[映画] 『アイズ』秋葉原アキバシアターで上映中
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
映画『アイズ』予告編 主題歌Ver. teenAge dream / SuG
秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
舞台挨拶の情報
[舞台] 『ヴァンパイア騎士-Revive-』 Supported by 青山メインランドが上演中
7月1日(水) ~ 5日(日) あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
若月佑美が主演する舞台。
ネルケプランニングの『ヴァンパイア騎士』公式サイト
[映画] 『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』が7月10日(金)から全国ロードショー
7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール
[地デ] 『初森ベマーズ』が7月10日(金)深夜に放送開始
7月10日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』初回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
テレビ東京の番組公式サイト
[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト
[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
映画『コープスパーティ』の公式サイト
乃木坂公式サイトの試写会に関する記事
乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組
[BS] 土曜夜11時15分
7月11日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
「太陽ノック」と「他の星から」のスタジオライブ。潜入シリーズは、渡辺みり愛が舞台『じょしらく』を取材。コントは「乃木坂ずし」。
NHK『AKB48SHOW!』の番組公式サイト
乃木坂出演番組をさらに知りたい方は、以下のページをご覧下さい。
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
昨日、日テレの生放送大型音楽祭『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』に乃木坂46が出演、「太陽ノック」のライブパフォーマンスを披露しました。
メンバーが単にステージに登場して、歌をうたうだけでなく、同日開始のセブンイレブン乃木坂コラボセールスの1分間CMが2回流れ、かなり目立つ形での出演でした。
また、歌直前のトークでは、ファッション雑誌の専属モデルである白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理、齋藤飛鳥の5人が前に出て、まいやんが、モデル活動が女性ファンを呼び込む切っ掛けになっているといった話を、台本通りに卒なくしゃべっていました(笑)。
セブンイレブンとタイアップセールスを行なっていること、モデルと二足の草鞋を履いているメンバーが数多くいることが強調され、現在、この二つが対外アピールの重要ポイントに据えられていることが分かります。
ただ、肝心な「太陽ノック」のステージは、演奏時間が2分弱と、これまででもっとも短いバージョンに抑えられていました。
(表1) 「太陽ノック」が披露された番組とその演奏時間
[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「5 : 07」は5分7秒を表す。
「太陽ノック」
2015年7月22日(水)発売の12枚目シングル表題曲
作詞:秋元康、作曲:黒須克彦、編曲:長田直之
[MV]
3 : 56 =「太陽ノック」
6月24日(水) YouTube公開
[テレビ放映された音楽番組]
『テレ東音楽祭(2)』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (橋本ポジ : 川村真洋)
6月24日(水) テレビ東京
『音楽の日』
2 : 28 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋, 優里ポジ : 伊藤かりん, 星野ポジ : 寺田蘭世, 万理華ポジ : 永島聖羅)
6月27日(土) TBS
『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
1 : 54 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋)
7月4日(土) 日テレ
音楽番組では、これまで2分半バージョンを披露してきたのですが、昨日は、2分を切るステージになっていて、途中、やや強引に感じるショートカットがありました。
