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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

2016-11-08 18:30:00 | 芸能

// 乃木坂メンバーがレギュラー出演するテレビ・ラジオ番組

(日曜日)
[地デ] 毎週日曜 10 : 00 〜 10 : 30 NHK Eテレ『将棋フォーカス』
(再放送) 翌木曜 15 : 00 〜 15 : 30
伊藤かりんが総合司会を務める将棋番組。
『将棋フォーカス』番組公式サイト

[AM_生放送] 毎月奇数週の日曜 20 : 05 〜 23 : 00 NHKラジオ第1『らじらー!SUNDAY』
オリエンタルラジオの中田敦彦と藤森慎吾がMCを務めるラジオの生放送番組。中元日芽香が、基本的に、毎月1週目、3週目の奇数週に登場して、アシスタントを担当。このとき、他の乃木坂メンバーもゲストで出演。番組自体は毎週放送。
『らじらー!』の番組公式サイト

[AM] 毎週日曜 18 : 00 〜 18 : 30 文化放送『乃木坂の「の」』
乃木坂のラジオにおける冠番組。メンバーが2〜3人ずつ出演。
『乃木坂の「の」』番組公式サイト

[CS] 毎月最終日曜 23 : 30 〜 24 : 00 TBSチャンネル1『乃木えいご』
(再放送) 翌土曜 10 : 30 〜 11 : 00
川後陽菜、北野日奈子、能條愛未、和田まあやがレギュラー出演する、乃木坂が国際派アイドル目指して「英語を楽しく学ぶ」バラエティ番組。東進ハイスクールの安河内哲也さんが講師、ドランクドラゴンの鈴木拓がMC。4人以外の乃木坂メンバーが、毎回1人以上ゲストで参加する。放送日時は、おおよそ、その月の最終日曜ですが、毎回チェックが必要。
TBS公式サイトの番組紹介ページ

[地デ] 毎週日曜 24 : 00 〜 24 : 30 テレビ東京『乃木坂工事中』
『乃木坂って、どこ?』の後継番組。2015年4月19日(日)から、バナナマンのMCでスタート。
テレビ愛知の『乃木坂工事中』番組公式サイト
乃木坂公式サイトの関連記事

(月曜日)
[FM_生放送] 毎週月曜 20 : 00 〜 23 : 00 NACK5『The Nutty Radio Show おに魂』
斉藤優里がパーソナリティを務める人気のラジオ生放送番組。
『おに魂』の公式ブログ

[地デ] 毎週月曜 25 : 29 〜 25 : 59 日本テレビ『NOGININGO!8』
イジリー岡田がMCを務める、乃木坂のバラエティ系冠番組。第8弾の出演は3期メンバーが中心で、2017年4月10日(月)スタート
『NOGININGO!7』の番組公式サイト

(水曜日)
[地デ] 毎週水曜 23:30~ NHK Eテレ『テレビでハングル講座』
桜井玲香が生徒役としてレギュラー出演。第1回目放送は4月5日(水)。再放送は金曜06:00から

[AM_生放送] 毎週水曜 22 : 00 〜 25 : 00 文化放送『レコメン!』
24:00からのレギュラーとして、堀未央奈が出演。初回放送は、2017年4月5日(水)
『レコメン!』番組公式サイト

[AM] 毎週水曜深夜25:00~25:59 MBSラジオ『ザ・ヒットスタジオ』
生駒里奈が、西川貴教らと共にレギュラー出演

[AM_生放送] 毎週水曜 27 : 00 〜 28 : 30 ニッポン放送『オールナイトニッポン0 (ZERO)』
新内眞衣がパーソナリティを務めるラジオ番組。
『オールナイトニッポン0 (ZERO)』番組公式サイト

(木曜日)
[AM] 毎週木曜 24 : 00 〜 25 : 00 MBSラジオ『イマドキッ』
番組後半に松村沙友理がレギュラー出演
『イマドキッ』の番組公式サイト

(金曜日)
[地デ] 毎週金曜 18 : 00 〜 テレビ東京『特捜警察ジャンポリス』
生駒里奈がオリラジ中田敦彦、足立梨花と司会を務める漫画雑誌『ジャンプ』の情報を伝えるバラエティ番組。
『特捜警察ジャンポリス』番組公式サイト

[FM] 毎週金曜 19 : 00 〜 20 : 47 bayfm78『金つぶ』
小島嵩弘、衛藤美彩、ニック土屋がMCを務めるラジオの生放送番組。
『金つぶ』番組公式サイト

[FM_生放送] 毎週金曜 21 : 00 〜 23 : 00 FM FUJI『沈黙の金曜日』
アルコ&ピースと中田花奈がDJのラジオ生放送番組。首都圏FMですが、radikoによるPC視聴は出来ないようで、その代わり、USTREAMがカバーしています。
『沈黙の金曜日』番組公式サイト

[FM] 毎週金曜 22 : 55 〜 23 : 00 TOKYO FM、FM大阪、@FM (FM愛知)『佐川急便 presents ココロの宅配便』
若月佑美がパーソナリティを務める5分番組。身近な人や大切な人への想いを綴ったリスナーのメッセージを若様が代読。
『佐川急便 presents ココロの宅配便』番組公式サイト

[BS] 隔週金曜深夜 24:00〜24:30 BSフジ「ジャパコン Presents 『エージェントHaZAP』」
佐々木琴子と鈴木絢音がレギュラー出演。「オタクの生存領域を世界に広げる」をテーマに、世界が注目する日本コンテンツを紹介するとのこと。初回は4月7日(金)

(土曜日)
[地デ] 毎週土曜 04 : 15 〜 TBS『開運音楽堂』
衛藤美彩が不定期に出演。新曲発売時には、メンバーをゲストに招き、MVを流すといった「乃木回」となることがある

[FM] 毎週土曜 7 : 05 〜 7 : 15 J-WAVE『POP OF THE WORLD』(6 : 00 〜 8 : 00)内の「HARRY'S ENGLISH CLASS」。生きた英語を学べるコーナーに、齋藤飛鳥が、ハリー杉山とともにナビゲーターとして出演。

[地デ] 毎週土曜 9 : 55 〜 10 : 25 フジテレビ『ライオンのグータッチ』
西野七瀬が佐藤隆太、博多大吉とMCを務めるバラエティ番組。ある分野に打ち込みながら、なかなか結果の出ない子どもたちのもとへ、エキスパートである「グータッチコーチ」を派遣して指導、夢への努力を応援。
『ライオンのグータッチ』番組公式サイト

[BS] 毎月1回土曜 09 : 00 〜 09 : 30 BS朝日『野球大好き!集まれ!侍ジャパン』
野球日本代表のトップチームを目指す若い選手たちを、衛藤美彩が中心となって、乃木坂メンバー数人で取材する番組。放送日は、基本的に第1土曜日のようですが、そうでないケースもあるので、その都度チェックが必要。
BS朝日公式サイトの番組紹介ページ

[地デ] 全8話不定期 23 : 00 〜 23 : 55 BSフジ『スーパーフォーミュラ Go On!』
現役レーシングドライバーの小林可夢偉と中嶋大祐がMCを務め、「人」をテーマに、日本最高峰のフォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」の魅力に迫る。ナレーションを樋口日奈がレギュラーとして担当。初回放送は2917年4月8日(土) 23:00〜23:55
BSフジの番組公式サイト

[FM] 毎週土曜日24 : 30 〜 25 : 00 TOKYO FM『エバンジェリストスクール!』
IT業界の「エバンジェリスト」(伝道者、使徒)、西脇資哲氏が「明日から使えるビジネススキルを伝授する」番組だそうで、若月佑美がアシスタントとして出演。
『エバンジェリストスクール!』番組公式サイト

[地デ] 毎週土曜 25 : 00 〜 25 : 30 静岡朝日テレビ『ふじ△(ふじさんかっけー)』
若月佑美が、映画プロデューサーの藤巻直哉氏と共に、レギュラーMCを務める、2017年2月25日(土)深夜スタートの新番組。富士山にゆかりのある出演者が知られざる富士山を紹介する、とのことで、富士山を「集める」そうです。
静岡朝日テレビの番組公式サイト

[地デ] 毎週土曜 25 : 15 〜 25 : 45 フジテレビ『馬好王国〜UmazuKingdom〜』
「うまズキッ!」の後継番組で、メインMCはDAIGOが担当。白石麻衣と小嶋陽菜が、引き続きレギュラーMCとして参加。初回放送は、1月7日(土)深夜
フジテレビ公式サイトの番組紹介ページ

(月曜日〜木曜日)
[FM] 第3週月曜から木曜の毎日 22 : 15 〜 22 : 25 TOKYO FM『SCHOOL OF LOCK!』内の『GIRLS LOCKS!』
『GIRLS LOCKS!』は、『SCHOOL OF LOCK!』というラジオ番組内で月曜から木曜まで連続で放送される10分間のコーナー。毎月、第1週から第4週まで、週変わりで人気女性タレントがパーソナリティを務め、橋本奈々未が第3週目を担当する。4月20日(月) 〜 23日(木) にななみんが初登場。
『GIRLS LOCKS!』の番組公式サイト

(不定期ながら高頻度)
フジテレビのCS放送である、ONE、TWO、NEXTの『ラーメンWalkerTV2』は、乃木坂メンバーが1人ゲスト出演する回を、かなりの頻度でオンエアしています。どのメンバーがいつ登場するかは、番組公式サイトに掲載。
『ラーメンWalkerTV2』番組公式サイト


関連サイト

乃木坂公式サイトの「スケジュール」ページ


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なぜ「孤独な青空」にMVがないのか、選抜共通曲の楽曲指標が示す乃木坂の憂鬱な未来予想図 [08Nov16]

2016-11-08 06:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

11月07日(月)〜11日(金) 06 : 00 〜 06 : 15 [CS] MUSIC ON! TV『ZOOM UP!』に、月曜から金曜まで毎日、北野日奈子、中元日芽香、松村沙友理が出演

11月08日(火) 19 : 56 〜 20 : 54 [地デ] 日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』に、秋元真夏が出演
11月08日(火) 24 : 55 〜 [地デ] メ〜テレ『BOMBER-E』に、寺田蘭世が出演

11月09日(水) 乃木坂46の16枚目シングル発売

11月09日(水) 22 : 00 〜 25 : 00 [AM] 文化放送『レコメン』に、中元日芽香と堀未央奈が出演
11月09日(水) 24 : 00 〜 24 : 58 [AM] ニッポン放送『ミュ〜コミ+プラス』に、生駒里奈が出演

11月10日(木) 24 : 25 〜 [地デ] UHB北海道文化放送『乃木坂46橋本奈々未の恋する文学‐夏の旅‐』

11月11日(金) 26 : 20 〜 27 : 05 [地デ] 日本テレビ『東京暇人〜TOKYO hi-IMAGINE〜』に、秋元真夏、松村沙友理が出演

11月12日(土) 04 : 15 〜 04 : 45 [地デ] TBS『開運音楽堂』に、衛藤美彩、中元日芽香が出演
11月12日(土) 15枚目『裸足でSummer』発売記念スペシャルプレゼントのAコース「あなたの私物にサインしちゃいます!会」を都内某所で開催
11月12日(土) 23 : 15 〜 23 : 44 [BS] NHK BSプレミアム 『乃木坂46SHOW!』。「サヨナラの意味」、「ブランコ」、「白米様」のスタジオライブと「かわいいメイド」のコントをオンエア。再放送は、翌13日(日)午前10時から

11月13日(日) 15枚目第6回個別握手会 in 神奈川・パシフィコ横浜

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Oct〜Dec]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)

