KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

アキバ戦記62エア花見2014

2014年04月07日 | 日記



頭に華を咲かせた、会社の重役っぽいオトウサンが満開の桜の木と対話し
森羅万象とココロ通わせる。部下たちが応援。
ここは宴たけなわの夕刻の上野。普段も居心地のいい職場っぽいなー。

新年度がスタートしてカオスな第一週目、
消費税アップやらなんやら浮世とかかわる上では
考えなきゃいけないことは各自いろいろあるものですが
忙殺されてばかりじゃ、死んで花実が咲くものか・とばかりに
この時期は花を見ようといつしか足が向いている、桜満開の上野公園。
桜の散り際にものぐるほしい風情を見出す
アキバ、上野、御徒町、中野の風景をまとめてみました。

コアな彷徨系路上観察者や廃墟系耽美者の方から先日
「お前の漂いはマニアのツボをついていて、よろしい」との感想をもらえてウレシイ。
ばんがります。

新生活はみなさまいかがでしょー。

というわけで、上野公園の花見真っ盛り、4月第1週・開花直後3日間の
花見エリアにて撮影した、ちょっとイイ風景まとめ。









みずいろの宴、青空の青、ブルーシートの青。





ブルーシートフェチには垂涎のビニールの照り返しをカメラに収めるには
最高の日和。



それぞれのブルーシートにそれぞれの人生が載っている。
こちらは犬生か。ワオーン







神保町の本屋さん。店頭の新刊ボードもさすがほんのまちだけあって、上手いっす。
グレートマジンガーの新規作画、きになる~
タコは2月からグレンダイザー全話視聴消化中(タコ、全話見返すの好きな)
やっとマリアちゃん登場。マリアちゃんは吉田理保子が声優なのだけど、
キャラがびんびんきます。荒木作画の時とかしにそう。



神保町画廊で口枷屋モイラさんと村田タマさんの2人展「少女ロイド2」が開幕。
上はコラボ作品の前に立つモイラさん☆

モンドと耽美、美少女をテーマに白昼夢のようにエキサイティングな
アーティスティックフォト空間が会場内に展開。
女子力の隆盛ではくくれないパワーを持つこのジャンルでは
始祖的な2人のアーティストが少女宇宙に鮮烈なエネルギーを注ぎこむ。

口枷屋モイラ・村田タマ二人展 「少女ロイド 2 -Sweet Memories-」
4月2日(水)~26日(土)
【会場の神保町画廊HP】http://jinbochogarou.com/



この脱法ロリキャップが飛ぶように売れていた。モイラさんのアイコンであるアヒルの
口枷も販売中。



モイラさんがアニメキャラに扮して口枷ボンデージパフォーマンスを
展開する、これまで販売されたROM写真集もそろってますよ。

(上は口枷本3のジャケから、「まどか☆マギカ」
ソウルジェムを味見するモイラほむほむ)
タマさんのROMにはセイタカワダチソウの繁茂した空き地に
ロリワンピの美少女を置き去り☆生き埋めみたいな
パフォーマンスが写真で収録されていてクライム萌え度満点です。
一枚絵の構成がシンプルだけどキマっている絵柄が多いdeath.
またタマさんの在廊日に行ってみよかな・










アキバのベルサールで開催中。
ドイツのビールや地場産ビーフを使った料理などが集結した
アルチザングルメテイストを満喫できるイベント、
「オクトーバーフェスタ」のおねいさんたち。
普段飲めない地ビールが一般ユーザーにもアピールされた一週間。









アキバのお客さんから見せてもらった素敵なペット、
ヨーロッパコノハズク。ミミズクなので
後ろに廻っても首がグルリ回転して見つめてくる。小ぶりでカワユス。







アキバで高層ビルに囲まれて見えない裏通りのあの神社が
通りに面した建物が解体されたので、今なら表通りから見えます。こんな感じ。
ちょうど地主さんがいらしてたので許可を得て撮らせてもらいました。
これからは太陽が当たりやすくなるかな、古来からアキバの地を護る神様の社。
みんなこの機会にビルの間にある神の社を祀ってみては。





