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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

「サスペンド」が続く17th日程と届かない16thミリオン、「若さ」を封印した乃木坂の現状と未来 [02Feb17]

2017-02-02 05:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

01月25日(水) 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』(幻冬舎)が発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケを行ったそうです

02月04日(土) 16 : 55 〜 17 : 25 [地デ] 朝日放送「森三中 黒沢とイケメンの『禁断の恋』!?『ロミオ&ジュリエット』大研究〜」に、生田絵梨花が出演

02月04日(土) 18 : 00 〜 18 : 30 [地デ] フジテレビ『MUSIC FAIR』に、生田絵梨花が出演し、石丸幹二、新妻聖子、山崎育三郎と共に、ミュージカルの楽曲を多数披露

02月05日(日) 16枚目第4回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

1月15日(日) 〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
=============================
[東京公演日程] 赤坂ACTシアター
02月01日(水) 18日目 第20公演(13:30)&第21公演(18:30)
02月02日(木) 19日目 第22公演(18:30)
02月03日(金) 20日目 第23公演(13:30)
02月04日(土) 21日目 第24公演(12:30)&第25公演(17:30)^
02月05日(日) 22日目 第26公演(13:30)
02月06日(月) 23日目 第27公演(13:30)&第28公演(18:30)
02月07日(火) 24日目 休演日
02月08日(水) 25日目 第29公演(13:30)
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京における最終公演までの日程)================

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



16次受付まで終わっている「サヨナラの意味」個別握手会の応募について、昨日、なんと、17次、18次、19次、20次と、4次分もの追加受付が発表されました。

以下に、これまでの完売部数推移と併せて、応募の状況を載せておきます。

(表1) 乃木坂16枚目に関する個別握手会の応募日程と完売率の推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率, 枚数ベースでの推定販売率)} 受付時期 (受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されたことを示す。
#「-44d」「+75d」は、それぞれ、集計締め切り日の44日前、75日後の意

16枚目「サヨナラの意味」
発売日:2016年11月09日(水)
オリコン初動集計締切:2016年11月13日(日)
初動算入:第06次分までと推測

[01次] +008 {008/520 (01.5%_04.5%)} 09/29(木)30(金) (-44d)
[02次] +227 {235/520 (45.2%_75.6%)} 10/06(木)07(金) (-37d)
[03次] +127 {362/775 (46.7%_82.0%)} 10/13(木)14(金) (-30d)
[04次] +209 {571/790 (72.3%_95.7%)} 10/20(木)21(金) (-23d)
[05次] +100 {671/790 (84.9%_98.8%)} 10/27(木)28(金) (-16d)
[06次] +046 {717/790 (90.8%_99.5%)} 11/03(木)04(金) (-09d)
[07次] +031 {748/790 (94.7%_99.8%)} 11/10(木)11(金) (-02d)
[08次] +012 {760/790 (96.2%_99.9%)} 11/17(木)18(金) (+05d)
[09次] +009 {769/790 (97.3%_100.0%)} 11/24(木)25(金) (+12d)
[10次] +006 {775/790 (98.1%_100.0%)} 12/01(木)02(金) (+19d)
[11次] +004 {779/790 (98.6%_100.0%)} 12/08(木)09(金) (+26d)
[12次] +001 {780/790 (98.7%_100.0%)} 12/15(木)16(金) (+33d)
[13次] +000 {780/790 (98.7%_100.0%)} 12/21(水)22(木) (+39d)
[14次] +003 {783/790 (99.1%_100.0%)} 01/12(木)13(金) (+61d)
[15次] +000 {783/790 (99.1%_100.0%)} 01/19(木)20(金) (+68d)
[16次] 01/26(木)27(金) (+75d)

新たに発表された応募受付
[17次] 02/02(木)03(金) (+82d)
[18次] 02/09(木)10(金) (+89d)
[19次] 02/16(木)17(金) (+96d)
[20次] 02/23(木)24(金) (+103d) 最終受付


先週、16次応募が行われた際、15次終了時点で、790部中783部の完売と判明し、枚数ベースの推定販売率は、四捨五入による100.0%、99.95%以上に達しています。

そして、第4回の個別握手会までは受付が終わっているので、16次以降に申し込めるのは、第5回、第6回の幕張メッセにおける、和田まあやと佐々木琴子のそれぞれ2部ずつ、計4部しか残っていない。

