2013年もあと数時間で終わりですね。
昨日書きかけていた記事が今朝消えていて、衝撃の大晦日です。^^;
朝んぽの林♪
今年は、チャーリードッグスクールの遠方の散トレに参加させて頂いたり、ルビー抜きでの単独参加をさせて頂いたり、また、CDS以外の外部セミナーに参加させて頂いたりと、とっても新鮮で有意義な体験が出来た年でした。犬達にちゃんと還元できるようにならなくてはですね。
また、彩の国愛護推進員にも任命され、ブログや地域新聞で愛護についての啓発活動を自分なりに頑張ってきました。来年は今年とは違ったアプローチでの推進員の活動も出来たらいいなと思っています。
チャーリードッグスクールでは、古典的条件付けの大切さ、重要性をこの一年をかけて勉強してきました。
”古典的条件付け”とか”吠える犬は悪い犬?”とか・・・
そういう言葉を聞いた時、犬の事に留まらず自分の幼いころの記憶がよみがえる事があります。
その幼い頃の記憶の一つに、”タケノコ堀り騒動”というのがありまして、^^;私が小学校に上がるか上がらないかの頃、千葉の祖母の家にタケノコ掘りに行ったのですが、雨の後で地面がぬかるんでいたので長靴を履かされました。その長靴は、従妹のお兄ちゃんが小さい頃に使っていた古いもので、靴箱の奥の方に長い間しまいっぱなしになっていた長靴でした。靴箱もクモの巣が掛かっていたりして、この状態じゃあ靴の中にも何か住んでいてもおかしくない、ということで、母に手を突っ込んで確認してもらって何も入っていないことを確認した上でそれを履いてタケノコ堀に出かけました。
で、タケノコの堀りがどんなだったか記憶にはないのですが^^;、帰ってきて玄関に座って長靴を脱いだ瞬間、出てきたんですね~~~。
何が?
蜘蛛が!Σ(°д°lll)ガーン!
私の足と一緒に・・・!!orz
それを見た途端、私は大泣きでした。
母は「あらあらごめんね~大丈夫よ~」という感じでしたが。
私がどうして泣いたのか、想像できる方はいますか?
クモが怖かったのね、と思う方が多いかもしれません。
でも私が泣いた理由はクモが怖かったからではなく、母がきちんと長靴の中を確認してくれなかった事に対しての怒りだったのです。^^;;;;
なので今でも私は昆虫や節足動物が子供の頃と同じように好きなままです。母がクモを怖がらなかったのも良かったのかもしれません。(クモに対してネガティブな古典的条件付けがされなかった。)
・・・と、別に大晦日にしなくてもいい話だよね~、と突っ込まれそうな話をしてみました。^^;
人が泣く理由って、本当に人それぞれですよね。だから犬が吠える理由だって犬それぞれなんだろうなあなんて思います。
かといって、ワンコさんが吠えている理由を感じとる事は私はまだまだ苦手なのですが。^^;来年以降の課題ですね。
「今年もありがとうございました!」 by ルビー
こんな風に、犬の勉強をしていると、ある部分が自分と(人間と)重なる事が多々あります。それがまさに古典的条件付けの部分なのです。犬も感情の動物・・・好き、嫌い、楽しい、悲しい、嬉しい、怖いなど、そういう生きものすべてが持っている古い脳に携わる部分って、犬も人間も一緒なんだなあとつくづく感じた一年でした。だから私達人間は、もっと犬の感情を思いやる必要があるのではないかなと。
こんな事、ルビーを迎えなければ思い出さなかった出来事かもしれません。ルビーを迎えて人間としての自分を強く意識するようになると、必ず思い出すのが「動物感覚 」(テンプル・グランディン)の中のアボリジニの言葉”犬のおかげで人間になれる”という言葉です。
犬のおかげで人間になれる・・・
犬のおかげで人間としてどうありたいかを考える。
そしてそれは新しい自分を作る、という事でもあるので、
犬のおかげで新しい自分に会える。
そんな感じです。
「来年もどうぞよろしく!」 by チニタ
そしてそんな風に前向きに考えられるのは、やっぱり一緒に勉強するお仲間さんの姿があってこそだなあと感じた一年でした。
各地でがんばるCDSのお仲間さん、座学でお会いするお仲間さん、ブログを読ませて頂いてる方々、お散歩部や勉強会で一緒に歩いたり語り合ったりできる仲間達。
様々ある犬のトレーニングの中で、チャーリードッグスクールの基本理念ともいえる”叱らない”を貫きながら、これからも更に犬の心を救う人道的なトレーニングを学びたい!そういう想いのお仲間さんと共に歩けてとても幸せです。
みなさん、この一年大変お世話になりました。本当にありがとうございました!
まだまだ未熟な私ですが、来年も出来る範囲で出来る事を自分なりにがんばりたいと思いますので、みなさま、どうぞよろしくお願い致します!