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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

3期プリンシパルの功罪、坂道AKBはAKB48の自己崩壊、けやき坂に肉迫される乃木坂の若手人気 [06Feb17]

2017-02-06 21:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント)

02月06日(月) [TV_地デ] 19 : 00 〜 21 : 48 テレビ朝日『帰れま10&Qさま!!豪華2本立て3時間スペシャル』の「帰れま10」に、秋元真夏が出演

02月06日(月) [Web] 21 : 00 〜 SHOWROOM「乃木坂46・白石麻衣 写真集『パスポート』発売記念スペシャル」に、白石麻衣が出演

02月11日(土) [TV_地デ] 22:30〜23:00 NHK総合『バナナ♪ゼロミュージック』に、乃木坂メンバーが出演

02月12日(日) [演劇] 3期舞台イベント『3人のプリンシパル』千秋楽 (AiiA 2.5 Theater Tokyo : 渋谷)

(写真集)
01月25日(水) [Book] 齋藤飛鳥の1stソロ写真集『潮騒』が、幻冬舎殻より発売。撮影は、細居幸次郎氏で、北海道と石垣島でロケ
02月07日(火) [Book] 白石麻衣の2ndソロ写真集『パスポート』が、講談社より発売。撮影は中村和孝氏で、アメリカ西海岸のサンディエゴとロサンゼルスで4日間のロケを敢行
02月20日(日) [Book] 橋本奈々未の2ndソロ写真集『2017』が、小学館 CanCam編集部より発売
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『タイトル未定』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットもあるそうです
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影とのこと

(舞台)
01月15日(日)〜 ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』 
生田絵梨花が木下晴香とのWヒロイン方式で、「ジュリエット」役を演じる『ロミオ&ジュリエット』が東京赤坂で上演中。
[上演期間と劇場]
東京公演 01月15日(日)〜02月14日(火) 赤坂ACTシアター
大阪公演 02月22日(水)〜03月05日(日) 梅田芸術劇場メインホール
[公演日程]
# ピンク色で示したものが、生田絵梨花の出演回
#「^」は上演後にアフタートークのある回で、ピンク色の「^」に、いくちゃんが参加
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東京公演 : 赤坂ACTシアター
02月06日(月) 23日目 第27公演(13:30)&第28公演(18:30)
02月07日(火) 24日目 休演日
02月08日(水) 25日目 第29公演(13:30)
02月09日(木) 26日目 第30公演(13:30)
02月10日(金) 27日目 第31公演(18:30)
02月11日(土) 28日目 第32公演(12:30)&第33公演(17:30)
02月12日(日) 29日目 第34公演(13:30)
02月13日(月) 30日目 第35公演(13:30)&第36公演(18:30)
02月14日(火) 31日目 第37最終公演(13:30)
=============(東京公演千秋楽までの日程)================

02月02日(木)〜 舞台イベント『3人のプリンシパル』 
乃木坂46の3期生12人による初めての長期単独公演。メンバー全員が参加する第1幕の即興劇などを観客が「審査」し、第2幕舞台の出演者を投票で決める、キャスティング参加型演劇
[上演期間と劇場]
02月02日(木)〜02月12日(日) AiiA 2.5 Theater Tokyo (渋谷)
[出演メンバー]
伊藤理々杏 岩本蓮加 梅澤美波 大園桃子 久保史緒里 阪口珠美 佐藤楓 中村麗乃 向井葉月 山下美月 吉田綾乃クリスティー 与田祐希
[出演俳優]
酒井敏也 大高洋夫 柿丸美智恵
[脚本・演出]
徳尾浩司
[第2幕舞台の演目と3役]
第01公演〜『銀河鉄道の夜』ジョバンニ・カムパネルラ・サソリ
[公演日程]
# 終了した公演に関しては、第2幕の3役に選ばれたメンバー名を上記役順に従って記載
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02月02日(木) 01日目 第01公演(18:00) 山下・久保・阪口
02月03日(金) 02日目 第02公演(18:00) 久保・向井・中村
02月04日(土) 03日目 第03公演(12:00) 伊藤・大園・山下
02月04日(土) 03日目 第04公演(17:00) 与田・山下・久保
02月05日(日) 04日目 第05公演(12:00) 梅澤・久保・伊藤
02月05日(日) 04日目 第06公演(17:00) 久保・伊藤・与田
02月06日(月) 05日目 第07公演(18:00)
02月07日(火) 06日目 第08公演(18:00)
02月08日(水) 07日目 第09公演(18:00)
02月09日(木) 08日目 第10公演(18:00)
02月10日(金) 09日目 第11公演(18:00)
02月11日(土祝) 10日目 第12公演(12:00)
02月11日(土祝) 10日目 第13公演(17:00)
02月12日(日) 11日目 第14公演(12:00)
02月12日(日) 11日目 第15最終公演(17:00)
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乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



