ルビーとフーラは犬と猫

愛犬ルビーと愛猫チニタ。罰や「NO!(ダメ)」を一切使わず彼らと楽しく暮らす為の勉強をしています。

つくばお散歩トレーニング

2012-04-27 12:57:05 | ルビーとのトレーニング

先週の4/21土曜日、お仲間さんの車に乗せて頂いて、
チャーリーママさんのつくばでのお散歩トレーニングに参加してきました。
今回はルビーは連れて行かず、飼い主のみ参加しました。

他の場所でのお散歩トレーニングってどんな感じなんだろう?
という興味と緊張(ナイーブさんなので!)が入り混じった気持ちで到着したその場所は、
お~~・・・なんて言うんでしょう?
とても活気に満ちていました。

草原が広がる『ザ・関東平野!』という雰囲気の秋ヶ瀬と違って、
木々にに囲まれた広場がぽつぽつ・・・と言った雰囲気のつくばの森。
小さめの広場が、いちいち森に守られているような優しい雰囲気の場所でした。

普段は駐車場で自己紹介するそうなのですが、この日は少し歩いた場所にある広場で自己紹介。
広場の両脇に低めの花木があって、そして集まったみなさんの雰囲気なのでしょうか、
物凄く柔らかくて温かい、とても不思議な空気が流れていました。
そして飼い主さんのリラックス度がハンパないな~・・・と密かに感じていました。

もちろん、ガウガウしてしまうワンコさんの飼い主さんはお悩みをお持ちでしょうし、
皆さんそれぞれに飼育上の悩み・疑問などを持ってこちらに集っていらっしゃるのですが、
不思議とホワーンとした空気。
飼い主さんのプラスの緊張感や前向きな姿勢、
そしてワンコさんがガウっても「NO!」という大声などで罰を与えない。
「NO!」を使わない対処法を一生懸命学ぼうとする空気。
更にそれを自然とサポートする雰囲気。
だからかな~・・・などと考えていました。
(あんなに沢山のワンコさんがいる中で「NO!」なんて大声出したら
他のワンコさんも警戒心から吠えたり怯えたりしちゃいそうです。
そしてホワーンとした空気は一転ピキピキの緊張感の場へ・・・。
みたいな^^;)

ワンコさんと飼い主さん同士がワラワラと一緒にお散歩をする「お散歩トレーニング」という環境トレーニング。
トレーナーさんが居ながらにして行われているこの形態のトレーニングは、
日本では他に聞いた事がありません。
私は今物凄く貴重な体験をさせて頂いているのではないかと、
改めて感謝の気持ちが沸いてくるのでした。

そして自己紹介後のチャーリーママさんのインターセプトについてのお話。

「インターセプトというのは意識の遮断をする事なので、
犬の名前を呼ぶ、というのも実はインターセプト、という事になります」

そこで私の電球が1つピカーン!となりました。
この後、ピカーン!の内容をチャーリーママさんに確認し、
また1つルビーへの対応の仕方を整理する事が出来たのでした。
あ~~すっきり!

自己紹介後、また少し歩いてさらに奥の広場へ向かいました。

皆さんそれぞれに動いて、リラックスしたりチャーリーママさんに質問をしに行ったり、
物凄い活気がありつつも、空気はホワーン・・・
本当に不思議な空間でした。

『犬と人の楽園』みたいな雰囲気だったつくばお散歩トレーニング・・・。
この雰囲気や犬と人との関係が、当たり前のようになる日が来るといいな~、
そんな事を感じた一日でした。

参加された皆様、幹事の方、連れて行ってくれたお仲間さん、そしてチャーリーママさん、
貴重な体験をさせて頂いてありがとうございました!