まあ、長く歌える方が良いに決まっているけど、複数アーティストによるフェスは、プログラム全体の都合があるので、演奏時間を他局と単純に比較しても、あまり意味はありません。
そこで、TBS『音楽の日』と日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』の2番組に関して、出演した他アーティストと演奏時間を並べてみました。
(表2) TBS『音楽の日』と日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』に出演した女性アイドル系アーティストの演奏時間
6月27日(土) TBS『音楽の日』
02 : 28 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 44 = 西内まりや「ありがとうForever...」
03 : 34 = E-girls「Anniversary!!」「ごめんなさいのKissing You」
02 : 37 = フェアリーズ「相思相愛☆destination」
13 : 24 = 48グループ スペシャルメドレー
===== 内訳 =====
02 : 40 = AKB48「ポニーテールとシュシュ」
02 : 24 = SKE48「前のめり」
02 : 46 = AKB48「僕たちは戦わない」
02 : 25 = NMB48「ドリアン少年」
03 : 05 = AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
==============
7月04日(土) 日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
01 : 54 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 23 = 西内まりや「LOVE EVOLUTION」
03 : 36 = E-girls「Anniversary!!」「ごめんなさいのKissing You」
02 : 00 = フェアリーズ「相思相愛☆destination」
07 : 55 = 48グループ SPメドレー
===== 内訳 =====
01 : 42 = NMB48「ドリアン少年」
02 : 00 = SKE48「コケッティシュ渋滞中」
01 : 38 = HKT48「12秒」
02 : 33 = AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
==============
02 : 31 = AKB48「ハロウィン・ナイト」
03 : 47 = ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」
音楽番組における演奏時間、つまりステージへの割り振り時間には、その歌手に対する制作側の評価が反映される筈で、アーティストとしての「格付け」指標と捉えることが出来ます。
例えば、2013年のフジテレビ『FNSうたの夏まつり』では、乃木坂46は、E-girlsとコラボステージの数などを比べると、ほぼ同格か格上と見なされていた節があります。
しかし、「ごめんなさいのKissing You」が秋にヒット、さらにNHK紅白歌合戦に出場するなど、大きな活躍をみせると、その後の大型音楽祭では、(表2)にも示されているように、Egirlsは乃木坂46を常に上回る演奏時間を獲得して、完全な格上になっています。
さらに、西内まりやも、昨年、レコード大賞最優秀新人賞に輝き、パワフルな歌声が評価され、歌手としての人気が上がっていて、(表2)のように、乃木坂のステージ時間を上回るアーティストとみなされている。
一方、AKB48グループの「支店」は、最近、メドレーの枠内で歌うことがほとんどで、かつてのような独立枠でのステージはなくなっています。
また、乃木坂と比べると、SKE48が同じくらいの演奏時間、NMB48は同じかやや短く、HKT48は短いというさじ加減です。
AKB48本体は、メドレー内でも、独立枠でも、乃木坂より、常にはっきりと長いステージを貰っていて、しかも複数の曲を歌うのが通例で、格上として扱われていることが分かります。
ところで、昨日の『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』でテレビ初披露されたAKB48の41枚目表題曲「ハロウィン・ナイト」は、8月26日(水)発売の夏曲なのにハロウィンという発想が、天才的なプロデュースという味わい方で良いんでしょうか(笑)。
ただ、ちょっと面白いのは、2013年度までのように、シングルを年間5枚リリースするつもりであれば、42枚目は10月28日(水)発売となり、10月31日(土)のハロウィンを待たずして、次の曲に進むことになる。
一方、2014年度と同じく年間4枚ペースであれば、42枚目が11月下旬と1ヶ月後になって、「ハロウィン・ナイト」がハロウィンの時期までをカバーする格好になります。
