乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント
11月07日(月)〜11日(金) 06 : 00 〜 06 : 15 [CS] MUSIC ON! TV『ZOOM UP!』に、月曜から金曜まで毎日、北野日奈子、中元日芽香、松村沙友理が出演
11月08日(火) 19 : 56 〜 20 : 54 [地デ] 日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』に、秋元真夏が出演
11月08日(火) 24 : 55 〜 [地デ] メ〜テレ『BOMBER-E』に、寺田蘭世が出演
11月09日(水) 乃木坂46の16枚目シングル発売
11月09日(水) 22 : 00 〜 25 : 00 [AM] 文化放送『レコメン』に、中元日芽香と堀未央奈が出演
11月09日(水) 24 : 00 〜 24 : 58 [AM] ニッポン放送『ミュ〜コミ+プラス』に、生駒里奈が出演
11月10日(木) 24 : 25 〜 [地デ] UHB北海道文化放送『乃木坂46橋本奈々未の恋する文学‐夏の旅‐』
11月11日(金) 26 : 20 〜 27 : 05 [地デ] 日本テレビ『東京暇人〜TOKYO hi-IMAGINE〜』に、秋元真夏、松村沙友理が出演
11月12日(土) 04 : 15 〜 04 : 45 [地デ] TBS『開運音楽堂』に、衛藤美彩、中元日芽香が出演
11月12日(土) 15枚目『裸足でSummer』発売記念スペシャルプレゼントのAコース「あなたの私物にサインしちゃいます!会」を都内某所で開催
11月12日(土) 23 : 15 〜 23 : 44 [BS] NHK BSプレミアム 『乃木坂46SHOW!』。「サヨナラの意味」、「ブランコ」、「白米様」のスタジオライブと「かわいいメイド」のコントをオンエア。再放送は、翌13日(日)午前10時から
11月13日(日) 15枚目第6回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜
乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]
「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。
定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)
「サヨナラの意味」のCDリリースが、いよいよ目前に迫ってきました。
一方、YouTubeにおいて、10月21日(金)に公開されたフルバージョンMVは、月曜から日曜を1週とする数え方で、11月7日(月)から公開4週目入っています。
再生数の動向に関して、週単位で話が出来るほどの日数になってきたので、前作「裸足でSummer」MVの初期と比べてみましょう。
(表1) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」のMVに関する、月曜から日曜までの週単位で区切った再生数推移
凡例
[公開後経過週]
「サヨナラの意味」MVのデータ
「裸足でSummer」MVのデータ
#「データ」の内容は、
再生回数上昇速度 (その週で積み上げた再生回数の増分_週終わりの累計再生回数) : 対象期間の日付
#「その週で積み上げた再生回数の増分」は、指定された1週間について、「週終わりの累計再生回数」から週始まりの累計再生回数を引いたもの。「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「再生回数上昇速度」は、「その週で積み上げた再生回数の増分」を経過時間 (1週目以外は7日) で割った平均上昇速度。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# MVはすべてフルバージョン
[01週目]
43.3万回/日 (119.1_119.1) : 10/21(金)23(日)
24.0万回/日 (066.1_066.1) : 07/08(金)10(日)
[02週目]
16.4万回/日 (114.9_234.0) : 10/24(月)30(日)
12.5万回/日 (087.7_153.8) : 07/11(月)17(日)
[03週目]
10.6万回/日 (074.3_308.3) : 10/31(月)06(日)
12.3万回/日 (085.8_239.6) : 07/18(月)24(日)