気づき・・・能面編^^;

2012-04-19 13:44:27 | ルビーの日常
能面の話の前に・・・
前回のエントリーで「ルビーが幸せになる為には」と書きましたが、
彼女は今不幸なわけではありません。
「今以上に幸せにしたい」
そういう意味で書きました。^^;
 
なんというか、可愛そうとかそういう感覚でルビーを見ているとしたら、
それこそ彼女を見ていない事になるし失礼な事だと思うので、
自分の為にも一応メモ。
 
 
で、能面のお話しです。
秋ヶ瀬散トレの自己紹介後のチャーリーママさんのお話で、
ワンコさんにとっては人間の無表情の能面の様な顔は怒ってるように見えてしまう、
という内容のお話しがチラッとありました。
(あ、これワンコさんじゃなくても人間でもそうですね。^^;)
 
私・・・
小さい頃から「怒ってるの?」と言われるほどの能面顔でした・・・。
それは何十年経った今でもかなり名残があって、
真剣になればなるほど能面顔になってしまうのですよね・・・トホホ~。
というよりデフォルトが怒り顔、ちょっと頑張ってやっと能面だよーうう・・・。(泣)

笑顔じゃないとせっかくルビーを褒めても伝わらないよ~私!
そう、多分私の”褒め”はうまくルビーに伝わっていない可能性大。
などと考えながらお散歩していたら、私と反対の人に遭遇しました。
出会ったのはパピヨンの女の子とその飼い主さん。
ルビーもその子もお互いに興味を持った感じがしたのでリードを緩めて様子を見ていたら
 
「ほらミミちゃん(仮名)、こんにちは♪って」
と言いながら、飼い主さん笑顔でリードをグィーッグィーッ!!と。
(表情と行動が正反対だからなんだか怖いよお~~!!・異様な感じがしてという意味です・・すみません・・・
 
ミミちゃんは嫌がって後ずさってしまいました。
無理しなくてもいいんですよ~、とお伝えしたあとお別れしましたが、
本当はもっと的を得た気の効いた言葉(ミミちゃんにも飼い主さんにも)があったのかも・・・と考えてしまった。
初対面の方に
「(ワンコも)リード引かれたら苦しいので緩めてあげてください」
って言っても大丈夫なものなのだろうか・・・。
あ、笑顔なら大丈夫なのかも!
笑顔って大事・・・。
 
と話それましたが、
笑いながらリードを引くその方と、
能面顔でおりこうさんという自分が裏返し状態で重なった今日のお散歩でした。
 
笑顔でいこう笑顔で!

気づき・・・過干渉編 ^^;

2012-04-16 15:03:39 | ルビーの日常
この週末ずっと考えていた事。
 
先日の秋ヶ瀬お散歩トレーニングの際、
チャーリーママさんにいくつか質問させて頂いた中で、
私のルビーに対する対応の中で
「それはちょっと過干渉気味かな」とご指摘を頂いた場面がいくつかありました。

新芽が可愛い季節がやってまいりました

過干渉。
これは実は私にとってのキーワードで、
なんとか自分の中からなくしたい習性の一つなのです。

「過干渉」って、干渉される側への押し付けというか、
はっきり言って余計なお世話的な^^;・・・ある意味依存とも似てるかもしれません。
これはやられる方にとってはかなりストレスで失礼な事である事を経験上^^;
わかっているつもりです。
例えば親子の間であれば、
親が子供の本当の姿や可能性を理解していない、認めていないという事になると思うし、
子供は自尊心が傷つけられます。不安定にもなります。

私は自分の中にそういう過干渉気味な要素がある事に気付いていて、
その中には”弱さ”も含まれているような気がしています。
それによって本当のルビーの姿を見誤ったり、間違った対応をしたり、
それをずっと続けたり、という事をなんとかやめたいと思っています。

思っています・・・。
 
思っているのですが~・・・
困ったことに自分のどの行動がそれであるかがわからない事が多いのです~・・・。orz

だからルビーとのトレーニングで「それは過干渉気味な行動です」と教えていただくと、
ヒエ~!と拒絶反応を起こしそうになる反面、
これもか!ああこれもなのね!
と、気付く事ができるのが心底ありがい事だと感じています。
こんなこと、ルビーを迎えてチャーリーママさんのトレーニングに参加しなければ
教えていただけなかった事です。感謝してもしきれません。
 
 
ルビーの本当の姿を見る目を曇らせるから、
なんとか私の中から取り除きたい習性のひとつなのです。
ルビーが幸せになる為には私が変わらなければいけないのです。
 
そんなことを再確認した週末なのでした。

秋ヶ瀬公園お散歩トレーニング(12)

2012-04-14 00:54:26 | ルビーとのトレーニング

チャーリーママさんの、「秋ヶ瀬公園お散歩トレーニング」に行ってまいりました。
先月と打って変わって強い陽射し。

(今回もまた写真少な目です。余裕がなくて~・・・。
マメに写真撮ってらっしゃるみなさん、尊敬いたします。)

