源氏物語ゆかりの地散策のためのオススメ本 その２

源氏物語ゆかりの地散策のためのオススメ本　その１の続きです。

続・源氏物語紀行

鈴木 幸子

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前作「源氏物語紀行」の続編。

待っていましたーーー！！！

『源氏物語』ゆかりの地をストーリー背景・当時の歴史背景とともに紹介されています。
数ヶ所のゆかりの地を深く掘り下げて解説されており、読み応えあります。

『源氏物語』後編の夕霧ゆかりの大学寮・玉鬘ゆかりの筑紫から、宇治十帖、浮舟ゆかりの小野まで。
地図や交通手段も掲載♪

京都紫式部のまち―その生涯と「源氏物語」

坂井 輝久

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紫式部の生涯を追いながらゆかりの土地、『源氏物語』との関連、紫式部周囲の人物が描かれています。
京都のみならず近江・越前を含めたグローバルな視点の本。

山本淳子先生　著の「源氏物語の時代―一条天皇と后たちのものがたり」(朝日選書 820)と合わせて読むと、さらに人物の理解が深まりそう。




あらら。すでに“ゆかりの地散策のための本”紹介ではなくなっていますね（笑）
あくまでも、私の感想や印象を書き留めただけですので、内容はご自身でご確認くださいね。

オススメ本がございましたら、教えてください。





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源氏物語ゆかりの地散策のためのオススメ本 その１

今日は、更新記録も兼ねています。



●『花橘亭～源氏物語を楽しむ～』→「源氏物語千年紀と源氏物語ゆかりの地をめぐる」

“源氏物語ゆかりの地散策のためのオススメ本”に本を追加しました。




以下に、今回追加した本の簡単な感想を書き出してみます。
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紫式部の生きた京都―つちの中から

京都市埋蔵文化財研究所

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財団法人　京都市埋蔵文化財研究所による監修。
紫式部が生きた時代から院政期（平安末期）までの邸宅や寺社跡の発掘現場や発掘されたもの、再現イラストや図、模型写真が掲載。

カラー印刷で内容豊富。

京都市が設置した「源氏物語ゆかりの地」説明板の設置場所の地図や説明板の写真（サイズは小さいです）もドーンと掲載！！
この本一冊で、平安京史跡めぐりがより楽しくなりそうです。

姫君たちの京都案内―「源氏物語」と恋の舞台

蔵田 敏明,薄雲 鈴代

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部分的に「あれっ？」なところがあるものの、おおむね楽しく読めました。

『源氏物語』に登場する姫君それぞれが一人称で語り、自身にゆかりのある京都の舞台を紹介しています。
この本で登場する進行役の姫君は、藤壺・紫の上・六条御息所・浮舟・夕顔・玉鬘・明石・空蝉　の８人です。

ラストに光源氏も登場。

キャラクターごとに口調（文体）が違い、各ページのデザインもオシャレで見て読んで楽しめます。
お気に入りのキャラクターがいらっしゃる方には、好き嫌いが分かれる本かもしれません




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