個別握手会の応募を受け付けるためには、コンピューターのCPUとメモリーをそこに割き、申し込まれた内容をスタッフがチェックし、抽選を行い、結果をメールで連絡するなど、それなりの手間とお金が掛かる。

15次応募までで、用意した790部分をほぼ売り切ってしまい、申し込み可能なのは4部だけなのに、新たなレーンを追加することなく、16次の後、さらに4回も受付を予定するのは、経済的な損得を考えると、首を傾げたくなる話です。


ただ、収支を度外視して、16枚目の応募を続けているのならば、毎週木曜金曜に、乃木坂個別握手会の受付があるという「リズム」を、壊したくないからかもしれません。

決まった曜日の応募を毎週続けることは、それ自体が、一つの宣伝効果を持ち、木曜金曜になると、申し込みの有無に関わらず、握手会のことが頭を過るファンは少なからずいると思います。

この「リズム」を一度止めてしまうと、そういった人々の握手会に対する関心が薄くなり、再開時、全体の申し込み数が以前より減ってしまう懸念がある。

例えば、何年にも渡って、毎週木曜に新着記事をアップし、読者を増やしてきたブログの著者が、アクセス数の減少を心配して、1、2週の更新休止すら躊躇うのは、不思議なことではない。

どんなに内容が薄くとも、取り敢えず、木曜更新を続けようとする気持ちは、私にもよく分かります(笑)。


17th選抜は、握手会人気のツートップをWセンターに据え、さらに両脇とセンター裏を、すべてセンター経験者で固め、フロント両端に盤石の握手会人気を誇るメンバーを配して、既存票の取りこぼしがないよう、腐心している。

また、長年、選抜から遠ざかってきた1期メンバー3人と、上を目指すと宣言して握手会人気を伸ばしてきた2期のアンダートップを抜擢するなど、メンバーに直接会ってお祝いしてあげたい、ファンがそう感じるような状況を、通常より多く作り出しています。

深川麻衣と橋本奈々未の「卒業」センターによって、乃木坂のCDセールスが大幅に増え、「ありがとう」や「さようなら」を伝えたいという思いが、多くの人を握手会に向かわせた面がありますが、17枚目では、「おめでとう」という言葉がキーワードになりそうです。


17th選抜は、とにもかくにも、CDセールスを落としたくない、絶対に前作並みをキープ、出来ればアップをという運営の願いが、もう嫌になるくらい、ヒシヒシと伝わってきます(笑)。

一方で、音楽チームとしての「コンセプト」や「メッセージ」が希薄になり、加えて、2期と年少メンバーの本格的なフィーチャーは、2度の「卒業」シングルに続き、またしても先送りされてしまった。

しかし、これだけCDセールスにこだわった新選抜を発表しながら、肝心の個別握手会応募が始まらず、受付の予定すらアナウンスされないのは、不思議な光景です。


あるいは、17枚目に収録する楽曲の完成が遅れ、CDの発売日を決められないのかもしれません。

CDをネットで予約販売する場合、購入者に発送日を知らせた上で、お金を受け取るのが普通です。

発売日が流動的で、未だに定まっていなければ、個別握手会応募という予約販売を始めづらい。

また、発送日を決定すると、何十万というトンデモナイ枚数のCDを一斉輸送して欲しいと、業者に依頼する必要があり、後から事情が変わって、急遽、発送を1週間遅らせるなんて事態が起こってしまうと、電話1本の「すいません」では済まないでしょう(笑)。

確実なCD発売日を設定出来てから、個別握手会の応募を始めるのは当然で、それが始められないとすれば、リリースの日付を決められない可能性を疑ってみたくなります。


例年のパターンから、春シングルは3月中にリリースされる可能性が高いですが、以下のように、オリコン初動を考えると、あまり時間の余裕はなく、発売日が決まってるなら、すぐに17枚目の応募に取り掛かった方がいい。

(表2) 17枚目の個別握手会応募開始とCD発売の日程シミュレーション

最低ラインと思われる6次分算入を確保できるスケジュール
01次応募[02/02(木)03(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[03/15(水)]
01次応募[02/09(木)10(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[03/22(水)]
01次応募[02/16(木)17(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[03/29(水)]
01次応募[02/23(木)24(金)] =(6次分初動算入)=> CD発売[04/05(水)]