乃木坂3期メンバーによる『3人のプリンシパル』は、4日目まで進み、6公演が終わっていますが、山下美月と久保史緒里が、すでに3役を全制覇したそうで、突出した存在感を見せています。

1月21日(土)に放送された NHK BSプレミアム『AKB48 SHOW! 別冊・乃木坂46 SHOW!』で、3期メンバーが「命は美しい」のスタジオライブを披露したとき、この二人は大園桃子のセンターを挟む形で、トップ3に入っていました。

確かに、山下さんと久保さんは、17歳の高校2年生と15歳の中学3年生とは思えない、落ち着いたパフォーマンスを見せていて、とくに山下さんの立ち姿は印象的で、ダンスで人を魅了する、天性のオーラを持っていると感心しました。

『プリンシパル』の第1幕オーディションでも、二人が観客の目を引くのは大いに頷けます。


ただ、あまり早い段階で、メンバーに順位を付けてしまうのは、グループ全体の発展にとって、プラスになるやり方ではないと思います。

芸能活動や劇団所属の経験が全然ない人を、満員の観客が入った大劇場の舞台に立たせて、さあ、思いっきり自分を出して、アピールして下さいと言っても、ガチガチになって、何一つ出来ないのがむしろ当たり前です。

また、性格的に、新しい環境に「慣れ」るまで時間が掛かる人は、いきなりの大舞台デビューに付いていけないかもしれない。

どんなにハイレベルな素質や輝くスター性を持っていても、経験や性格の面から、1千人近い聴衆を前にして、右往左往してしまうのは、よくあることです。


しかし、乃木坂の場合は、『プリンシパル』にせよ、握手会にせよ、様々な年齢、背景、性格を持ったメンバーを、まったく同じ条件でファンの前に立たせ、観客の投票でがっつり順位を決めてしまう。

そして、優秀な成績を収めたメンバーは、運営から優先的に抜擢され、色んな場面で、重要ポジションに起用される確率が高くなり、ファンも増えていく。

逆に、「慣れ」るのに時間が掛かる、遅咲きタイプのメンバーは、最初の「つまづき」によって自信を失い、豊かな才能を持っているのに、自分を出せなくなり、ファンを増やせず、前に出して貰うチャンスが少なり、さらに自信を失い、自分を出せず、ファンが増えず、前に出して貰えないという、悪循環に陥ってしまうことがある。


例えば、伊藤万理華は、今では、乃木坂トップクラスの演技センスを持っていると、多くの人が認めるメンバーで、映像系作品の外仕事が、次々と舞い込み始めている。

しかし、『プリンシパル』における第2幕への進出成績を調べると、2013年5月の『deux』では参加28人中15位、2014年6月『trois』は、正規メンバー32人中16位で、あまり目立たない存在だった。

個人PVや主役級で出演したMVは、ほぼ百発百中で高い人気を博するものの、『プリンシパル』で活躍した印象は薄く、まりっかの舞台における才能が評価されるには、2015年10月の『すべての犬は天国へ行く』まで待たなければならなかった。


また、北野日奈子は、明るい性格と上を目指すアグレッシブな姿勢、そしてバラエティでの活躍によって、今や、乃木坂次世代エースの1人に数えられるメンバーですが、『プリンシパル toris』において、第1幕のオーディションを勝ち抜いたのは、22公演中、たったの1回だけだった。

これは正規メンバーとして参加した32人中、単独最下位の成績で(笑)、毎日、毎日、赤坂ACTシアターにやってきて、弁当を食べ、第1幕に挑むも、あっさり落ち、明日の希望役を書いた紙をボックスに入れ、舞台袖で第2幕を眺め、すごすご家路につく生活を2週間も送ったわけです。

ここまで一生懸命に取り組み、もがき苦しんだのに、台詞のある第2幕の舞台に、ほとんど出演できず、結局、演劇の経験値すら上がらなかった。

当時、私は毎日の成績をブログの記事にまとめていて、その中で、北野さんは、今日もダメだった、また今日もアウト、またまた今日も落選と、彼女の欄に延々とバツ印を付ける日々が続き、この子、嫌になって乃木坂を辞めるんじゃないか、と本気で心配になりました(笑)。


『プリンシパル』は、第1幕の「オーディション」によって、観客の票を集めないと、第2幕の芝居に出られないという、極めて特殊なシステムです。

そこでの「成績」が、演技やバラエティのセンス、さらにはタレント性やスター性を表すとは、到底思えないのに、握手会人気と同じく、グループ内序列の根拠となり、外仕事の入り方や選抜でのポジションに少なからず反映されてしまう。

