乃木坂46が参加する、近々放送予定のテレビラジオ注目番組
[地デ] 10月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46が出演、「今、話したい誰かがいる」を地上波でステージ初披露。
[地デ] 10月24日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
星野みなみと北野日奈子が出演。
[BS] 10月24日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
10月25日(日) 10 : 00 ~ 同チャンネルで再放送
『今、話したい誰かがいる』『嫉妬の権利』のスタジオライブあり。
[BS] 10月25日(日) 22 : 00 ~ BSスカパー『舞台「ヴァンパイア騎士」』
若月佑美主演の舞台をBSスカパーが放送。
今週!火曜午後6時57分から、新番組に真夏さん登場
[地デ] 10月27日(火) 18 : 57 ~ テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV』
秋元真夏がレポーターとして、初回スペシャルに出演。
今週!火曜午後7時56分から、あの老舗お笑い番組に生駒ちゃん!!
[地デ] 10月27日(火) 19 : 56 ~ 日テレ『踊る!さんま御殿』
生駒里奈が単独で出演。女性アイドルとしては、他にモーニング娘。'15の飯窪春菜が出演。
今週!土曜早朝4時半から、みなみ&きいちゃん再び!!
[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。
乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント
10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。
10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)
10月28日(水) 13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」CD発売
10月31日(土)『日テレ HALLOWEEN LIVE 2015』夜ハロウィン(開演18:00) in 武道館 に乃木坂46が出演
昨日から今日に掛けて、13枚目「今、話したい誰かがいる」の個別握手会第11次応募受付が行なわれ、それに伴って、第10次応募終了後の完売状況が判明しました。
個別握手会によるCDセールスで、オリコン第1週売り上げに算入されるのは、今回の第11次応募分までと考えられますが、その完売状況が分かるのは、来週、シングルが発売された翌日木曜で、すでに初日、二日目のデイリーが発表された時点です。
フラゲ分と発売日分の売り上げ枚数が分かれば、初動の数字は自ずと見えてくるので、予想するならば、タイミングは「今でしょ」となります(笑)。
従って、今日は、第10次応募分までの完売状況から、第11次応募分を含む個別握手会セールスを考え、さらに、初回限定盤など店頭販売CDのセールスを推測し、両者の合計を計算して、オリコン第1週の売り上げ枚数を予想してみます。
まあ、このブログの恒例行事ですね(笑)。
最初に、用語の説明をしておきます。
「初動」という言葉は、シングル発売後、最初に発表されるオリコン週間ランキングにおける売り上げという意味で使っています。
一方、発売日に発表されるオリコンデイリーの売り上げは「初日」という言葉で表していて、「初動」とは異なります。
デイリー初登場が「初日」であれば、ウィークリー初登場は「初動」ではなく、「初週」とした方が座りは良いのですが、「初週」より「初動」の方がよく見かける言葉なので、このブログでも、多くの場合、「初動」を使っています。
オリコンの歴史に詳しくないのですが、おそらく以前は週間ランキングしかなかったので、最初に出てくる数字が文字通りの「初動」であって、発売第1週売り上げが「初動」と呼ばれるようになったのだと思います。
その後、デイリーランキングが登場したため、最初に出てくる数字は「初日」となり、これを「初動」と勘違いする人がいて、やや混乱しているのでしょう。
「初週」と「初動」、どちらを使うかは難しいところで、このブログでも、「初週」で統一している記事もあります。
ただ、「初週」は、国語辞書に載っていない熟語で、パソコンの漢字変換でもしつこく「初秋」と出るので(笑)、やはり、オリコン第1週を「初動」という言葉で表すことにします。
握手会スターは、新たに高山一実、星野みなみ、伊藤万理華が加わって、11人から14人へ拡大
では、個別握手会によるCDセールスから見ていきましょう。
(表1) 13枚目個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表
凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」のシミュレーション計算は、個別握手会における、CD1枚あたりの平均割り振り時間を8.8秒として行なっている。この場合、完売1部は614枚となる
# メンバー名の色は、13th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目、緑色は2列目、オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「uc」はアンダーセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない
[01] 30部/30部 (1.00; 03次, 1.84万枚) 白石麻衣(c) 西野七瀬(c)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次, 1.84万枚) 秋元真夏 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未
[01] 30部/30部 (1.00; 06次, 1.84万枚) 齋藤飛鳥 深川麻衣 若月佑美
[01] 30部/30部 (1.00; 07次, 1.84万枚) 桜井玲香
[11] 29部/30部 (0.97, 1.84万枚) 高山一実 星野みなみ
[13] 28部/30部 (0.93, 1.84万枚) 伊藤万理華
[14] 26部/30部 (0.87, 1.84万枚) 松村沙友理
[15] 26部/26部 (1.00; 10次, 1.6万枚) 堀未央奈*(uc)
[16] 22部/25部 (0.88, 1.53万枚) 井上小百合
[17] 23部/23部 (1.00; 10次, 1.41万枚) 中元日芽香(uc)
[18] 13部/21部 (0.62, 1.25万枚) 新内眞衣*
[19] 10部/19部 (0.53, 1.11万枚) 生駒里奈
[20] 13部/18部 (0.72, 1.09万枚) 北野日奈子*
[21] 11部/18部 (0.61, 1.07万枚) 中田花奈
[22] 08部/18部 (0.44, 1.03万枚) 寺田蘭世* 永島聖羅
[24] 06部/18部 (0.33, 1.00万枚) 斉藤優里
[25] 07部/13部 (0.54, 0.76万枚) 樋口日奈
[26] 02部/12部 (0.17, 0.63万枚) 能條愛未
[27] 05部/10部 (0.50, 0.58万枚) 渡辺みり愛*
[28] 00部/12部 (0.00, 0.58万枚) 山崎怜奈*
[29] 01部/11部 (0.09, 0.56万枚) 鈴木絢音*
[30] 05部/07部 (0.71, 0.42万枚) 川後陽菜
[31] 01部/08部 (0.13, 0.41万枚) 相楽伊織*
[32] 00部/08部 (0.00, 0.39万枚) 佐々木琴子*
[33] 00部/07部 (0.00, 0.34万枚) 斎藤ちはる
[34] 02部/06部 (0.33, 0.33万枚) 伊藤かりん
[35] 01部/06部 (0.17, 0.31万枚) 伊藤純奈*
[36] 00部/06部 (0.00, 0.29万枚) 川村真洋
[37] 01部/05部 (0.20, 0.26万枚) 和田まあや
(シミュレーション計算の方法)
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明
注目したいのは、30部全完売の経験がない高山一実、星野みなみ、伊藤万理華の3人が、ソールドアウトまであと1部又は2部に迫っていて、推定枚数上では、全完売と言っていいレベルに達していることです。