 


「サヨナラの意味」のCDリリースが、いよいよ目前に迫ってきました。

一方、YouTubeにおいて、10月21日(金)に公開されたフルバージョンMVは、月曜から日曜を1週とする数え方で、11月7日(月)から公開4週目入っています。

再生数の動向に関して、週単位で話が出来るほどの日数になってきたので、前作「裸足でSummer」MVの初期と比べてみましょう。

(表1) YouTubeに公開されている「サヨナラの意味」と「裸足でSummer」のMVに関する、月曜から日曜までの週単位で区切った再生数推移

凡例
[公開後経過週]
「サヨナラの意味」MVのデータ
「裸足でSummer」MVのデータ

#「データ」の内容は、
再生回数上昇速度 (その週で積み上げた再生回数の増分_週終わりの累計再生回数) : 対象期間の日付

#「その週で積み上げた再生回数の増分」は、指定された1週間について、「週終わりの累計再生回数」から週始まりの累計再生回数を引いたもの。「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「再生回数上昇速度」は、「その週で積み上げた再生回数の増分」を経過時間 (1週目以外は7日) で割った平均上昇速度。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# MVはすべてフルバージョン

[01週目]
43.3万回/日 (119.1_119.1) : 10/21(金)23(日)
24.0万回/日 (066.1_066.1) : 07/08(金)10(日)

[02週目]
16.4万回/日 (114.9_234.0) : 10/24(月)30(日)
12.5万回/日 (087.7_153.8) : 07/11(月)17(日)

[03週目]
10.6万回/日 (074.3_308.3) : 10/31(月)06(日)
12.3万回/日 (085.8_239.6) : 07/18(月)24(日)

[04週目]
00.0万回/日 (000.0_000.0) : 11/07(月)13(日) ※ 11/09(水)16枚目発売
08.1万回/日 (056.6_296.2) : 07/25(月)31(日) ※ 07/29(水)15枚目発売

[05週目]
00.0万回/日 (000.0_000.0) : 11/14(月)20(日)
07.8万回/日 (054.3_350.5) : 08/01(月)07(日)

#「00.0」「000.0」は、数値未定の意


「サヨナラの意味」MVの再生数は、公開1週目に、前作の2倍に迫る上昇スピードを叩き出し、2週目に入っても、15万回/日を越えるハイペースで伸びていきました。

このスタートダッシュにより、3週目の終盤、11月6日(日)に、累計再生数が300万回を突破。

上表のように、「裸足でSummer」MVは、3週目が終わった時点で、240万回ほどだったので、「サヨナラの意味」の勢いが分かります。


しかし、3週目の上昇速度は、16枚目表題曲が10.6万回/日、15枚目が12.3万回/日で、1、2週目と異なり、前作が今作を逆転して上回っている。

つまり、「サヨナラの意味」MVは、3週目に入って、再生数の伸びがやや鈍ったようで、累計では前作を越えているものの、今後の見通しは不透明です。


公開3週目は、15、16枚目ともに、CD発売の1週前で、新曲キャンペーンがもっとも活発化する時期です。

実際、この3週目に、複数の音楽番組で、16th選抜による「サヨナラの意味」のパフォーマンスがオンエアされました。

(表2) 「サヨナラの意味」のステージパフォーマンスが放送されたテレビ番組と演奏時間

凡例
演奏時間 [ステージのオンエアが始まった日時 @ その時刻のCD発売日に対する時間関係] (放送の種別) チャンネル名『番組名』

#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間
#「CD発売日に対する時間関係」は、発売日の午前0時を原点にして計算し、単位は「日前」「日後」で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「放送の種別」の「地デ」は、地上デジタル放送の意
# 2016年11月7日(月)夜までのものを掲載

02分31秒 [10/31(月)20:23 @ 08.2日前] (地デ) TBS『ハロウィン音楽祭2016』
02分31秒 [11/04(金)20:03 @ 04.2日前] (地デ) テレビ朝日『MUSIC STATION』
02分30秒 [11/06(日)17:13 @ 02.3日前] (地デ) NHK総合『シブヤノオト』
02分29秒 [11/07(月)00:23 @ 02.0日前] (地デ) テレビ東京『乃木坂工事中』


曲の演奏時間は、いつも通りの2分30秒で、いわゆる「テレビサイズ」というやつですね(笑)。

16枚目は、橋本奈々未の「卒業」が絡んで、タイトルすら発売3週間前まで分からなかったほど、プロモーションの開始が遅れに遅れたため、短期間に集中的にテレビ露出を畳み掛ける、そんなスケジュールになっています。

上表のように、地上波による表題曲のステージ披露を、発売直前の1週間に4番組も持ってくるなんて、相当に密度の高い新曲キャンペーンだと思います。


ただ、MVの公開3週目に、「サヨナラの意味」のパフォーマンスを、地上波テレビを通して、これだけの分量流しているのに、再生数上昇速度が、あまり跳ねていないのは、少し気になります。

(表1)は、週単位のデータを示していますが、日単位で計算しても、音楽番組への出演後、積み上げスピードがアップしている節があまりない。

Mステ効果という言葉があるけど、例えば、「サイレントマジョリティー」MVは、『MUSIC STATION』だけでなく、様々な番組・イベントでの楽曲披露に対して、再生数上昇速度がいちいちアップする印象がある。

楽曲のメディア披露、イベント披露に対して、敏感に反応する高い「感受性」を持っているからこそ、このMVは、半年以上に渡って、10万回/日前後の上昇速度を維持し、3千万回を越える累計に辿り着いたのだと思います。


音楽番組でのステージを観た後、その曲のMVをネットで鑑賞する人が多く現れ、再生数の上昇速度が跳ね上がる。

MV再生数の高い「感受性」は、テレビでのパフォーマンスが視聴者の心を揺さぶり、曲が多くの人に「ウケている」ことを示します。

歌唱とダンスのスキルを磨いた方が良いのは、オンエアされるパフォーマンスをより印象的にすれば、心を動かされる視聴者が増え、MVの再生回数だけでなく、さまざまな楽曲指標の向上につながるからです。


「サヨナラの意味」MVは、公開3週目においても、平均で10.6万回/日という高い上昇スピードを持ち、加えて、以下の表のように、音楽番組での楽曲披露は、これからも続くので、今後もハイペースで累計を伸ばしていくことを期待出来ます。

ただ、橋本奈々未という人気メンバーの「卒業」と「引退」、さらに、その理由として語られている、ななみんの家族とお金にまつわる話が、乃木坂と16th選抜に対する人々の関心を高めている面は否めない。

そして、音楽とは関係のないトピックスが、16枚目に対する興味の中心を占めると、パフォーマンスそのものを鑑賞する空気がお茶の間で薄まってしまい、音楽番組への出演が、MV人気につながらない危険があります。


CD発売からクリスマス、年の暮れ、正月への期間は、NHK紅白歌合戦を含め、多くの大型歌謡祭とコンサートが催される音楽の季節でもあり、乃木坂の楽曲を世間にアピールする絶好のチャンスです。

そこで、もっとも多く歌うだろう曲は「サヨナラの意味」なので、一つ一つのステージにおいて、質の高いパフォーマンスを披露し、橋本奈々未だけでなく、グループの音楽に対しても、世間の関心を高めていくことを期待しています。

(表3) 今後、「サヨナラの意味」のステージパフォーマンスが放送される可能性のあるテレビ番組

凡例
00分00秒 [番組が始まる日時 @ その時刻のCD発売日に対する時間関係] (放送の種別) チャンネル名『番組名』

# 表記方法は、基本的に(表2)と同じ
#「00分00秒」は、演奏時間未定の意
#「放送の種別」の「BS」は、BS放送

00分00秒 [11/12(土)23:15 @ 04.0日後] (BS) NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
00分00秒 [11/17(木)18:55 @ 08.8日後] (地デ) NHK Eテレ『Rの法則』
00分00秒 [11/17(木)19:00 @ 08.8日後] (地デ) 日本テレビ『ベストヒット歌謡祭2106』
00分00秒 [11/26(土)21:30 @ 17.9日後] (地デ) 日本テレビ『日テレ HALLOWEEN LIVE 2016』

 

次に、カップリング曲のMVを見てみます。

(表4) YouTubeに公開されている16枚目カップリング曲MVに関する、公開後経過日数で区切った再生数上昇推移

凡例
経過日数 : 「あの教室」MVのデータ「2度目のキスから」MVのデータ「ブランコ」MVのデータ「君に贈る花がない」MVのデータ

# 「データ」の内容は、
その経過日における再生回数上昇速度 (経過日終了時点での累計再生回数)
#「経過日数」の「01日目」は、公開開始時刻から、24時間経過時刻までの1日、「02日目」は、24時間経過時刻から48時間経過時刻までの1日、「03日目」は、48時間経過時刻から72時間経過時刻までの1日、といった形で日を指定している
#「再生回数上昇速度」は、その1日の再生数増分。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「経過日終了時点での累計再生回数」は、その1日が終了する時刻における累計再生数。「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# MVはすべてフルバージョン

01日目 : 24.2万回/日 (24.2)14.1万回/日 (14.1)17.1万回/日 (17.1)18.8万回/日 (18.8)
02日目 : 07.1万回/日 (31.3)10.3万回/日 (24.3)04.5万回/日 (21.6)05.7万回/日 (24.5)
03日目 : 07.1万回/日 (38.4)05.8万回/日 (30.2)03.5万回/日 (25.1)04.5万回/日 (29.1)
04日目 : 05.3万回/日 (43.7)03.3万回/日 (33.5)
05日目 : 04.0万回/日 (47.7)02.7万回/日 (36.2)
06日目 : 03.2万回/日 (50.9)
07日目 : 03.0万回/日 (53.9)
08日目 : 03.3万回/日 (57.3)
09日目 : 04.7万回/日 (62.0)
10日目 : 02.4万回/日 (64.4)
11日目 : 02.8万回/日 (67.2)

# 4つのMVに関する最新データは、すべて11月6日(日)12:00時点のもの


MV再生数の伸びについては、「あの教室」が4つの中で、今のところ、もっとも勢いがあり、それを「2度目のキスから」が追っている感じです。

「ブランコ」と「君に贈る花がない」のMVは、ほぼ同じ速度で再生数を上げているものの、サンクエトワールが16thアンダーを、若干、上回っているように見えます。


ところで、「今のところ」という言葉を使いましたが、カップリング曲MVのフルバージョンからショートへの切り替えが、15枚目と同じように行われるなら、(表4)に載せた4つの作品をYouTubeで観られる時間は、2日を切っています。

つまり、フルバージョンMVの再生数推移は、公開開始からごく短期間しかデータを取れないわけで、本当のところ、一番人気のあるのはどれなのか、分からないまま終わってしまいそうです。


表題曲のMVと比べ、宣伝量が圧倒的に少ないので、徐々に人気が上がってくるパターンの作品があっとしても、現状のやり方では、チャンスをあげられない。

その結果、テレビで取り上げられたり、より早い段階で公開の始まったMVが、知名度のアドバンテージそのままに、初期の再生数を勢いよく伸ばし、すぐに鑑賞会はお開きになる。

せっかく作ったのに、勿体ない話で、少し長めのフルバージョン公開によって、大きな人気が出たかもしれないMVを短期で撤去しているとすれば、グループにとっても、得なことではない。

先週のMステに、乃木坂と一緒に出演したピコ太郎も、「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」MVが大ブレイクしたのは、YouTube公開後、1ヶ月経ってからだそうなので、最低でも、それくらいは置いとかないと(笑)。