デビューシングル「ぐるぐるカーテン」に収録された個人PV「ナイフ」を始め、すでに初期の頃から、女優として、図抜けた素質を見せていた伊藤万理華が、初めて選抜入りしたのは3枚目「走れ!Bicycle」で、その後、6枚目「ガールズルール」、7枚目「バレッタ」で連続抜擢されるも、8、9、10枚目と、アンダーに据え置かれます。

11枚目「命は美しい」以降、まりっかは選抜常連への道を何とか歩み始めますが、未だに福神入りは実現していない。

また、北野日奈子は、2014年6月の『プリンシパル trois』で辛酸をなめた後、2年間、アンダーに据え置かれ、選抜入りを果たしたのは、2016年6月にスタートした15枚目「裸足でSummer」です。

きいちゃんは、16枚目「サヨナラの意味」でも抜擢され、今回の17枚目は、福神の期待が高まったけど、先送りされてしまった。


『プリンシパル』の順位付けが、この二人に、トップメンバーではなく、2番手、3番手という誤ったレッテルを貼ってしまった危険があり、むしろ、それがなければ、彼女たちの抜擢は、もっと早かったんじゃないかと考えてしまいます。

まりっかもきいちゃんも、優れた素質と高いスター性を持っているメンバーで、乃木坂全体のためにも、一刻も早く、重要ポジションに起用するのが望ましい。

しかし、握手会人気や『プリンシパル』の成績が過剰に重視され、2番手、3番手という有り難くないイメージが固定してしまい、トップメンバーへの抜擢を運営に躊躇わせている節がある。


『3人のプリンシパル』で大活躍しているメンバーが注目集め、名前を覚えてくれるファンが増えるのは良いことだけど、結果を残せず苦しんでいる人の中に、伊藤万理華や北野日奈子のような才能がいるかもしれない。

個人的には、舞台をやるのであれば、全員が、現在の演技スキルに応じた固定役を貰い、じっくり役に取り組む方が、メンバーにとって得るものが大きいと考えています。

さらに、観客やファンは、第1公演から目立つメンバーだけでなく、公演が進むにつれ、徐々に輝きを増していくメンバーを、見つけることが出来るので、演技のスキルとセンスに対して、より正確で、より冷静な評価が下せるでしょう。


短い自己PRや、即興性の高いエチュードが苦手でも、台詞のある芝居をやらせると、息を飲むほど魅力的な演技をみせる人は本当にいます。

第1幕だけでなく、全員が参加する第2幕も観て、最終的に、各メンバーを評価する方が、より理に適ったシステムだと思うのですが、「総選挙」のカウンターイベントとして捉えているのか、乃木坂運営は、未だに「プリンシパル」方式にこだわっているようです。

この特殊な方式には、優れた素質を覆い隠しかねない、危険な側面があることは、もっと指摘され、議論されていいんじゃないでしょうか。

せめて、千秋楽を迎えたとき、3期の中に、早々と「序列」が出来上がってしまわないよう、願っています。

(参考記事)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 〜「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 〜「16人のプリンシパル deux」の関連情報


さて、先週終わりから、今日に掛けて、続々と17枚目に関する情報が出てきました。

それらを整理しながら、今後の展開を考えてみます。

まずは、昨夜の『乃木坂工事中』において、17枚目シングルの発売日が3月22日(水)とアナウンスされました。

さらに、今日の正午、乃木坂公式サイトが、個別握手会を以下の日程で行い、応募受付を今週の木曜金曜から始めると告知。

(表1) 17枚目個別握手の日程

第1回 : 04月09日(日) 千葉・幕張メッセ
第2回 : 04月23日(日) 神奈川・パシフィコ横浜
第3回 : 04月29日(土) 神奈川・パシフィコ横浜
第4回 : 05月07日(日) 愛知・ポートメッセなごや
第5回 : 05月28日(日) 京都・京都パルスプラザ
第6回 : 06月11日(日) 千葉・幕張メッセ

レーン表はまだ明らかになっておらず、各メンバーの担当部数、総部数、3期参加の有無など、詳細は分かりませんが、関東4会場、愛知1会場、京都1会場という、いつも通りの6会場制でした。


土曜日に、AKB48の握手会で、47枚目「シュートサイン」が、3月15日(水)発売と発表されたので、乃木坂17枚目のリリースは、3月22日(水)、3月29日(水)、4月5日(水)の3つに、ほぼ絞られていました。

ただ、3月22日(水)であれば、オリコン初動へ流し込めるのは、6次応募分までとなり、前作「サヨナラの意味」と同じになってしまい、やはり3月29日(水)が有力じゃないかと思っていたので、22日(水)は、ちょっと意外でした。