まあ、どっちのタイムスケジュールにするかは、売れ行き次第だと思うけど(笑)、8月に「ハロウィン・ナイト」というタイトルの曲を出すことから考えると、AKB48運営は、現時点で、昨年と同じく、シングルを年間4枚に抑えるつもりなのかもしれません。
さて、演奏時間の話ですが、今回、衝撃を受けたのは、『音楽の日』と『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』の両方において、フェアリーズが乃木坂を上回ったことです。
フェアリーズは、アイドルという範疇に入ると思うけど、激しく踊りながら、生で歌をうたう、相当な実力派で、そのステージは迫力があります。
そういったアーティストとしての魅力が、最近、じわじわ評価されてきたようで、今、乃木坂46を越えつつある可能性が出てきました。
乃木坂は、セブンイレブンとのコラボや、ファション雑誌での活躍を通して、人気をアピールする手法を選択しているけど、肝心のステージは、「太陽ノック」もおそらく完全な口パクで、メンバーが自分の声で歌を届ける、緊迫したライブ感に乏しい。
また、「命は美しい」のようなダンス曲ではないので、可愛らしさが強調された振り付けになっていて、観客が惹き付けられるかどうかは、結局、スキルを度外視しても、乃木坂メンバーを魅力的だと感じるかどうかに掛かってきます。
もちろん、乃木坂ファンは、そこに大きな魅力を感じるので、「素晴らしいステージ」という声が溢れるけど、ファン以外の人が、口パクでユルいダンスのAKB48っぽいステージという印象を受けても不思議ではない。
フェアリーズのステージは、好き嫌いはあっても、ほとんどの観客が、音楽的スキルの高さを感じる出来栄えになっていますが、一方、乃木坂メンバーのビジュアルを、音楽を越えてまで評価してくれる視聴者は、そんなに多くはないと思います。
そして、誰もが分かるハイレベルな音楽的ステージを披露してくれるから、制作側が信頼を寄せ、フェアリーズの演奏時間が、ここにきて、じわじわと乃木坂を抜きかけているんじゃないか、そんな心配が頭から離れないわけです(笑)。
E-gilrsに抜かれたことは、乃木坂ファンとして、本当に悔しい出来事だったので、歌とダンスに秀でたメンバーを前に出して、ステージの音楽性を高めるべきだという意見を、ブログに書き続けてきました。
しかし、乃木坂運営は、パフォーマンス重視に舵を切らず、延々と握手会主義選抜を続け、今度は、フェアリーズがすぐ後ろに迫ってきた。
E-girlsのケースを見ても、結局は、ステージ上の音楽的成功が、グループの発展には不可欠で、乃木坂もそれと向き合うべきなんだけど、音楽番組で口パクを止めようという発想さえ、最近はなくなっているようで、本当に困ったもんです。
『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』で、一番印象的だったのは、ゲスの極み乙女。のステージです。
「私以外私じゃないの」という歌をライブ会場から中継で披露していましたが、何と、3分47秒の演奏時間を貰っていて、フルバージョンです。
また、ライブが終わったあと、TOYOTAのスペードとポルテのCMが始まり、4人のメンバーが「ロマンスがありあまる」を演奏する中、新車が登場する完全なタイアップ構成になっています。
この1分間ほどのCMが番組終了までに3回も流され、ゲスの極み乙女。、明らかに制作側から推されていて、最近の人気急上昇を裏付ける音楽祭でした。
さらに、iTunes Store トップソングで、「ロマンスがありあまる」は現在1位、「私以外私じゃないの」は4位にランクイン。
そして、6月10日(水)からYouTubeで公開されている「ロマンスがありあまる」MVは、まだ1ヶ月も経たないのに、再生回数が300万を突破し、破竹の快進撃となっていて、ゲスの極み乙女。がいよいよ大ブレイクしそうな状況です。
一方、斎藤ちはるは、テレビ朝日『MUSIC STATION』での共演時に聴いて以来、[Alexandros]にハマっているとブログに書いていますが、Mステで披露した「ワタリドリ」はiTunes Store トップソングで30位当たりをキープして、好調なセールスとなっています。
斎藤ちはるの2015/07/04_23:59ブログ
また、映画『アイズ』の主題歌「teenAge dream」は、映画の成功を力強く支えた傑作で、MVの出来も良く、SuGの存在感は大きく上がったと思います。
ゲスの極み乙女。を筆頭に、[Alexandros]やSuGなど、有望な若いアーティストが何組も、音楽シーンで台頭し始めていて、今年前半にSEKAI NO OWARI がブレイクしたことを考えると、バンドブームが到来しつつある予感がしてきます。
ちなみに、私も「ワタリドリ」にハマって、最近、しょっちゅう聴いてるので、頭の中で、曲が無限リピートしている感じです(笑)。
ゲスの極み乙女。の「ロマンスがありあまる」MV
[Alexandros]の「ワタリドリ」MV
SuGの「teenAge dream」MV