さらに 14位の松村沙友理も、30部中26部と前作を上回るスピードで完売部数を伸ばし、推定枚数では、全完売まであと70枚程度に迫っている(笑)。
つまり、13枚目個別握手会で30部を担当する14人のメンバーは、全員がシングル発売前に、全ての部数を売り切る人気を持ったことになります。
12枚目「太陽ノック」では、齋藤飛鳥が30部全完売グループに仲間入りを果たし、長らく10人だった握手会スターが、11人に増えましたが、13枚目では、さらに、かずみん、みなみ、まりっかの3人が加わり、一気に14人にまで拡大しました。
37人のグループで、14人が最高30部を全完売というだけでも凄いですが、その上に、15位の堀未央奈は26部を10次で全完売、16位の井上小百合は25部中22部完売でほぼ全完売、さらに、17位の中元日芽香は23部を10次で全完売。
もう全完売祭りです(笑)。
12枚目でトップギア宣言をした高山一実は(笑)、テレビドラマ『初森ベマーズ』で主要役として活躍、星野みなみは13枚目で5枚目「君の名は希望」以来の福神復帰、伊藤万理華と井上小百合は、舞台『すべての犬は天国へ行く』で素晴らしい演技を見せ、堀未央奈と中元日芽香は12枚目からアンダーの中心メンバーとして存在感を示した。
確かに、なるほど納得の人気上昇なんですが、10枚目「何度目の青空か?」あたりまでは、彼女たちも、なかなか、本当になかなか完売部数が伸びなかったわけで、乃木坂に入って4年、少なからぬメンバーが、何かを掴み始めたのかなという気がします。
2期メンバーの人気上昇が握手会セールスの伸びに大きく貢献
(表1)を見ると、18位に、21部中13部完売の新内眞衣が入っていて、まいちゅんの高い人気を裏付けています。
新たな握手会スターとその候補が次々に誕生した13枚目個別握手会セールス、もう一つの特徴は、堀未央奈を含む、2期メンバーの躍進です。
20位に、18部中13部完売の北野日奈子、22位に、18部中8部完売の寺田蘭世と、2期メンバーが、1期を越えて、上位に食い込み始めている。
新内眞衣は、『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』という個人の冠ラジオ番組を持ち、舞台『すべての犬は天国へ行く』でも、殺される娼婦と真実を暴露する新聞配達の娘という、難しい2役をこなし、確実に注目度を上げてきました。
また、北野日奈子は、『開運音楽堂』や『初森ベマーズ』への出演で爪痕を残し、『乃木坂の「の」』では現在MCを務めている。
さらに、寺田蘭世は、モバメやブログを積極的に活用してファンへアピールし、13thアンダーでは、北野さんとともに、初めてフロントに抜擢されています。
こういった活躍を通して、2期メンバーの握手会人気も上昇気流に乗り始め、その躍進は、前作12枚目から売り上げを伸ばす一つの原動力となっています。
(表2) 12枚目と13枚目のにおける個別握手会第10次応募終了時点の1期2期別売り上げ状況
凡例
完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数) : グループ名(人数)
# 表記法は(表1)と同じ
12枚目10次応募終了後
448部/598部 (0.75, 34.8万枚) : 1期(26人)
052部/133部 (0.39, 06.9万枚) : 2期(10人)
500部/731部 (0.68, 41.7万枚) : 全体(36人)
13枚目10次応募終了後
507部/591部 (0.86, 35.6万枚) : 1期(26人)
070部/144部 (0.49, 08.1万枚) : 2期(11人)
577部/735部 (0.79, 43.8万枚) : 全体(37人)
12枚目10次後から13枚目10次後への伸び
+59部/-07部 (+0.11, +0.8万枚) : 1期(±0人)
+18部/+11部 (+0.10, +1.2万枚) : 2期(+1人)
+77部/+04部 (+0.10, +2.1万枚) : 全体(+1人)
12枚目と13枚目を比べると、1期は完売部数を448部から507部と59部も伸ばし、完売率も75%から86%にアップしている。
驚異的な数字ですね(笑)。
一方、2期は、完売部数が52部から69部へ17部の積み上げで、完売率は39%から48%に上昇。
完売部数だけを眺めると、1期の人気が圧倒的なんですが、推定売り上げ枚数を見ると、ちょっと違ったことが分かります。
1期は、34.8万枚から35.6万枚へ0.8万枚のアップに対して、2期は、6.9万枚から8.1万枚へ1.2万枚の増加。
12枚目で一時休業した山崎怜奈の分は0.6万枚弱程度と推測されるので、前作握手会に参加したメンバーに絞ると、グループ全体としては、2期は1期とほぼ同じか、やや少ない増分になります。
しかし、2期の人数は1期の半分以下なので、2期メンバー1人当たりの躍進は、実は、かなり大きいと言えます。
(表3) 個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数を、13枚目と12枚目で比べたときの、伸びのトップ10メンバー
凡例
[順位] 完売部数の伸び(12thの部数→13thの部数)/担当部数の増加分(12thの部数→13thの部数) {推定売り上げ枚数の伸び} メンバー名
#「推定売り上げ枚数の伸び」は、13枚目第10次応募終了後の推定売り上げ枚数から、12枚目同次のそれを引いた枚数。万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# 「*」は2期メンバー
# 12枚目個別握手会に参加しなかった山崎怜奈は順位づけの対象から除いている
[01] +03部(19→22)/+6部(19→25) {+0.36万枚} 井上小百合
[02] -03部(11→08)/+7部(11→18) {+0.36万枚} 寺田蘭世*
[03] +09部(17→26)/+4部(22→26) {+0.27万枚} 堀未央奈*
[04] +16部(12→28)/+1部(29→30) {+0.25万枚} 伊藤万理華
[05] +15部(08→23)/+1部(22→23) {+0.23万枚} 中元日芽香
[06] +05部(02→07)/+2部(11→13) {+0.23万枚} 樋口日奈
[07] -03部(04→01)/+5部(06→11) {+0.20万枚} 鈴木絢音*
[08] +04部(09→13)/+2部(16→18) {+0.16万枚} 北野日奈子*
[09] +04部(09→13)/+1部(20→21) {+0.14万枚} 新内眞衣*
[10] +03部(26→29)/+2部(28→30) {+0.13万枚} 高山一実
ランクインした1期メンバーを見ると、次シングルで30部を全完売しそうな井上小百合が1位、予想を裏切るスピードでセールスを伸ばし握手会スターとなった伊藤万理華が4位、今もっとも選抜に近い1期と目される(笑)中元日芽香が5位で、なるほどなるほどの面子が揃っている。
また、樋口日奈が担当2部増加に対して、完売を5部伸ばし、6位に入っていて、切っ掛けを掴みかけている雰囲気があります。
一方、2期メンバーでは、担当が7部増えたにもかかわらず、3部減ながら8部完売を達成している寺田蘭世が、大きく売り上げ枚数を伸ばし、2位にランクイン。
さらに、次シングルの30部全完売が見えてきた堀未央奈が3位、担当5部アップにもめげず完売を出している鈴木絢音が7位、売り上げ順位で上位に食い込みかけている北野日奈子と新内眞衣がそれぞれ8位と9位。
伸びのベスト10に、11人しかいない2期メンバーが5人も入っていて、この表からも2期の躍進ぶりが窺えます。
1期は、新たな握手会スターが3人も誕生したのだけど、みなみとかずみんは、枚数的には、前作でも結構好調だったので、伸び自体はそんなにないんですね。
もちろん、井上、万理華、中元など、前作から大きくCDセールスを伸ばした人はいるけど、握手会人気が伸び悩んでいるメンバーが少なからずいる。
一方、2期は、13枚目でセールスを急速にアップさせたメンバーがグループの半分近くを占め、その高比率によって、担当部数減などで売り上げを下げてしまったメンバーの分を余裕で補うことが出来る。
こういった2期の上昇気流は、運営も分かっているのか、13thアンダーのフロント4人は、3人が2期メンバーで占められ、象徴的な抜擢になっています。
やはり、2期メンバーも、『プリンシパル deux』でのお披露目から2年半が経過して、徐々に芸能の世界に慣れてきて、頭角を現し始めるメンバーが出てきたんじゃないでしょうか。