(表2) 乃木坂8枚目以降の個別握手会セールスのオリコン初動算入分

08枚目 08次算入 2014/04/02(水) 気づいたら片想い
09枚目 09次算入 2014/07/09(水) 夏のFree&Easy
10枚目 09次算入 2014/10/08(水) 何度目の青空か?
11枚目 08次算入 2015/03/18(水) 命は美しい
12枚目 11次算入 2015/07/22(水) 太陽ノック
13枚目 11次算入 2015/10/28(水) 今、話したい誰かがいる
14枚目 10次算入 2016/03/23(水) ハルジオンが咲く頃
15枚目 08次算入 2016/07/27(水) 裸足でSummer
16枚目 06次算入 2016/11/09(水) サヨナラの意味
17枚目 06次算入 2017/03/22(水) タイトル未定


橋本奈々未の「卒業」と中元日芽香の「休業」によって、17枚目CDセールスでは、完売60部分の売り上げが消滅するので、7次、8次分を算入する日程を組むと予測していたのですが、結局、前作と同じ、8枚目以降で最少の6次に留まっています。

3月22日(水)と聞いたとき、ひょっとして、関東を一つ増やして、7会場にする可能性が、一瞬、頭を過ったんですが、さすがに、そこまでは、やりませんでしたね(笑)。

4月5日(水)は、欅坂の4枚目が入る気がしますが、3月29日(水)を避けたの理由は、見当が付きません。

29日(水)は、Dragon Ash が「Beside You」というニューシングルを発売し、5日(水)は、きゃりーぱみゅぱみゅと Kalafina にリリース予定があるようですが、バッティングしたくないアーティストがいるとうことでしょうか。


また、選抜発表が、個別握手会応募開始の2週も前に行われたのは、近年では珍しい。

『乃木坂工事中』で新選抜を発表して、番組の最後に、CD発売日と応募受付のスケジュールを告知するのが、一番、宣伝効果の高いやり方です。

個別握手会の応募開始日が定まってないのに、先に選抜をお披露目するのはなぜか、不思議に感じていたんですが、こちらはすぐに謎が解けました。


乃木坂が起用された、スーツの「はるやま」による「フレッシャーズ応援フェア」のCMが、2月2日(木)からオンエアされ、そこに17th選抜の福神11人が、ポジションのはっきり分かるフォーメーションで登場するからですね(笑)。

関東では流れないCMながら、ここまで明確な配置で並ばれたら、今のネット時代、「これは17th選抜ではないのか?」と、大騒ぎになるのは間違いない。

そもそも、テレビCMに出演して、商品を宣伝するのは、アイドルグループにとって、もっとも重要な仕事なので、スポンサーが2月からキャンペーンを始めるのであれば、それに合わせて、選抜を発表し、盛り上げていくのは自然なことです。

CDリリースや個別握手会の日程が決まらないからという内輪の理屈で、先延ばしにするわけにはいかないかったのでしょう。

ちなみに、本来12人の福神が11人になっているのは、生田絵梨花が参加していないためで、舞台『ロミオ&ジュリエット』のスケジュールとかち合ってしまった可能性があります。


ただ、ここでファンを騒然とさせる事実が判明します。

はるやまのCMで、17th選抜11人が踊り歌っているのは、何と、AKB48の「ヘビーローテーション」だった(笑)。

2015年の春、はるやまとコラボして、「フレッシャーズ応援フェア」のCMに出演したときは、11th選抜が登場し、11枚目表題曲「命は美しい」が流されています。

まあ、乃木坂の新福神が、ポジションもそのままに、CMに登場して、パフォーマンスするのだから、普通は、その選抜が担当するシングル表題曲を歌うのが当然です。

乃木坂は、これから数々の音楽番組に出演し、17枚目表題曲を歌うわけで、それをCMソングにすれば、スポンサーは、商品に対するより高い宣伝効果を期待できる。

つまり、「ヘビーローテーション」の知名度がいくら高いとはいえ、スポンサーにとっても、6年以上前の曲より、これから世間で、まさに「ヘビロテ」される乃木坂の新曲の方が望ましい筈で、この選曲は、確かに異様な感じがします。


こんな異様なことが起こった理由として、一番可能性が高いのは、CM制作の期限に、17枚目表題曲が間に合わなかったことです。

1月25日(水)にAKB48の8枚目アルバム「サムネイル」、2月15日(水)にHKT48の9枚目「バグっていいじゃん」、2月22日(水)にSKE48の2枚目アルバム「革命の丘」、3月15日(水)にAKB48の47枚目シングル「シュートサイン」、3月22日(水)に乃木坂17枚目シングル、4月12日(水)にNGT48のデビューシングル、そして、欅坂4枚目シングルが、ほぼ確実に発売される筈で、秋元康氏が手掛けるアイドルグループの楽曲「需要」は、この春、俄に信じられないほどまで膨れ上がっている。

