ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

埼玉県動物指導センターを見学会

2014-06-14 09:58:17 | 諸々

昨日13日(金)、埼玉県動物指導センターに見学に行ってきました。
彩の国愛護推進員としても、またいち飼い主としても一度は見学させて頂きたいと思っていた地元のセンターです。
職員さん、お忙しい中貴重なお時間を割いて下さってありがとうございました。


見学会後、みんなで食べたランチ♪

今まで神奈川県、茨城県、そして東京の動物指導センター(名称はそれぞれ少しずつ違います)の見学会に参加させて頂きましたが、自分が住む地域のセンターを見学させて頂くのは今回が初めてでした。

業務の説明をして下さった職員の方の様子からは、動物達にとても愛情を注いでらっしゃることが伝わってきました。
レクチャーの中でおっしゃっていましたが、やはり埼玉県も他県と同様猫の殺処分数(特に仔猫の持ち込み)がなかなか減らないということ。職員の方もそこがお悩みの様でした。

生きている動物を処分して下さいと他人に頼む行為・・・。
そういうものがどこから発現してくるのだろうかと考えると途方にくれそうになりますが、途方にくれても仕方がありません。人に言われて正せる、というものでないと思うので、まずは届く人に届くように発信すること、そうやって地道に環境を変えていくこと、そして見て納得して頂ける自分をつくることをがんばらなければと思いました。

職員の方のお話しからは、持ち込まれる動物達と持ち込む人との間の様々な問題と長年向き合ってこられたご苦労がうかがえ、頭が下がる思いでした。

人間っていつからこんなに動物に寛容でなくなってしまったのでしょうね。
でもよく考えるとそれは動物に対してだけではないですね。人間同士も、です。
だからまずは人間同士がお互いに安心できる存在にならなくては何事も良い方向へ進まないのかなあと考えさせられました。そしてその為にまず自分がどうあるべきか。それは普段参加させて頂いているお散歩トレーニングの場でも勉強していることです。せっかく勉強していることをどこででもどんな時にも体現できているだろうか。そんなことを意識しながらまた一歩踏み出せたらいいなと思ったセンター見学会でした。

施設見学の最後に慰霊碑に向かって順番に手を合わせてきました。
慰霊碑の前に立つといつも何とも言えない気持ちになります。処分された動物達と、それをしなくてはならない職員の方の気持ちを思うといたたまれなくなります。こんなことがなくなるように私もがんばらなくては。

貴重な時間を割いてお話しして下さった職員の方、そしてご一緒した皆様、ありがとうございました!
今回初めてセンター見学に参加されたみなさんも、一歩を踏み出して下さってありがとうございました!次の一歩につながるといいですね。私も頑張ります!

 



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