2期として正式に乃木坂に入りながら、選抜に入れず、それどころか長らく研究生に据え置かれ、自分のブログすら持てなかったメンバーが多いので、もっとスポットライトを浴びたいという飢餓感は強いかもしれません。
オリコン初動に算入される個別握手会セールス分は44万枚あたりか
13枚目個別握手会の特徴は、新たな握手会スターとその候補が1期から何人も出現したこと、2期が1期を上回るCDセールスの伸びを見せたことの二つだと思います。
もし、今日の記事が、第10次応募終了後分析であれば、「1期の新スター誕生と2期の躍進」といったタイトルにしたと思います(笑)。
しかし、テーマは初動予想なので、「分析」はこの辺にして、売り上げ枚数を推測してみましょう。
(表4) 13枚目に関する個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数
凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。
13枚目「今、話したい誰かがいる」
発売日:2015年10月28日(水)
オリコン初動集計締切:2015年11月01日(日)
初動算入:第11次分まで
[01次] +000 {000/735(00.0%), 00.0万枚} (2015/08/13~08/14, -79d)
[02次] +129 {129/735(17.6%), 16.5万枚} (2015/08/20~08/21, -72d)
[03次] +149 {278/735(37.8%), 28.9万枚} (2015/08/27~08/28, -65d)
[04次] +25-37 {266/735(36.2%), 29.3万枚} (2015/09/03~09/04, -58d)
[05次] +081 {347/735(47.2%), 34.6万枚} (2015/09/10~09/11, -51d)
[06次] +067 {414/735(56.3%), 38.5万枚} (2015/09/17~09/18, -44d)
[07次] +059 {473/735(64.4%), 41.1万枚} (2015/09/24~09/25, -37d)
[08次] +045 {518/735(70.5%), 42.5万枚} (2015/10/01~10/02, -30d)
[09次] +039 {557/735(75.8%), 43.4万枚} (2015/10/08~10/09, -23d)
[10次] +020 {577/735(78.5%), 43.8万枚} (2015/10/15~10/16, -16d)
[11次] +??? (2015/10/22~10/23, -09d)
[12次] +??? (2015/10/29~10/30, -02d)
# [04次]の「-37」は、システムトラブルにより、完売表示されていた枠が、再度、非完売になったためのマイナス
(表2)にも示した通り、第10次応募終了後の推定枚数は43.8万枚です。
そして、初動算入分を計算するためには、まず第11次応募終了後の完売状況を予想する必要があります。
(表4)を見ると、前次からの積み上げ完売部数は、6次、7次、8次、9次、10次と減少し続けています。
そのため、11次応募での積み上げは20部を割り込むとするのが妥当でしょう。
こういった見通しに加えて、各メンバーの勢い、関東会場に非完売部があるかどうかなどを考慮して、以下のようなケースを予想してみました。
(表5) 13枚目個別握手会第11次応募分の予測
前次からの積み上げ完売部数
高山+1(全完売)、万理華+2(全完売)、みなみ+1(全完売)
松村+2、井上+1、生駒+1、中田+1、永島+1、樋口+1、川村+1
新内+1、寺田+1
[11次] +014 {591/735(80.4%), 44.0万枚} (2015/10/22~10/23, -09d)
全メンバーの具体的な完売部数がないと、シミュレーションが出来ないので、敢えてモデルケースを考えています。
ただ、14部の積み上げは、これまでの流れから見て、比較的妥当な見通しじゃないでしょうか。
10次応募終了後で、全体完売率はすでに78.5%に達し、人気のあるメンバー、会場、時間帯は、少なくなっているので、そんなに派手には伸びないという読みです。
ということで、第11次応募終了後の推定売り上げ枚数は、44.0万枚あたりとの予測が出てきました。
もちろん誤差はありますが、平均割り振り時間8.8秒での計算結果は、ここ数シングル、比較的良好に実値とマッチしているので、範囲としては、プラスマイナス1万枚で、43.0万枚から45.0万枚としておきます。
店頭販売CDのセールスは17万枚として、最低13万枚、最高18万枚と予想
次に初回限定盤など店頭販売CDの売り上げです。
13枚目「今、話したい誰かがいる」は、初回限定盤がTypeA、TypeB、TypeCの3種類、通常盤が1種類、さらに今回特別に映画『心が叫びたがっているんだ。』の主題歌採用を記念したアニメ『ここさけ』盤の合計5種類となっています。
こういった店頭販売CDのセールス予測するため、取り敢えず、過去のデータを見てみましょう。
(表6) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年10月26日付[10/12(月)~10/18(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0) [62.0] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4) [67.5] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : ?? (??+??) 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
店頭販売CDの売り上げ枚数は、8枚目「気づいたら片想い」から10枚目「何度目の青空か?」まで11万台を推移していましたが、11枚目「命は美しい」で15.0万枚に跳ね上がます。
12枚目の15.5万枚は、サウンドスキャンがセブンイレブン販売分を算入してないと仮定して求めた数字で、従来より大きな誤差を見込む必要はありますが、11枚目で15万台に入った流れを考えると、それほど外していないと考えています。
「太陽ノック」初動再分析、SE販売分はSSに入らず、初回限定盤セールスが前作越えした可能性 [12Aug15]
この流れからすると、13枚目の店頭販売も、初回限定盤プラス通常盤で15万枚が考える目安になります。
「ここさけ」盤は、税込み価格が1404円で、初回限定盤1650円と通常盤1050円の中間に位置しています。
「心が叫びたがってるんだ。」キャラクターカードが1枚、全4種からランダム封入されています。
この映画は若い女性の共感を呼びやすい物語で、そういった層の購買行動が鍵を握ると思いますが、男性ファンが多いであろう「ラブライブ」ならともかく、「ここさけ」でキャラクターカードのコンプリートを目指すファンがどれくらいいるのか、ちょっと疑問を感じます(笑)。
ただ、「ここさけ」盤には、全国握手会券も入っていて、これは気になる特典です。
というのも、初回限定盤より価格が低いので、全国握手会券を安く手に入れることが出来、そこに、「ここさけ」のキャラクターカードが付いている。
転売目的で購入する場合、非常に売りやすい商品の筈で、大量購入を目論む人が出てくるかもしれない(笑)。
11枚目「命は美しい」通常盤のサウンドスキャン第1週は6千枚弱で、何の特典もなく、映像作品もなければ、5千枚程度という感じでしょうか。
「ここさけ」盤は通常盤より値段が高いけど、初回限定盤より安く全国握手会参加券が手に入り、キャラクターカードが付いて転売しやすいことから、5千枚を遥かに越えても不思議ではないと思います。
初回限定盤のアピールポイントは、12枚目の特典映像がペアPVだったものを、個人PVに戻したことで、「推し」の作品が収録されている盤は買うというファンは多いかもしれません。
一方、「ここさけ」ファンで、乃木坂の曲に興味を持った方は、CDを買うより、ダウンロードして手に入れる可能性が高く、アニメファンが、店頭販売セールスを押し上げるような形には、なりづらい気がします。
店頭販売の場合、完売表のような、セールスを予測する決定的な資料がないので、最終的には勘に頼らざるを得ないけど、以上の論点を踏まえて、初回限定盤プラス通常盤が16万枚、「ここさけ」盤が1万枚として、合計17万枚あたりでどうでしょう(笑)。
13枚目初回限定盤の個人PVに関して、運営は「素晴らしいクリエイターが腕によりをかけた傑作揃い」といった雰囲気を作ろうとしているけど(笑)、玉石混淆の作品群で、出来不出来は、観る人の好き嫌いに左右されることは、多くのファンがよく分かっていると思います。