16枚目カップリング曲MVの再生数推移については、公開5日間の上昇速度を、15枚目と比較しておきます。

(表5) YouTubeに公開中、又は公開されていた15、16枚目カップリング曲MVに関する、公開5日間の再生数上昇速度

凡例
公開開始からの期間 : その期間における再生回数上昇速度 (期間終わりの累計再生回数) 曲名

#「公開開始からの期間」は、「日間」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「その期間における再生回数上昇速度」は、「期間終わりの累計再生回数」を「公開開始からの期間」で割った平均。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「期間終わりの累計再生回数」は、「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# MVはすべてフルバージョン
#「0.0」「00.0」は、数値未定の意

5.0日間 : 9.5万回/日 (47.7) あの教室
5.0日間 : 7.2万回/日 (36.2) 2度目のキスから
5.0日間 : 0.0万回/日 (00.0) 君に贈る花がない
5.0日間 : 0.0万回/日 (00.0) ブランコ
(参考)
3.0日間 : 9.7万回/日 (29.1) 君に贈る花がない
3.0日間 : 8.4万回/日 (25.1) ブランコ

5.0日間 : 8.1万回/日 (40.3) オフショアガール
5.0日間 : 6.0万回/日 (29.9) シークレットグラフィティー
5.0日間 : 4.3万回/日 (21.6) 白米様
5.0日間 : 4.4万回/日 (21.8) 命の真実
(参考)
3.0日間 : 6.0万回/日 (17.9) 白米様
3.0日間 : 6.3万回/日 (18.9) 命の真実

#「命の真実」の正式曲名は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」


16、15枚目それぞれのカップリング曲において、再生数の上昇がもっとも速かったMVは、「あの教室」と「オフショアガール」ですが、数字は、前者の方が後者を上回っている。

また、2番目に速い曲である「2度目のキスから」と「シークレットグラフィティー」も、前者が後者を越える数字を示している。

さらに、「君に贈る花がない」と「ブランコ」は、まだ公開して5日経っていないので、代わりに、公開3日間の再生数上昇速度を載せていますが、この期間で比べても、上昇速度は「白米様」「命の真実」より高い。

従って、少なくとも公開のごく初期は、16枚目の方が15枚目より注目を集めている印象を受けます。


次に、配信スタートからまだ間もないですが、iTunes Store トップソングにおける、16枚目各収録曲の順位を見ておきましょう。

(表6) 乃木坂16枚目収録曲に関する iTunes Store トップソングの最新順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、対象週において、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# カップリング曲を並べる順番は、ランクイン日数がより多いものを上におき、次に最高順位がより高いものを上にしている

16枚目収録曲の2016年11月06日(日)まで、配信5日間の順位帯分布
5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 003位) サヨナラの意味
0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] (5/5日; 038位) ないものねだり
0-0-0-0-0 / 2-2-1 [0] (5/5日; 065位) あの教室
0-0-0-0-0 / 2-1-2 [0] (5/5日; 090位) 君に贈る花がない
0-0-0-0-0 / 0-2-2 [1] (4/5日; 117位) ブランコ
0-0-0-0-0 / 1-1-1 [2] (3/5日; 086位) 孤独な青空
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [3] (2/5日; 156位) 2度目のキスから


表題曲「サヨナラの意味」は、配信開始1日目に、最高3位を記録し、それから連続5日間、トップ10にランクインしています。

カップリング曲は、橋本奈々未のソロ曲「ないものねだり」、齋藤飛鳥と堀未央奈の「あの教室」、サンクエトワール「君に贈る花がない」の3曲が、配信から5日間、ずっと200位以内をキープ。

一方、アンダー曲「ブランコ」、選抜メンバーによる共通曲「孤独な青空」、「真夏さんリスペクト軍団」の「2度目のキスから」の3曲は、配信1日目から200位以内にランクインしたものの、それぞれ5日目、4日目、3日目に圏外へ去っています。


これだけのデータだと、16枚目の配信成績が、今のところ、良いのか悪いのかよく分からないので(笑)、過去のシングル収録曲について、配信5日間の順位帯分布を調べて、曲種別に並べてみました。

(表7) 乃木坂13〜16枚目表題曲に関する iTunes Store トップソングの配信初期における順位帯分布

# 表記方法は(表6)と同じ

表題曲の配信5日間の順位帯分布
16枚目 : 5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 003位) サヨナラの意味
15枚目 : 4-1-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 008位) 裸足でSummer
14枚目 : 2-3-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 005位) ハルジオンが咲く頃
13枚目 : 5-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (5/5日; 004位) 今、話したい誰かがいる


最近4シングルの表題曲を眺めると、13枚目「今、話したい誰かがいる」が、最高4位でトップ10をキープしたものの、14枚目「ハルジオンが咲く頃」、15枚目「裸足でSummer」は、最高が5位、8位と下降し、公開5日間ですでに10位を割り込む日が出ています。

こういった過去の順位推移と比べると、16枚目「サヨナラの意味」の最高3位でトップ10キープは、素晴らしい成績で、配信に強い乃木坂という13枚目までのイメージが、1年ぶりに復活したのではないかと、喜びたくなります。

ちなみに、「今、話したい誰かがいる」は、この後、さらに4日間10位に留まり、結局、連続9日トップ10という記録を残しています。

「ハルジオンが咲く頃」の最終的なトップ10滞在は、上表のままの2日、「裸足でSummer」は、1日戻って5日なので、「今、話したい誰かがいる」の9日を越えることが、「サヨナラの意味」の当面の目標になる。


今週はCDが発売されますが、16枚目と同じく、リリースの1週前に「先行配信」された13枚目と15枚目のケースを見ると、かえって発売日前後の順位が上がっている。

CDのリリースに併せて、乃木坂に関する様々な記事や情報がネットに溢れ、新曲の知名度が上がり、では、買ってみようかという人が少なからず現れるからじゃないかと思います。

「サヨナラの意味」は、次のように、10月6日(日)に6位ランクインで、7日(月)深夜の時点では、7位から8位と、少し下がっています。

(参考)「サヨナラの意味」の日単位での順位変動
003位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 01日目 11/02(水)
004位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 02日目 11/03(木)
005位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 03日目 11/04(金)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 04日目 11/05(土)
006位 1-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] : 05日目 11/06(日)


しかし、CD発売日前後、乃木坂16枚目の記事やコメントがネットを賑わすようになれば、順位が再浮上する可能性があり、「今誰」の連続9日トップ10は、何とかかんとか(笑)、達成出来るんじゃないかと思っています。


このように、表題曲「サヨナラの意味」は、ここ3シングルの中で、もっとも順調な滑り出しを見せています。

ただ、カップリング曲に目をやると、16枚目が孕む、シビアな側面が顔をのぞかせている。

(表8) 乃木坂13〜16枚目カップリング曲に関する iTunes Store トップソングの配信初期における順位帯分布

# 表記方法は(表6)と同じ

成績2番目曲の配信5日間の順位帯分布
16枚目 : 0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] (5/5日; 038位) ないものねだり
15枚目 : 0-0-0-0-2 / 3-0-0 [0] (5/5日; 045位) オフショアガール
14枚目 : 0-0-1-1-1 / 0-2-0 [0] (5/5日; 025位) 釣り堀
13枚目 : 0-2-1-1-1 / 0-0-0 [0] (5/5日; 016位) 悲しみの忘れ方

成績3番目曲の配信5日間の順位帯分布
16枚目 : 0-0-0-0-0 / 2-2-1 [0] (5/5日; 065位) あの教室
15枚目 : 0-0-0-0-0 / 4-1-0 [0] (5/5日; 076位) 僕だけの光
14枚目 : 0-0-1-1-0 / 1-1-1 [0] (5/5日; 027位) 急斜面
13枚目 : 0-0-0-1-1 / 2-1-0 [0] (5/5日; 038位) ポピパッパパー


この表は、配信5日間の成績が、2番目と3番目の曲を、それぞれのシングルからピックアップして、比較したものです。

2番目曲は、13枚目「悲しみの忘れ方」と14枚目の西野七瀬ソロ曲「釣り堀」が、トップ30に入る最高順位を記録し、さらに、50位以内へ、それぞれ5日と3日、ランクインを果たしています。

一方、15枚目の白石麻衣ソロ「オフショアガール」と16枚目のななみんソロ「ないものねだり」は、一度も30位以内に入らず、50位以内も2日しかない。


13枚目、14枚目では、カップリング曲に勢いがあり、15枚目、16枚目で、失速感が目立つという傾向は、3番目曲でさらに顕著になっています。

13枚目「ポピパッパパー」と14枚目の白石橋本松村ユニット曲「急斜面」は、40位を上回る最高順位を見せているのに、15枚目「僕だけの光」と16枚目「あの教室」は、50位以内に一度も入っていません。

とくに気になるのは「僕だけの光」です。

15th選抜が担当する共通曲、しかも、日本テレビ『高校生クイズ』の応援ソングという、かなり強力なタイアップを貰っている。

にもかかわらず、50位以上に入ってこないことから、乃木坂の楽曲に対する人気が、かなり深刻なレベルにまで、落ちているんじゃないかと、疑わざるを得ません。


15枚目「僕の光」は、16枚目「孤独な青空」と同じく、選抜による共通曲であるのに、MVが付いていない。

例えば、「世界で一番 孤独なLOVER」は、6枚目の共通曲であり、「ガールズルール」とは異なる世界観ながら、白石、橋本、松村のフロントが中心イメージを形成する見応えのあるMVが作られ、シングルに複雑で豊かな構造を与える、もう一つの表題曲として機能しています。

しかし、最近のシングルは、選抜が担当する共通曲であるのにMVがなく、6枚目のように、表題曲世界の住人が、パラレルワールドのような、もう一つの世界を作り、メンバーとシングルのイメージを、より深く掘り下げていく、といった楽曲相互の魅力的な響き合いがない。


選抜の共通曲にMVを作らないのは、メンバーが忙し過ぎることが大きいと思います。

表題曲である「サヨナラの意味」のMVですら、撮影ロケにフル参加出来ないメンバーが続出したようで、無理に無理を重ねたスケジュールの末に、ようやく何とか出来上がったという印象を受けます。

確かに、桜井玲香と若月佑美のように、主演舞台の期間に、MVの制作が被ってしまうと、どうにもならないスケジュールに苦しめられるのは分かります。


しかし、彼女たちは、その期間中、握手会にも参加していて、もし、このイベントがなければ、もう少し、まともな日程が組めた筈です。

MVの撮影は、すべてのメンバーが2日間、フル参加出来れば、かなり充実した成果を挙げられるでしょう。

ところが、乃木坂の場合、土曜日曜を、個別と全国の連続握手会で埋めてしまうことが、日常茶飯です。

個別握手会の総日数を、現在の6日から、4日に減らすだけでも、スケジュールに余裕が出来て、以前のように、選抜メンバーによる、2作目MVの実現が見えてくるんじゃないでしょうか。


メンバーの外仕事が忙しくなる中、握手会などの特典イベントは、日数と規模を減らさないため、シングル制作の日程が極限までタイトになっている。

結果として、選抜によるMVは1本に限られ、共通曲にすらMVが付かず、一方で、撮影スケジュールを組みやすい、ソロや少人数ユニットの曲とMVが、シングルを埋め尽くしてしまう。

(表8)が示す、カップリング曲の人気低落は、未だにCDの売り上げ枚数に強くこだわり続ける乃木坂運営が、特典イベントの量的縮小に踏み切れず、シングル制作の日程を削ってしまったことに、大きな原因があると思います。