17枚目において、CD売り上げ枚数の前作割れ、「ミリオン」割れを避けるためには、橋本奈々未の「卒業」と中元日芽香の「休業」によって消滅する60部完売分を、16枚目30部未満メンバーの増部と、3期メンバーの売り上げで補う必要がある。

しかし、いずれのケースも、完売部数の積み上げに時間が掛かる可能性があり、そのスピードが、オリコン初動を左右するポイントになる。

初動に流し込む応募次数を多く用意すれば、立ち上がりの完売積み上げ速度が鈍くても、時間の助けによって、それなりの数字にまで持っていけるので、今回は、是が非でも、十分な受付期間を発売前に確保したい筈です。


16枚目では、初動に入ったと推測される個別握手会セールスが、6次応募分までだったので、17枚目は、これが最低ラインで、出来れば、7次、8次と、より多く取りたい。

ところが、上表のように、今週から応募を始めても、6次を確保するには、3月15日(水)の発売となり、7次、8次だと、3月下旬にならざるを得ません。

しかも、現時点で、17枚目応募の今週スタートを示唆する動きは何もなく、来週以降の気配が濃厚に漂っている。

となると、3月22日(水)でも、厳しい条件となり、3月29日(水)か4月5日(水)まで、リリースを待った方が良いのだけど、そうなると、欅坂の4枚目はどうするのか?、という問題が出てきます。


ぶっちゃけ、17枚目個別握手会セールスを巡る状況は、かなり切羽詰まっていて、非完売が4部しか残っていない16枚目の応募を4回も延長している場合じゃないと思う(笑)。

一刻も早く、17枚目の応募をスタートさせた方が良いのだけど、今暫くは、第1次の日付も、発売日も、タイトルも、何もアナウンスされない、ジリジリした「サスペンド」状態が続きそうです。

ただ、こういったテンポの良くないスケジュール進行は、乃木坂の17枚目だけではない。


AKB48の47枚目は、表題曲MVの撮影ロケを、先週行ったのは間違いないようですが、選抜メンバー、CD発売日、タイトルといった情報は、まだ公式にアナウンスされていません。

小嶋陽菜がセンターだとか、32人選抜だとか、盤種がかなり多いとか、噂は飛び交っているけど、スポーツ新聞などのメディアも、何ら記事を出していない。

ただ、例年通りであれば、AKB48の47枚目は、3月8日(水)がリリースの目安で、乃木坂の17枚目より、早く発売されると考えられます。

従って、未だに基本情報が出て来ないのは、乃木坂以上に、スケジュール進行が遅いことを意味するわけで、一体、何が起こっているのか、気になることろです。


AKB48は、つい先日の1月25日(水)に、8枚目アルバム「サムネイル」をリリースしたばかりで、3月上旬にシングルを出すのは、相当にタイトな日程ではあります。

iTunes Store トップソングでの成績は、配信が開始されたアルバム発売日に、松井珠理奈、宮脇咲良、渡辺麻友の3人ユニットによる「バケット」を始め、7曲が100〜200位の範囲にランクインしたものの、翌々日には、すべて200位圏外に去り、それ以来、1曲もリストに入らない状況が続いている。

明らかに、プロモーション不足で、もっと丁寧に新曲キャンペーンを仕掛けていれば、トップソングの順位が上昇したと思います。


音楽CDをリリースする速度に、キャンペーンが追いついていない印象で、このまま、次に進むと、少なからぬファンが付いて行けず、グループへの関心を失ってしまう危険がある。

AKB48は、2014年の「総選挙」投票券付シングル「ラブラドール・レトリバー」以降、それまでの年5シングルを、年4シングルに減らし、2014、15年度を乗り切り、今、2016年度の最終春シングルまで漕ぎ着けています。

