番組はここのクリックで 「てんがらもんラジオ」191回 ゲスト 合原千尋さん
この番組を視聴し終わったあと「もうちょと 気張ってみましょかい」の声がいつにもなく耳に残っていました。番組の節目節目で聴かれる言葉ですが、今回のゲスト合原千尋さんが語っていた「終活」を一言でいうとこの言葉になるのではと思いました。
「終活」 という言葉です、番組で村永さんがパソコンで変換出来ないと言っていましたが平成21年2009年につくり出された言葉だそうで、まだ手元の国語辞典に出てきません。就職活動を意味する就活は国語辞典にも出てきますが。
それでは終活はどういう「活動」か、国語辞典と違って「検索」すると出てきます。まず葬式の準備とか相続問題など死去に伴うことへの準備活動という意味合いです。しかし、それだけでは今回の番組から「気張ってみましょかい」の気持ちにはなりません。
35歳の合原さんが行政書士の立場から言わんとしたことは、それらを準備して安心して今日を楽しく生きてもらいたい、終焉を見つめ自分らしく笑顔で暮らしてもらいたいという思いです。そういう思いからみてショックを受けたことがあります。60歳70歳くらいの方に何かやりたい事があるかと問いかけてみて「やりたい事がない、やりたくない事もない」という返事です。それまでの人生で我慢に我慢を重ねてきて気力が失せてしまったのか、そういう人に自分らしく生きてもらうためにやれる事は全部やる!と熱く語ってくれました。
その合原さんの話に平均年齢70歳をこえるレギラーの言う「もうちょと 気張ってみましょかい」が重なります。「もうちょっと」をこれから何年間と置いたとき、その期間「気張ってみましょかい」とは「自分を失わずに生きよう」という呼びかけとも聞こえてきたのです。あわせてそういう人生の価値観を広げる仲間づくりが「地域力」といえるのではないかとも思いました。
最後に合原さんのブログを見てみました。ここです、 http://ameblo.jp/wwtk/