[04週目]
00.0万回/日 (000.0_000.0) : 11/07(月)13(日) ※ 11/09(水)16枚目発売
08.1万回/日 (056.6_296.2) : 07/25(月)31(日) ※ 07/29(水)15枚目発売
[05週目]
00.0万回/日 (000.0_000.0) : 11/14(月)20(日)
07.8万回/日 (054.3_350.5) : 08/01(月)07(日)
#「00.0」「000.0」は、数値未定の意
「サヨナラの意味」MVの再生数は、公開1週目に、前作の2倍に迫る上昇スピードを叩き出し、2週目に入っても、15万回/日を越えるハイペースで伸びていきました。
このスタートダッシュにより、3週目の終盤、11月6日(日)に、累計再生数が300万回を突破。
上表のように、「裸足でSummer」MVは、3週目が終わった時点で、240万回ほどだったので、「サヨナラの意味」の勢いが分かります。
しかし、3週目の上昇速度は、16枚目表題曲が10.6万回/日、15枚目が12.3万回/日で、1、2週目と異なり、前作が今作を逆転して上回っている。
つまり、「サヨナラの意味」MVは、3週目に入って、再生数の伸びがやや鈍ったようで、累計では前作を越えているものの、今後の見通しは不透明です。
公開3週目は、15、16枚目ともに、CD発売の1週前で、新曲キャンペーンがもっとも活発化する時期です。
実際、この3週目に、複数の音楽番組で、16th選抜による「サヨナラの意味」のパフォーマンスがオンエアされました。
(表2) 「サヨナラの意味」のステージパフォーマンスが放送されたテレビ番組と演奏時間
凡例
演奏時間 [ステージのオンエアが始まった日時 @ その時刻のCD発売日に対する時間関係] (放送の種別) チャンネル名『番組名』
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「CD発売日に対する時間関係」は、発売日の午前0時を原点にして計算し、単位は「日前」「日後」で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「放送の種別」の「地デ」は、地上デジタル放送の意
# 2016年11月7日(月)夜までのものを掲載
02分31秒 [10/31(月)20:23 @ 08.2日前] (地デ) TBS『ハロウィン音楽祭2016』
02分31秒 [11/04(金)20:03 @ 04.2日前] (地デ) テレビ朝日『MUSIC STATION』
02分30秒 [11/06(日)17:13 @ 02.3日前] (地デ) NHK総合『シブヤノオト』
02分29秒 [11/07(月)00:23 @ 02.0日前] (地デ) テレビ東京『乃木坂工事中』
曲の演奏時間は、いつも通りの2分30秒で、いわゆる「テレビサイズ」というやつですね(笑)。
16枚目は、橋本奈々未の「卒業」が絡んで、タイトルすら発売3週間前まで分からなかったほど、プロモーションの開始が遅れに遅れたため、短期間に集中的にテレビ露出を畳み掛ける、そんなスケジュールになっています。
上表のように、地上波による表題曲のステージ披露を、発売直前の1週間に4番組も持ってくるなんて、相当に密度の高い新曲キャンペーンだと思います。
ただ、MVの公開3週目に、「サヨナラの意味」のパフォーマンスを、地上波テレビを通して、これだけの分量流しているのに、再生数上昇速度が、あまり跳ねていないのは、少し気になります。
(表1)は、週単位のデータを示していますが、日単位で計算しても、音楽番組への出演後、積み上げスピードがアップしている節があまりない。
Mステ効果という言葉があるけど、例えば、「サイレントマジョリティー」MVは、『MUSIC STATION』だけでなく、様々な番組・イベントでの楽曲披露に対して、再生数上昇速度がいちいちアップする印象がある。
楽曲のメディア披露、イベント披露に対して、敏感に反応する高い「感受性」を持っているからこそ、このMVは、半年以上に渡って、10万回/日前後の上昇速度を維持し、3千万回を越える累計に辿り着いたのだと思います。
音楽番組でのステージを観た後、その曲のMVをネットで鑑賞する人が多く現れ、再生数の上昇速度が跳ね上がる。
MV再生数の高い「感受性」は、テレビでのパフォーマンスが視聴者の心を揺さぶり、曲が多くの人に「ウケている」ことを示します。