乃木坂の17枚目は、CD発売日すら、なかなか告知出来なかったのだから、2月2日公開のCMを制作している時点で、表題曲が完成していなくても、不思議ではないと思います。


面白いのは、「ヘビーローテーション」は、AKB48の17枚目シングル表題曲で、担当選抜は21人構成、中核となるメディア選抜は12人。

一方、乃木坂の17枚目の選抜も、21人構成で、中核である福神が12人と、奇妙に符合している。

あるいは、17枚目表題曲が間に合わないと分かったとき、これらの一致に目をつけて、乃木坂に「ヘビロテ」歌わせたら、おもしろくなくなくない?と、ノリでCMソングに決めたのかもしれない(笑)。


さすがに乃木坂17枚目の表題曲が「ヘビーローテーション」ってことはないと思うので(笑)、やはり、楽曲提供の遅れが原因じゃないでしょうか。

どうせ昔の曲を使うなら、AKB48ではなく、乃木坂のナンバーにして欲しかったですが、新曲以外となると、一般によく知られている曲の方が良いだろうから、ヒット度合いで決まってしまったんでしょうか。

そうであれば残念だけど、もっと気掛かりなのは、「ヘビロテ」がカップリング曲として、17枚目に収録されている可能性を、否定出来ないことです。


「はるやま」のCMで流れている曲には、白石麻衣の歌声が入っており、AKB48の原曲をそのまま使ったのではなく、乃木坂用にレコーディングし直した音源のようです。

CMソングとして用意しただけなのか、それとも、17枚目に入れるつもりなのか、今のところ何とも言えません。

AKB48Gと坂道シリーズに対して、作らなければならない楽曲が溢れ返っている中、過去曲のアレンジを収録すれば、提供するべき新曲の数を減らすことが出来ます。

さらに、乃木坂のニューシングルに、「ヘビーローテーション」が収録されれば、話題になって、どこかの番組で披露する可能性もで出てくるわけで、CMソングとして、少し美味しい展開になる(笑)。

もちろん、「ヘビーローテーション」を、乃木坂のシングルに収録するなんて大反対ですが、さゆりんご軍団、真夏さんリスペクト軍団に次ぐ、新しいユニットが誕生して、曲を作ってもらっているという噂も聞かないので、超タイトな日程の中、どうやってカップリングの6曲を用意するのか、収録内容が発表されるまで、安心は出来ません(笑)。


気掛かりと言えば、もう一つ、AKB48の47枚目「シュートサイン」TypeEに、乃木坂と欅坂のメンバーが参加する、AKB48Gとの混合ユニット「坂道AKB」の曲が収録されるそうです。

2016年の春シングルである43枚目「君はメロディー」TypeEにも、「乃木坂AKB」による「混ざり合うもの」という楽曲が入っており、昨年に引き続いての「コラボ」となっています。

私は、AKB48Gの音楽コンテンツや企画イベントには興味がなくて、「混ざり合うもの」も、未だに曲を聴いたことがなく、乃木坂から誰が参加したのかすら把握していません(笑)。

今回の「坂道AKB」も、「総選挙」や「じゃんけん大会」と同じく、AKB48による、AKB48のための、AKB48の企画なので、中味を知りたいとは思わないけど、こういった「コラボ」を仕掛けてくる背景には、なるほどと頷けるものがある。


近年のAKB48にとって、春シングルは、ミリオン記録を維持する上で、最大の難関になりつつあって、CDセールスを上昇させるためには、あらゆる手を打ってくる、「なり振り構わぬCD」という印象がある。

そうなってしまった経緯は、AKB48のCDセールスが辿った道のりが物語っています。

(表3) AKB48の21枚目以降シングルCDのオリコン初動推移 〜 売り上げの「総選挙」サイクル

凡例
シングル番号 (「総選挙」サイクル) オリコン初動 {主な特典イベント : 1日当たりの特典効率} CD発売日 タイトル
#「全7 + 個4」は、全国握手会7日、個別握手会4日。「全?」は、日数を確認していない意
#「特典効率」は、オリコン初動を、個別握手会や「祭り」イベントなど、参加券応募券を、特定サイトでしか購入出来ないCD特典イベントの日数で割った数値

[2011年度]
21枚目 (A) 133.4万枚 {全? + 個3 : 44.5万枚/日} 2011/05/25 Everyday、カチューシャ
22枚目 (B) 135.4万枚 {全? + 個3 : 45.1万枚/日} 2011/08/24 フライングゲット
23枚目 (C) 130.0万枚 {全? + 個3 : 43.3万枚/日} 2011/10/26 風は吹いている
24枚目 (D) 119.9万枚 {全? + 個3 : 40.0万枚/日} 2011/12/07 上からマリコ
25枚目 (E) 128.7万枚 {全? + 個3 : 42.9万枚/日} 2012/02/15 GIVE ME FIVE!