しかし、今後も、同じペースで進めるのかどうか、「サムネイル」の楽曲プロモーションを見ていると、やや疑問を感じます。


一方、SKE48も、2枚目アルバム「革命の丘」を、2月22日(水)にリリースする予定です。

昨日の朝、リード曲「夏よ、急げ!」の「special edit ver.」MVがYouTubeで公開されました。

しかし、リード曲以外の、新規に制作される収録曲については、タイトルや曲数の情報が発表されていないようで、こちらもすんなり進んでいるのか、よく分かりません。

2月22日(水)までは、まだ3週間あるので、全容の公開はこれからなのでしょう。

ただ、秋元康氏という1人のプロデューサーが、こんな短期間にAKB48とSKE48のアルバムを手掛け、さらに、HKT48、AKB48、乃木坂46、欅坂46、NGT48のシングルを作っているわけで、どこかのグループに対して楽曲の提供が遅れ、CD発売日がなかなか決まらないシングルが出てきたとしても、何ら不思議ではないと思います。


ところで、「革命の丘」は、CDの特典として、「発売前」イベントを付けています。

説明文を初めて読んだとき、俄に意味が把握できなかったのですが、どうやら、CDをリリースする前に、そのシングルの特典イベントを行うようで、内容を理解して仰天しました(笑)。

つまり、4月5日発売のシングルを予約すると、3月20日に開催される、メンバーとの『お茶会』に参加できるといった感じの仕組みで、確かに、オリコン初動を引き上げる効果があるかもしれません。


こういう売り方が何かに抵触しないのか、一抹の不安が過りますが(笑)、2ndアルバムをリリースして、何とか高い売り上げ枚数を記録したいという、SKE48運営の執念は伝わってきます。

しかし、プロモーションの足りないアルバム、肝心な情報がなかなか発表されないシングルなど、AKB48Gと乃木坂を巡る、一連の動きを眺めていると、「発売前」の発売記念特典イベントは、深まる混迷を象徴する出来事に思えてくる。

これまでAKB48の大規模な握手会商法を支えてきた運営の中核で、今、何か大きな異変が起こりつつあるんじゃないか、そんな可能性をつい考えてしまいます。


17th選抜の構成には、CDセールスの前作割れを防ぎたいという、運営の姿勢が如実に反映されていますが、では、「前作」である 16枚目「サヨナラの意味」は、どこまで売り上げを伸ばしているのでしょう。

最新のオリコン累計を、見てみましょう。

(表3) 乃木坂16枚目のオリコン週間ランキングの推移と関連イベントの日程

凡例
[順位] 売り上げ枚数 (累計売り上げ枚数 @ 同時期における前作累計からの伸び) : CD発売後経過週 日付

#「累計売り上げ枚数」「前作累計からの伸び」は、いずれも万枚単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「00位」「00.0万枚」は未定の意

16枚目シングル「サヨナラの意味」
[01位] 82.8万枚 (82.8 @ +10.0) 01週目 11/07(月)13(日)
[04位] 03.9万枚 (86.6 @ +10.5) 02週目 11/14(月)20(日)
[04位] 02.7万枚 (89.4 @ +11.6) 03週目 11/21(月)27(日)※ 全国(幕張メッセ)
[08位] 01.0万枚 (90.4 @ +11.8) 04週目 11/28(月)04(日)
[16位] 00.7万枚 (91.1 @ +11.3) 05週目 12/05(月)11(日)
[06位] 01.2万枚 (92.3 @ +10.7) 06週目 12/12(月)18(日)※ 全国(ポートなごや)
[22位] 00.4万枚 (92.7 @ +10.5) 07週目 12/19(月)25(日)※ MステSuperLive
[14位] 00.4万枚 (93.1 @ +09.9) 08週目 12/26(月)01(日)※ NHK紅白
[07位] 00.6万枚 (93.7 @ +10.1) 09週目 01/02(月)08(日)
[06位] 01.5万枚 (95.2 @ +10.6) 10週目 01/09(月)15(日)※ 全国(京都パルス)
[25位] 00.2万枚 (95.3 @ +10.6) 11週目 01/16(月)22(日)
[37位] 00.2万枚 (95.5 @ +10.7) 12週目 01/23(月)29(日)
=====今後の予定=====
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 13週目 01/30(月)05(日)※『ゲーム会』締切
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 14週目 02/06(月)12(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 15週目 02/13(月)19(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 16週目 02/20(月)26(日)※ 橋本奈々未卒業ライブ