# クリックするとすぐに動画が始まるので、音声などにご注意下さい
2010年の「ポニーテールとシュシュ」「ヘビーローテーション」、2011年の「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」で最盛期を迎えたAKB48の人気が徐々に低落していく中、2015年、SEKAI NO OWARI やゲスの極み乙女。など、繊細で感度の高い自作の楽曲を、独自の世界観を備えたステージで演奏して、歌い上げるバンドグループが、勢いを増してきています。
音楽シーンの様相が激変しつつある今、乃木坂46は何を目指せばいいのか、フェアリーズに抜かされる可能性が出てきたことを踏まえて、真剣に考え直した方がいい。
最近、気になるのは、セブンイレブンとのコラボのように、乃木坂ファンの購買力に直接訴えかける企画が多いことです。
デビュー曲「ぐるぐるカーテン」での明治チョコレートや「おいでシャンプー」と「制服のマネキン」のHTC新型携帯では、清楚でフレッシュな乃木坂のイメージを新商品に重ねることで、売り上げアップを狙うCMを作っていて、想定される購買者が乃木坂ファンに限定されているわけではなかった。
ところが、セブンイレブンとのタイアップセールスは、購買者のほとんどが乃木坂ファンに絞られ、一般への宣伝効果には疑問を感じる面がある。
実際、大量買いのファンによって、キャンペーン開始と同時に棚から商品がなくなるケースも少なくないようで(笑)、それでは、乃木坂46というグループが、セブンイレブンの店頭で一般客の目に触れる可能性が低くなってしまいます。
まあ、セブンイレブンという大手コンビニとのタイアップなので、間違いなく、乃木坂の一般知名度をアップする絶好の機会だと思います。
しかし、今後も、企業が乃木坂ファンの購買力だけを求め、乃木坂の楽曲やコンセプトを新商品に重ねて売ろうという申し出が少なくなるとすれば、イメージの提供が最大の仕事である筈のアイドルグループとしては、下り坂に入ったことを危惧したくなる事態です。
セブンイレブンとのタイアップだけでなく、舞台『じょしらく』、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』、ドラマ『初森ベマーズ』など、最近、乃木坂メンバーによる、乃木坂ファンのための、乃木坂ネタ満載の企画が続いていて、そこでの好調ぶりが、ファンによって、乃木坂は今がんがん坂を上っていると捉えられている気がします。
ただ、完全な外仕事である大型音楽祭を見ると、ステージ割り当て時間で、E-girlsとの差が縮まらず、AKB48Gとの関係はあまり変わらず、フェアリーズに追い上げられつつあり、一方、ゲスの極み乙女。といった新しいスターが別の分野で誕生しつつある。
映画『アイズ』のように、乃木坂ファン以外の人からも評価される仕事を残していかないと、乃木坂は、外の世界と疎遠になって、内向きな活動に追いやられながら、徐々に人気を失っていく危険があります。
11枚目表題曲「命は美しい」以来、半分以上の音楽番組に、川村真洋がピンチヒッターとして出演しています。
どのポジションであっても、すぐにフリを覚え、レベルの高いパフォーマンスをしてくれるからで、運営がろってぃをフロントや2列目に入れるのは、彼女への信頼の表れです。
そして、運営自らが、乃木坂で一番歌とダンスが上手いと認めているメンバーが、選抜入りせず、フロント入りしないことこそ、問題じゃないでしょうか。
結局、ろってぃがいなければ、ステージを作れないのであれば、最初から選抜入りさせるべきで、そんな当たり前のことを実現出来ないところに、乃木坂が音楽シーンで存在感を示せない原因があると思います。
率直に言って、今年の紅白出場は、極めて厳しいと思います。
BABYMETAL、西内まりや、でんぱ組.inc、フェアリーズ、モーニング娘。など、有力ライバルがひしめく中、AKB48と同系のグループが、紅白に5組も出場するのは、どう考えても無理なお願いです(笑)。
かと言って、SKE48とNMB48が乃木坂46に枠を譲ってくれるわけはなく(笑)、指原莉乃のHKT48は2年連続出場に意欲満々な筈で、AKB48Gの枠に乃木坂が入る余地はありません。
乃木坂が独自枠を獲得する切り札は、オリジナリティの高い音楽とファッションを含めた世界観ですが、楽曲と衣装がどんどんAKB48Gに近くなり、音楽番組で口パクのステージを繰り返している状況では、少なくとも、パフォーマンス面では手の打ちようがなく、紅白出場を巡る勝負は、すでに詰んでいるとさえ言っていいでしょう。
まあ、紅白出場は音楽シーンでの活躍だけで決まるわけではなく、もっとドロドロした交渉によるとの噂もあるので(笑)、可能性がゼロではないと思います。
とにかく、紅白云々という以前に、まずワンステージでいいから、「乃木坂って、凄いね」と多くの人に褒めてもらえるパフォーマンスをして欲しい。
乃木坂ファンの私がテレビでフェアリーズのステージを観て、これは上手いなあと感心したように、外へ向けた発信力のアップこそ重要だと思います。
川村真洋のように、歌えるメンバー、踊れるメンバーはいるのだから、選抜構成を変えるだけで、実現出来る筈ですが、果てしなく遠いですね、楽曲選抜への道のりは(笑)。
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7月18日14:18 星野みなみ