歌唱とダンスのスキルを磨いた方が良いのは、オンエアされるパフォーマンスをより印象的にすれば、心を動かされる視聴者が増え、MVの再生回数だけでなく、さまざまな楽曲指標の向上につながるからです。
「サヨナラの意味」MVは、公開3週目においても、平均で10.6万回/日という高い上昇スピードを持ち、加えて、以下の表のように、音楽番組での楽曲披露は、これからも続くので、今後もハイペースで累計を伸ばしていくことを期待出来ます。
ただ、橋本奈々未という人気メンバーの「卒業」と「引退」、さらに、その理由として語られている、ななみんの家族とお金にまつわる話が、乃木坂と16th選抜に対する人々の関心を高めている面は否めない。
そして、音楽とは関係のないトピックスが、16枚目に対する興味の中心を占めると、パフォーマンスそのものを鑑賞する空気がお茶の間で薄まってしまい、音楽番組への出演が、MV人気につながらない危険があります。
CD発売からクリスマス、年の暮れ、正月への期間は、NHK紅白歌合戦を含め、多くの大型歌謡祭とコンサートが催される音楽の季節でもあり、乃木坂の楽曲を世間にアピールする絶好のチャンスです。
そこで、もっとも多く歌うだろう曲は「サヨナラの意味」なので、一つ一つのステージにおいて、質の高いパフォーマンスを披露し、橋本奈々未だけでなく、グループの音楽に対しても、世間の関心を高めていくことを期待しています。
(表3) 今後、「サヨナラの意味」のステージパフォーマンスが放送される可能性のあるテレビ番組
凡例
00分00秒 [番組が始まる日時 @ その時刻のCD発売日に対する時間関係] (放送の種別) チャンネル名『番組名』
# 表記方法は、基本的に(表2)と同じ
#「00分00秒」は、演奏時間未定の意
#「放送の種別」の「BS」は、BS放送
00分00秒 [11/12(土)23:15 @ 04.0日後] (BS) NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
00分00秒 [11/17(木)18:55 @ 08.8日後] (地デ) NHK Eテレ『Rの法則』
00分00秒 [11/17(木)19:00 @ 08.8日後] (地デ) 日本テレビ『ベストヒット歌謡祭2106』
00分00秒 [11/26(土)21:30 @ 17.9日後] (地デ) 日本テレビ『日テレ HALLOWEEN LIVE 2016』
次に、カップリング曲のMVを見てみます。
(表4) YouTubeに公開されている16枚目カップリング曲MVに関する、公開後経過日数で区切った再生数上昇推移
凡例
経過日数 : 「あの教室」MVのデータ * 「2度目のキスから」MVのデータ * 「ブランコ」MVのデータ * 「君に贈る花がない」MVのデータ
# 「データ」の内容は、
その経過日における再生回数上昇速度 (経過日終了時点での累計再生回数)
#「経過日数」の「01日目」は、公開開始時刻から、24時間経過時刻までの1日、「02日目」は、24時間経過時刻から48時間経過時刻までの1日、「03日目」は、48時間経過時刻から72時間経過時刻までの1日、といった形で日を指定している
#「再生回数上昇速度」は、その1日の再生数増分。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「経過日終了時点での累計再生回数」は、その1日が終了する時刻における累計再生数。「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# MVはすべてフルバージョン
01日目 : 24.2万回/日 (24.2) * 14.1万回/日 (14.1) * 17.1万回/日 (17.1) * 18.8万回/日 (18.8)
02日目 : 07.1万回/日 (31.3) * 10.3万回/日 (24.3) * 04.5万回/日 (21.6) * 05.7万回/日 (24.5)
03日目 : 07.1万回/日 (38.4) * 05.8万回/日 (30.2) * 03.5万回/日 (25.1) * 04.5万回/日 (29.1)
04日目 : 05.3万回/日 (43.7) * 03.3万回/日 (33.5)
05日目 : 04.0万回/日 (47.7) * 02.7万回/日 (36.2)
06日目 : 03.2万回/日 (50.9)
07日目 : 03.0万回/日 (53.9)
08日目 : 03.3万回/日 (57.3)
09日目 : 04.7万回/日 (62.0)
10日目 : 02.4万回/日 (64.4)
