らない(全部細くなる)ですね。
地下茎を使って株を更新するミントでコレは痛いです(汗)。
(※根は通常のポットよりも太くなるような気がします)
これまでの通常のスリット鉢では、生育が抑制されているな~と感じる程度で
地下茎の太りに関しては、何とも感じなかったんですよね。
今年度はロングスリットに変更して、このような結果になりました。
そしてもうひとつ。

こんな風になります。
根ははみ出しませんが
下方向に伸びた地下茎がそのままスリットを突き抜けます。
夏~秋にかけては、この突き抜けてくる地下茎を除去する作業で相当難儀しました(汗)。
なんて書いておきながら・・

結局、またロングスリットで植え替え完了 ^-^;
ロングスリットに変えてどうして地下茎の太りが悪かったんだろう??
理由がよく分からなかったので
普通のスリットや、一般的な鉢と比較しつつ
もう一年、実験です。