以前ふしぎなつむじ風 - 珈琲一杯分の話という、子供の頃読んだ児童書の紹介をした。
3+4=7ではなく、「5」だと魔法をかけられた子供たちが、最初は一生懸命反発するんだけど、どうやっても5になる現象を見せられて、一人、二人とだんだんそれを認めていく。
クラスでも頭のいい子が認めたら、一気に人数が増えたりしてね。
しまいには殆どの子が「3+4=5」だとなった中で、頑張って「7」だと譲らなかったごく少数の子はどうなったんだけだっけ?
思い出せない先があれ以来ずっと気になってしまって、調べてみたら「給食を食べさせてもらえない」って罰を受けたことがわかった。
そうそう、そういえばそうだった!!
皆がおいしそうに給食を食べている中で立たされながら、「でも3+4=5なんて言う奴は嫌だ」と譲らなかったと思う。
時々、こういう魔法をかけられている気がする時がある。
魔法使いなんているわけないと思っていたけど、見破れない見事な手品みたいなことやる人っている。
見破れないから何もできないけどね。
せいぜいブログに駄文を連ねるのが精一杯、ならぬ珈琲一杯分のボヤキでした。
だって重症化と死ぬことが「だたの風邪」と違って怖いんだと皆騒いでたんだから。
で実際、その「重症化も死者も出さずに感染」(いや正確にはPCR検査の結果が陽性ってだけだけど)が実現したら、喜ぶかと思いきや全然喜ばない( ̄_ ̄ i)
それどころか、感染自体を忌み嫌って更に更に脅えだした…
でもワクチンは喉から手が出るほど欲しいんだよね???それってまさに今流行りの「重症化も死にもしない感染」じゃないの?
本当にわからない。
私だったらすぐ魔法にかかるか、給食食べたさに間違った答えを受け入れるだろうなあ。
一人立つ精神(どこかできいた言葉・・・)て難しい。
児童書と言えば、海さんは佐藤愛子氏の「鼓笛隊物語」読んだことありますか?(Sの鼓笛隊がモデル)
読んだのは小学生だからかなり昔なのに何回も読んだからか、あまりにもベタな内容だからか、結構詳細を覚えてます。
あとがきか前書きに佐藤氏が「最初は書くことを断ったが鼓笛隊の練習風景をみて書くことに決めた」とありましたが、今思えばこのころは彼女は旦那の借金を背負って小説を書きまくってた、仕事を選んでる場合じゃなかったんだろうと思います。(本当に鼓笛隊に感動して書いたのならすみません)
母を折伏したおばちゃんが貸してくれたんです。
でも書いた人が佐藤愛子さんだったとは今知った(笑)
主人公の女の子のお母さんが交通事故で亡くなるんですよね。それが可哀そうだった。
私はファイフ(横笛)だったんだけど、その主人公もファイフだったので、親近感を覚えて読みましたよ。
その子のお気に入りの練習場所がどっかの階段の10段目と書いてあったで(確か)、私も真似して近所の公園の階段の10段目に座って練習しました。
この経験で役に立ったことといえば、娘が中学で音楽の授業で篠笛(しのぶえ)って横笛の和楽器を渡された時。
リコーダーと違って音を出すのに初めての人はちょっと苦戦するんですよ。
私がそれを難なく音を出してみせたら、めちゃ尊敬された(笑)
人生何でもやっておくもんですね。
海さんも主人公同様ファイフでしたか。
娘さんに尊敬されて嬉しいですね。
過去の経験が未来に役に立つってのが人生だわ(*^^)v
しかし私が覚えてる箇所と違う(^-^;
主人公を鼓笛隊に誘った友人が、主人公のほうが上手くなった事に嫉妬してグレた事、貧しい主人公をいじめてた金持ち娘が親の事業の失敗で貧乏になったけど主人公が少し用立ててあげた事など覚えてます。
お母さんが事故で亡くなった?
お気に入りの階段で練習してた?
もっと覚えてたと思ったらそれらは記憶にない(*_*)
おーーーー、そうだっけか?
一生懸命、記憶のネジを巻き戻したら、確かにイジワルな女の子が出てきたかも。
そうそう、少女小説には「清涼なヒロインとイジワル女」ってセットなんだよね。
佐藤愛子さんはさすが小説家。わかっておられます(笑)