11日目 : 02.8万回/日 (67.2)
# 4つのMVに関する最新データは、すべて11月6日(日)12:00時点のもの
MV再生数の伸びについては、「あの教室」が4つの中で、今のところ、もっとも勢いがあり、それを「2度目のキスから」が追っている感じです。
「ブランコ」と「君に贈る花がない」のMVは、ほぼ同じ速度で再生数を上げているものの、サンクエトワールが16thアンダーを、若干、上回っているように見えます。
ところで、「今のところ」という言葉を使いましたが、カップリング曲MVのフルバージョンからショートへの切り替えが、15枚目と同じように行われるなら、(表4)に載せた4つの作品をYouTubeで観られる時間は、2日を切っています。
つまり、フルバージョンMVの再生数推移は、公開開始からごく短期間しかデータを取れないわけで、本当のところ、一番人気のあるのはどれなのか、分からないまま終わってしまいそうです。
表題曲のMVと比べ、宣伝量が圧倒的に少ないので、徐々に人気が上がってくるパターンの作品があっとしても、現状のやり方では、チャンスをあげられない。
その結果、テレビで取り上げられたり、より早い段階で公開の始まったMVが、知名度のアドバンテージそのままに、初期の再生数を勢いよく伸ばし、すぐに鑑賞会はお開きになる。
せっかく作ったのに、勿体ない話で、少し長めのフルバージョン公開によって、大きな人気が出たかもしれないMVを短期で撤去しているとすれば、グループにとっても、得なことではない。
先週のMステに、乃木坂と一緒に出演したピコ太郎も、「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」MVが大ブレイクしたのは、YouTube公開後、1ヶ月経ってからだそうなので、最低でも、それくらいは置いとかないと(笑)。
16枚目カップリング曲MVの再生数推移については、公開5日間の上昇速度を、15枚目と比較しておきます。
(表5) YouTubeに公開中、又は公開されていた15、16枚目カップリング曲MVに関する、公開5日間の再生数上昇速度
凡例
公開開始からの期間 : その期間における再生回数上昇速度 (期間終わりの累計再生回数) 曲名
#「公開開始からの期間」は、「日間」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「その期間における再生回数上昇速度」は、「期間終わりの累計再生回数」を「公開開始からの期間」で割った平均。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「期間終わりの累計再生回数」は、「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# MVはすべてフルバージョン
#「0.0」「00.0」は、数値未定の意
5.0日間 : 9.5万回/日 (47.7) あの教室
5.0日間 : 7.2万回/日 (36.2) 2度目のキスから
5.0日間 : 0.0万回/日 (00.0) 君に贈る花がない
5.0日間 : 0.0万回/日 (00.0) ブランコ
(参考)
3.0日間 : 9.7万回/日 (29.1) 君に贈る花がない
3.0日間 : 8.4万回/日 (25.1) ブランコ
5.0日間 : 8.1万回/日 (40.3) オフショアガール
5.0日間 : 6.0万回/日 (29.9) シークレットグラフィティー
5.0日間 : 4.3万回/日 (21.6) 白米様
5.0日間 : 4.4万回/日 (21.8) 命の真実
(参考)
3.0日間 : 6.0万回/日 (17.9) 白米様
3.0日間 : 6.3万回/日 (18.9) 命の真実
#「命の真実」の正式曲名は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」
16、15枚目それぞれのカップリング曲において、再生数の上昇がもっとも速かったMVは、「あの教室」と「オフショアガール」ですが、数字は、前者の方が後者を上回っている。
また、2番目に速い曲である「2度目のキスから」と「シークレットグラフィティー」も、前者が後者を越える数字を示している。
さらに、「君に贈る花がない」と「ブランコ」は、まだ公開して5日経っていないので、代わりに、公開3日間の再生数上昇速度を載せていますが、この期間で比べても、上昇速度は「白米様」「命の真実」より高い。
