あのフェルメールが、なんと一挙に7点も来日すると言う、「フェルメール展、光の天才画家とデルフトの巨匠たち」開幕まで、あと3週間と迫りました。
[写真:フェルメールが3枚並ぶ、華麗な壁面@メトロポリタン美術館]
[左端が、今回来日する《リュートを調弦する女》]
今回来日するフェルメールは、現存すると言われる36点中の以下の7点。赤字の作品(1、2、5、6)は私も初対面、そして《小路》と《ディアナとニンフたち》は、今年3月のオランダ旅行以来の嬉しい再会です。
- 《マルタとマリアの家のキリスト》
イギリス・エディンバラ、スコットランド・ナショナル・ギャラリー - 《ワイングラスを持つ娘》
ドイツ・ブラウンシュバイク、アントン・ウルリッヒ美術館 - 《小路》
オランダ・アムステルダム、アムステルダム国立美術館 - 《リュートを調弦する女》
アメリカ・ニューヨーク、メトロポリタン美術館 - 《絵画芸術》
オーストリア・ウィーン、ウィーン美術史美術館 - 《ヴァージナルの前に座る若い女》
個人蔵 - 《ディアナとニンフたち》
オランダ・ハーグ、マウリッツハイス王立美術館
すでに何度もご紹介しましたが、フェルメールがこれだけ大挙して来日するのは、 極めて異例のことです。ぜひ、12月までの公開期間中に、一度は 東京都美術館 にお運びください。特に、英国のエディンバラやドイツのブラウンシュバイクは、なかなか訪れる機会がありませんし、「個人蔵」にいたっては今回見逃すと、もう一生見れないかも知れませんよ。