[2012年度]
26枚目 (A) 161.7万枚 {全? + 個3 : 53.9万枚/日} 2012/05/23 真夏のSounds good!
27枚目 (B) 118.2万枚 {全? + 個3 : 39.4万枚/日} 2012/08/29 ギンガムチェック
28枚目 (C) 112.9万枚 {全? + 個3 : 37.6万枚/日} 2012/10/31 UZA
29枚目 (D) 107.3万枚 {全? + 個3 : 35.8万枚/日} 2012/12/05 永遠プレッシャー
30枚目 (E) 103.6万枚 {全? + 個3 : 34.5万枚/日} 2013/02/20 So long!

[2013年度]
31枚目 (A) 176.3万枚 {全7 + 個4 : 44.1万枚/日} 2013/05/22 さよならクロール
32枚目 (B) 133.0万枚 {全7 + 個4 : 33.3万枚/日} 2013/08/21 恋するフォーチュンクッキー
33枚目 (C) 120.4万枚 {全7 + 個4 : 30.1万枚/日} 2013/10/30 ハート・エレキ
34枚目 (D) 103.3万枚 {全? + 個4 : 25.8万枚/日} 2013/12/11 鈴懸の木の道で(以下略)
35枚目 (E) 109.1万枚 {全7 + 個5 : 21.8万枚/日} 2014/02/26 前しか向かねえ

[2014年度]
36枚目 (A) 166.2万枚 {全7 + 個4 : 41.6万枚/日} 2014/05/21 ラブラドール・レトリバー
37枚目 (B) 100.6万枚 {全7 + 個4 : 25.1万枚/日} 2014/08/23 心のプラカード
38枚目 (C) 113.0万枚 {全7 + 個6 : 18.8万枚/日} 2014/11/26 希望的リフレイン
39枚目 (D) 100.1万枚 {全7 + 個7 : 14.3万枚/日} 2015/03/04 Green Flash

[2015年度]
40枚目 (A) 167.3万枚 {全7 + 個3 : 55.8万枚/日} 2015/05/20 僕たちは戦わない
41枚目 (B) 127.8万枚 {全7 + 個6 : 21.3万枚/日} 2015/08/26 ハロウィン・ナイト
42枚目 (C) 090.5万枚 {全7 + 個5 : 18.1万枚/日} 2015/12/09 唇にBe My Baby
43枚目 (D) 123.8万枚 {全7 + 個5他1 : 20.6万枚/日} 2016/03/09 君はメロディ-

[2016年度]
44枚目 (A) 144.1万枚 {全7 + 個4 : 36.0万枚/日} 2016/06/01 翼はいらない
45枚目 (B) 117.8万枚 {全7 + 個5他1 : 19.6万枚/日} 2016/08/31 LOVE TRIP / しあわせを分けなさい
46枚目 (C) 118.0万枚 {全7 + 個5他1 : 19.7万枚/日} 2016/11/16 ハイテンション
47枚目 (D) 000.0万枚 {全? + 個5他1 : 00.0万枚/日} 2017/03/15 シュートサイン


AKB48は、「総選挙」投票券付きの「A」シングルを5月下旬に発売し、「総選挙」で決まった選抜による「B」シングルを8月下旬にリリース、その後、2013年度までは、秋、冬、春の3シングルを、2014年度からは、秋と春の2シングルを出す年間サイクルを続けています。

オリコン初動は、Aシングルでその年度の最高値を出し、B、C、D、Eと進むにつれて、漸減する傾向があり、翌年のAシングルで、再び、大幅上昇するパターンを繰り返しながら、ミリオン記録を維持してきました。

しかし、年を追うごとに、100万枚以上をキープするのが難しくなっている。


Aシングルが「Everyday、カチューシャ」、Bシングルが「フライングゲット」だった2011年度は、140万枚を越えるような、突出した売り上げを出したシングルはないものの、個別握手会1日あたりの「特典効率」は、5シングルともに、40万枚/日以上で、効率の良いCDセールスを実現していました。

ところが、2012年度、Aシングルの「真夏のSounds good!」が160万枚を突破する初動を記録したものの、その後、B、C、Dと数字が下がり続け、Eシングル「So long!」は、104万枚を切るレベルまで落ちてしまう。