駐車場わきのちょっとした広場で自己紹介してから歩きました。
(今日はなんだかいつにも増して声がでなかった・・・
聞き取りづらくて皆さんすみませんでした。)


(4月の秋ヶ瀬公園は、去年もそうでしたがとっても美しいです。
秋ヶ瀬公園だけでこの美しさなのだから、地球全体いったいどんだけ美しいのだー!
と思ってしまうのは私だけ?^^;)

今回もやはり普段通りにはやっぱりなかなか行かなくて、
”止める”に意識が行き過ぎた私、リード緩める余裕があまりなかった・・・。
さすがのルビーもイラっとしたのではなかろうかと反省。

歩いている途中で、
他のワンコさんを追い越す時の、
体の入れ方を伺いました。
(追い越したりすれ違ったりする時には、ワンコさん同士の間に飼い主さんが入るようにしてすれ違うようにします。
そうすると、ワンコさん同士の警戒心が高まりにくくなります。)

私は、ターゲットになる意味も含めてルビーの前に出て視界に入って誘導しながら他のワンコさんとの間に体を入れる、
というようにしていたのですが、
ルビーにとっては一々前を通られると「それ必要ないな」とイラっとされてしまう可能性あり。
とのこと。
そうなるといざインターセプトしたいときに「イラッ(ルビーは吠えたり噛んだりはしません、多分無視される)」とされてしまうので、
ルビーの場合は後ろからでOK。
という事でした。
この「ルビーの場合」というのが鍵なのです~。
私はもっと”ルビーの場合”の色んな物事を整理していく必要があるんじゃないかな、
と今回は強く感じました。
(「あたりまえだろー」という声が聞えたような気がする・・・。^^;)
 

広場についたら今日はトレーニング前にチャーリーママさんのお話を聞きました。

チャーリーママさんのお話は、
犬のトレーニングにまだまだ「NO!」を使うものが多いのはなぜか。
また本当に「NO!」は必要ですか?
「NO!」は飼い主側としては楽な方法かもしれないけれど、
そればかり言われる犬の方は(いう事を聞くようになる子もいるだろうけれど)
幸せだろうか?
という様な内容でした(と理解しています。)

お散歩トレーニングの様なものを”環境トレーニング”というらしいのですが、
チャーリーママさんのお散歩トレーニングでは
飼い主さんはひたすら正解(良い行動)をマークする事に集中します。

もしガウってしまった場合などには、
あらかじめ”良い事”と対提示させた”名前”を穏やかビーム満載で呼ぶことでワンコさんを我に返し、
我に返った瞬間をマーク(褒める)です。

そういった叱りのない、
”犬達にとっても飼い主さんにとっても”心穏やかでいられる
お散歩トレーニングという環境トレーニングの場は、
この日本では特に貴重なもので、
そんなトレーニングに参加させていただけている事、
本当に感謝しています。

もっともっと沢山の人が、
叱らずに”正解を与えることで犬を導く”という方法が
犬にとっても飼い主にとっても幸せな方法であることに気付いて下さるといいなと、
心からそう思います。

 
それからかなり長い間勘違いモードで皆さんにご迷惑おかけしていたなと感じる事が個人的にあって、
でもその間私に「NO!」を言わずにいて下さったみなさんに心から感謝しています。
参加されている皆さんの忍耐と寛容さに本当に救われています。
飼い主が救われる場だからこそ、ワンコさん達も救われるのだろうことを
身をもって体験させていただいています。本当にありがとうございます。
(う~でもまだ何かKY行動してるような気がするんですよね・・・大丈夫かな私う~んう~ん・・・)

その後今日やったトレーニング的なものは、
マズルコントロールチックな「手わっかマグネット」←勝手に命名。
あと、頭を動かす為の通常のマグネットの時に、
おやつを食べようとしてパクパクしちゃう子の為の手の向きの説明、など。

 
その後の自由時間にチャーリーママさんに伺ったのは、
吠え吠えワンコさんとルビーとの間に立っている時の私の体の向きをお聞きしました。

丁度ヴィクター君が
「僕が吠え吠えワンコさんの役をやってあげるよ~」(笑)
という感じで私の右斜め後ろから顔を出してくれて、ルビーは反対側の私の左側へ。
(出来の悪いニンゲンにワンコさんが協力してくれるの図^^;)