また、舞台『すべての犬は天国へ行く』が初日を迎えながら、ソールドアウトせず、当日券を売っていたことからも、ライブならともかく、ドラマ系の作品に惹かれる乃木坂ファンがそれほど多いようには見えません。
過去のシングルを見ても、個人PVが初回限定盤のセールスを大きくアップしたと感じるケースは、あまり思い当たらない。
例えば、6枚目「ガールズルール」は、5枚目「君の名は希望」まで収録していた個人PVではなく、舞台『16人のプリンシパル』のダイジェストや「運動会」などを特典映像にしていますが、(表6)に示されるように、店頭販売は5枚目7.2万枚から6枚目9.7万枚と、大きく伸びています。
個人PV はファンからの評判は良いのだけど、CDセールスを押し上げる効果にはやや疑問符が付いて、売り上げとなると、やはり全国握手会とミニライブの魅力が中心になるんじゃないでしょうか。
ただ、一線のクリエーターと仕事をすることで、メンバーが大きく成長するので、CDセールスへの効果云々にこだわらず、個人PVは、今後もぜひ続けて欲しいですね。
一方、売り上げを左右すると考えられる全国握手会ですが、13枚目は、以下のように、かなり先の開催なので、発売後すぐにCDを買って、参加券を用意する必要はない。
2015年10月28日(水) 13枚目シングルのCD発売
2015年12月26日(土) 13枚目第1回全国握手会 in ポートメッセなごや
2016年01月10日(日) 13枚目第2回全国握手会 in 幕張メッセ
2016年02月27日(土) 13枚目第3回全国握手会 in 京都パルスプラザ
こういったマイナス要素を考慮すると、初回限定盤プラス通常盤は11枚目、12枚目とあまり変わらない16万枚あたりかなと。
さて、店頭販売セールスは読み切れない部分が多いので、下限と上限を考えた方がいい。
まあ、どんなに低調でも、店頭販売5種の合計が13万枚を割り込むなんてことは、ちょっと考えられない、というか考えたくない(笑)。
逆に上限は、18万枚を越えるとなると、(表6)から考えて、1段階上の店頭販売に入って、AKB48の41枚目「ハロウィン・ナイト」の店頭第1週16.1万枚を完全に抜き去ることになります。
ヒット曲のない乃木坂に関して、ヒット曲を多数持っている国民的アイドル、しかも公式ライバルの売り上げを越えるなんて予想は、まだまだおこがましい話なので、大人しく18万枚くらいにしておきましょう(笑)。
つまり、17万枚を本命に、下限が13万枚、上限が18万枚ということです。
オリコン初動に流し込む個別握手会分は、44万枚を中心に43万枚から45万枚の間なので、店頭販売分と併せると、もっとも確率の高い初動は61万枚で、56万枚から63万枚の範囲という予想になります。
予測
13枚目 : 61.0 [56.0~63.0] (17.0+44.0) 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
前作12枚目初動は60.9万枚なので、前作と同じレベルになる可能性が高いという読みですね。
個別握手会は12枚目でも、飽和状態だったので、枚数的にあまり伸びる余地がない。
加えて、ライブ券を付けて売ったセブンイレブン限定盤の4万枚が、13枚目ではなくなるので、前作越えを目指すには、実は、もともと厳しい条件なんですね。
そういった状況の中、もし前作並みの初動61万枚を達成出来れば、乃木坂のCDセールスは、非常に強力だと考えていいんじゃないでしょうか。
個別握手会分の44万枚は、比較的に堅い数字だと思うので、前作を越えるためには、店頭販売分として17万枚以上が必要になります。
つまり、店頭販売で17万枚を突破すれば、前作を上回り、歴代最高初動を達成する可能性が高くなる。
そして、それは、AKB48が2ヶ月前に発売したシングルの店頭販売を上回ることを意味します。
13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動、そして乃木坂46が、どこまで行くのか。
答えは来週後半に判明するでしょう。
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2015年9月 ~
アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Oct15 ~ 関連記事の目次 (02Sep15 ~)
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アレチの素敵な乃木坂業務連絡14Nov13 ~ 関連記事の目次 (19Apr13 ~ 31Oct13)
// 乃木坂メンバーが関わる映画・舞台・テレビ番組
[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト
// 星野みなみの溢れる魅力
7月18日14:18 星野みなみ
乃木坂の風 09Oct13 ~ 星野みなみが放つ紺碧の輝き、代々木ライブの魅力と今後を考える
乃木坂の風 16Sep13 ~ 「みさ、原宿行くの?」、星野みなみに激怒する衛藤美彩! in 乃木坂の「の」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
さらに詳しく
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 星野みなみのコーナー
// 特集ページ
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 10Jul13 ~ えくせれんとブログの目次
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Dec13 ~ 7枚目「バレッタ」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 6枚目「ガールズルール」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 24Sep13 ~ 和田まあやのコーナー
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 06Jun14 ~「16人のプリンシパル deux」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun14 ~「16人のプリンシパル trois」の関連情報
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 22Apr15 ~ レギュラー出演番組
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (11th-)
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 09Oct15 ~ シングル&アルバム収録全曲ハンドブック (1st-10th, 1stAb)
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
[地デ] 10月23日(金) 20 : 00 ~ テレビ朝日『MUSIC STATION』
乃木坂46が出演、「今、話したい誰かがいる」を地上波でステージ初披露。
[地デ] 10月24日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
星野みなみと北野日奈子が出演。
[BS] 10月24日(土) 23 : 15 ~ 23 : 44 NHK BSプレミアム『乃木坂46SHOW!』
10月25日(日) 10 : 00 ~ 同チャンネルで再放送
『今、話したい誰かがいる』『嫉妬の権利』のスタジオライブあり。
[BS] 10月25日(日) 22 : 00 ~ BSスカパー『舞台「ヴァンパイア騎士」』
若月佑美主演の舞台をBSスカパーが放送。
今週!火曜午後6時57分から、新番組に真夏さん登場
[地デ] 10月27日(火) 18 : 57 ~ テレビ東京『ウソのような本当の瞬間!30秒後に絶対見られるTV』
秋元真夏がレポーターとして、初回スペシャルに出演。
今週!火曜午後7時56分から、あの老舗お笑い番組に生駒ちゃん!!
[地デ] 10月27日(火) 19 : 56 ~ 日テレ『踊る!さんま御殿』
生駒里奈が単独で出演。女性アイドルとしては、他にモーニング娘。'15の飯窪春菜が出演。
今週!土曜早朝4時半から、みなみ&きいちゃん再び!!