握手会にここまで依存せずとも、物販を充実させるなど、より効率的に利益を生み出す道はある筈です。

CD「枚数」へのこだわりが、乃木坂のスケジュールを限界を越えて圧迫し、メンバーを外仕事との板挟みに陥らせ、激しく疲弊させている上に、共通曲のMVをなくし、ソロ曲ユニット曲の過剰な連発で、シングルの存在感を下げている。

16枚目シングルにおいて、「世界で一番 孤独なLOVER」と同じ意味を持つ「孤独な青空」が、MVすらなく、iTunes Store トップソングの200位以内に、たった3日間入っただけで、圏外に去ってしまう。

乃木坂のメンバーと楽曲に魅力を感じ、「指望遠鏡」「シャキイズム」「世界で一番 孤独なLOVER」「月の大きさ」など、共通曲MVの世界を楽しんできたファンとして、「孤独な青空」の数字は、見ていられないほどの寂しさを覚えます。

「サヨナラの意味」MVにおいて、棘人、普通人として向き合った、橋本奈々未と西野七瀬が、「孤独な青空」MVでは、全く別の役で登場し、そこに他のメンバーも、表題曲とは異なる形で関わっていく。

一つのシングルの中に、そういった楽曲を横断する軸があるのは、鑑賞する側としては、あれこれ想像を膨らませたくなる、ワクワクする展開で、収録曲が相互の関連なく、ポツンポツンと存在しているより、ずっと楽しい。


橋本奈々未「卒業」という大イベントの陰に隠れて見えにくいけど、音楽番組、YouTube公開MV、シングルCDなどを介した、乃木坂の音楽的存在感が、深刻な局面を迎えている懸念がある。

乃木坂の音楽をどうするのか、もう一度、原点に立ち戻り、歌とダンスのスキル向上、フルバージョンMVの長期公開、シングル制作を最優先させるスケジュール設定に、取り組むべきじゃないでしょうか。

音楽面での発信力を失い、個々のメンバーの人気だけが頼りの、握手に過度に依存するアイドルになってしまったら、ななみんのような主要メンバーがグループを去る度に、ファンも乃木坂を去っていき、歯止めの掛からない、人気の長期低落に苦しむことになる。

「孤独な青空」の楽曲指標は、そういう未来が遠くないことを、静かに示している気がします。


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乃木坂「サヨナラの意味」初動予想は前作大幅越えの77万枚、iTunesランクは最高3位を記録 [05Nov16]

2016-11-05 05:45:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

11月05日(土) 18 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』に、高山一実が出演

11月06日(日) 13 : 30 〜 14 : 00 [地デ] フジテレビ『KinKi Kidsのブンブブーン』に、生駒里奈、高山一実、西野七瀬が出演
11月06日(日) 17 : 00 〜 17 : 54 [地デ] NHK総合『シブヤノオト』で、乃木坂46が「サヨナラの意味」を披露
11月06日(日) 19 : 54 〜 21 : 48 [地デ] テレビ東京「日曜ビッグバラエティ『ふるさとプレゼン旅 ニッポン!そこどこ観光大使』」に、高山一実と、松村沙友理が出演
11月06日(日) 15枚目第5回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

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重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
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11月3日(木)の昼、アンダー曲「ブランコ」とサンクエトワールによる「君に贈る花がない」のフルバージョンMVがYouTubeに公開され、16枚目シングルに収録される5作品が出揃いました。

さらに、4日(金)の夜、16th選抜がテレビ朝日『MUSIC STATION』で「サヨナラの意味」を披露、6日(日)は、NHK総合『シブヤノオト』に、名古屋の握手会会場から生中継出演して、先日NHK ホールで公開収録されたパフォーマンスが流れる筈です。

いよいよ、来週水曜日のCD発売に向けて、新曲キャンペーンが盛り上がってきました。


で、ふと考えてみると、昨日まで行われていた個別握手会の第6次応募は、オリコン初動に流し込める最後のセールス分です。

発売日夜には、オリコンデイリーのサイトに、さっそく初日の数字が載るので、売り上げを予想するなら今しかない。

ということで、割と久しぶりな気もしますが(笑)、現在明らかになっている第5次応募後の完売状況から、「サヨナラの意味」のオリコン初動を考えてみます。


まずは、メンバーごとの売り上げを推定計算した表から。

(表1) 16枚目個別握手会第5次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# メンバー名の色は、16th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない

[01] 30部/30部 (1.00; 04次, 1.91万枚) 秋元真夏 衛藤美彩 齋藤飛鳥 桜井玲香 白石麻衣 西野七瀬 橋本奈々未(c) 若月佑美
[09] 30部/30部 (1.00; 05次, 1.91万枚) 伊藤万理華 北野日奈子 高山一実 中元日芽香 星野みなみ 堀未央奈*
[15] 28部/30部 (0.93, 1.90万枚) 新内眞衣*
[16] 27部/30部 (0.90, 1.90万枚) 井上小百合
[17] 26部/30部 (0.87, 1.90万枚) 松村沙友理
[18] 25部/30部 (0.83, 1.90万枚) 寺田蘭世*
[19] 16部/30部 (0.53, 1.84万枚) 中田花奈
[20] 16部/28部 (0.57, 1.73万枚) 生駒里奈
[21] 13部/24部 (0.54, 1.48万枚) 斉藤優里
[22] 18部/22部 (0.82, 1.39万枚) 山崎怜奈*
[23] 20部/20部 (1.00; 04次, 1.27万枚) 生田絵梨花
[24] 12部/18部 (0.67, 1.12万枚) 渡辺みり愛*
[25] 15部/16部 (0.94, 1.02万枚) 鈴木絢音*
[26] 12部/16部 (0.75, 1.01万枚) 樋口日奈
[27] 07部/12部 (0.58, 0.74万枚) 斎藤ちはる
[28] 03部/12部 (0.25, 0.70万枚) 伊藤かりん*
[29] 01部/12部 (0.08, 0.67万枚) 能條愛未
[30] 06部/08部 (0.75, 0.50万枚) 相楽伊織*
[31] 02部/08部 (0.25, 0.47万枚) 川後陽菜
[32] 03部/06部 (0.50, 0.37万枚) 伊藤純奈*
[33] 01部/06部 (0.17, 0.34万枚) 川村真洋
[34] 00部/06部 (0.00, 0.32万枚) 佐々木琴子* 和田まあや


30部担当メンバー19人の中、すでに14人が全完売を達成しており、残る5人も軒並み高い完売率となっています。

もっとも早い第4次で全完売したのは、ほとんどが16th選抜の1、2列目メンバーで、続く第5次の売り切りは、3列目メンバーが多く、今回のシングルでも、握手会人気と選抜序列の間に、密接な関係が存在しています。

何シングルにも渡って、握手会人気の高い順に、前列から並べているのだから、当たり前なんですが、最近は、売り上げと序列が若干ズレているといった「遊び」がほとんどなく、選抜の固定化が極端に進んでしまった印象を受けます。


一方、選抜入りしていないメンバーの売り上げトップは、30部中25部を売り切った寺田蘭世で、枚数ベースではほぼ全完売と見ていい。

ここ数シングルで握手会人気を急上昇させてきた蘭世さんですが、16thアンダーのセンターに起用されたことが、一層の追い風になっている気がします。

おそらく30部全完売は時間の問題で、17th選抜の選考では、寺田蘭世の抜擢が、定員を何人にするのか、誰がアンダーに行くのかといった厳しい選択を、同時に迫りながら、大きな焦点となるでしょう。


第5次応募後の完売状況を眺めると、寺田蘭世だけでなく、山崎怜奈、渡辺みり愛、鈴木絢音、相楽伊織など、2期メンバーの躍進が目立っています。

考えてみると、みり愛、あーちゃん、相楽さんの3人は、「真夏さんリスペクト軍団」として、16枚目収録曲の「2度目のキスから」に参加し、MVでも活躍している。

限られた定員しかない選抜が固定化され、グループに停滞感が漂う中、乃木坂運営の、若いメンバーをフィーチャーしなければという意識は伝わってきます。

もちろん、一番のフィーチャーは、選抜入りさせることですが(笑)、握手会人気などに基づく既存の序列は壊したくないようで、「ユニット」による抜擢にならざるを得ないのかもしれません。


次に、個別握手会全体の売り上げ枚数です。

(表2) 16枚目に関する個別握手会の応募日程と売り上げの推移

凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数 (完売率_枚数ベースでの販売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)

# 応募受付次数が赤色で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.5秒として計算している。この数値を使うと、完売1部で635枚、全体の販売可能枚数は50.2万枚になる。
#「-44d」は、集計締め切り日の44日前という意味。

16枚目「サヨナラの意味」
発売日:2016年11月09日(水)
オリコン初動集計締切:2016年11月13日(日)
初動算入:予想49.9万枚 (第06次分までと推測される)

[01次] +008 {008/520 (01.5%_04.5%) 01.5万枚} 09/29(木)30(金) (-44d)
[02次] +227 {235/520 (45.2%_75.6%) 25.0万枚} 10/06(木)07(金) (-37d)
[03次] +127 {362/775 (46.7%_82.0%) 40.4万枚} 10/13(木)14(金) (-30d)
[04次] +209 {571/790 (72.3%_95.7%) 48.0万枚} 10/20(木)21(金) (-23d)
[05次] +100 {671/790 (84.9%_98.8%) 49.6万枚} 10/27(木)28(金) (-16d)
[06次] +044 {715/790 (90.5%_99.5%) 49.9万枚} 11/02(水)04(金) (-09d)
[07次] {000/790 (00.0%_00.0%) 00.0万枚} 11/10(木)11(金) (-02d)
[08次] {000/790 (00.0%_00.0%) 00.0万枚} 11/17(木)18(金) (+05d)

#「06次」の数字は予想


(表1)に示された第5次応募後のメンバーごと推定枚数を、全員について足し合わせると、(表2)に載せたように、49.6万枚となります。

総790部のうち671部が売り切れで、完売率は84.9%ですが、枚数ベースで計算すると、なんと98.8%に達している。


(表2)には、第6次応募後の完売状況を、個々のメンバーについて考え、全体セールスをはじき出した予想を記してあります。

前次から44部アップの715部完売、推定売り上げ枚数49.9万枚で、第5次後の49.6万枚とあまり変わりません。

つまり、16枚目個別握手会は、用意したCDの大部分を、すでに売り切っており、全体の売り上げ枚数が伸びる余地は、ほとんどないという推測です。


さて、いよいよオリコン初動を考えてみましょう。

こういった予想で一番参考になるのは、過去のデータですね(笑)。

(表3) 2014年以降の乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳

凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ[特典イベント]+特定販売第1週売り上げ[特典イベント]) {現在の累計} 発売日「タイトル」

# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 2014、2015年の「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る
# 2016年は、オリコン初動に計上されたと考えられる個別握手会セールス、すなわち「特定販売第1週売り上げ」を完売状況から推定計算で求め、その分を差し引いた数字を「店頭販売第1週売り上げ」としている
#「特典イベント」の見方

全3d : 全国握手会を3日開催
全1d地2d : 全国握手会を1日、それ以外に地方ライブを2日開催 (10枚目)
特3d : 特別ライブを3日開催 (12枚目)
個2d300_4.5 : 個別握手会を2日開催、総部数は300部、100部当たりの初動枚数が4.5万枚/百部

#「現在の累計」は、2016年11月7日付[10/24(月)〜10/30(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。

2014年
08枚目 : 45.8 (11.8[全3d]+34.0[個6d759_6.0]) {54.7} 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0[全3d]+31.1[個6d788_5.4]) {52.7} 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7[全1d地2d]+36.2[個7d893_5.3]) {61.9} 2014/10/08「何度目の青空か?」

