引き続き先週末に開催された、デザインフェスタ35の会場風景を見ていきましょう。
現地でタコの仕事関係のヒトがザッカのようなものの製作体験コーナーを開いていて声をかけて
いただいたのですが、びっくりしたよ~。でもオフってやつなのに
「普段から仕事以外でも色々なイベントを見て回って情報収集してるんですネ!」
などと好意的解釈されたんですが、その方も仕事を離れて
デザフェスでは半趣味的な感じでお店を開いておられ、たくさんの子どもさん
相手に楽しそうにクラフト関係の実演をしてました。というわけで会場でちょっとだけ
仕事もしてキマシタ。デザインフェスタはこんな感じでだれでも日常を離れて
アートできるステージを提供してくれるのDeath。
大きなキャンバスに向けたダイナミックなライブペイントをじっくり見ることができるのも
このイベントの長所。
いかにもデザフェスらしい文化祭気分が漂っていて、
開いていて本人たちも楽しそうだったブース、油工房さんと退部届さん。
この時期はタイムリーな「五月病」ブースさん。
MAXTOYさんの初日ネゴラ祭りの並び列で活躍し会場でマスコットとなっていた
鈴木製作所さんのマペットというか怪獣特撮現場的にはギニョール。
名前はないみたいです。大怪獣サロンさんのブースで売っていた角カチューシャをつけたり
して皆に遊ばれていました。角のついたその状態を俗にいう「宇宙◎◎◎」とか呼びたいけど
ナナシの怪獣だったのでわからんかった。
サンガッツさんもちょうどマペットを作りたいとここのところ思ってたらしく、
「うーん、先をこされたな~」とつぶやきつつ、感心してこのマペットを見ていました。
シンプルなゴジラスタイルの怪獣人形なのでサンガッツさん的にも
この出来は萌え対象だったみたい。
このナナシ怪獣のポカーンとした三白眼が、鈴木製作所さん「わかって」ますよね。
タコ「恐竜タイプの怪獣で、なんかファイヤーマンとかに出てきそうですね」
サンガッツさん「こうしてライダーをくわえさせるとちょっとマカモーっぽいですね」
タコ「妖怪名は何にしましょうか~」
サンガッツさん「響鬼で『うわん』をセミの妖怪の姿にしてたのはいいなあと思いました」
ボーンフリーでこんな感じの人形使ってましたね」
タコ「そうそう、ボーンフリー号に頭突きしたりキングバトラーの戦車とかに
こんな感じのマペットが噛みついて表現してましたよね(笑)」
サンガッツさん「キョーダインは主人公が変身したマシーンの顔がこんな感じの
マペットで表現されてましたね どんなもんだーとか言って」
タコ「戦闘機も戦車も顔がついててしゃべってましたね。
表面がフニャフニャしてて、あれはナノマシンなのだろーか」
。。。などと、ただの特撮オタ話になってしまうのであります。
今回のタコ的ヒットブース。タイトルは「違法風俗店における日中共同声明」。
昭和のアンデパンダンを再現したかのような美術デザインを駆使したモンドな空間演出が
素晴らしい。
デスクには在店してる女の子たちのイラストも個別に描かれていた。
この作家さんのデザフェスブースは毎回アバンギャルドで自分的に見逃せないです・
デザフェス常連でおどろおどろしくも愛らしい小さなホラーキャラクターを
クリエイトするa.k.ProductionさんのMONSTER CHILD・
DIABOLO展示ブース。
駄目人間貯金箱。底の蓋がないそうです。
オリジナルキャラクター「ウサデス」ソフビのブース。
何かエロい人の映像が上映されていた禁断のブース。
演じていた天使のヒトはしばらく檻に入れていたのですが、
すでに逃げてしまったそうです。
そういえば初日午後遅く、このお隣に出展してた茶色いブラウンさんにうかがったら
もう帰ったあとだったな~。
フォトグラファー香野子さんという方が主宰。アトリエブログはFetisismというそうです。
オリジナルの不思議動物フィギュアを展示販売されていたブース。
オリジナルキャラクター、ライノラット。
ここまひさんと赤い靴くらぶさんのブース。
新作のイカクリーチャーのソフビ、頭部だけちらりと見せていただきました。
頭が扁平に後部に伸びているヒューマノイドタイプのようで、プレデター的な顔を
軟体生物モチーフでまとめあげている感じでした。サイズはセミミドルくらいだろうか。
完成が気になりますね・
ハンサムタロウエムさんの新作オリジナル怪獣、カイサンダー。隣に出展していた
ドリロケさんのギルモスと海系怪獣で大決戦!とこんな感じで初日は
ディスプレイしていました。
インディーズ同士のよしみでソフビを問わない、いろんなブースの
宣伝出張ボランティアをして歩いていたヤモマークさん・キノコ汁男。
PKのブース、もっとも混んでいるときはこんな感じデシタ。
JUKIさんのブース。新作のミニイエティはone up.さんイチオシのアイテムとのこと。
マーミットさんのブース。スペースミュータントやコングの販売が終わっても、ジャンカーV
デルタヘッドの頭部を活用したいろいろ幸福や健康効果が期待できるらしい
ピラミッドお守りとか、アートのイベントらしく絵本の怪獣を
製品化した「トリゴラス」のソフビ展示、原発ロボ(ジャンカーVアトミックヘッド)
の展示販売など用意して通りすがりのヒトたちが近づいて見入ってました
(って、写っているその通りすがりのヒトがソフビ関係の方やムーチョなのですがこれは
たまたまDeath。)
そういえば5月受注のドリームギラスに関して閲覧していただいている方から先日、
質問がありましたが、赤松社長に確認してきました。
ドリームギラスは原型師氏が怪獣天国レッドジャックの原型に手を入れて製作したのだとか。
「本編のドリームギラスはレッドジャックのキグルミに細部でかなり手を入れているので、
それを考察しつつソフビ化でも手や足、胴体など随所のディティールを作り替えました。
両方のソフビを見比べてみると
2超獣の違いがよくわかって面白いと思いますよ」と赤松社長。
もちろんレッドジャックも金型が現存しているので
機会があったら再販できなくもないとの話でした。A後期の超獣というと番組前半ほどには
現場での撮影スナップ写真も多くないマニア泣かせな存在。劇中で細かいディティールが、
キグルミが動いているためよくわからないところもあり、こうしてソフビ化されると
キグルミ流用怪獣スーツバリエーションも細部の改造箇所が判明し、
あたかも立体版怪獣図鑑的に再考察して楽しめる感じですネ。
バナ子さんとつまし君の部屋。
のちにこのキグルミのつまし君が大怪獣サロン&PICOPICOブースに乱入してくるとは
このスナップを撮ったときは思いもよらなんだ。
MONSTER FACTORYさんのブース。おなじみのジョニー君が各色揃って戦隊を結成していました。
TAMA FACTORYさんのブース。ARIさんというペン立てにもなるフィギュアが
人気でした。成形色がキレイで手や触覚も可動するんですよ。たくさん並べるとアリの行列に
なって楽しそう。光るテントウムシとか、実用性も持たせたザッカ的な趣きも持ち合わせた
フィギュアメーカーを目指して活動している様子です。
(デザインフェスタその⑥に続きます。。。)