「特典効率」も、Aシングル以外は、軒並み40万枚を割り込んでおり、握手会人気に陰りが見え始めます。


この結果を受け、2013年度は個別握手会を4日に増やし、総部数をアップすることで、CDセールスを引き上げようと試みる。

しかし、Aシングル「さよならクロール」こそ、170万枚を越える初動を叩き出しますが、B「恋するフォーチュンクッキー」、C「ハート・エレキ」、D「鈴懸の木の道で(以下略)」と進むにつれ、初動枚数と特典効率の両方が連続下落し、Dシングルで、前年Eシングルと同じ、100万を数万枚越えるレベルになってしまう。

しかも、特典効率は、前年より10万枚/日も低く、握手会人気の低下が顕著になってくる。

Eシングル「前しか向かねえ」では、個別握手会をさらに5日に増やして、何とか、ミリオンを維持しますが、ここに至って、AKB48の人気が、厳しい局面を迎えたことがはっきりします。


そして、2014年度、勝負どころであるD、Eシングルを待たずに、Bシングルで100万枚ギリギリの初動となります。

これは、5月に、AKB48握手会で起こった傷害事件の影響によって、握手会再開の目処がなかなか立たなかったことが大きい。

しかし、もともと下降線を辿っていた握手会人気は、これを期に、さらにダメージを受けた印象があり、個別握手会の日数は、C「希望的リフレイン」で6日、D「Green Flash」は7日まで増やされ、特典効率を大幅に低下させながら、薄氷のミリオンを維持していきます。

結局、この年、従来の年5シングルを、1シングル減らし、これ以降、年4シングルとなります。


2015年度のAシングル「僕たちは戦わない」は、個別握手会が3日に戻されますが、実は、幕張メッセでの3日連続、しかも、全メンバー1日6部制という、とんでもなく過酷なスケジュールが組まれていました。

そして、事前の懸念通り、トップメンバーが、バタバタと体調不良で、欠席することになる。

とくに象徴的なのが、センターだった島崎遥香で、初日早々にリタイアして、その後、AKB48からの長期離脱、そして「卒業」へつながっていく。


それでも、この物量作戦は一定の効果をもたらしたようで、初動は前年並みの160万台を確保し、Aシングルの強さをアピールします。

しかし、AKB48の人気が根本的に回復したわけではなく、個別握手会を6日に増やしたB「ハロウィン・ナイト」は、130万枚に迫る初動を見せたものの、高橋みなみの「卒業」シングルであるC「唇にBe My Baby」は、初動が90万枚に留まり、とうとう、ミリオンを割り込んでしまう。

累計では100万枚を越えたものの、次はもっとも厳しいDシングルであり、AKB48のミリオン記録は、最大のピンチを迎えたと言っていい。


この春シングルを乗り切るために、なり振り構わず、様々な策が講じられます。

まず、前田敦子、大島優子、板野友美、篠田麻里子と、「卒業」したかつての人気メンバーが、43枚目選抜に参加し、前作で「卒業」した筈の高橋みなみまで抜擢されます(笑)。

さらに、5日間の個別握手会に加え、「春祭り」という新企画を1日導入し、特典イベントをより多様で、新味を感じさせるものにしている。


ただ、このシングルが持つ最大の特徴は、TypeA〜Eの5種類ある盤限定曲がすべて、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、「乃木坂AKB」の曲であることです。

つまり、他グループ、あるいは他グループとのコラボユニットの楽曲が、全8曲中5曲と過半を占め、もはやAKB48のシングルというより、複数アーティストによるアルバムと言うべき内容になっている。

確かに、こういう構成であれば、各グループのファンを、取りこぼしなく、惹き付けることが出来るかもしれません。

実際、この「君はメロディー」は、Dシングルながら、初動で120万枚以上を売り上げることになる。


この成功体験から、2016年度の春シングルも、他グループの楽曲がひしめく、複合アルバムとなっていて、その一環として、乃木坂、さらに欅坂までが、参加させられたのだと思います。

つまり、AKB48がミリオンを維持するため、乃木坂と欅坂は呼ばれているわけで、両グループのファンで快く思わない人が続出して、物議を醸すのは、当たり前だと思います。

まあ、多少の炎上は計算済みだろうから、仕掛けた側は、もっと議論が沸騰して、話題になって欲しいと願っているかもしれません(笑)。


しかし、このシングル構成がもたらすマイナスは、計り知れません。

それは「コラボ」する乃木坂や欅坂ではなく、AKB48本体に対して、大きなマイナスになるでしょう。

若手メンバーの育成と知名度アップが急務であるAKB48が、8曲中5曲も、他グループにシングルの収録スペースを譲るのは、致命的なことで、一時的に、CDの売り上げ枚数が伸びても、グループの弱体化は避けらないと思います。