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
伊藤万理華の主演映画。原作は鈴木光司の短編ホラー小説集『アイズ』(2005)収録の『しるし』。鈴木氏は、『リング』『らせん』『仄暗い水の底から』などの原作者。
映画『アイズ』の公式サイト
映画『アイズ』予告編
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秋葉原アキバシアターにおける特別追加上映の情報
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[舞台] 『ヴァンパイア騎士-Revive-』 Supported by 青山メインランドが上演中
7月1日(水) ~ 5日(日) あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)
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7月10日(金)からTOHOシネマズ新宿ほか各地の映画館
乃木坂による単独主演映画。7月10日(金)と11日(土)に全国でメンバー参加の舞台挨拶。
映画の公式サイト
舞台挨拶のスケジュール
[地デ] 『初森ベマーズ』が7月10日(金)深夜に放送開始
7月10日(金) 24 : 12 ~ テレビ東京『初森ベマーズ』初回
乃木坂46が主要役を独占する初の連続「単独」ドラマ。毎週金曜日深夜に放送。
テレビ東京の番組公式サイト
[舞台] 【第二章】學蘭歌劇『帝一の國』-決戦のマイムマイム- が7月12日(日)から上演開始
東京公演 7月12日(日) ~ 20日(月祝) AiiA 2.5 Theater Tokyo
大阪公演 7月25日(土) ~ 26日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
井上小百合と樋口日奈がWキャストでヒロインを演じる舞台。
ネルケプランニングの『帝一の國』公式サイト
[映画] 『コープスパーティ』が8月1日(土)から全国ロードショー
シネリーブル池袋ほか各地の映画館
生駒里奈の初主演映画。7月23日(水)19 : 00より、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、舞台挨拶付きの完成披露試写会。
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乃木坂メンバーが出演する、近々放送予定の注目番組
[BS] 土曜夜11時15分
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「太陽ノック」と「他の星から」のスタジオライブ。潜入シリーズは、渡辺みり愛が舞台『じょしらく』を取材。コントは「乃木坂ずし」。
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
昨日、日テレの生放送大型音楽祭『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』に乃木坂46が出演、「太陽ノック」のライブパフォーマンスを披露しました。
メンバーが単にステージに登場して、歌をうたうだけでなく、同日開始のセブンイレブン乃木坂コラボセールスの1分間CMが2回流れ、かなり目立つ形での出演でした。
また、歌直前のトークでは、ファッション雑誌の専属モデルである白石麻衣、西野七瀬、橋本奈々未、松村沙友理、齋藤飛鳥の5人が前に出て、まいやんが、モデル活動が女性ファンを呼び込む切っ掛けになっているといった話を、台本通りに卒なくしゃべっていました(笑)。
セブンイレブンとタイアップセールスを行なっていること、モデルと二足の草鞋を履いているメンバーが数多くいることが強調され、現在、この二つが対外アピールの重要ポイントに据えられていることが分かります。
ただ、肝心な「太陽ノック」のステージは、演奏時間が2分弱と、これまででもっとも短いバージョンに抑えられていました。
(表1) 「太陽ノック」が披露された番組とその演奏時間
[凡例]
『コンサートや番組の名称』
演奏時間 = 「曲名」
放送された日付とメディア名
#「演奏時間」は前奏開始から後奏終了までの時間。
#「5 : 07」は5分7秒を表す。
「太陽ノック」
2015年7月22日(水)発売の12枚目シングル表題曲
作詞:秋元康、作曲:黒須克彦、編曲:長田直之
[MV]
3 : 56 =「太陽ノック」
6月24日(水) YouTube公開
[テレビ放映された音楽番組]
『テレ東音楽祭(2)』
2 : 29 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (橋本ポジ : 川村真洋)
6月24日(水) テレビ東京
『音楽の日』
2 : 28 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋, 優里ポジ : 伊藤かりん, 星野ポジ : 寺田蘭世, 万理華ポジ : 永島聖羅)
6月27日(土) TBS