[地デ] 10月31日(土) 4 : 30 ~ TBS『開運音楽堂』
先週に引き続き、星野みなみと北野日奈子が出演。
乃木坂46が参加する、近々開催予定の注目イベント
10月24日(土)『GirlsAward 2015 AUTUMN/WINTER』in 東京・国立代々木競技場第一体育館 にゲストアーティストとして乃木坂46が出演。
10月25日(日)『乃木坂46 アンダーライブ 4thシーズン』[9日目千秋楽] 第11公演(12:00)&第12公演(17:00)
10月28日(水) 13枚目シングル「今、話したい誰かがいる」CD発売
10月31日(土)『日テレ HALLOWEEN LIVE 2015』夜ハロウィン(開演18:00) in 武道館 に乃木坂46が出演
昨日から今日に掛けて、13枚目「今、話したい誰かがいる」の個別握手会第11次応募受付が行なわれ、それに伴って、第10次応募終了後の完売状況が判明しました。
個別握手会によるCDセールスで、オリコン第1週売り上げに算入されるのは、今回の第11次応募分までと考えられますが、その完売状況が分かるのは、来週、シングルが発売された翌日木曜で、すでに初日、二日目のデイリーが発表された時点です。
フラゲ分と発売日分の売り上げ枚数が分かれば、初動の数字は自ずと見えてくるので、予想するならば、タイミングは「今でしょ」となります(笑)。
従って、今日は、第10次応募分までの完売状況から、第11次応募分を含む個別握手会セールスを考え、さらに、初回限定盤など店頭販売CDのセールスを推測し、両者の合計を計算して、オリコン第1週の売り上げ枚数を予想してみます。
まあ、このブログの恒例行事ですね(笑)。
最初に、用語の説明をしておきます。
「初動」という言葉は、シングル発売後、最初に発表されるオリコン週間ランキングにおける売り上げという意味で使っています。
一方、発売日に発表されるオリコンデイリーの売り上げは「初日」という言葉で表していて、「初動」とは異なります。
デイリー初登場が「初日」であれば、ウィークリー初登場は「初動」ではなく、「初週」とした方が座りは良いのですが、「初週」より「初動」の方がよく見かける言葉なので、このブログでも、多くの場合、「初動」を使っています。
オリコンの歴史に詳しくないのですが、おそらく以前は週間ランキングしかなかったので、最初に出てくる数字が文字通りの「初動」であって、発売第1週売り上げが「初動」と呼ばれるようになったのだと思います。
その後、デイリーランキングが登場したため、最初に出てくる数字は「初日」となり、これを「初動」と勘違いする人がいて、やや混乱しているのでしょう。
「初週」と「初動」、どちらを使うかは難しいところで、このブログでも、「初週」で統一している記事もあります。
ただ、「初週」は、国語辞書に載っていない熟語で、パソコンの漢字変換でもしつこく「初秋」と出るので(笑)、やはり、オリコン第1週を「初動」という言葉で表すことにします。
握手会スターは、新たに高山一実、星野みなみ、伊藤万理華が加わって、11人から14人へ拡大
では、個別握手会によるCDセールスから見ていきましょう。
(表1) 13枚目個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表
凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名
#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」のシミュレーション計算は、個別握手会における、CD1枚あたりの平均割り振り時間を8.8秒として行なっている。この場合、完売1部は614枚となる
# メンバー名の色は、13th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目、緑色は2列目、オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「uc」はアンダーセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない
[01] 30部/30部 (1.00; 03次, 1.84万枚) 白石麻衣(c) 西野七瀬(c)
[01] 30部/30部 (1.00; 05次, 1.84万枚) 秋元真夏 生田絵梨花 衛藤美彩 橋本奈々未
[01] 30部/30部 (1.00; 06次, 1.84万枚) 齋藤飛鳥 深川麻衣 若月佑美
[01] 30部/30部 (1.00; 07次, 1.84万枚) 桜井玲香
[11] 29部/30部 (0.97, 1.84万枚) 高山一実 星野みなみ
[13] 28部/30部 (0.93, 1.84万枚) 伊藤万理華
[14] 26部/30部 (0.87, 1.84万枚) 松村沙友理
[15] 26部/26部 (1.00; 10次, 1.6万枚) 堀未央奈*(uc)
[16] 22部/25部 (0.88, 1.53万枚) 井上小百合
[17] 23部/23部 (1.00; 10次, 1.41万枚) 中元日芽香(uc)
[18] 13部/21部 (0.62, 1.25万枚) 新内眞衣*
[19] 10部/19部 (0.53, 1.11万枚) 生駒里奈
[20] 13部/18部 (0.72, 1.09万枚) 北野日奈子*
[21] 11部/18部 (0.61, 1.07万枚) 中田花奈
[22] 08部/18部 (0.44, 1.03万枚) 寺田蘭世* 永島聖羅
[24] 06部/18部 (0.33, 1.00万枚) 斉藤優里
[25] 07部/13部 (0.54, 0.76万枚) 樋口日奈
[26] 02部/12部 (0.17, 0.63万枚) 能條愛未
[27] 05部/10部 (0.50, 0.58万枚) 渡辺みり愛*
[28] 00部/12部 (0.00, 0.58万枚) 山崎怜奈*
[29] 01部/11部 (0.09, 0.56万枚) 鈴木絢音*
[30] 05部/07部 (0.71, 0.42万枚) 川後陽菜
[31] 01部/08部 (0.13, 0.41万枚) 相楽伊織*
[32] 00部/08部 (0.00, 0.39万枚) 佐々木琴子*
[33] 00部/07部 (0.00, 0.34万枚) 斎藤ちはる
[34] 02部/06部 (0.33, 0.33万枚) 伊藤かりん
[35] 01部/06部 (0.17, 0.31万枚) 伊藤純奈*
[36] 00部/06部 (0.00, 0.29万枚) 川村真洋
[37] 01部/05部 (0.20, 0.26万枚) 和田まあや
(シミュレーション計算の方法)
乃木坂の風 23Mar14 ~ 完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明(2)
乃木坂の風 22Mar14 ~ アレチの業務連絡、完売表から売り上げ枚数を推定するシミュレーション計算の説明
注目したいのは、30部全完売の経験がない高山一実、星野みなみ、伊藤万理華の3人が、ソールドアウトまであと1部又は2部に迫っていて、推定枚数上では、全完売と言っていいレベルに達していることです。
さらに 14位の松村沙友理も、30部中26部と前作を上回るスピードで完売部数を伸ばし、推定枚数では、全完売まであと70枚程度に迫っている(笑)。
つまり、13枚目個別握手会で30部を担当する14人のメンバーは、全員がシングル発売前に、全ての部数を売り切る人気を持ったことになります。
12枚目「太陽ノック」では、齋藤飛鳥が30部全完売グループに仲間入りを果たし、長らく10人だった握手会スターが、11人に増えましたが、13枚目では、さらに、かずみん、みなみ、まりっかの3人が加わり、一気に14人にまで拡大しました。