すると
「そんな感じがベストです」(ヴィクター君ご協力ありがとう!)
という事でした。そしてルビーの場合は(自分で対処=嫌な時は吠え返したりせず逃げる事ができる)ので、
リードは緩めてあげましょう。と。
私、数ヶ月前までリードゆるゆるだったのに、また緩めるの忘れてるし。orz

ルビーが自由に動けるようにした方がいい状況の時はゆるめてあげないと、
またひとつボタン掛け違ってしまうよ~。

あ、それから、「車庫入れ」という技(?)をハク母さんがチャーリーママさんに教わっているのを見て、やってみました。
マグネットで誘導するのですが、これダックスだと姿勢がつらいよ~ん!(笑)
体の柔らかさには多少の自信があるんですけど、柔らかさというより筋肉が辛いのか・・な?
車庫入れ、興味がある方はチャーリーママさんに伺ってみて下さいませ。

と、またまた盛りだくさん(反省点も盛り沢山)の多いトレーニングになりましたが、
色んな方とお話しして、動いて笑って、今回もやっぱり楽しいお散歩トレーニングなのでした♪
 
チャーリーママさん、いつも遠くまでお越しいただいてありがとうございます。
ご一緒させていただいた皆様も楽しいひと時をありがとうございました!

「のうだま―やる気の秘密」に書いてあった事

2012-04-11 18:43:56 | 諸々
春になって暖かくなってきて、
ちっちゃい花達が地面に敷き詰められるように咲き始めて、
桜も咲き誇って色んな匂いが空気の中に漂い始めて、
目に入る世界は萌黄色。
この春最初の蝶なんかも目にしたりして、
あ~また生きものたちが動きだしたなあ・・・
と感じるのになぜか自分だけが置き去りにされたようにドヨンとしている。
 
強い風や低気圧の影響にくわえて、
去年の春の災害の続き・・・
拭い去れない不安がまだ残っているせいもあるのだろうと理解した上で、
自分で調べて自分の意思で行動しようと心に決めた以上、
その中で納得して生きてゆくのだ・・・!
と、そんなことを思う春です。
 
そんなドヨン・・・を払いのける為、
そしてもともとストレッサーとなる物が多い自分の為に
前から読んでみたいと思っていた本がこちら。↓
 
上大岡 トメ / 池谷祐二 (著) 
 
今までは、脳と体の仕組みって
 
「脳が指令をだして→体が動く」
 
と思っていましたが、
 
「体を動かす→脳にスイッチが入る」
 
らしいのですよ!
 
 
だからどんなに寝起きが辛くてもとにかく布団を剥いでみるとか、
目的はなくともその辺を歩き回ってみるとか(怖いよ^^;)、
そういう行動が、というかそう行動することがスイッチになる、
らしいです。
楽しくなくても笑顔をつくる、というのもグ~♪で、脳をだませる(楽しい気分にさせる)のだそう。
 
確かに、起きてからも眠くて眠くて仕方がないときに、
「2度寝する前にこれだけはやっておこう~
(やることやってすっきりしてから2度寝しよう~)」と
洗濯機に洗濯物入れたり、食器洗ったりしているうちに、
「あれ?なんだか眠くなくなってきちゃった」
って事は多々ありました。
 
それよりなにより、犬飼いさん達には朝のお散歩が一番のスイッチになっているのかもしれませんね。

やっぱりお散歩ですよね
 
でもこの「体が先で脳が後」という考え方、
”やる気”とは別の話になってしまいますが、
こないだの”バドミントンの素振り”にも当てはまるような気がしてきてしまいました。
(しつこい~笑。)
 
とりあえず正しいフォーム(=強さの鍵)を身につける為に素振りを一生懸命やると、
脳がその動きを覚えてくれて、いざシャトルを打つときにその通りに動ける。
みたいな。
素振りって「体に覚えさせる=脳に覚えさせてる」って事なのかも~、なんて。
 
「ドヨンとした気持ちをはらいのけやる気を出す」という話しからまた逸れたところに着地してしまったけれど、
そんなことをつらつらと考える2012年の春なのでした。
 
体動かしていこ~~!