2015年
11枚目 : 50.0 (15.0[全3d]+35.0[個6d713_7.0]) {62.2} 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5[全3d]+SE盤04.0[特3d]+41.4[個6d733_8.3]) {68.0} 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : 62.7 (15.9[全3d]+ここさけ盤01.1+45.6[個6d735_8.5]) {74.1} 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」

2016年
14枚目 : 75.0 (25.8[全3d]+49.1[個6d780_9.6]) {82.8} 2016/03/23「ハルジオンが咲く頃」
15枚目 : 72.8 (25.6[全3d]+47.2[個6d760_9.6]) {84.9} 2016/07/27「裸足でSummer」
16枚目 : 00.0 (00.0[全3d]+49.9[個6d790_0.0]) {??} 2016/11/09「サヨナラの意味」

# 16枚目のアンダーライン「49.9」は予想値


興味深いのは、特別盤を除く、初回限定盤と通常盤の店頭販売CDについて、その第1週売り上げ枚数が、2014年は11〜12万枚、2015年は15〜16万枚、2016年の春夏2シングルは26万枚弱と、年度ごとに、ほぼ一定していることです。

2016年の「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンが盤種別の売り上げ枚数を公表しなくなったため、2014、2015年と異なる方法で推測しています。

そのため、ダイレクトに比較して、初回限定盤セールスが、今年に入って10万枚ほど一気に上昇したと見るのは適切でないかもしれない。


しかし、14枚目「ハルジオンが咲く頃」と15枚目「裸足でSummer」の数字が、26万枚あたりと一定している点は、注目に値します。

全国握手会の日数や会場は同じで、メンバーもほとんど変わらないので、年度が同じであれば、店頭セールスも同じレベルに落ち着くというのは、割と妥当な見方です。

そうなると、16枚目「サヨナラの意味」の店頭セールスを考える際も、26万枚が目安になる。


(表2)で予想したように、個別握手会セールスを50万枚とすれば、ここに26万枚を加え、オリコン初動として、76万枚という数字が出て来ます。

(表3)には、個別握手会100部あたりの初動枚数、すなわち「初動効率」を載せておきましたが、この指標も、14枚目と15枚目で9.6万枚/日と一定している。

16枚目の総部数は790部なので、9.6万枚/日を掛けると、やはり初動76万枚という予想になります。


ただ、今回は、橋本奈々未の「卒業」シングルであり、芸能界からも引退するので、全国握手会は、アイドルななみんに会える最後のチャンスです。

近年、全国握手会は、人気メンバーの1人レーンを数多く用意し、「個別握手会化」が進んでいる。

そのため、個別握手会の抽選に漏れたファンが、初回限定盤を購入して、全国握手会にやって来るケースが増えている筈で、センター橋本奈々未の「卒業」「引退」が控えている16枚目は、来場者がいつも以上に多くなる可能性がある。

こういった「卒業」効果を考えると、店頭セールスの予想を、14、15枚目の26万枚弱から、やや上方に引き上げた方がいいのかもしれません。


一方、Amazonの音楽売れ筋ランキングを見ると、「サヨナラの意味」はTypeAが6位に入っており、好調なセールスを見せていますが、1、2位を窺うような、爆発的な売れ行きという風には感じない。

16th選抜メンバーと橋本奈々未の「卒業」が発表されたのは、CD発売のたった3週間前で、最初の全国握手会は、リリースの2週間後と少し間がある。

さらに、「卒業」ライブは年が明けた2月頃と思われ、会場と日時は明らかになっていない。

「卒業」効果が本格的に表れるのは、CDが発売されてからで、大波が来る前に、第1週が終わってしまうという見方もある。


こういったプラスとマイナスの因子を考えると、店頭セールスが26万枚から大跳ねするとは予想しづらくて、27万枚くらいが妥当なラインでしょうか。

結局、握手会セールスの50万枚と併せて、77万枚が初動の予想値になります。

前作「裸足でSummer」の72.8万枚を越えるのは、ほぼ確実だと思いますが、ん〜、70万代の後半で落ち着き、80万枚突破はちょっと難しいかも、というのが今の感触です(笑)。


2016年に入って、サウンドスキャンが盤種別の売り上げ枚数を発表しなくなって以降、オリコン初動を予想しても、「答え合わせ」が出来ず、シミュレーションの精度を向上出来なくなっています。

個別握手会に行かれた方のレポートを読んでいると、現在、推定計算に使っている、CD1枚あたりの平均割り当て時間8.5秒、完売1部あたり635枚は、少な過ぎるかもしれないと思うことがある。

初回限定盤の第1週売り上げ枚数が分かれば、基礎的な数値を修正して、より実値に近い数字を出せるようになるんですが、今は、アバウトな推測しか出来ません。

つまり、初動77万と読んではみたけど、当たるも八卦、当たらぬも八卦で(笑)、しかも、当たっても、外れても、プログラムの花も実もある改良は、無理ということです。


特典商法によって売り上げ枚数を稼ぐシングルとアルバムに関しては、初動や累計などの数字が収録曲のヒット度合いを適切に反映していないことが多く、最近では、MVの再生回数や iTunes Store ランキングなど、「その他」の指標が注目を集めています。

このブログでも、最近は、CDセールス以外の様々な楽曲指標を調べ、乃木坂の曲がどのくらいヒットしているか、推測しています。

ただ、乃木坂の場合、CDの売り上げ枚数は、握手会など特典イベントの盛況ぶりに直結していて、グループを支えるコアファンの動向が反映されます。

そして、コアファンの人数と熱量は、握手会だけでなく、ライブの観客動員数、メンバー出演番組の視聴率や聴取率、雑誌や写真集の売り上げなど、アイドルとしての人気を左右する、重要な因子です。

大型音楽祭への出演やCM広告への抜擢は、楽曲に対する人気だけでなく、こういったタレントとしての人気も考慮して、決められることが少なくない。

従って、店頭セールスと握手会セールスに関して、より精度の高い数字が知りたいのですが、年々、CDセールスに関しては、情報の透明性が低くなっていて、ファンは、マスコミの記事や放送の内容から、それらをぼんやりと推測するしかないようです。


しかし、CDセールス以外の指標については、かなり具体的な数字を手にすることが可能です。

乃木坂が音楽アーティストである以上、楽曲人気は活動の出発点で、ここを落としてしまうと、アイドルとしても、やっていくのが難しくなる。

「サヨナラの意味」の収録曲について、さっそく様々な数字が出ているので、現状を紹介しておきます。


まずは、iTunes ランキングから。

(表4) 乃木坂16枚目収録曲に関する iTunes Store トップソングの順位帯分布

凡例
A-B-C-D-E / F-G-H [Z] (200位以内ランクイン日数/配信日数; 確認出来た最高順位) 曲名

# 上記 A〜H と Z は、配信開始日から指定された日までに、それぞれ以下の順位帯にランクインした日数を表す
A(1〜10位)、B(11〜20位)、C(21〜30位)、D(31〜40位)、E(41〜50位)、F(51〜100位)、G(101〜150位)、H(151〜200位)、Z(200位圏外)
# カップリング曲を並べる順番は、ランクイン日数がより多いものを上におき、次に最高順位がより高いものを上にしている
# 「200外」は、200位圏外


16枚目収録曲の2016年11月03日(木)までの順位帯分布
2-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (2/2日; 003位) サヨナラの意味
0-0-0-1-1 / 0-0-0 [0] (2/2日; 038位) ないものねだり
0-0-0-0-0 / 2-0-0 [0] (2/2日; 065位) あの教室
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [0] (2/2日; 086位) 孤独な青空
0-0-0-0-0 / 2-0-0 [0] (2/2日; 090位) 君に贈る花がない
0-0-0-0-0 / 0-2-0 [0] (2/2日; 117位) ブランコ
0-0-0-0-0 / 0-0-2 [0] (2/2日; 156位) 2度目のキスから

15枚目収録曲の配信2日後までの順位帯分布
2-0-0-0-0 / 0-0-0 [0] (2/2日; 008位) 裸足でSummer
0-0-0-0-2 / 0-0-0 [0] (2/2日; 045位) オフショアガール
0-0-0-0-0 / 2-0-0 [0] (2/2日; 076位) 僕だけの光
0-0-0-0-0 / 1-1-0 [0] (2/2日; 099位) 行くあてのない僕たち
0-0-0-0-0 / 0-0-1 [1] (1/2日; 197位) シークレットグラフィティー
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [2] (0/2日; 200外) 命の真実
0-0-0-0-0 / 0-0-0 [2] (0/2日; 200外) 白米様
#「命の真実」の正式曲名は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」


表題曲「サヨナラの意味」は、私が確認出来た範囲で、配信初日に最高3位をマークし、「裸足でSummer」の最高8位を大きく上回っています。

乃木坂の表題曲がベスト3に入ったのは、おそらく「何度目の青空か?」「命は美しい」以来のことで、橋本奈々未の「卒業」「引退」という話題性が、効いているように思えます。

また、カップリング曲も、配信2日目までに、6曲すべてが200位以内にランクインして、2曲が圏外だった15枚目と比べて、好調な滑り出しを見せています。


もちろん、表題曲もカップリング曲も、最高順位以上に、何日間ランクインを続けられるかが重要です。

以下は、最近発売された表題曲あるいはリード曲の配信成績です。

(表5) 最近発売された乃木坂と欅坂のシングル及びアルバムの表題曲リード曲に関する iTunes Store トップソングの順位帯分布

# 表記方法は、(表4)と同じ
# すべての曲の「配信日数」は、2016年11月03日(木)までの日数

02-03-04-06-04 / 12-11-09 [175] (051/226日; 05位) 14枚目 : ハルジオンが咲く頃
00-00-01-03-03 / 21-22-17 [096] (067/163日; 26位) 02枚目Ab : きっかけ
05-09-05-04-03 / 13-16-09 [043] (064/107日; 08位) 15枚目 : 裸足でSummer
02-00-00-00-00 / 00-00-00 [000] (002/002日; 03位) 16枚目 : サヨナラの意味

06-02-04-01-01 / 17-24-10 [021] (065/086日; 03位) 欅02枚目 : 世界には愛しかない
31-15-20-24-29 / 83-10-00 [000] (212/212日; 01位) 欅01枚目 : サイレントマジョリティー


2016年、乃木坂の楽曲で、もっとも長く200位以内にランクインしたのは、2ndアルバム「それぞれの椅子」のリード曲「きっかけ」です。

最高順位が26位と低いのは、音楽番組での披露など、プロモーションが遅れたためで、例えば、MVがYouTubeに公開されたのは、CD発売のなんと44日後だった(笑)。

アルバムが発売されたとき、「きっかけ」がリード曲であることを知らなかったファンは少なくなかったと思います。


しかし、Mr. Children の桜井和寿さんが、とても良い歌だとして、自身のライブでカバーしてくれたように、杉山勝彦氏による質の高いバラードは魅力的で、これほどタイミングを外したキャンペーンだったにも関わらず、67日間も200位以内に入っていた。

もし、最初から、しっかりとしたプロモーションを仕掛けていれば、iTunes ランキングにおいて、最高順位とランクイン日数ともに、もっと好成績だった筈で、乃木坂の代表曲になった可能性すらある。

「きっかけ」の配信成績を眺める度に、適切な時期に、適切なキャンペーンを行う重要性をしみじみ感じます。


欅坂の「世界には愛しかない」は、結局、ランクインが65日で、「裸足でSummer」とほぼ互角の長さに終わっています。

一方、4月6日(水)に配信が始まった「サイレントマジョリティー」は、11月6日(日)に7ヶ月目を迎えますが、未だに、150位を割ったことがなく、3日(木)の時点で、212日連続ランクインとなっています。