浅草の花見風景つづき。















これも一種のコスプレというのでしょうか。仲間と花見でフィーバーしている
元気のいいナウなヤングたちに、
「泥酔風景のフリー素材みたいなのがほしい」とねだったら
なんとやってくれました。女の子の熱演がとってもエロい酔いっぷり。
あ、あくまで演技ですから(汗)。皆様THANX・

「ヲイヲイ、それじゃ死体だよ!」とツッコミも入ってましたが。
満開の桜の木には誰か埋まっているので、それはそれは木に滋養が効いてるのれす。

こんな感じで満開の桜の下でカオスな空気に触れていると、
ふと学生時代を思い出す。タコは可能なかぎり、
何年経っても学生気分で生きたいと思ってるので遠い感じはしなかったり。
文化祭みたいなコミケやデザフェス、コスイベントなどに行ってるせいも
あるのでしょうね。

結構花見にいらしてる皆、ヒトから犬からカラスから、ノリがいいのでウレシイ。
でも集合写真のカメコもいっぱいしてきたんですYO.
そして「う、ウチはこれでもアートなんだからね!」と
説明して撮って廻ってる。





怪人桜男。ポワトリンとかシュシュトリアンの敵で出てきそう。
東映のキャラっぽいっすと言ったら喜んでました。
こういうパフォーマンスが好きな方だそうです。










静かに桜風景を楽しむ、日傘を持ったご夫婦。仲むつまじいという言葉を
絵に描いたような方たちでした。



ライカを持ったベレーのご婦人がいて、「撮影イイの撮れてますか?」とたずねたら
「ふふ、じゃこの位置から撮ってみなさい」といわれて
上野公園のハス池を撮ってみたのが
上の構図。あっ、シャキーンと青空に下に桜が配置されて
水面に映るビルや枝の影も、水面の波紋もカッコイイ!うーん、奥様さすがや。



消費税導入直後の御徒町をしごと帰りの夕刻に散策。

日本人が見ても表現が妙に断定的で不思議な日本語が並ぶ魚関係の露店を外人さんの
ジャパニーズカルチャーに関するTV取材チームが撮影していた。
SF映画「ブレードランナー」でかつて描かれた未来のロサンゼルスのディティールに
ついに御徒町がリアルレトロフューチャーとして追いついた。







またまた中野ブロードウェイの演歌ショップでミニライブを撮影。意識しないで行くと
その日にちょうど開催してて徳した気分。この歌手の方は島倉千代子似と通の演歌好きに
評判の方。岩手県出身の水元亜紀さんといいます。ミノルフォンレコード所属。
演歌の王道を驀進しておられる方。



ジャケットもレーベル担当者のヒトが島倉さんの名曲選のジャケなどに似せている。
でも曲はオリジナルのバリバリ歌い上げ系な演歌っすよ!
最新作は「じょんがらしぐれ」「ねばらんか」。

便りがみつかり燃やされたとか
せつないうわさに紅葉も散った
津軽 お岩木 つのるいとしさに
雨がふるふる じょんがらしぐれ

親の目盗んでかさねた逢瀬
引き戻されてもココロはひとつ
津軽 お岩木 つのる逢いたさに
雨がふるふる じょんがらしぐれ



何気に骨董の露店に入ったら、店主の方が2010年に新宿マルイワンのカイジュウブルーの
実店舗が閉店する時にスペシャルで開催された緊縛ライブパフォーマンスショーの
ときに緊縛を手がけておられた縄師の方!

カイジュウブルー新宿マルイワン店の閉店のときはタコブログでも
記事を載せたのですが、ゲリラパフォーマンスだったのだそう。妙に店内に
警備員が立って緊張感のある空気だなと思っていたのですが、そういうことか。。。
というわけで久々に縄師の方と再会。ジャンクアートの展示や販売も
しているのだそうで、最近コスプレ撮影用の小道具の補充で
骨董屋でシアトリカルなひらめきを感じる物品をチェックしていることが多い
タコにとっては興味深い品々を拝見し新たな刺激になりました。
氏の作品も店内にあるものを見せていただきました。