従って、少なくとも公開のごく初期は、16枚目の方が15枚目より注目を集めている印象を受けます。
次に、配信スタートからまだ間もないですが、iTunes Store トップソングにおける、16枚目各収録曲の順位を見ておきましょう。
(表6) 乃木坂16枚目収録曲に関する iTunes Store トップソングの最新順位帯分布
凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名
# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# カップリング曲を並べる順番は、ランクイン日数がより多いものを上におき、次に最高順位がより高いものを上にしている
16枚目収録曲の2016年11月06日(日)まで、配信5日間の順位帯分布
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 003位) サヨナラの意味
0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] (5/5日; 038位) ないものねだり
0-0-0-0-0 / 2-2-1 [0] (5/5日; 065位) あの教室
0-0-0-0-0 / 2-1-2 [0] (5/5日; 090位) 君に贈る花がない
0-0-0-0-0 / 0-2-2 [1] (4/5日; 117位) ブランコ
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [2] (3/5日; 086位) 孤独な青空
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [3] (2/5日; 156位) 2度目のキスから
表題曲「サヨナラの意味」は、配信開始1日目に、最高3位を記録し、それから連続5日間、トップ10にランクインしています。
カップリング曲は、橋本奈々未のソロ曲「ないものねだり」、齋藤飛鳥と堀未央奈の「あの教室」、サンクエトワール「君に贈る花がない」の3曲が、配信から5日間、ずっと200位以内をキープ。
一方、アンダー曲「ブランコ」、選抜メンバーによる共通曲「孤独な青空」、「真夏さんリスペクト軍団」の「2度目のキスから」の3曲は、配信1日目から200位以内にランクインしたものの、それぞれ5日目、4日目、3日目に圏外へ去っています。
これだけのデータだと、16枚目の配信成績が、今のところ、良いのか悪いのかよく分からないので(笑)、過去のシングル収録曲について、配信5日間の順位帯分布を調べて、曲種別に並べてみました。
(表7) 乃木坂13〜16枚目表題曲に関する iTunes Store トップソングの配信初期における順位帯分布
# 表記方法は(表6)と同じ
表題曲の配信5日間の順位帯分布
16枚目 : 5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 003位) サヨナラの意味
15枚目 : 4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 008位) 裸足でSummer
14枚目 : 2-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 005位) ハルジオンが咲く頃
13枚目 : 5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 004位) 今、話したい誰かがいる
最近4シングルの表題曲を眺めると、13枚目「今、話したい誰かがいる」が、最高4位でトップ10をキープしたものの、14枚目「ハルジオンが咲く頃」、15枚目「裸足でSummer」は、最高が5位、8位と下降し、公開5日間ですでに10位を割り込む日が出ています。
こういった過去の順位推移と比べると、16枚目「サヨナラの意味」の最高3位でトップ10キープは、素晴らしい成績で、配信に強い乃木坂という13枚目までのイメージが、1年ぶりに復活したのではないかと、喜びたくなります。
ちなみに、「今、話したい誰かがいる」は、この後、さらに4日間10位に留まり、結局、連続9日トップ10という記録を残しています。
「ハルジオンが咲く頃」の最終的なトップ10滞在は、上表のままの2日、「裸足でSummer」は、1日戻って5日なので、「今、話したい誰かがいる」の9日を越えることが、「サヨナラの意味」の当面の目標になる。