1月14日(土)、雪降る寒い京都で行われた全国握手会は、発売10週目のオリコン売り上げを1.5万枚という高いレベルに押し上げました。

橋本奈々未が参加する、最後の全国握手会であることも、来場者を増やしたと思います。

しかし、その後は、発売11、12週目と2千枚ほどで推移し、累計は95.5万枚と、オリコン「ミリオン」には、まだ4.5万枚足りません。


15枚目「裸足でSummer」からの積み上げは、発売1週目以来、10〜11万枚のリードを保っていて、一定しています。

16枚目は、NHK紅白歌合戦を含む、大型音楽祭が目白押しで、しかも、ななみんの「卒業」という強い追い風もあるので、年末年始に、夏シングルとの累計差を広げて欲しかったのですが、引き離せなかったようです。

実は、欅坂の3枚目「二人セゾン」は、それを実現しています。

(表4) 欅坂3枚目のオリコン週間ランキングの推移と関連イベントの日程

# 表記法は(表3)と同じ

03枚目シングル「二人セゾン」
[01位] 44.2万枚 (44.2 @ +11.9) 01週目 11/28(月)04(日)
[05位] 02.6万枚 (46.8 @ +12.7) 02週目 12/05(月)11(日)
[03位] 02.0万枚 (48.7 @ +13.5) 03週目 12/12(月)18(日)※ 全国(ポートなごや)
[13位] 01.1万枚 (49.8 @ +13.3) 04週目 12/19(月)25(日)※ MステSuperLive
[05位] 01.1万枚 (50.9 @ +14.0) 05週目 12/26(月)01(日)※ NHK紅白
[03位] 01.2万枚 (52.0 @ +14.9) 06週目 01/02(月)08(日)
[09位] 01.1万枚 (53.2 @ +15.7) 07週目 01/09(月)15(日)
[04位] 02.0万枚 (55.2 @ +17.4) 08週目 01/16(月)22(日)※ 全国(幕張メッセ)
[14位] 00.9万枚 (56.0 @ +18.1) 09週目 01/23(月)29(日)
=====今後の予定=====
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 10週目 01/30(月)05(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 11週目 02/06(月)12(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 12週目 02/13(月)19(日)
[00位] 00.0万枚 (00.0 @ +00.0) 13週目 02/20(月)26(日)※ 全国(京都パルス)


発売4週目の『MUSIC STATION SUPER LIVE』、5週目のNHK紅白で波に乗り、その後も、6、7週目も1万枚以上を維持して、幕張メッセ全国握手会のある8週の2.0万枚に持ち込んでいる。

SUPER LIVE と紅白で披露したのは、「サイレントマジョリティー」ですが、「二人セゾン」が大きな波及効果を受けたのは、3枚目表題曲に対する潜在的な人気が、もともと高かったからだと思います。

3枚目のCDセールスは、このように様々な追い風に上手く乗り、2枚目「世界には愛しかない」の累計をぐいぐい引き離し、発売1週目における11.9万枚差を、9週目には18.1万枚差まで広げることに成功しています。

年末年始の充実したテレビ露出を、効果的にCDセールスのアップにつなげ、勢いよく「坂を上った」感がある(笑)。


全国握手会がない週に、1万枚を越えるCD売り上げが続くのは、間違いなく、収録された音楽コンテンツが人気を博していることを示しています。

もちろん、「サイレントマジョリティー」も、似たようなセールスを展開しており、欅坂は、久しぶりに登場した、楽曲が売れるアイドルになりつつある。

デビュー1年目にして、これだけのヒットを飛ばし、人気を獲得した要因の一つは、「若さ」だと思います。


前回記事で、全盛期のモーニング娘。に、少し触れましたが、当時の中心メンバーは、みんな非常に若かった。

「LOVEマシーン」でデビューした後藤真希は、CD発売日にまだ13歳。

その後、「ザ☆ピ〜ス!」でセンターに抜擢された石川梨華は16歳、次の「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」でセンターになった吉澤ひとみも16歳。

この二人の4期センターを支えた頃の後藤真希は、少し年齢が上がって15〜16歳、安倍なつみは19〜20歳、矢口真里は18歳だった。

やぐっちゃんは、18歳の時があったなんて信じられないほど、今、「アダルティ」に大活躍していますが(笑)、彼女が中心キャラを担った「ハッピーサマーウェディング」では、まだ17歳でした。

