kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

『資本論』から。

2016-02-24 21:25:20 | kaeruの『資本論』

   今日の資本論の講読会は報告担当でしたので、付け焼刃に目を通しメモをして出かけました。でも時間の半分ぐらいが細川逮捕からはじまって葉山町の有権者気質?や問題のアレコレで費やされてしまいました。

   少し前の町議会議員選挙でも若い新人がトップ当選して任期中に自己都合で辞めています。若くてイケメンで弁舌さわやかであれば、ひかれてしまうのか!とロートルたちは難しい資本論を脇に置いて真剣に話し込み、報告時間が少なくなりました。こちらの準備不足がカバーされたのです。

   それもあって強調すべき「第22章第3節(節欲説)」の「資本主義的生産様式の “過度的必然性とは……” という部分が曖昧になってしまいました。

『資本論』本文では、

【資本家は、人格化された資本である限りにおいてのみ、一つの歴史的価値をもち、~歴史的存在権をもつ。その限りでのみ、彼自身の過度的な必然性が、資本主義的生産様式の過度的な必然性のうちに含まれる。しかし、その限りではまた、使用価値と享受ではなく、交換価値とその増殖とが、彼の推進的動機である。価値増殖の狂信者として、彼は容赦なく人類を強制して、生産のために生産させ、それゆえ社会的生産諸力を発展させ、そして各個人を完全で自由な発展を基本原理とする、より高度な社会形態の唯一の現実的土台地なりうる物質的生産諸条件を創造させる。】

【資本家の…絶対的な致富衝動(は)、社会的機構の作用なのであって、この機構のなかでは彼は一個の動輪にすぎない。そのうえ、資本主義の発展は、一つの産業的企業に投下される資本が絶えず増大することを必然化し、そして競争は個々の資本家にたいして、資本主義的生産様式の内在的諸法則を外的な強制法則として押しつける。競争は資本家に強制して、彼の資本を維持するためには絶えず資本を拡大させるのであるが、彼は累進的蓄積によってのみそれを拡大することができる。】

となっているのですが、私はここの部分を不破さんの『代々木資本論ゼミ』の解説抜きにはとても理解できませんでした。

不破さんの解説によると、

【この文章は、資本主義的生産様式が「生産のための生産」を内在的法則として、そのことによって、より高度な社会形態(共産主義社会)の物質的諸条件をつくりだし、人類史の上で与えられた過度的役割をはたすことを、マルクス自身の言葉で叙述した古典的な文章です。~人類史における資本主義の歴史的な作用・役割が問題になるときには、この文章に何度でも立ち返って研究してほしい、と思います。】


近藤議員HPより。

2016-02-24 20:05:08 | 葉山そして人

近藤昇一のかけある記 

23日、細川議員に対する「辞職勧告決議」が全会一致で可決され、午後から国選弁護人の牧野弁護士と面会し、「辞職勧告決議」を本人に渡すように依頼しました。

また、25日には議員報酬の支払い停止の条例改正することも伝えるよう依頼しました。

さらに、議員職を辞して、人としてやり直してほしい旨を伝えるよう依頼しました。