『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
1 : 54 =「太陽ノック」
# 12th選抜 (若月ポジ : 川村真洋)
7月4日(土) 日テレ
音楽番組では、これまで2分半バージョンを披露してきたのですが、昨日は、2分を切るステージになっていて、途中、やや強引に感じるショートカットがありました。
まあ、長く歌える方が良いに決まっているけど、複数アーティストによるフェスは、プログラム全体の都合があるので、演奏時間を他局と単純に比較しても、あまり意味はありません。
そこで、TBS『音楽の日』と日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』の2番組に関して、出演した他アーティストと演奏時間を並べてみました。
(表2) TBS『音楽の日』と日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』に出演した女性アイドル系アーティストの演奏時間
6月27日(土) TBS『音楽の日』
02 : 28 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 44 = 西内まりや「ありがとうForever...」
03 : 34 = E-girls「Anniversary!!」「ごめんなさいのKissing You」
02 : 37 = フェアリーズ「相思相愛☆destination」
13 : 24 = 48グループ スペシャルメドレー
===== 内訳 =====
02 : 40 = AKB48「ポニーテールとシュシュ」
02 : 24 = SKE48「前のめり」
02 : 46 = AKB48「僕たちは戦わない」
02 : 25 = NMB48「ドリアン少年」
03 : 05 = AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
==============
7月04日(土) 日テレ『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』
01 : 54 = 乃木坂46「太陽ノック」
02 : 23 = 西内まりや「LOVE EVOLUTION」
03 : 36 = E-girls「Anniversary!!」「ごめんなさいのKissing You」
02 : 00 = フェアリーズ「相思相愛☆destination」
07 : 55 = 48グループ SPメドレー
===== 内訳 =====
01 : 42 = NMB48「ドリアン少年」
02 : 00 = SKE48「コケッティシュ渋滞中」
01 : 38 = HKT48「12秒」
02 : 33 = AKB48「恋するフォーチュンクッキー」
==============
02 : 31 = AKB48「ハロウィン・ナイト」
03 : 47 = ゲスの極み乙女。「私以外私じゃないの」
音楽番組における演奏時間、つまりステージへの割り振り時間には、その歌手に対する制作側の評価が反映される筈で、アーティストとしての「格付け」指標と捉えることが出来ます。
例えば、2013年のフジテレビ『FNSうたの夏まつり』では、乃木坂46は、E-girlsとコラボステージの数などを比べると、ほぼ同格か格上と見なされていた節があります。
しかし、「ごめんなさいのKissing You」が秋にヒット、さらにNHK紅白歌合戦に出場するなど、大きな活躍をみせると、その後の大型音楽祭では、(表2)にも示されているように、Egirlsは乃木坂46を常に上回る演奏時間を獲得して、完全な格上になっています。
さらに、西内まりやも、昨年、レコード大賞最優秀新人賞に輝き、パワフルな歌声が評価され、歌手としての人気が上がっていて、(表2)のように、乃木坂のステージ時間を上回るアーティストとみなされている。
一方、AKB48グループの「支店」は、最近、メドレーの枠内で歌うことがほとんどで、かつてのような独立枠でのステージはなくなっています。
また、乃木坂と比べると、SKE48が同じくらいの演奏時間、NMB48は同じかやや短く、HKT48は短いというさじ加減です。
AKB48本体は、メドレー内でも、独立枠でも、乃木坂より、常にはっきりと長いステージを貰っていて、しかも複数の曲を歌うのが通例で、格上として扱われていることが分かります。
ところで、昨日の『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』でテレビ初披露されたAKB48の41枚目表題曲「ハロウィン・ナイト」は、8月26日(水)発売の夏曲なのにハロウィンという発想が、天才的なプロデュースという味わい方で良いんでしょうか(笑)。
ただ、ちょっと面白いのは、2013年度までのように、シングルを年間5枚リリースするつもりであれば、42枚目は10月28日(水)発売となり、10月31日(土)のハロウィンを待たずして、次の曲に進むことになる。
一方、2014年度と同じく年間4枚ペースであれば、42枚目が11月下旬と1ヶ月後になって、「ハロウィン・ナイト」がハロウィンの時期までをカバーする格好になります。