また、ハロウィン衣装騒動の影響なのか、今週に入って、MVの再生数上昇速度がアップしており、あまり喜べる話ではないけど、再び注目を集めている節がある。

イスラエル大使館の反応を見ても、騒動がこじれる可能性は少ないと思うので、一時的にいろいろあったとしても、最終的には、グループをより高いステップに進める、切っ掛けになるんじゃないでしょうか。


秋シングルである16枚目「サヨナラの意味」の期間は長く、しかも年末年始の大型音楽祭ラッシュがあり、紅白歌合戦への乃木坂2回目出場も十分可能性があり、2月には橋本奈々未の「卒業」ライブも行われる。


グループと表題曲への関心を高める要素に事欠かないので、iTunes Store トップソングも、出来れば4ヶ月、120日間のランクインを目指して欲しい。

「裸足でSummer」は64日間ランクインで終わりましたが、季節を強く感じさせる夏曲なので、秋の訪れと共に人気が下がっていくのはやむを得ないことです。

「サヨナラの意味」は、夏曲の64日を基準にするのではなく、ななみんが「卒業」する来年2月までの200位以内キープが、一つの目標になるかと思います。

杉山勝彦氏が作曲し、MVは柳沢翔監督と、乃木坂にとって、考えうる最高の態勢で臨んだ「勝負曲」なので、ガンガン、前向きにアピールしていきたいところです。


16枚目に関しては、冒頭述べたように、収録MVが、すべてYouTubeに公開されました。

それぞれの公開時期を以下に載せておきます。

(表6) 乃木坂46とAKB48の最新MVの公開タイミング

凡例
公開開始時刻のCD発売日に対する時間関係 [MVの公開期間 : 公開開始日時〜公開終了日時] 曲名

#「CD発売日に対する時間関係」は、発売日の午前0時を原点にして計算し、単位は「日前」「日後」で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「公開期間」は、単位が「日間」で、小数点以下2桁目を四捨五入。公開中のものは、2016年11月4日(金)17:30迄の期間
#「(short)」は short ver. MV で、それ以外はすべて、full ver. MV

(乃木坂46の16枚目)
18.5日前 [14.2日間 : 10/21(金)12:00〜公開中] サヨナラの意味
13.5日前 [09.2日間 : 10/26(水)12:00〜公開中] あの教室
07.0日前 [02.7日間 : 11/02(水)00:00〜公開中] 2度目のキスから
05.5日前 [01.2日間 : 11/03(木)12:00〜公開中] ブランコ
05.5日前 [01.2日間 : 11/03(木)12:00〜公開中] 君の贈る花がない

(乃木坂46の15枚目)
18.5日前 [119.2日間 : 07/08(金)12:00〜公開中] 裸足でSummer
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] オフショアガール
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] 命の真実
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] シークレットグラフィティー
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] 白米様
#「命の真実」の正式曲名は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」

(AKB48の46枚目)
21.8日前 [10.5日間 : 10/25(火)05:00〜公開中] ハイテンション
16.1日前 [04.8日間 : 10/30(日)22:00〜公開中] ハッピーエンド (short)
12.4日前 [01.1日間 : 11/03(木)15:00〜公開中] 抑えきれない衝動 (short)
12.4日前 [01.1日間 : 11/03(木)15:00〜公開中] Better (short)
12.4日前 [01.1日間 : 11/03(木)15:00〜公開中] 星空を君に (short)
12.4日前 [01.1日間 : 11/03(木)15:00〜公開中] 思春期のアドレナリン (short)
12.4日前 [01.1日間 : 11/03(木)15:00〜公開中] 清純タイアド (short)

(AKB48の45枚目)
28.1日前 [91.8日間 : 08/02(火)20:30〜公開中] LOVE TRIP
26.6日前 [90.2日間 : 08/04(木)10:00〜公開中] しあわせを分けなさい (short)
20.4日前 [84.0日間 : 08/10(水)15:30〜公開中] 光と影の日々 (short)


今回も、カップリング曲のMVは、ほとんどがCD発売まで1週間を切った時点で公開されていて、遅いという印象を拭えません。

フルバージョンMVをYouTubeで無料視聴出来るから、初回限定盤の売り上げが落ちるなんてことは、少なくとも、乃木坂については、ちょっと考えにくい。

以前、私が「制服のマネキン」のフルバージョンMVをYouTubeでよく観ていたのは、シングルは買ってDVDは持っているんだけど、パソコンやプレイヤーにセットするのが面倒だったからです。

ネットならクリック一つで動画が始まるので、気が向いたときに、ちょくちょく眺めて、「やっぱ、生生星やな〜」と感動に浸っていました(笑)。

しかも、YouTubeの動画にアクセスすることで、他のMVや作品も結構眺めていた記憶があって、乃木坂の映像コンテンツを、今より多く鑑賞していたと思います。

そういった乃木坂の宣伝効果も無視出来ない筈で、フルバージョンMVの公開を厳しく制限する今のようなやり方は、ぜひ見直して欲しい。


1ヶ月くらいフルバージョンを公開したけど、再生数がさっぱり伸びないというのであれば(笑)、ショートへの差し替えも分かるけど、1週間足らずでは人気があるのかないのかさえ判断出来ません。

さらに、「制服のマネキン」のフルバージョンMVのように、明らかに人気のある作品で、しかも何年も前に発売されたものを、ショートに留めておくのは、プラスよりマイナスの方が大きい筈で、再公開するべきじゃないでしょうか。

AKB48のように、最初にショートを公開し、CD発売後、しばらく経ってからフルに切り替えるのも、一つのやり方だと思います。

デビュー5年目で、シングルを15枚も出した音楽グループなのに、再生数が1千万回を越えるMVが、YouTubeに一つもないのは、あまりに寂しいでしょう。


さて、公開された最新のMVについて、再生数の伸びを載せておきます。

まずは、表題曲「サヨナラの意味」MV。

(表7) 「裸足でSummer」と「サヨナラの意味」のYouTube公開MVの初期における再生数上昇推移

凡例
「裸足でSummer」MV(full ver.)のデータ「サヨナラの意味」MV(full ver.)のデータ : 経過日数

# 「データ」の内容は、
その経過日における再生回数上昇速度 (その経過日終了時点での累計再生回数)

#「経過日数」の「01日目」は、公開開始時刻から、24時間経過時刻までの1日、「02日目」は、24時間経過時刻から48時間経過時刻までの1日、「03日目」は、48時間経過時刻から72時間経過時刻までの1日、といった形で日を指定している
#「再生回数上昇速度」は、その1日の再生数増分。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「累計再生回数」は、その1日が終了する時刻における累計再生数。「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

01日目 : 23.9万回/日 (023.9)54.9万回/日 (054.9)
02日目 : 27.7万回/日 (051.6)41.4万回/日 (096.3)
03日目 : 17.9万回/日 (069.5)29.2万回/日 (125.4)
04日目 : 12.2万回/日 (081.7)20.8万回/日 (146.3)
05日目 : 14.3万回/日 (096.1)19.7万回/日 (166.0)
06日目 : 12.3万回/日 (108.4)15.6万回/日 (181.7)
07日目 : 13.0万回/日 (121.4)11.1万回/日 (192.8)
08日目 : 10.9万回/日 (132.3)17.1万回/日 (209.9)
09日目 : 13.4万回/日 (145.7)15.5万回/日 (225.4)
10日目 : 11.0万回/日 (156.7)11.5万回/日 (236.9)
11日目 : 12.8万回/日 (169.5)10.2万回/日 (247.1)
12日目 : 13.8万回/日 (183.3)10.4万回/日 (257.4)
13日目 : 14.4万回/日 (197.7)09.9万回/日 (267.3)
14日目 : 13.3万回/日 (211.0)
15日目 : 10.5万回/日 (221.5)


ちょっと気になるのは、11日目以降、「サヨナラの意味」MVの再生数上昇速度が、「裸足でSummer」MVを下回っていることです。

一時的な変動かもしれないけど、人気メンバーの「卒業」という話題性の後押しで、猛烈なスタートダッシュを切ったとすれば、しばらくして熱が冷めたとき、反動で通常より人気が落ちてしまう危険はある。

とくに、内容が陽気なダンス系ではなく、割と重めのドラマ系MVなので、やや心配な数字ではあります。


次は、「あの教室」と「2度目のキスから」のMV。

(表8) 「オフショアガール」と「あの教室」と「2度目のキスから」のYouTube公開MVの初期における再生数上昇推移

凡例
「オフショアガール」MV(full ver.)のデータ「あの教室」MV(full ver.)のデータ「2度目のキスから」MV(full ver.)のデータ : 経過日数

#「オフショアガール」のデータは、フルバージョンMVに関するもの
# 表示形式は(表1)と同じ

01日目 : 17.0万回/日 (17.0)24.2万回/日 (24.2)14.1万回/日 (14.1)
02日目 : 09.5万回/日 (26.5)07.1万回/日 (31.3)10.3万回/日 (24.3)
03日目 : 06.5万回/日 (33.1)07.1万回/日 (38.4)
04日目 : 04.0万回/日 (37.1)05.3万回/日 (43.7)
05日目 : 03.2万回/日 (40.3)04.0万回/日 (47.7)
06日目 : 03.1万回/日 (43.4)03.2万回/日 (50.9)
07日目 : 03.1万回/日 (46.5)03.0万回/日 (53.9)
08日目 : 03.3万回/日 (49.8)03.3万回/日 (57.3)
09日目 : 02.6万回/日 (52.5)
10日目 : 03.1万回/日 (55.5)
11日目 : 02.6万回/日 (58.1)
12日目 : 02.2万回/日 (60.3)


「あの教室」MVは、現在、「オフショアガール」とほぼ同じくらいの上昇速度で進んでいます。

「2度目のキスから」は、初日、2日目と、なかなか手堅くまとめていて(笑)、今後に期待の持てるスタートを見せています。


最後は、参考がてら、AKB48の「ハイテンション」MVを。

(表9) 「LOVE TRIP」と「ハイテンション」のYouTube公開MVの初期における再生数上昇推移

凡例
「LOVE TRIP」MV(full ver.)のデータ「ハイテンション」MV(full ver.)のデータ : 経過日数

# 表示形式は(表1)と同じ

01日目 : 31.0万回/日 (031.0)61.8万回/日 (061.8)
02日目 : 25.9万回/日 (056.9)42.7万回/日 (104.5)
03日目 : 18.5万回/日 (075.4)15.8万回/日 (120.3)
04日目 : 18.9万回/日 (094.2)25.1万回/日 (145.4)
05日目 : 17.3万回/日 (111.5)22.9万回/日 (168.2)
06日目 : 13.2万回/日 (124.7)15.0万回/日 (183.3)
07日目 : 11.7万回/日 (136.4)12.0万回/日 (195.3)
08日目 : 10.2万回/日 (146.6)10.2万回/日 (205.5)
09日目 : 09.0万回/日 (155.6)09.7万回/日 (215.2)
10日目 : 08.2万回/日 (163.8)11.8万回/日 (227.0)
11日目 : 07.4万回/日 (171.2)
12日目 : 07.3万回/日 (178.5)