年齢構成という観点から、当時のモー娘。を眺めると、今の乃木坂3期が、大ヒットを連発しているようなグループだったんですね。


さらに、AKB48が、誰もがよく知る、ヒット曲を連発した頃、多くのメンバーは10代の中学高校生だった。

前田敦子は、「大声ダイヤモンド」のとき17歳、最初の本格ヒットと言える2010年の「ポニーテールとシュシュ」で18歳、2011年「Everyday、カチューシャ」が19歳。

また、渡辺麻友は「大声ダイヤモンド」14歳、「ポニーテールとシュシュ」16歳、「Everyday、カチューシャ」17歳。

大島優子は、やや年齢が上ですが、それでも「ヘビーローテーション」のとき21歳で、今の堀未央奈や北野日奈子とほぼ同じです。


モー娘。とAKB48がヒットを連発して最盛期を謳歌したあと、しばらく女性アイドルシーンに、目立ったヒットがなかなか生まれなかった。

しかし、2016年の春、欅坂46が「サイレントマジョリティー」を引っさげて登場し、再び、ブームを起こそうとしています。

そして、その先頭に立っているのは、15歳中学3年生の平手友梨奈です。


歌やダンスのスキルが未熟なアイドルグループが、ヒットを飛ばすためには、そういった弱点を吹き飛ばすエネルギーが不可欠で、若さの持つ「勢い」や「神秘性」が、原動力になることが多い。

モー娘。やAKB48など、成功したアイドルグループにおいて、若いメンバーが中軸を担っていたのは、偶然ではなく、欅坂もそれを実証しつつあります。

もちろん、若いメンバーを揃えれば、必ずヒットが出るわけではないし、チームとしてのバランスを考えると、年少と年長のメンバーの両方が存在するのがベストでしょう。

ただ、アイドルグループとして、ヒットを飛ばすには、若いメンバーを前に出して、「勢い」や「神秘性」のイメージを音楽に注ぎ込まないと、「LOVEマシーン」「ヘビーローテーション」「サイレントマジョリティー」など、一般層を振り向かせ、多くの人にカラオケで歌って貰えるようなナンバーを生み出すのは難しい。


乃木坂は、6枚目「ガールズルール」以降、長年、握手会セールス重視の選抜を組んできたので、常に年長メンバーが中軸を担うグループになっていて、年少メンバーの持つパワーを封印してきた面がある。

欅坂が、平手友梨奈をセンターに据えて、むき出しのエネルギーを、楽曲イメージの中心に置いたのとは、対照的です。

しかし、中心メンバーの年齢が22、23歳を越えてくると、Perfume のダンスや Kalafina のハーモニーじゃないけど、ファンではない、一般の視聴者からは、何かスキルを求められる段階に入っていきます。

今の乃木坂は、年長メンバーが前面に出ることで、パフォーマンスおける、音楽的なスキル不足がかえって目立ってしまい、それを吹き飛ばすパワーを宿している年少メンバーは、後ろで静かにしている、といった感じのステージになっている。


(表3)と(表4)から分かるように、SUPER LIVE や紅白など、乃木坂のステージは、欅坂と比べて、楽曲セールスを上昇させる度合いが弱い。

MVや音楽番組で、魅力的なパフォーマンスを披露することが、「サイレントマジョリティー」や「二人セゾン」をヒット曲に押し上げる原動力になったのは間違いありません。

年長メンバー中心の乃木坂は、若さで押しまくる欅坂以上に、スキル面をより厳しく観られる傾向にあるのに、実際のスキルは欅坂の方が優れているため、ステージに対する印象に、大きな差がついてしまう。

まずは、年少メンバーを前に出すこと、そして、もっと練習時間を取って、歌とダンスのスキルを向上させること(笑)、それに尽きると思います、ヒットに辿り着くには。


17枚目でアンダーに据え置かれた年少メンバーのブログを読んでいると、彼女たちが感じているやるせない気持ちが、こちらの骨身に滲みて、本当に辛い。

選抜発表の度に、多くの若いメンバーが、苦しそうに喘いでいるグループに、明るい未来なんかあるんでしょうか?

人に夢を与え、人を笑顔にするのがアイドルならば、まずは、メンバーが夢を持ち、メンバーが楽しそうに笑えるグループにしなければいけない。

CDの売り上げだけを気にしたような、ガチガチな17th選抜の構成を眺めていると、とてもじゃないけど、乃木坂の将来はバラ色だと、楽観する気分にはなれません。


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