まあ、どっちのタイムスケジュールにするかは、売れ行き次第だと思うけど(笑)、8月に「ハロウィン・ナイト」というタイトルの曲を出すことから考えると、AKB48運営は、現時点で、昨年と同じく、シングルを年間4枚に抑えるつもりなのかもしれません。
さて、演奏時間の話ですが、今回、衝撃を受けたのは、『音楽の日』と『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』の両方において、フェアリーズが乃木坂を上回ったことです。
フェアリーズは、アイドルという範疇に入ると思うけど、激しく踊りながら、生で歌をうたう、相当な実力派で、そのステージは迫力があります。
そういったアーティストとしての魅力が、最近、じわじわ評価されてきたようで、今、乃木坂46を越えつつある可能性が出てきました。
乃木坂は、セブンイレブンとのコラボや、ファション雑誌での活躍を通して、人気をアピールする手法を選択しているけど、肝心のステージは、「太陽ノック」もおそらく完全な口パクで、メンバーが自分の声で歌を届ける、緊迫したライブ感に乏しい。
また、「命は美しい」のようなダンス曲ではないので、可愛らしさが強調された振り付けになっていて、観客が惹き付けられるかどうかは、結局、スキルを度外視しても、乃木坂メンバーを魅力的だと感じるかどうかに掛かってきます。
もちろん、乃木坂ファンは、そこに大きな魅力を感じるので、「素晴らしいステージ」という声が溢れるけど、ファン以外の人が、口パクでユルいダンスのAKB48っぽいステージという印象を受けても不思議ではない。
フェアリーズのステージは、好き嫌いはあっても、ほとんどの観客が、音楽的スキルの高さを感じる出来栄えになっていますが、一方、乃木坂メンバーのビジュアルを、音楽を越えてまで評価してくれる視聴者は、そんなに多くはないと思います。
そして、誰もが分かるハイレベルな音楽的ステージを披露してくれるから、制作側が信頼を寄せ、フェアリーズの演奏時間が、ここにきて、じわじわと乃木坂を抜きかけているんじゃないか、そんな心配が頭から離れないわけです(笑)。
E-gilrsに抜かれたことは、乃木坂ファンとして、本当に悔しい出来事だったので、歌とダンスに秀でたメンバーを前に出して、ステージの音楽性を高めるべきだという意見を、ブログに書き続けてきました。
しかし、乃木坂運営は、パフォーマンス重視に舵を切らず、延々と握手会主義選抜を続け、今度は、フェアリーズがすぐ後ろに迫ってきた。
E-girlsのケースを見ても、結局は、ステージ上の音楽的成功が、グループの発展には不可欠で、乃木坂もそれと向き合うべきなんだけど、音楽番組で口パクを止めようという発想さえ、最近はなくなっているようで、本当に困ったもんです。
『THE MUSIC DAY 音楽は太陽だ』で、一番印象的だったのは、ゲスの極み乙女。のステージです。
「私以外私じゃないの」という歌をライブ会場から中継で披露していましたが、何と、3分47秒の演奏時間を貰っていて、フルバージョンです。
また、ライブが終わったあと、TOYOTAのスペードとポルテのCMが始まり、4人のメンバーが「ロマンスがありあまる」を演奏する中、新車が登場する完全なタイアップ構成になっています。
この1分間ほどのCMが番組終了までに3回も流され、ゲスの極み乙女。、明らかに制作側から推されていて、最近の人気急上昇を裏付ける音楽祭でした。
さらに、iTunes Store トップソングで、「ロマンスがありあまる」は現在1位、「私以外私じゃないの」は4位にランクイン。
そして、6月10日(水)からYouTubeで公開されている「ロマンスがありあまる」MVは、まだ1ヶ月も経たないのに、再生回数が300万を突破し、破竹の快進撃となっていて、ゲスの極み乙女。がいよいよ大ブレイクしそうな状況です。
一方、斎藤ちはるは、テレビ朝日『MUSIC STATION』での共演時に聴いて以来、[Alexandros]にハマっているとブログに書いていますが、Mステで披露した「ワタリドリ」はiTunes Store トップソングで30位当たりをキープして、好調なセールスとなっています。
斎藤ちはるの2015/07/04_23:59ブログ
また、映画『アイズ』の主題歌「teenAge dream」は、映画の成功を力強く支えた傑作で、MVの出来も良く、SuGの存在感は大きく上がったと思います。
ゲスの極み乙女。を筆頭に、[Alexandros]やSuGなど、有望な若いアーティストが何組も、音楽シーンで台頭し始めていて、今年前半にSEKAI NO OWARI がブレイクしたことを考えると、バンドブームが到来しつつある予感がしてきます。
ちなみに、私も「ワタリドリ」にハマって、最近、しょっちゅう聴いてるので、頭の中で、曲が無限リピートしている感じです(笑)。
ゲスの極み乙女。の「ロマンスがありあまる」MV
[Alexandros]の「ワタリドリ」MV
SuGの「teenAge dream」MV
