かけっこ倶楽部

ランニングを楽しむ仲間のぶろぐ

『でっかいどぅ~便り(その1)』(北の大地からKappa中野)

2008-07-31 15:16:37 | 近況報告
親愛なる『かけっこ倶楽部』の皆様へ

『かけっこ倶楽部』のみなさん、こんにちは♪
 大変ご無沙汰致しました。
北の大地からKappa中野です。

7月1日付で川崎の小向工場から北海道の恵庭工場に異動になりました。
但し、執行猶予2週間。(笑)
小学校の先生をしている私の妻が7月7日(月)から9日(水)までの三日間 5年生の八ヶ岳の自然教室に出張する為、家を空けなければなりません。
その間、まだ小さな子ども達が二人っきりで過ごさなければならない為・・・会社に頼み込んで恵庭工場への異動を2週間猶予して戴きました。

さて、東芝の恵庭工場に不妊して数週間が過ぎました。
(って、その「不妊」じゃなくって「赴任」でしょう!!)(笑)

恵庭での独身寮生活にもやっと慣れ、今日はT.Horiuchiさんから依頼されていた『かけっこ倶楽部』のブログへの投稿がやっと出来るようになりました。

とは言っても、まだ寮の部屋でのインターネット環境が整っていない為、今日は寮の 近くのインターネットカフェに遠征して寮で書いたこの文章を投稿しています。(笑)
(寮の近くと言っても寮から数キロ離れています)

Kappa中野が「ネットカフェ難民」になる日もそう遠くないかも知れません。(笑)

それじゃぁ、また。
ご機嫌よう。

From:Kappa中野

追伸1:7月16日(水)に開催された『山中湖マラソン』第一回戦略会議に出席できず、本当に申し訳ありませんでした。
10月の『山中湖マラソン』には筏(いかだ)に乗ってでも参加したいと思っています!!(笑)

追伸2:中々休みが取れず、随分前に書いたこの文章も投稿出来るまでに数週間掛かってしまいました。(泣)

フェルメール@ワシントンDC (TH)

2008-07-31 10:31:31 | 近況報告

 マラソンの合間を見て、大急ぎでワシントンDCへ行って来ました。ワシントンのナショナル・ギャラリー (National Gallery of Art, Wachington DC) には、フェルメールが4枚もあるのです。

 まずお目当ては、「天秤を持つ女」。静かな絵です。女性が右手に持つ天秤は、宝石のような何か貴重な品を量っているように見えますが、(近くに寄って見ないと良く判らないのですが)実際には天秤の皿の上には何も乗っていません。重要な意味を持つ背景の絵は「最後の審判、すなわち、人間の魂が秤にかけられ、天国と地獄に振り分けられる様を表しているそうです。


[写真1:天秤を持つ女]

 次は、「手紙を書く女」。穏やかな絵です。若い女性が、羽根ペンを持って手紙を書く手を止めて観る人へ優しい視線を向けています。17世紀のオランダでは、一般人同士の手紙のやり取りが普及し始め、手紙は当時流行のテーマだったのです。白い毛の縁のついた黄色い上着、テーブルの上の宝石箱や真珠のネックレスなどは、フェルメールの他の作品でも良く見かけますね。


[写真2:手紙を書く女]

 その次が、「赤い帽子の女」。華やかな絵です。とても小さな絵で、キャンバスではなく板(パネル)に描かれており、フェルメール作品では珍しいことだそうです。そう言われてみると、なんとなく他のフェルメール作品とは雰囲気が違うような気もします。一部の専門家は、「フェルメールの真作か疑問視している」そうですが、そのような議論もフェルメールの魅力の一部なのでしょう。


[写真3:赤い帽子の女]

 最後が、「フルートを持つ女」。不思議な絵です。やはり小さな絵で板(パネル)に描かれており、上の「赤い帽子の女」と同じような意味で、フェルメールの真作とみなさない専門家も多いようです。確かに、ほかのフェルメールの絵の女性とは、イメージが違いますね。そういえば、絵の右下に、"Attributed to Johannes Vermeer (= フェルメール作される)" と表示されていました。


[写真4:フルートを持つ女]


[写真5:「フルートを持つ女」の写真右下の部分を拡大]

 フェルメールは、謎の多い画家です。これだけの名作を残しながら、現存するフェルメール作品は(真作かどうか議論中のものを含めて)たった37点しか確認されていません。しかも、盗難の話題も豊富で、そのうち一点(ボストンのイザベラ・スチュアート・ガードナー美術館蔵「合奏)はいまだに行方不明です。

 私は、これまで23点のフェルメールを、すべて所蔵館で観て来ました(目標達成率約62%です♪)。

  1. メトロポリタン美術館(ニューヨーク)  5点
  2. フリック・コレクション(ニューヨーク) 3点
  3. ロンドン・ナショナル・ギャラリー   2点
  4. 英国王室コレクション(ロンドン)    1点
  5. ケンウッド・ハウス(ロンドン)     1点
  6. アムステルダム国立博物館       4点
  7. マウリッツハウス美術館(ハーグ)    3点
  8. ワシントン・ナショナル・ギャラリー  4点

 あと残り14点(分布は、以下のとおり)で「全点鑑賞」の目標達成ですが、盗まれた「合奏」は戻って来るのでしょうか?

  1. ドイツ          6点
  2. フランス     2点
  3. スコットランド 1点
  4. アイルランド   1点
  5. オーストリア   1点
  6. 米国       1点
  7. 個人蔵      1点
  8. 行方不明(合奏)  1点