かけっこ倶楽部

ランニングを楽しむ仲間のぶろぐ

所沢8耐、もうひとつのレポート (TH)

2008-07-08 07:48:03 | サブ3倶楽部

 最初から言い訳で恐縮ですが、今年の所沢は異常に暑かったのです。午前9時すぎにはすでに30度近く、その後も夏の太陽がじりじりと肌を焼きます。エイドステーションで頭から全身水を被っても、1キロも走るともう汗まみれ、体温はこれまで経験したことのないレベルまで上がったように感じます。10時すぎ快速ハッシーさんに一周抜かれましたが、さすがのハッシーさんも暑さのせいかいつもの切れが無いみたい。そして11時、暑さは最高潮に達し、ボーっとした頭で「脱水症状で倒れる人がいるらしいが、こんな感じなんだろうなー」なんて考えながら、不思議なことに身体は結構勝手に動いている、ひょっとしたら今が一番危ない時間帯です。


[写真:4時間経過。まだまだ元気な、元DECランナーズ]

 そして、予定通り11時45分ころ、3.25キロのコースを11周で約36キロ、前もって想定していた昼休み休憩に入りました。全身乾いたウェアに着替え、豪華エイドで食事をしながら後半の戦略を考えていたら、Kappaさんから携帯メールが届きました。「この暑いのに炎天下を8時間も走るなんて、正気の沙汰では有りません。これ以上、決して無理はしないで下さい!」と言う、優しいお言葉、ぐっと心が揺らぎます。それに加えて、なぜかタイミング良くメタシンさんが現れ、「ビールご馳走しますから、来ませんか」と言う悪魔のお誘いに釣られて、いそいそと近くのレストランへ。そこで、鶏のから揚げを肴にサントリーモルツをぐっと一杯、ここで私の暑い一日は終わってしまいました。

 メタシンさん曰く「せっかくの8時間を、走るだけに使うなんてもったいないですよ。ビールを飲んだり、昼寝をしたり、ゆっくり公園内を散歩したり、8時間をフルに楽しまなくっちゃ」、実に説得力のあるお話でした。いやー、全くその通り、こうして私も「8時間走の新しい楽しみ方」を学んだのです。メタシンさん、有り難う!


[写真:航空発祥の地碑と1940年製C46輸送機(天馬)]

 そして、早々と勇気ある撤退を選択したメタシンさんと私を横目に見ながら、ハッシーさんとRNさんは午後も黙々と走り続けて、大幅に距離を伸ばしたようです。詳細は、お二人のレポートを待ちましょう!