46枚目「ハイテンション」は、島崎遥香の「卒業」シングルで、乃木坂16枚目と同じく、ぱるるがセンターに起用されている。

「卒業ソング」は、カップリング曲の「Better」だそうで、こちらにもMVが付いていますが、「ハイテンション」MVでも圧倒的な主役として出演しています。

再生数の伸びは、初期の爆発的なスタートがやや落ち着いて、前作「LOVE TRIP」と変わらない数字がちらちら出ています。

 

「卒業」する超人気メンバーをセンターに据える手法が、グループと楽曲の人気を本当に伸ばすのかどうか、乃木坂の16枚目とAKB48の46枚目は、同じ時期に、同じ実験を行っていると言えます。

MVに関しては、二つの曲ともに、素晴らしく勢いのあるスタートを切ったけど、今後、それを維持していけるかどうかは、まだ分かりません。

その結果が出るのは、まだ先の話で、しかも、その後には、人気メンバーが抜けた17枚目と47枚目がどうなるのかという、次の問題が待ち構えている。

難題に次ぐ、難題。

実験に次ぐ、実験。

乃木坂欅坂とAKB48Gが、永遠に収まることのない嵐の海域で、いつまでも航海を続ける船のように思えてきます(笑)。


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13枚目「今、話したい」初動予想は前作並み61万枚も、店頭17万枚以上なら歴代最高が視野に [23Oct15]


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欅坂のハロウィン衣装騒動が投げかけるもの、「サヨナラの意味」が iTunes ランクでトップ10入り [02Nov16]

2016-11-02 21:30:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

11月03日(木) 24 : 25 〜 [地デ] UHB北海道文化放送『乃木坂46橋本奈々未の恋する文学‐夏の旅‐』

11月04日(金) 20 : 00 〜 [地デ] テレビ朝日『MUSIC SATION』で、乃木坂46が「サヨナラの意味」を披露
11月04日(金) 26 : 50 〜 27 : 35 [地デ] 日本テレビ『東京暇人〜TOKYO hi-IMAGINE〜』に、秋元真夏と松村沙友理が出演

11月05日(土) 18 : 56 〜 20 : 54 [地デ] テレビ朝日『池上彰のニュースそうだったのか!!』に、高山一実が出演

11月06日(日) 13 : 30 〜 14 : 00 [地デ] フジテレビ『KinKi Kidsのブンブブーン』に、生駒里奈、高山一実、西野七瀬が出演
11月06日(日) 17 : 00 〜 17 : 54 [地デ] NHK総合『シブヤノオト』で、乃木坂46が「サヨナラの意味」を披露
11月06日(日) 19 : 54 〜 21 : 48 [地デ] テレビ東京「日曜ビッグバラエティ『ふるさとプレゼン旅 ニッポン!そこどこ観光大使』」に、高山一実と、松村沙友理が出演
11月06日(日) 15枚目第5回個別握手会 in 愛知・ポートメッセなごや


乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Aug16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['16Aug〜Sep]

また、「ブックマーク」内の次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

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重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)


先週末から今週始めは、短期間に、びっくりするくらい様々なことが起こった、怒濤の日々でしたね(笑)。

10月30日(日)深夜の『乃木坂工事中』で、橋本奈々未が自身の「卒業」「引退」について語り、31日(月)夜は、TBS『ハロウィン音楽祭2016』において「サヨナラの意味」のステージパフォーマンスをテレビ初披露。

さらに、11月1日(火)夜、秋元真夏、相楽伊織、鈴木絢音、渡辺みり愛の「真夏さんリスペクト軍団」がニコニコ生放送に出演して、「2度目のキスから」MVを「解禁」、その後、間髪を入れずYouTubeで公開されたと思ったら、ほぼ同時に、16枚目「サヨナラの意味」の7曲パッケージ「Special Edition」が、iTunes Store で配信開始となり、「おおー、展開早いな!」と呟きながら、何気なく公式ブログをのぞくと、今夜、テレビ東京『THEカラオケ★バトル 』に3度目の挑戦を果たした川村真洋が、自慢のロングヘアをばっさり切って、ボブを披露。

(川村真洋の2016/11/01_23:42ブログ)

今週末は、テレビ朝日『MUSIC STATION 』とNHK総合『シブヤノオト』におけるステージが予定されており、猛スピードで新曲キャンペーンをぶちかましている感じです(笑)。

しかし、16th選抜発表が遅れに遅れ、同時に、タイトルの告知、個別握手会の応募開始、店頭販売CDの外付け特典詳細発表など、あらゆるスケジュールが後手後手に回ったまま、CD発売が1週間前に迫ってしまったので、短期集中型のプロモーションになるのは当然と言えば、当然です。

問題は、ファンがどこまで付いて来てくれるかですが、iTunes Store トップソングでは、11月2日(水)午後9時において、「サヨナラの意味」が6位、橋本奈々未ソロ「ないものねだり」がカップリング曲中最高の55位に位置しています。


まあ、Mステ、シブヤノオトなど、これから音楽番組を通したテレビ露出が一気に増えるので、最終的には、すべてのカップリング曲がランクインして、表題曲はTOP5に入るだろうと、願望が混じってはいるものの(笑)、そう予測しています。

何と言っても、橋本奈々未という人気メンバーの「卒業」シングルで、メディアでもかなり取り上げられたので、期待していいんじゃないかと。

実際、通常盤限定のソロ曲で、MVのない「ないものねだり」が、カップリング曲の中で真っ先に順位を上げているのは、ななみんに対する関心が高まっているからで、「卒業」センターの効果が出ているのだと思います。


ところで、「ないものねだり」を聴いていると、橋本奈々未が現代のJ-POP界を代表するディーバに思えてくるんですが(笑)、「卒業」コンサートで生歌ってことになった場合、ななみん、大丈夫なんでしょうか。

声が美しいのはその通りなんだけど、配信音源は、広い音域に渡る豊かな声量と精度の高い音程が、これでもかと炸裂して、技巧面でもスキルフルな仕上がりになっている。

ななみんの生歌って、『NOGIBINGO!』1stシリーズの「カラオケ大会」で、JITTERIN'JINNの「夏祭り」を歌い始めたものの、何故かすぐに詰まってしまい、歌を続けられず、あっさり奈落に落とされたとか、西武ドーム『Birthday Live』の「孤独兄弟」で、白石麻衣とのデュエットなのに、途中からほぼ黙ってしまうなど、ちゃんと最後まで聴いたことがなくて、本当の実力は分からないものの、やや不安になる想い出は、いっぱい蘇ってきます(笑)。


ちなみに、私は、深川麻衣が生で歌う「強がる蕾」がとても好きで、上手くはないんだけど、素朴で、独特の味わいがあり、聴いてて心揺さぶられます。

結局、ファンにとって、ソロ曲の歌唱は、歌っているメンバーの個性を色濃く感じられるかどうかが重要で、スキル面での上手い下手は二の次になる。

橋本奈々未「卒業」ライブの最後は、「ないものねだり」の生歌唱で締めるのが、自然なエンディングなわけで、どういう感じのステージであれ、楽しみにしています。



さて、ここ数日に起こった出来事で、一番大きかったのは、何と言っても、欅坂46のハロウィン衣装騒動でしょう。

乃木坂にとっても、今後の活動において、気をつけるべき問題を孕んでいて、他人事ではないので、ちょっと触れておきます。

10月22日(土)、横浜アリーナで開催された『PERFECT HALLOWEEN 2016』において、欅坂のメンバーが、ナチスドイツの軍服を想起させるコスチュームでライブを行い、それが国内だけでなく、国際的なニュースとなり、ユダヤの人権団体が抗議するまでに至ります。


確かに、直線的に左右羽を広げた鷲の紋章が付いた軍帽、すっぽりと体を覆う黒い外套は、ナチスドイツにおける将校や親衛隊をイメージさせるファッションです。

「ハーケンクロイツ」はないものの、ここまでナチス的要素が散りばめられている以上、欅坂側が、ナチスを一切意識していないと主張するのは無理で、広く物議を醸すのはやむを得ないと思います。

抗議した人権団体のコメントを読むと、とくに問題視しているのが、10代の若者たちが、ナチス風ファッションでライブを行い、観客と一緒に盛り上がっていることのようです。


欅坂がミリタリー調の制服を纏ってパフォーマンスするのは、それが「格好良い」と考えているからで、ファンも、その「格好良さ」を肯定し、受け入れている。

そして、ナチス風の衣装でライブを行うと、政治的な主張が一切なくとも、ナチスドイツのファッションは「格好良い」と発信していることになり、受け手である観客も、その感覚を共有する形になってしまう。

欅坂が行っているのは、あくまで音楽ショーであって、政治とは何ら関係ないという発想が、運営側にあるのかもしれません。

しかし、ナチスが勢力を広げた背景には、政治集会に心躍る音楽を導入し、党員が揃いのカッコいい制服を着て、集会を「ライブ化」「ショー化」することで、若者の人気を獲得していった経緯がある。


ナチスは「格好良い」、ナチスは「イケてる」という雰囲気が、若い層に浸透していったことが、大虐殺であるホロコーストへつながる最初の一歩だったとも言える。

ナチス風ファッションに身を包んで、音楽ショーを行い、それに熱狂する若者という光景は、被害者であるユダヤの人々からすれば、過去の悪夢を、そのまま目の当たりにしているかのようで、大きなショックを受ける方が出ても不思議ではない。

ナチスの本質は、政治的な主張以上に、制服や紋章などのファッション、あるいは敬礼や行進といった動きなど、「形」に宿っている面が大きく、だからこそ、現代のドイツでは、そういった「形」を真似ることまで、処罰の対象にしているのだと思います。


欅坂がデビューシングルから、ミリタリー調ファッションを採用しているのは、清楚なお嬢様系制服でまとめる乃木坂と差別化する狙いがある気がします。

ただ、ナチスだけでなく、軍服というのは、戦争を想起させるコスチュームで、慎重な取り扱いが必要なのは当然のことです。

四方を海で囲まれた日本と違い、世界には、他国や他民族に何度も支配された歴史を持つ人々が多く存在しており、侵略する側が着ていた軍服と似ていると、こちらに悪気はなくとも、不愉快な気分になるケースは十分に考えられます。


「サイレントマジョリティー」のダンスにおいて、このフリは「ナチス式敬礼」ではないかと、以前、指摘する声があったように、欅坂はミリタリー調の衣装なだけに、かなり際どい演出をしていると、感じる点はありました。

しかし、運営母体であるソニーは、米国を中心に、国際的にエンタメビジネスを展開する大企業なので、そういった配慮は十分なされている筈で、プロなのだから、まあ上手くやっているんだろうと思っていました。

ところが、ソニー・ミュージックと秋元康氏の謝罪文を読むと、会社は「認識不足」、プロデューサーは「事前報告がなかった」とのことで、まあ、心許ないことこの上ない(笑)。

東京都の築地市場移転にまつわる「豊洲問題」で、小池百合子知事が、「知らないでは済まされない」と述べていますが、秋元氏の文章を読んでいると、まったく同じ言葉を呟きたくなります。


ライブにおいて女性アイドルが何を着るかは、演出の中核部分であり、ましてや、横浜アリーナという大会場のイベントですから、総合プロデューサーがそれを知らなかったのだとすれば、一体、普段から何の仕事をしているんだろうと、首を傾げたくなる。

しかも「スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが」と述べていて、謝罪文を書いている時点ですら、スタッフに衣装の制作意図を訊ね、「あり得ないこと」が起った経緯を調査した節がない。

これでは「再発防止」という言葉も虚しく響くだけで、欅坂の前途が心配になります。

もちろん、乃木坂も同じレコード会社と同じプロデューサーがマネージメントしているので、まったくもって対岸の火事ではない。


人権団体のコメントを読むと、口調は厳しいながら、問題だと指摘する点を、かなり絞って提示しており、関係者が迅速に謝罪コメントを発表したことから、ハロウィン衣装騒動は、これで一段落するんじゃないでしょうか。