今週はCDが発売されますが、16枚目と同じく、リリースの1週前に「先行配信」された13枚目と15枚目のケースを見ると、かえって発売日前後の順位が上がっている。
CDのリリースに併せて、乃木坂に関する様々な記事や情報がネットに溢れ、新曲の知名度が上がり、では、買ってみようかという人が少なからず現れるからじゃないかと思います。
「サヨナラの意味」は、次のように、10月6日(日)に6位ランクインで、7日(月)深夜の時点では、7位から8位と、少し下がっています。
(参考)「サヨナラの意味」の日単位での順位変動
003位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01日目 11/02(水)
004位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02日目 11/03(木)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 03日目 11/04(金)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 04日目 11/05(土)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 05日目 11/06(日)
しかし、CD発売日前後、乃木坂16枚目の記事やコメントがネットを賑わすようになれば、順位が再浮上する可能性があり、「今誰」の連続9日トップ10は、何とかかんとか(笑)、達成出来るんじゃないかと思っています。
このように、表題曲「サヨナラの意味」は、ここ3シングルの中で、もっとも順調な滑り出しを見せています。
ただ、カップリング曲に目をやると、16枚目が孕む、シビアな側面が顔をのぞかせている。
(表8) 乃木坂13〜16枚目カップリング曲に関する iTunes Store トップソングの配信初期における順位帯分布
# 表記方法は(表6)と同じ
成績2番目曲の配信5日間の順位帯分布
16枚目 : 0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] (5/5日; 038位) ないものねだり
15枚目 : 0-0-0-0-2 / 3-0-0 [0] (5/5日; 045位) オフショアガール
14枚目 : 0-0-1-1-1 / 0-2-0 [0] (5/5日; 025位) 釣り堀
13枚目 : 0-2-1-1-1 / 0-0-0 [0] (5/5日; 016位) 悲しみの忘れ方
成績3番目曲の配信5日間の順位帯分布
16枚目 : 0-0-0-0-0 / 2-2-1 [0] (5/5日; 065位) あの教室
15枚目 : 0-0-0-0-0 / 4-1-0 [0] (5/5日; 076位) 僕だけの光
14枚目 : 0-0-1-1-0 / 1-1-1 [0] (5/5日; 027位) 急斜面
13枚目 : 0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] (5/5日; 038位) ポピパッパパー
この表は、配信5日間の成績が、2番目と3番目の曲を、それぞれのシングルからピックアップして、比較したものです。
2番目曲は、13枚目「悲しみの忘れ方」と14枚目の西野七瀬ソロ曲「釣り堀」が、トップ30に入る最高順位を記録し、さらに、50位以内へ、それぞれ5日と3日、ランクインを果たしています。
一方、15枚目の白石麻衣ソロ「オフショアガール」と16枚目のななみんソロ「ないものねだり」は、一度も30位以内に入らず、50位以内も2日しかない。
13枚目、14枚目では、カップリング曲に勢いがあり、15枚目、16枚目で、失速感が目立つという傾向は、3番目曲でさらに顕著になっています。
13枚目「ポピパッパパー」と14枚目の白石橋本松村ユニット曲「急斜面」は、40位を上回る最高順位を見せているのに、15枚目「僕だけの光」と16枚目「あの教室」は、50位以内に一度も入っていません。
とくに気になるのは「僕だけの光」です。
15th選抜が担当する共通曲、しかも、日本テレビ『高校生クイズ』の応援ソングという、かなり強力なタイアップを貰っている。
にもかかわらず、50位以上に入ってこないことから、乃木坂の楽曲に対する人気が、かなり深刻なレベルにまで、落ちているんじゃないかと、疑わざるを得ません。
15枚目「僕の光」は、16枚目「孤独な青空」と同じく、選抜による共通曲であるのに、MVが付いていない。