例えば、乃木坂のTypeA〜Dの4種類盤限定曲を、すべて他グループの楽曲で埋めたら、さゆりんご軍団も、真夏さんリスペクト軍団も、サンクエトワールも、そしてアンダーすらも曲を入れられなくなります。

それを考えると、AKB48がDシングルでやっていることが、いかに凄まじいことか、お分かり頂けるんじゃないでしょうか。

ミリオン記録の維持にこだわる余り、AKB48は、とうとう若手の起用まで犠牲にし始めた感があって、人気メンバーの「卒業」が相次ぐ中、未来を削りながら、CDセールスを稼ごうとしているように見えます。

まさに、「なり振り構わぬCD」と呼んでいいでしょう(笑)。


しかし、若手の起用が急務なのは、乃木坂も同じです。

そして、AKB48と同じく、乃木坂も、今、厳しい局面に立ちつつあります。

(表4) YouTubeに公開されている乃木坂と欅坂の表題曲MVの最新再生数

凡例
対象週における再生回数の平均増加速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ MV公開後経過週数) 曲名

# 対象週 : 2017/01/30(月)〜02/05(日)
#「short」は、short ver. MV で、それ以外はすべて、full ver. MV

乃木坂46
5.4万回/日 (787.4/+37.7 @ 16W) サヨナラの意味
3.3万回/日 (894.9/+23.2 @ 31W) 裸足でSummer
0.2万回/日 (127.3/+01.7 @ 46W) ハルジオンが咲く頃(short)

欅坂46
12.5万回/日 (1212.4/+087.4 @ 12W) 二人セゾン
05.0万回/日 (1075.1/+034.9 @ 30W) 世界には愛しかない
20.7万回/日 (4537.9/+144.8 @ 47W) サイレントマジョリティー


上表は、先週の表題曲MVの再生数増加速度を並べたものです。

「サヨナラの意味」MVは、5.4万回/日で再生数を伸ばしていますが、「二人セゾン」MVは、2倍以上である12.5万回/日で進んでおり、欅坂の音楽に対する高い人気が分かります。

さらに、「サイレントマジョリティー」MVは、公開47週目で、増加速度が20万回/日を越え、桁違いの数字で、もはや完全なヒット曲になったと言えるでしょう。


ただ、乃木坂と欅坂の楽曲人気の差を、本当に痛感させられるのは、実は、これら表題曲に関する数字ではありません。

次の表は、16枚目「サヨナラの意味」と3枚目「二人セゾン」に収録された、カップリング曲のMVに関するデータです。

(表5) YouTubeに公開されている乃木坂と欅坂のカップリング曲MVの最新再生数

凡例
対象週における再生回数の平均増加速度 (週終わりの累計再生回数/+対象週における積み上げ再生回数 @ MV公開後経過週数) 曲名

# 対象週 : 2017/01/30(月)〜02/05(日)
#「short」は、short ver. MV で、それ以外はすべて、full ver. MV

乃木坂_16枚目(c/w)
0.2万回/日 (020.3/+01.4 @ 13W) あの教室(short)
0.2万回/日 (020.1/+01.4 @ 13W) 君に贈る花がない(short)
0.2万回/日 (018.7/+01.4 @ 13W) 2度目のキスから(short)
0.1万回/日 (014.2/+01.0 @ 13W) ブランコ(short)

欅坂_3枚目(c/w)
0.5万回/日 (038.1/+03.6 @ 10W) 大人は信じてくれない(short)
0.5万回/日 (029.7/+03.2 @ 10W) 僕たちの戦争(short)
0.4万回/日 (023.5/+02.9 @ 10W) 誰よりも高く跳べ!(short)
2.2万回/日 (572.2/+15.1 @ 29W) 語るなら未来を…


「語るなら未来を…」MVは、フルバージョンなので、ダイレクトに比較出来ません。

問題なのは、同じショートバージョンMVの再生数増加速度が、欅坂の方が、乃木坂の2倍以上も大きいことです。

齋藤飛鳥と堀未央奈による「あの教室」MVの先週の積み上げが1.4万回、対して、平仮名「けやき坂」の「誰よりも高く跳べ!」MVは2.9万回。

ショッキングな話ですが、乃木坂が誇る若手ツートップのMVが、まだデビューして間もない「けやき坂」のMVに、ダブルスコアで負けている。


楽曲人気において、乃木坂は、ここまで大きく、欅坂に差を開けられているのが現実で、グループに対する期待感は、かなりシビアに離されてしまった可能性が濃厚です。

とくに、乃木坂は年少メンバーがなかなか前に出して貰えず、封じ込められている感が強いためか、若手が出演するMVへの関心度が低く、「けやき坂」メンバーによるMVの方が注目されているように見えます。

乃木坂も、AKB48と同じく、CDセールスを伸ばすため、未来を削り続けてきたのかもしれません。


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