しかし、欅坂は、今後、活動方針について、若干の変更を行わざるを得ないかもしれません。

とくに、3枚目以降も、ミリタリー調のファッションを維持するのか、それとも違う方向にイメージチェンジするのかは、議論の対象となるでしょう。


難民問題が深刻化しているヨーロッパにおいて、右派政党やネオナチの台頭はデリケートな問題になりつつある。

欅坂という日本の新人アイドルが、ライブで纏ったコスチュームを、イギリスの大衆紙がニュースとして取り上げ、ユダヤ系団体がそれに反応する。

欧州において、排他主義の傾向が強まり、ナチス的発想が再び力を持ちつつあるという危機感が募る中、日本ですらナチスを肯定する風潮が出て来たと、多くの人々がショックを受けたことが、国際的な批判につながったのかもしれません。

そして、欅坂が、今後も、ミリタリー調のイメージで進むと、衣装やフリについて、再び、何らかの指摘を受ける危険は排除出来ず、政治とは一切関わらない筈のアイドルとしては、スポンサーの獲得を含めて、やりづらい面がある。


さらに、もう一つ心配なのは、メンバーのメンタルです。

大々的なニュース、しかも宜しくない方のニュースになってしまったことで、かなりショックを受けている人がいるかもしれない。

あまり能天気にスルーするのもマズいけど(笑)、大勢の観客の前で、何かを表現するエンターテナーとして、勉強する良い機会だと捉えて、前向きに乗り切って欲しい。

第2次世界大戦以降の国際社会は、ホロコーストのような悲劇を二度と起こさないことを主眼に、反ナチズムを理念的な一つの柱に掲げています。


そういった理念に逆行する活動は、世界中から強い批判を浴びる可能性があり、国際化が進んだ日本も、今回のように、例外ではない。

ショービジネスに関わる人であれば、知っておくべき、あるいは知らないと損をすることなので、欅坂のメンバーは、責任逃ればかりしている「つまらない大人はおいといて」、自分たちでしっかり歴史を学べばいいと思う(笑)。

ユダヤ人の団体が声明を発したのも、ナチス風コスチュームを着た日本の若者を攻撃するためではなく、過去に何があったのか、若い世代に知って欲しいということじゃないでしょうか。

今回の騒動を切っ掛けに、欅坂が、さらに優れたパフォーマーとして成長することを願っています。


最後に、16枚目「サヨナラの意味」の収録曲MVについて、YouTubeにおける再生回数の推移など、最新の状況を載せておきます。

まずは、表題曲MVを。

(表1) 「裸足でSummer」と「サヨナラの意味」のYouTube公開MVの初期における再生数上昇推移

凡例
「裸足でSummer」MV(full ver.)のデータ「サヨナラの意味」MV(full ver.)のデータ : 経過日数

# 「データ」の内容は、
その経過日における再生回数上昇速度 (その経過日終了時点での累計再生回数)
#「経過日数」の「01日目」は、公開開始時刻から、24時間経過時刻までの1日、「02日目」は、24時間経過時刻から48時間経過時刻までの1日、「03日目」は、48時間経過時刻から72時間経過時刻までの1日、といった形で日を指定している
#「再生回数上昇速度」は、その1日の再生数増分。「万回/日」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
#「累計再生回数」は、その1日が終了する時刻における累計再生数。「万回」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入

01日目 : 23.9万回/日 (023.9)54.9万回/日 (054.9)
02日目 : 27.7万回/日 (051.6)41.4万回/日 (096.3)
03日目 : 17.9万回/日 (069.5)29.2万回/日 (125.4)
04日目 : 12.2万回/日 (081.7)20.8万回/日 (146.3)
05日目 : 14.3万回/日 (096.1)19.7万回/日 (166.0)
06日目 : 12.3万回/日 (108.4)15.6万回/日 (181.7)
07日目 : 13.0万回/日 (121.4)11.1万回/日 (192.8)
08日目 : 10.9万回/日 (132.3)17.1万回/日 (209.9)
09日目 : 13.4万回/日 (145.7)15.5万回/日 (225.4)
10日目 : 11.0万回/日 (156.7)11.5万回/日 (236.9)
11日目 : 12.8万回/日 (169.5)10.2万回/日 (247.1)
12日目 : 13.8万回/日 (183.3)
13日目 : 14.4万回/日 (197.7)
14日目 : 13.3万回/日 (211.0)


「サヨナラの意味」MVの再生数が、「07日目」で大幅ダウンしていますが、これはYouTubeのシステム上の問題かもしれません。

とういうのは、10月27日(木)は、私が調べているMVすべてが、一斉に再生速度を落としていて、その中には、BABYMETAL「KARATE」やPerfume「FLASH」など、AKB48Gや乃木坂欅坂とは異なるアーティストの作品も含まれていました。

再生数のカウンターが一時的に加算しなくなったなど、何らかの異変があったと考えないと、説明がつかない気がするので。

「07日目」を除くと、「10日目」までは、「サヨナラの意味」が「裸足でSummer」を上回っていましたが、「11日目」は少し低い水準になっています。

まあ、本当のMV人気が判明するのは、新曲キャンペーンが本格化するこれからで、橋本奈々未の「卒業」が初期の再生数を押し上げたという以外、今はまだ、何とも言えません。


次に、齋藤飛鳥と堀未央奈の「あの教室」MVです。

(表2) 「オフショアガール」と「あの教室」のYouTube公開MVの初期における再生数上昇推移

凡例
「オフショアガール」MV(full ver.)のデータ「あの教室」MV(full ver.)のデータ : 経過日数

#「オフショアガール」のデータは、フルバージョンMVに関するもの
# 表示形式は(表1)と同じ

01日目 : 17.0万回/日 (17.0)24.2万回/日 (24.2)
02日目 : 09.5万回/日 (26.5)07.1万回/日 (31.3)
03日目 : 06.5万回/日 (33.1)07.1万回/日 (38.4)
04日目 : 04.0万回/日 (37.1)05.3万回/日 (43.7)
05日目 : 03.2万回/日 (40.3)04.0万回/日 (47.7)
06日目 : 03.1万回/日 (43.4)03.2万回/日 (50.9)
07日目 : 03.1万回/日 (46.5)
08日目 : 03.3万回/日 (49.8)
09日目 : 02.6万回/日 (52.5)
10日目 : 03.1万回/日 (55.5)
11日目 : 02.6万回/日 (58.1)
12日目 : 02.2万回/日 (60.3)


「06日目」まで来て、「オフショアガール」MVとほぼ互角といった感じです。

一応、公式ライバルの最新MVも載せておきます(笑)。

(表3) 「LOVE TRIP」と「ハイテンション」のYouTube公開MVの初期における再生数上昇推移

凡例
「LOVE TRIP」MV(full ver.)のデータ「ハイテンション」MV(full ver.)のデータ : 経過日数

# 表示形式は(表1)と同じ

01日目 : 31.0万回/日 (031.0)61.8万回/日 (061.8)
02日目 : 25.9万回/日 (056.9)42.7万回/日 (104.5)
03日目 : 18.5万回/日 (075.4)15.8万回/日 (120.3)
04日目 : 18.9万回/日 (094.2)25.1万回/日 (145.4)
05日目 : 17.3万回/日 (111.5)22.9万回/日 (168.2)
06日目 : 13.2万回/日 (124.7)15.0万回/日 (183.3)
07日目 : 11.7万回/日 (136.4)12.0万回/日 (195.3)
08日目 : 10.2万回/日 (146.6)10.2万回/日 (205.5)
09日目 : 09.0万回/日 (155.6)
10日目 : 08.2万回/日 (163.8)
11日目 : 07.4万回/日 (171.2)
12日目 : 07.3万回/日 (178.5)
13日目 : 06.3万回/日 (184.8)
14日目 : 05.3万回/日 (190.2)


「03日目」は、上述した10月27日(木)に相当する分なので、このダウンは無視していいかと思います。

島崎遥香の「卒業」ソングである「ハイテンション」のMVも、初期はべらぼうに勢いがあったけど、「07日目」あたりから、前作「LOVE TRIP」に近い上昇速度になりつつあります。

こちらも、MV人気を判断するのは、今後の動き次第です。


乃木坂46とAKB48に関して、続々とMVが公開されていますが、そのタイミングは過去の作品と比べ、早いのか遅いのか、表にしてみました。

(表4) 乃木坂と欅坂の主要MVの公開タイミング

凡例
公開開始時刻のCD発売日に対する時間関係 [MVの公開期間 : 公開開始日時〜公開終了日時] 曲名

#「CD発売日に対する時間関係」は、発売日の午前0時を原点にして計算し、単位は「日前」「日後」で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「公開期間」は、単位が「日間」で、小数点以下2桁目を四捨五入。公開中のものは、2016年11月2日(水)昼過ぎ迄の期間
#「(short)」は short ver. MV で、それ以外はすべて、full ver. MV

(乃木坂46の16枚目)
18.5日前 [12.1日間 : 10/21(金)12:00〜公開中] サヨナラの意味
13.5日前 [07.1日間 : 10/26(水)12:00〜公開中] あの教室
07.0日前 [00.6日間 : 11/02(水)00:00〜公開中] 2度目のキスから

(乃木坂46の15枚目)
18.5日前 [117.1日間 : 07/08(金)12:00〜公開中] 裸足でSummer
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] オフショアガール
12.5日前 [13.0日間 : 07/14(木)12:00〜07/27(水)12:00] 命の真実
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] シークレットグラフィティー
05.5日前 [06.0日間 : 07/21(木)12:00〜07/27(水)12:00] 白米様
#「命の真実」の正式曲名は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」

(欅坂46の2枚目)
28.5日前 [113.1日間 : 07/12(火)12:00〜公開中] 世界には愛しかない
20.5日前 [105.1日間 : 07/20(水)12:00〜公開中] 語るなら未来を…
17.1日前 [17.6日間 : 07/23(土)21:00〜08/10(水)12:00] 渋谷からPARCOが消えた日

(欅坂46の1枚目)
20.5日前 [231.1日間 : 03/16(水)12:00〜公開中] サイレントマジョリティー

(AKB48の46枚目)
21.8日前 [08.4日間 : 10/25(火)05:00〜公開中] ハイテンション
16.1日前 [02.7日間 : 10/30(日)22:00〜公開中] ハッピーエンド

(AKB48の45枚目)
28.1日前 [91.8日間 : 08/02(火)20:30〜公開中] LOVE TRIP
26.6日前 [90.2日間 : 08/04(木)10:00〜公開中] しあわせを分けなさい (short)
20.4日前 [84.0日間 : 08/10(水)15:30〜公開中] 光と影の日々 (short)


乃木坂のカップリング曲MVは、前作に続いて、公開がCDリリースの直前で、同じように発売日にショート差し替えだと、再びごく短期のお披露目で終わってしまいます。

せっかく苦労して作ったのに、勿体ない話です。

一方、欅坂の「二人セゾン」MVは、「世界には愛しかない」と同じタイミングであれば、昨日の正午公開だったんですが、「サイレントマジョリティー」MVに倣えば、11月9日(水)正午となり、まだ少し先になる。

もし、ハロウィン衣装騒動を受けて、何らかの見直し作業が行われるなら、かなり遅くなっても不思議ではないけど、乃木坂の日程に比べると、まだ余裕があるので、発売日に間に合わないといった心配は、ほとんどないと思います。


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