# クリックするとすぐに動画が始まるので、音声などにご注意下さい
2010年の「ポニーテールとシュシュ」「ヘビーローテーション」、2011年の「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」で最盛期を迎えたAKB48の人気が徐々に低落していく中、2015年、SEKAI NO OWARI やゲスの極み乙女。など、繊細で感度の高い自作の楽曲を、独自の世界観を備えたステージで演奏して、歌い上げるバンドグループが、勢いを増してきています。
音楽シーンの様相が激変しつつある今、乃木坂46は何を目指せばいいのか、フェアリーズに抜かされる可能性が出てきたことを踏まえて、真剣に考え直した方がいい。
最近、気になるのは、セブンイレブンとのコラボのように、乃木坂ファンの購買力に直接訴えかける企画が多いことです。
デビュー曲「ぐるぐるカーテン」での明治チョコレートや「おいでシャンプー」と「制服のマネキン」のHTC新型携帯では、清楚でフレッシュな乃木坂のイメージを新商品に重ねることで、売り上げアップを狙うCMを作っていて、想定される購買者が乃木坂ファンに限定されているわけではなかった。
ところが、セブンイレブンとのタイアップセールスは、購買者のほとんどが乃木坂ファンに絞られ、一般への宣伝効果には疑問を感じる面がある。
実際、大量買いのファンによって、キャンペーン開始と同時に棚から商品がなくなるケースも少なくないようで(笑)、それでは、乃木坂46というグループが、セブンイレブンの店頭で一般客の目に触れる可能性が低くなってしまいます。
まあ、セブンイレブンという大手コンビニとのタイアップなので、間違いなく、乃木坂の一般知名度をアップする絶好の機会だと思います。
しかし、今後も、企業が乃木坂ファンの購買力だけを求め、乃木坂の楽曲やコンセプトを新商品に重ねて売ろうという申し出が少なくなるとすれば、イメージの提供が最大の仕事である筈のアイドルグループとしては、下り坂に入ったことを危惧したくなる事態です。
セブンイレブンとのタイアップだけでなく、舞台『じょしらく』、映画『悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46』、ドラマ『初森ベマーズ』など、最近、乃木坂メンバーによる、乃木坂ファンのための、乃木坂ネタ満載の企画が続いていて、そこでの好調ぶりが、ファンによって、乃木坂は今がんがん坂を上っていると捉えられている気がします。
ただ、完全な外仕事である大型音楽祭を見ると、ステージ割り当て時間で、E-girlsとの差が縮まらず、AKB48Gとの関係はあまり変わらず、フェアリーズに追い上げられつつあり、一方、ゲスの極み乙女。といった新しいスターが別の分野で誕生しつつある。
映画『アイズ』のように、乃木坂ファン以外の人からも評価される仕事を残していかないと、乃木坂は、外の世界と疎遠になって、内向きな活動に追いやられながら、徐々に人気を失っていく危険があります。
11枚目表題曲「命は美しい」以来、半分以上の音楽番組に、川村真洋がピンチヒッターとして出演しています。
どのポジションであっても、すぐにフリを覚え、レベルの高いパフォーマンスをしてくれるからで、運営がろってぃをフロントや2列目に入れるのは、彼女への信頼の表れです。
そして、運営自らが、乃木坂で一番歌とダンスが上手いと認めているメンバーが、選抜入りせず、フロント入りしないことこそ、問題じゃないでしょうか。
結局、ろってぃがいなければ、ステージを作れないのであれば、最初から選抜入りさせるべきで、そんな当たり前のことを実現出来ないところに、乃木坂が音楽シーンで存在感を示せない原因があると思います。
率直に言って、今年の紅白出場は、極めて厳しいと思います。
BABYMETAL、西内まりや、でんぱ組.inc、フェアリーズ、モーニング娘。など、有力ライバルがひしめく中、AKB48と同系のグループが、紅白に5組も出場するのは、どう考えても無理なお願いです(笑)。
かと言って、SKE48とNMB48が乃木坂46に枠を譲ってくれるわけはなく(笑)、指原莉乃のHKT48は2年連続出場に意欲満々な筈で、AKB48Gの枠に乃木坂が入る余地はありません。
乃木坂が独自枠を獲得する切り札は、オリジナリティの高い音楽とファッションを含めた世界観ですが、楽曲と衣装がどんどんAKB48Gに近くなり、音楽番組で口パクのステージを繰り返している状況では、少なくとも、パフォーマンス面では手の打ちようがなく、紅白出場を巡る勝負は、すでに詰んでいるとさえ言っていいでしょう。
まあ、紅白出場は音楽シーンでの活躍だけで決まるわけではなく、もっとドロドロした交渉によるとの噂もあるので(笑)、可能性がゼロではないと思います。
とにかく、紅白云々という以前に、まずワンステージでいいから、「乃木坂って、凄いね」と多くの人に褒めてもらえるパフォーマンスをして欲しい。
乃木坂ファンの私がテレビでフェアリーズのステージを観て、これは上手いなあと感心したように、外へ向けた発信力のアップこそ重要だと思います。
川村真洋のように、歌えるメンバー、踊れるメンバーはいるのだから、選抜構成を変えるだけで、実現出来る筈ですが、果てしなく遠いですね、楽曲選抜への道のりは(笑)。
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