ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

HappyCatさんで『猫学』を受講しました♪(1)

2015-07-09 21:31:34 | 猫の勉強

昨年から今年の春にかけて、HappyCatさん(坂崎先生) で『猫学』を学んできました。

「動物行動学」「獣医学」「行動分析学」的な視点から、イエネコについて、また伴侶動物と呼ばれる彼らと共に幸せに暮らす為にはどうしたらよいか?という事を学ばせて頂きました。
どんな事を学ばせて頂いたか、私の理解の範囲内で書いてみたいと思います。

現在の猫達の生活は”完全室内飼い”が推奨されている場合が多いかと思います。
我が家は微妙な都会の^^;マンション住まいなので、やはり完全室内飼いで猫のチニタと暮らしています。

完全室内飼育のメリットとしては、交通事故に合わせないで済む事や健康管理をしっかりしてあげられることが挙げられるかと思います。
何をどのくらい食べたか、そしてどの位をどんな状態で出したか^^;(排泄)をチェックすることができますもんね。

完全室内飼育のデメリットとしては、猫達が本来暮らしている戸外の環境に比べ、刺激が圧倒的に少ないということが上げられると思います。また十分に体を動かせるスペースや住環境も、私達飼い主が整えてあげない限りかなり限られたものになってきてしまうことが挙げられるのではないでしょうか。
そんな限られた条件下で、犬よりも野性が残っていると言われる彼らの欲(主に狩猟欲)や好奇心を満たしてあげることや、環境を整えてあげる事の大切さを学ばせて頂きました。

猫の飼育環境として、部屋の中に高低差をつけてあげることが大切であることは、沢山の人が知るようになってきたと思います。我が家も先代フーラの時に比べ、チニタの住んでいる環境は大分改善されてきたと感じています。


まずPC部屋の本棚の上に上れるようにしました。
私が仕事中よくここで寛いでいます。


リビングを一周できるキャットウォークを制作中。まだ途中です。^^;
隠れる場所も作りたい。
事故に気をつけないとね。

 

と・・・飼育環境のお話しをしていていつも頭に浮かぶのが・・・

猫は人間の言葉を喋らないので不満や不平を言いません。更にこちらの言っている言葉も理解しないので、
「これはやらないでね」
と言っても理解できません。

でも例えば飼い主がして欲しくない所で排泄をしてしまう場合、飼い主側としては
「どうしてここでするの!( ;∀;)」
と思うかもしれませんが、実は困っていたり心地悪さを感じているのは猫の方だよね~^^;ということ。
例えばトイレの砂の粒の大きさが好きじゃないとか、トイレの場所が寒くて嫌だとか、蓋がついてるトイレは嫌だとか小さ過ぎるとか。

実は我が家のチニタも布団やクッションで排泄をしてしまう事がありました。
そこでトイレのフタを取り、砂を細かめのものを多めに混ぜてあげたところ、粗相が無くなったんですね。^^;
よく考えてみれば、猫達のウン様って小さい頃公園の砂場に沢山あったな。^^;小学校3年生の時初めて迎えたミーコのトイレは正真正銘の砂でしたし。
坂崎先生のところで「猫は細かい砂の方が好き」と言われて、そんな記憶が甦ってきたのでした。そしてトイレのフタは人間の為のもので、猫からしたら好きな子はあまりいないということも、改めて考えて「そうだよね~」と。^^;
だって、お外の猫達、だだっ広い駐車場のど真ん中とか、上で上げたような砂場とか、辺りが見渡せるような場所で排泄してますもんね。

それから、研いで欲しくないところで爪とぎされるとかも良くあるお悩みかもしれません。
猫は横向き縦向き両方の爪とぎが必要で、爪とぎって鞘をとる為以外に縦型のものにする爪とぎは”マーキング”の意味もあるので、欲を満たすという意味でも両方の形の爪とぎを用意してあげたいですよね。
”猫にとって”気持ちの良い環境を、出来る範囲内で最大限に整えてあげたいなあと思いました。

長くなりそうなので続きます。


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