例えば、「世界で一番 孤独なLOVER」は、6枚目の共通曲であり、「ガールズルール」とは異なる世界観ながら、白石、橋本、松村のフロントが中心イメージを形成する見応えのあるMVが作られ、シングルに複雑で豊かな構造を与える、もう一つの表題曲として機能しています。
しかし、最近のシングルは、選抜が担当する共通曲であるのにMVがなく、6枚目のように、表題曲世界の住人が、パラレルワールドのような、もう一つの世界を作り、メンバーとシングルのイメージを、より深く掘り下げていく、といった楽曲相互の魅力的な響き合いがない。
選抜の共通曲にMVを作らないのは、メンバーが忙し過ぎることが大きいと思います。
表題曲である「サヨナラの意味」のMVですら、撮影ロケにフル参加出来ないメンバーが続出したようで、無理に無理を重ねたスケジュールの末に、ようやく何とか出来上がったという印象を受けます。
確かに、桜井玲香と若月佑美のように、主演舞台の期間に、MVの制作が被ってしまうと、どうにもならないスケジュールに苦しめられるのは分かります。
しかし、彼女たちは、その期間中、握手会にも参加していて、もし、このイベントがなければ、もう少し、まともな日程が組めた筈です。
MVの撮影は、すべてのメンバーが2日間、フル参加出来れば、かなり充実した成果を挙げられるでしょう。
ところが、乃木坂の場合、土曜日曜を、個別と全国の連続握手会で埋めてしまうことが、日常茶飯です。
個別握手会の総日数を、現在の6日から、4日に減らすだけでも、スケジュールに余裕が出来て、以前のように、選抜メンバーによる、2作目MVの実現が見えてくるんじゃないでしょうか。
メンバーの外仕事が忙しくなる中、握手会などの特典イベントは、日数と規模を減らさないため、シングル制作の日程が極限までタイトになっている。
結果として、選抜によるMVは1本に限られ、共通曲にすらMVが付かず、一方で、撮影スケジュールを組みやすい、ソロや少人数ユニットの曲とMVが、シングルを埋め尽くしてしまう。
(表8)が示す、カップリング曲の人気低落は、未だにCDの売り上げ枚数に強くこだわり続ける乃木坂運営が、特典イベントの量的縮小に踏み切れず、シングル制作の日程を削ってしまったことに、大きな原因があると思います。
握手会にここまで依存せずとも、物販を充実させるなど、より効率的に利益を生み出す道はある筈です。
CD「枚数」へのこだわりが、乃木坂のスケジュールを限界を越えて圧迫し、メンバーを外仕事との板挟みに陥らせ、激しく疲弊させている上に、共通曲のMVをなくし、ソロ曲ユニット曲の過剰な連発で、シングルの存在感を下げている。
16枚目シングルにおいて、「世界で一番 孤独なLOVER」と同じ意味を持つ「孤独な青空」が、MVすらなく、iTunes Store トップソングの200位以内に、たった3日間入っただけで、圏外に去ってしまう。
乃木坂のメンバーと楽曲に魅力を感じ、「指望遠鏡」「シャキイズム」「世界で一番 孤独なLOVER」「月の大きさ」など、共通曲MVの世界を楽しんできたファンとして、「孤独な青空」の数字は、見ていられないほどの寂しさを覚えます。
「サヨナラの意味」MVにおいて、棘人、普通人として向き合った、橋本奈々未と西野七瀬が、「孤独な青空」MVでは、全く別の役で登場し、そこに他のメンバーも、表題曲とは異なる形で関わっていく。
一つのシングルの中に、そういった楽曲を横断する軸があるのは、鑑賞する側としては、あれこれ想像を膨らませたくなる、ワクワクする展開で、収録曲が相互の関連なく、ポツンポツンと存在しているより、ずっと楽しい。
橋本奈々未「卒業」という大イベントの陰に隠れて見えにくいけど、音楽番組、YouTube公開MV、シングルCDなどを介した、乃木坂の音楽的存在感が、深刻な局面を迎えている懸念がある。
乃木坂の音楽をどうするのか、もう一度、原点に立ち戻り、歌とダンスのスキル向上、フルバージョンMVの長期公開、シングル制作を最優先させるスケジュール設定に、取り組むべきじゃないでしょうか。
音楽面での発信力を失い、個々のメンバーの人気だけが頼りの、握手に過度に依存するアイドルになってしまったら、ななみんのような主要メンバーがグループを去る度に、ファンも乃木坂を去っていき、歯止めの掛からない、人気の長期低落に苦しむことになる。
「孤独な青空」の楽曲指標は、そういう未来が遠くないことを、静かに示している気がします。
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