37人のグループで、14人が最高30部を全完売というだけでも凄いですが、その上に、15位の堀未央奈は26部を10次で全完売、16位の井上小百合は25部中22部完売でほぼ全完売、さらに、17位の中元日芽香は23部を10次で全完売。
もう全完売祭りです(笑)。
12枚目でトップギア宣言をした高山一実は(笑)、テレビドラマ『初森ベマーズ』で主要役として活躍、星野みなみは13枚目で5枚目「君の名は希望」以来の福神復帰、伊藤万理華と井上小百合は、舞台『すべての犬は天国へ行く』で素晴らしい演技を見せ、堀未央奈と中元日芽香は12枚目からアンダーの中心メンバーとして存在感を示した。
確かに、なるほど納得の人気上昇なんですが、10枚目「何度目の青空か?」あたりまでは、彼女たちも、なかなか、本当になかなか完売部数が伸びなかったわけで、乃木坂に入って4年、少なからぬメンバーが、何かを掴み始めたのかなという気がします。
2期メンバーの人気上昇が握手会セールスの伸びに大きく貢献
(表1)を見ると、18位に、21部中13部完売の新内眞衣が入っていて、まいちゅんの高い人気を裏付けています。
新たな握手会スターとその候補が次々に誕生した13枚目個別握手会セールス、もう一つの特徴は、堀未央奈を含む、2期メンバーの躍進です。
20位に、18部中13部完売の北野日奈子、22位に、18部中8部完売の寺田蘭世と、2期メンバーが、1期を越えて、上位に食い込み始めている。
新内眞衣は、『OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ』という個人の冠ラジオ番組を持ち、舞台『すべての犬は天国へ行く』でも、殺される娼婦と真実を暴露する新聞配達の娘という、難しい2役をこなし、確実に注目度を上げてきました。
また、北野日奈子は、『開運音楽堂』や『初森ベマーズ』への出演で爪痕を残し、『乃木坂の「の」』では現在MCを務めている。
さらに、寺田蘭世は、モバメやブログを積極的に活用してファンへアピールし、13thアンダーでは、北野さんとともに、初めてフロントに抜擢されています。
こういった活躍を通して、2期メンバーの握手会人気も上昇気流に乗り始め、その躍進は、前作12枚目から売り上げを伸ばす一つの原動力となっています。
(表2) 12枚目と13枚目のにおける個別握手会第10次応募終了時点の1期2期別売り上げ状況
凡例
完売部数/担当部数 (完売率, 推定売り上げ枚数) : グループ名(人数)
# 表記法は(表1)と同じ
12枚目10次応募終了後
448部/598部 (0.75, 34.8万枚) : 1期(26人)
052部/133部 (0.39, 06.9万枚) : 2期(10人)
500部/731部 (0.68, 41.7万枚) : 全体(36人)
13枚目10次応募終了後
507部/591部 (0.86, 35.6万枚) : 1期(26人)
070部/144部 (0.49, 08.1万枚) : 2期(11人)
577部/735部 (0.79, 43.8万枚) : 全体(37人)
12枚目10次後から13枚目10次後への伸び
+59部/-07部 (+0.11, +0.8万枚) : 1期(±0人)
+18部/+11部 (+0.10, +1.2万枚) : 2期(+1人)
+77部/+04部 (+0.10, +2.1万枚) : 全体(+1人)
12枚目と13枚目を比べると、1期は完売部数を448部から507部と59部も伸ばし、完売率も75%から86%にアップしている。
驚異的な数字ですね(笑)。
一方、2期は、完売部数が52部から69部へ17部の積み上げで、完売率は39%から48%に上昇。
完売部数だけを眺めると、1期の人気が圧倒的なんですが、推定売り上げ枚数を見ると、ちょっと違ったことが分かります。
1期は、34.8万枚から35.6万枚へ0.8万枚のアップに対して、2期は、6.9万枚から8.1万枚へ1.2万枚の増加。
12枚目で一時休業した山崎怜奈の分は0.6万枚弱程度と推測されるので、前作握手会に参加したメンバーに絞ると、グループ全体としては、2期は1期とほぼ同じか、やや少ない増分になります。
しかし、2期の人数は1期の半分以下なので、2期メンバー1人当たりの躍進は、実は、かなり大きいと言えます。
(表3) 個別握手会第10次応募終了時点の推定売り上げ枚数を、13枚目と12枚目で比べたときの、伸びのトップ10メンバー
凡例
[順位] 完売部数の伸び(12thの部数→13thの部数)/担当部数の増加分(12thの部数→13thの部数) {推定売り上げ枚数の伸び} メンバー名
#「推定売り上げ枚数の伸び」は、13枚目第10次応募終了後の推定売り上げ枚数から、12枚目同次のそれを引いた枚数。万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# 「*」は2期メンバー
# 12枚目個別握手会に参加しなかった山崎怜奈は順位づけの対象から除いている
[01] +03部(19→22)/+6部(19→25) {+0.36万枚} 井上小百合
[02] -03部(11→08)/+7部(11→18) {+0.36万枚} 寺田蘭世*
[03] +09部(17→26)/+4部(22→26) {+0.27万枚} 堀未央奈*
[04] +16部(12→28)/+1部(29→30) {+0.25万枚} 伊藤万理華
[05] +15部(08→23)/+1部(22→23) {+0.23万枚} 中元日芽香
[06] +05部(02→07)/+2部(11→13) {+0.23万枚} 樋口日奈
[07] -03部(04→01)/+5部(06→11) {+0.20万枚} 鈴木絢音*
[08] +04部(09→13)/+2部(16→18) {+0.16万枚} 北野日奈子*
[09] +04部(09→13)/+1部(20→21) {+0.14万枚} 新内眞衣*
[10] +03部(26→29)/+2部(28→30) {+0.13万枚} 高山一実
ランクインした1期メンバーを見ると、次シングルで30部を全完売しそうな井上小百合が1位、予想を裏切るスピードでセールスを伸ばし握手会スターとなった伊藤万理華が4位、今もっとも選抜に近い1期と目される(笑)中元日芽香が5位で、なるほどなるほどの面子が揃っている。
また、樋口日奈が担当2部増加に対して、完売を5部伸ばし、6位に入っていて、切っ掛けを掴みかけている雰囲気があります。
一方、2期メンバーでは、担当が7部増えたにもかかわらず、3部減ながら8部完売を達成している寺田蘭世が、大きく売り上げ枚数を伸ばし、2位にランクイン。
さらに、次シングルの30部全完売が見えてきた堀未央奈が3位、担当5部アップにもめげず完売を出している鈴木絢音が7位、売り上げ順位で上位に食い込みかけている北野日奈子と新内眞衣がそれぞれ8位と9位。
伸びのベスト10に、11人しかいない2期メンバーが5人も入っていて、この表からも2期の躍進ぶりが窺えます。
1期は、新たな握手会スターが3人も誕生したのだけど、みなみとかずみんは、枚数的には、前作でも結構好調だったので、伸び自体はそんなにないんですね。
もちろん、井上、万理華、中元など、前作から大きくCDセールスを伸ばした人はいるけど、握手会人気が伸び悩んでいるメンバーが少なからずいる。
一方、2期は、13枚目でセールスを急速にアップさせたメンバーがグループの半分近くを占め、その高比率によって、担当部数減などで売り上げを下げてしまったメンバーの分を余裕で補うことが出来る。
こういった2期の上昇気流は、運営も分かっているのか、13thアンダーのフロント4人は、3人が2期メンバーで占められ、象徴的な抜擢になっています。
やはり、2期メンバーも、『プリンシパル deux』でのお披露目から2年半が経過して、徐々に芸能の世界に慣れてきて、頭角を現し始めるメンバーが出てきたんじゃないでしょうか。
2期として正式に乃木坂に入りながら、選抜に入れず、それどころか長らく研究生に据え置かれ、自分のブログすら持てなかったメンバーが多いので、もっとスポットライトを浴びたいという飢餓感は強いかもしれません。