トルソーに工業用品を取り付けたり、楽器と骨を組み合わせた人体楽器のような
不思議なオブジェの数々。最近は個展もやっているそうなので見に行こうと思います。
その名は現代の錬金術師マンタム。
人形アニメ映画の雄、ヤン・シュワンマイエルを標榜し物神の死(廃棄)状態から
新たな生を文化として再生産するコンセプトを確立。動物の死骸や骨と無機物の骨董を
組み合わせるグロテスクとプリミティブが融合した美を表現。

いやー、いろいろなセカイがつながるものだな。
















いきなり商店街内にならよしともさんの絵が。「NO NUKE」でならさんの
メッセージに共感して商店の息子さんが掲げているのだとか。
アーティスティックですぐ目につきますね。ならさんのなつかしい初期著作
画集「マックザナイフ」は枕元に置いてます。















アキバの内臓、脈動し息づく御徒町の裏町。街の生命維持装置たる
血管のようなライフラインはどこか不気味にJR鉄橋下に張り巡らされている。
蒸気と瘴気と熱風が入り混じる裏町の狭い通路内はアニメ「装甲騎兵ボトムズ」のウドの
街に迷い込んだかのようだ。



この御徒町のガード下にあるアパートの3階(アロエの植え込みのある部屋)に、
大原麗子が住んでいる。

金持ちと結婚するよう、元カレの高倉健に諭されて
未練がありながら送り出された大原麗子だったが
旦那の急死後に親族から屋敷を追い出されて
行き場所をなくしてアル中になり毎日サントリーオールドを
浴びるように飲んで洗面所でゲーゲーいっぱい血を吐きながらホステスの仕事をして
この線路下の埃っぽいアパートで暮らしてる妄想。

今はこじんまりとした下町の居酒屋をやっている高倉健の店に時々無言電話。
大原が身をもちくずしているという風のうわさを聞き不憫に思い探しにくる妄想。
健さんの嫁の加藤登紀子は、長年連れ添ってやっと店を切り盛りしてきたのに
因果者の大原麗子の影が見え隠れし動揺している夫の気配にも気づき、
とうとうその日が来たと思いながらも夫をいつものように送り出す。

吐血ゲフー萌え。ひょろひょろになって線路と線路の間から光を求めているアロエが
死にかけな大原の暗喩。健さん「自分、不器用ですから(ボソッ)」。
妄想系路上観察。



前日の記事「たそ×りも リヴァイ兵長×ペトラ撮影記」のメイキング写真。
今回の「進撃の巨人」も「FATE PROTOTYPE]あわせに続いて、コスプレスタジオで撮影。
並べてみると犯罪現場めいていてなんともあやしげですけど、カンデラなど、
世界観に近づけようとアナログで中世チックな小道具を集めました。









EVAっぽい電柱またまた。
極太明朝体で文字入れたい感じ。



押し寄せる4月の喧騒と忙殺とその隙間で次の始動に向けて
ヒトビトの目に入りだす新たなアキバの萌え。



真ん中の「漂流監獄クロノス」ってのがスペース触手系ですごそう。
ゲームはやらないけどプレイ画面見てみたい。



浅草の路傍でこぬこの囲み撮影。



上野駅構内の桜とパンダのおきものの前で撮影する母娘・



上野の花見に来ていた歌舞伎者のおにいちゃん。










さて本日のしごとも打ち合わせも終えたし、コリコリに焼いた厚揚げと煮っ転がしで
岩海苔を載せたほかほかご飯を食べよう。。。至福。


【C3シーキューブ- OP】

http://www.youtube.com/watch?v=AzldaXF-2OM

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花見の写真 (マンガ)
2014-04-09 21:39:31
圧巻ですね。おもしろかったです。
ぼくも上野で30枚くらいとったけど、
なんか恥ずかしくなっちゃいましたよ。
他人と一緒に回ってたらこの写真は不可能だと思うんで
誘わなくてよかったのかもなー。
さみしいけど。
花見見物で1番気になったのは座り込み防止の囲い。
去年まではこんなもんなかったんだけどなぁ。
官憲の横暴もここまで来たかと。
あと、今年はダンボールテーブル増えたね。ここは朝鮮かよ?って感じ
朝鮮きらいじゃねぇのかと。
なんか無性に腹立つなあれ
返信する
やっぱり桜! (九条院 葵)
2014-04-14 20:38:03
これからも頑張って下さいね^^
返信する

コメントを投稿