オリコン初動に算入される個別握手会セールス分は44万枚あたりか
13枚目個別握手会の特徴は、新たな握手会スターとその候補が1期から何人も出現したこと、2期が1期を上回るCDセールスの伸びを見せたことの二つだと思います。
もし、今日の記事が、第10次応募終了後分析であれば、「1期の新スター誕生と2期の躍進」といったタイトルにしたと思います(笑)。
しかし、テーマは初動予想なので、「分析」はこの辺にして、売り上げ枚数を推測してみましょう。
(表4) 13枚目に関する個別握手会応募受付の日程と推定売り上げ枚数
凡例
[個別握手会の応募受付次数] その応募での積み上げ完売部数 {完売部数/総部数(完売率), 推定累計売り上げ枚数} (受付時期、その次の受付終了日から初動集計締め切りまでの日数)
# 積み上げ完売部数が赤色の数字で示されているものは、その全部がオリコン初動にほぼ確実に算入されることを示す。
#「-58d」は、集計締め切り日の58日前という意味。
# 推定売り上げ枚数は、CD1枚当たりの平均割り当て時間を8.8秒として計算している。
13枚目「今、話したい誰かがいる」
発売日:2015年10月28日(水)
オリコン初動集計締切:2015年11月01日(日)
初動算入:第11次分まで
[01次] +000 {000/735(00.0%), 00.0万枚} (2015/08/13~08/14, -79d)
[02次] +129 {129/735(17.6%), 16.5万枚} (2015/08/20~08/21, -72d)
[03次] +149 {278/735(37.8%), 28.9万枚} (2015/08/27~08/28, -65d)
[04次] +25-37 {266/735(36.2%), 29.3万枚} (2015/09/03~09/04, -58d)
[05次] +081 {347/735(47.2%), 34.6万枚} (2015/09/10~09/11, -51d)
[06次] +067 {414/735(56.3%), 38.5万枚} (2015/09/17~09/18, -44d)
[07次] +059 {473/735(64.4%), 41.1万枚} (2015/09/24~09/25, -37d)
[08次] +045 {518/735(70.5%), 42.5万枚} (2015/10/01~10/02, -30d)
[09次] +039 {557/735(75.8%), 43.4万枚} (2015/10/08~10/09, -23d)
[10次] +020 {577/735(78.5%), 43.8万枚} (2015/10/15~10/16, -16d)
[11次] +??? (2015/10/22~10/23, -09d)
[12次] +??? (2015/10/29~10/30, -02d)
# [04次]の「-37」は、システムトラブルにより、完売表示されていた枠が、再度、非完売になったためのマイナス
(表2)にも示した通り、第10次応募終了後の推定枚数は43.8万枚です。
そして、初動算入分を計算するためには、まず第11次応募終了後の完売状況を予想する必要があります。
(表4)を見ると、前次からの積み上げ完売部数は、6次、7次、8次、9次、10次と減少し続けています。
そのため、11次応募での積み上げは20部を割り込むとするのが妥当でしょう。
こういった見通しに加えて、各メンバーの勢い、関東会場に非完売部があるかどうかなどを考慮して、以下のようなケースを予想してみました。
(表5) 13枚目個別握手会第11次応募分の予測
前次からの積み上げ完売部数
高山+1(全完売)、万理華+2(全完売)、みなみ+1(全完売)
松村+2、井上+1、生駒+1、中田+1、永島+1、樋口+1、川村+1
新内+1、寺田+1
[11次] +014 {591/735(80.4%), 44.0万枚} (2015/10/22~10/23, -09d)
全メンバーの具体的な完売部数がないと、シミュレーションが出来ないので、敢えてモデルケースを考えています。
ただ、14部の積み上げは、これまでの流れから見て、比較的妥当な見通しじゃないでしょうか。
10次応募終了後で、全体完売率はすでに78.5%に達し、人気のあるメンバー、会場、時間帯は、少なくなっているので、そんなに派手には伸びないという読みです。
ということで、第11次応募終了後の推定売り上げ枚数は、44.0万枚あたりとの予測が出てきました。
もちろん誤差はありますが、平均割り振り時間8.8秒での計算結果は、ここ数シングル、比較的良好に実値とマッチしているので、範囲としては、プラスマイナス1万枚で、43.0万枚から45.0万枚としておきます。
店頭販売CDのセールスは17万枚として、最低13万枚、最高18万枚と予想
次に初回限定盤など店頭販売CDの売り上げです。
13枚目「今、話したい誰かがいる」は、初回限定盤がTypeA、TypeB、TypeCの3種類、通常盤が1種類、さらに今回特別に映画『心が叫びたがっているんだ。』の主題歌採用を記念したアニメ『ここさけ』盤の合計5種類となっています。
こういった店頭販売CDのセールス予測するため、取り敢えず、過去のデータを見てみましょう。
(表6) 乃木坂46歴代シングルに関する、発売第1週のオリコン調べ売り上げ枚数、いわゆる「初動」の推移とその内訳
凡例
シングル番号 : オリコン初動 (店頭販売第1週売り上げ+特定販売第1週売り上げ) [現在の累計] 発売日「タイトル」
# 売り上げ枚数は全て「万枚」単位で、小数点以下2桁目を四捨五入
# 「店頭販売第1週売り上げ」は、サウンドスキャンTOP20を使って、全タイプの店頭販売CDについて合計したもの。TOP20に初回限定盤しかランクインしていないときは、それらの合計枚数の4%を通常盤売り上げ、4.5%をアニメ盤売り上げと推測して、全タイプの合計を求めている
#「特定販売第1週売り上げ」は、オリコン初動から店頭販売第1週売り上げを引いたもの。forTUNE music を通した売り上げ枚数に等しく、個別握手会によるCDセールスと見なすことが出来る。
#「現在の累計」は、2015年10月26日付[10/12(月)~10/18(日)]までの、オリコン週間ランキングによる売り上げ枚数の単純累計。200位以内に入った週の数字を足し合わせている。
01枚目 : 13.6 (08.3+05.3) [21.4] 2012/02/22「ぐるぐるカーテン」
02枚目 : 15.6 (07.3+08.2) [22.5] 2012/05/02「おいでシャンプー」
03枚目 : 18.7 (06.1+12.6) [24.5] 2012/08/22「走れ!Bicycle」
04枚目 : 23.3 (06.6+16.7) [31.3] 2012/12/19「制服のマネキン」
05枚目 : 24.2 (07.2+17.0) [31.8] 2013/03/13「君の名は希望」
06枚目 : 33.7 (09.7+24.0) [45.9] 2013/07/03「ガールズルール」
07枚目 : 39.5 (09.0+30.5) [51.6] 2013/11/27「バレッタ」
08枚目 : 45.8 (11.8+34.0) [54.7] 2014/04/02「気づいたら片想い」
09枚目 : 42.2 (11.0+31.1) [52.7] 2014/07/09「夏のFree&Easy」
10枚目 : 47.9 (11.7+36.2) [61.9] 2014/10/08「何度目の青空か?」
11枚目 : 50.0 (15.0+35.0) [62.0] 2015/03/18「命は美しい」
12枚目 : 60.9 (15.5+SE盤04.0+41.4) [67.5] 2015/07/22「太陽ノック」
13枚目 : ?? (??+??) 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
店頭販売CDの売り上げ枚数は、8枚目「気づいたら片想い」から10枚目「何度目の青空か?」まで11万台を推移していましたが、11枚目「命は美しい」で15.0万枚に跳ね上がます。
12枚目の15.5万枚は、サウンドスキャンがセブンイレブン販売分を算入してないと仮定して求めた数字で、従来より大きな誤差を見込む必要はありますが、11枚目で15万台に入った流れを考えると、それほど外していないと考えています。
「太陽ノック」初動再分析、SE販売分はSSに入らず、初回限定盤セールスが前作越えした可能性 [12Aug15]
この流れからすると、13枚目の店頭販売も、初回限定盤プラス通常盤で15万枚が考える目安になります。
「ここさけ」盤は、税込み価格が1404円で、初回限定盤1650円と通常盤1050円の中間に位置しています。
「心が叫びたがってるんだ。」キャラクターカードが1枚、全4種からランダム封入されています。
この映画は若い女性の共感を呼びやすい物語で、そういった層の購買行動が鍵を握ると思いますが、男性ファンが多いであろう「ラブライブ」ならともかく、「ここさけ」でキャラクターカードのコンプリートを目指すファンがどれくらいいるのか、ちょっと疑問を感じます(笑)。
ただ、「ここさけ」盤には、全国握手会券も入っていて、これは気になる特典です。
というのも、初回限定盤より価格が低いので、全国握手会券を安く手に入れることが出来、そこに、「ここさけ」のキャラクターカードが付いている。
転売目的で購入する場合、非常に売りやすい商品の筈で、大量購入を目論む人が出てくるかもしれない(笑)。
11枚目「命は美しい」通常盤のサウンドスキャン第1週は6千枚弱で、何の特典もなく、映像作品もなければ、5千枚程度という感じでしょうか。
「ここさけ」盤は通常盤より値段が高いけど、初回限定盤より安く全国握手会参加券が手に入り、キャラクターカードが付いて転売しやすいことから、5千枚を遥かに越えても不思議ではないと思います。
初回限定盤のアピールポイントは、12枚目の特典映像がペアPVだったものを、個人PVに戻したことで、「推し」の作品が収録されている盤は買うというファンは多いかもしれません。
一方、「ここさけ」ファンで、乃木坂の曲に興味を持った方は、CDを買うより、ダウンロードして手に入れる可能性が高く、アニメファンが、店頭販売セールスを押し上げるような形には、なりづらい気がします。
店頭販売の場合、完売表のような、セールスを予測する決定的な資料がないので、最終的には勘に頼らざるを得ないけど、以上の論点を踏まえて、初回限定盤プラス通常盤が16万枚、「ここさけ」盤が1万枚として、合計17万枚あたりでどうでしょう(笑)。
13枚目初回限定盤の個人PVに関して、運営は「素晴らしいクリエイターが腕によりをかけた傑作揃い」といった雰囲気を作ろうとしているけど(笑)、玉石混淆の作品群で、出来不出来は、観る人の好き嫌いに左右されることは、多くのファンがよく分かっていると思います。
また、舞台『すべての犬は天国へ行く』が初日を迎えながら、ソールドアウトせず、当日券を売っていたことからも、ライブならともかく、ドラマ系の作品に惹かれる乃木坂ファンがそれほど多いようには見えません。
過去のシングルを見ても、個人PVが初回限定盤のセールスを大きくアップしたと感じるケースは、あまり思い当たらない。
例えば、6枚目「ガールズルール」は、5枚目「君の名は希望」まで収録していた個人PVではなく、舞台『16人のプリンシパル』のダイジェストや「運動会」などを特典映像にしていますが、(表6)に示されるように、店頭販売は5枚目7.2万枚から6枚目9.7万枚と、大きく伸びています。
個人PV はファンからの評判は良いのだけど、CDセールスを押し上げる効果にはやや疑問符が付いて、売り上げとなると、やはり全国握手会とミニライブの魅力が中心になるんじゃないでしょうか。
ただ、一線のクリエーターと仕事をすることで、メンバーが大きく成長するので、CDセールスへの効果云々にこだわらず、個人PVは、今後もぜひ続けて欲しいですね。
一方、売り上げを左右すると考えられる全国握手会ですが、13枚目は、以下のように、かなり先の開催なので、発売後すぐにCDを買って、参加券を用意する必要はない。
2015年10月28日(水) 13枚目シングルのCD発売
2015年12月26日(土) 13枚目第1回全国握手会 in ポートメッセなごや
2016年01月10日(日) 13枚目第2回全国握手会 in 幕張メッセ
2016年02月27日(土) 13枚目第3回全国握手会 in 京都パルスプラザ
こういったマイナス要素を考慮すると、初回限定盤プラス通常盤は11枚目、12枚目とあまり変わらない16万枚あたりかなと。
さて、店頭販売セールスは読み切れない部分が多いので、下限と上限を考えた方がいい。
まあ、どんなに低調でも、店頭販売5種の合計が13万枚を割り込むなんてことは、ちょっと考えられない、というか考えたくない(笑)。
逆に上限は、18万枚を越えるとなると、(表6)から考えて、1段階上の店頭販売に入って、AKB48の41枚目「ハロウィン・ナイト」の店頭第1週16.1万枚を完全に抜き去ることになります。
ヒット曲のない乃木坂に関して、ヒット曲を多数持っている国民的アイドル、しかも公式ライバルの売り上げを越えるなんて予想は、まだまだおこがましい話なので、大人しく18万枚くらいにしておきましょう(笑)。
つまり、17万枚を本命に、下限が13万枚、上限が18万枚ということです。
オリコン初動に流し込む個別握手会分は、44万枚を中心に43万枚から45万枚の間なので、店頭販売分と併せると、もっとも確率の高い初動は61万枚で、56万枚から63万枚の範囲という予想になります。
予測
13枚目 : 61.0 [56.0~63.0] (17.0+44.0) 2015/10/28「今、話したい誰かがいる」
前作12枚目初動は60.9万枚なので、前作と同じレベルになる可能性が高いという読みですね。
個別握手会は12枚目でも、飽和状態だったので、枚数的にあまり伸びる余地がない。
加えて、ライブ券を付けて売ったセブンイレブン限定盤の4万枚が、13枚目ではなくなるので、前作越えを目指すには、実は、もともと厳しい条件なんですね。
そういった状況の中、もし前作並みの初動61万枚を達成出来れば、乃木坂のCDセールスは、非常に強力だと考えていいんじゃないでしょうか。
個別握手会分の44万枚は、比較的に堅い数字だと思うので、前作を越えるためには、店頭販売分として17万枚以上が必要になります。
つまり、店頭販売で17万枚を突破すれば、前作を上回り、歴代最高初動を達成する可能性が高くなる。
そして、それは、AKB48が2ヶ月前に発売したシングルの店頭販売を上回ることを意味します。
13枚目「今、話したい誰かがいる」の初動、そして乃木坂46が、どこまで行くのか。
答えは来週後半に判明するでしょう。
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// 乃木坂メンバーが関わる映画・舞台・テレビ番組
[映画] 『心が叫びたがっているんだ。』が9月19日(土)から全国ロードショー
乃木坂46が主題歌「今、話したい誰かがいる」を担当。9月24日(木)深夜に、フジテレビ関東ローカルが、西野七瀬と深川麻衣が出演する記念番組を放送。
映画『心が叫びたがっているんだ。』の公式サイト
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7月18日14:18 星野みなみ
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