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KADOMIUMTANK ソフビブログ

ヘミングウェイの詩にこんなのがある。
「人生は素晴らしい 戦う価値がある」
後の方は賛成だ byモーガン・フリーマン

デザインフェスタ34⑤2日目

2011年11月14日 | イベントルポ

 

 

2日目のソフビ関係メーカーさんの出展風景を見てみましょう。OTTOMANさんのブース。
今回がデザフェス初出店。オリジナルキャラクターのCAMAN&CAMMY
(キャマン&キャミイ)を販売。見た通りエロチックなLOVE&PEACEを謳歌する
キャラクターソフビ。
サンガッツさんが2階のこのお店で買ってきたのをタコが見つけ、自分も上の階で
午前中にちらっと見かけたのだけど、キャストモノのキット?と思って
お茶目な風貌が気になったのものの、手にまではとらなかったんですが、
これがローテーション成形のソフビ!
このルックスを見たら欲しくなる!もう一回戻って入手した次第。
そしてそのOTTOMANさんの隣のブースは。。。

ジェット・ターレ、ハンサムタロウエム。このOTTOMANさんのお友達で今回初めて出店
したのだそうです。2日目のみ出店してたんですね。
タコブログではジェットターレさんは確か初めての掲載になるんじゃないカナ、
ホルモラーとグッドロボをすでに製品化している下町系怪獣ロボットSFオリジナル
ソフビメーカーさん。
2日目は午後になって1階と2階の行き来がかなり時間がかかっていました。
1階のメーカーさんやお客さんが上の階に出かけたらブースを見つけて、
未塗装のグッドロボを買ってきて見せたりすると、だんだん下のヒトにも伝わってくる、
みたいな流れになっていたのだ!

これはHPに掲載されていた成形色のグッドロボ。
アメリカンプラスチックトイ風のカラーですね。

このメーカーさんはPOP絵がキュート。解剖図を描いた人と同じアーチストさんカナ?
グッドロボはメディコムさんのスチームパンクカラーver.をタコも持っていますが、
アナログ感の高いルックスのロボで味がありますよ・

さらにこんな粘土原型も。このキャラ、「リーゼントロボ」はジェットターレさんのアイテムでは
なく、別の知人の方により原型なのだそう。今、ソフビ化できるかどうか検討中らしい。

バンカラ学生が乗ったりするのカナ?星のマスク塗装とか似合いそう。

GALAXY PEOPLEさんのブース。本人がVELOCITRONさんのブースに遊びにいってた
ので留守番がてら撮影に。奥さんがいらして、遅くまでレジン相手に試行錯誤しているのを
家族で見守っているというちょっといい話。BB弾を中に詰めた狼のようなキャラがいい感じ。
となりのBEM風のヤツも新作なんですが、60年代風のALIENスタイルが好きみたい。
アストロミュー5のファンだそうで、気分が伝わってきますね。

このヘッダーアートもそそりますね。

2日目のKiKKAKEさんブース。ゴッコドウさんのウンコツの頭をした犬が新たに展示品に
増えてました。

 

RESTOREさん。アクセサリーになっているDRY HEAD(ほしくび!)が前から欲しかった
ので訪問。デザフェスでほしくび買えるんですぜ。
今回は黒に目や口の縫い目の塗装にカラバリのあるver.が展示販売されて
いました。ソフビ製品のデブリスジャパンは近々メディコムトイさんからもコラボアイテムが
販売されるそうです。先日、世界中のそうそうたるカスタムペインターたちがこぞって参加し
腕をふるったカスタムコンテストも盛況となりました。そして今、新作の準備に入ってるのだ
そう。かなり複雑で可動で楽しめるものにしたいという話で、またまたファンを驚かせてくれそう
Death.

2日目のMAXTOYさんのブースにはtttoyさんがおられました。今回のレディダークネスの
原型も担当されており、じっくりディティールを拝見してきました。
ついついアニメ話になるんですけど、今シーズンの作品ではベントーが気に入っていると
いってみたら、ジャンプ節でいいねえとの話。
でも腰のある大粒な作品がなかなか出て来ないなぁ、との見方。ごもっとも・

レディダークネスの豊満なおヒップ。このサイズでこだわりを感じますネ。
色が付くとどんなエロカワイイキャラになるのか、期待したいトコロ。
しかしTTさんは萌えものを作り慣れてますネ。

こらから発売予定、新規カラーのネゴラ背面はこんな感じです。

 アトリエブウさんのブース。モンストックさんから発売しているキャラクターたちの
サンプルや試作品も数多く見ることができました。伝説シリーズの新作は右の「モーガ」。

 

 九州から参加した新規ソフビメーカー、イトヤマ ユウキさん(Uky Daydreamer)。
前々から樹脂製のオリジナルキャラクター立体フィギュアを製作販売していたのですが、
やはり行きつくところはソフビだ、となりこちらのセカイに来られました。
上のJack-Dがそのソフビ化第1作となります。

 すでにオリジナルでクリーチャー、ロボット、ストリートテイストの人物キャラ、女神さま風の
ヒロインなどいろいろなテイストのキャラクターを立体化しており、手慣れた感じのする
デザインラインですね。映画の「ブリスター!」や「最終兵器彼女」「なるたる」などが
想起される90年代後期の映画やコミックなどのもつテクノや有機的なビジュアルイメージを
温存しつつ、当世の空気に合わせたながら独自のラインを構築しているので
どのキャラクターにもイメージの一貫性を感じます。
今回はついに初のソフビをデザフェスで販売できてイトヤマ氏も次の創作活動に向けて
とても活力がみなぎっているようでした。

 

 9月末のスーフェスで販売された薔薇プロの暴力怪獣ヒカルドン。その作者である
アボット奥谷さんも今回はイラストレーターとして出展。ヒカルドンのメディコム限定アイテム、
バルセロナver.も展示されていました。氏は先日のスーフェスでお会いした
ときのタコのこともおぼえていてくれてました。

今回アボットさんのイラストを見て、氏の作品とタコも入手したヒカルドンソフビの間の
距離が縮まりました。
たとえばこのデザフェスのパンフレットでも過去にイラストが採用されており、よく拝見している
絵でしたから。この絵、当時印象深かったです。

 

上のSFチックなヒロインの絵を見たことがあるヒトは多いと思います。
そのほかのイラストも見覚えがありました。極彩色の色使いでサイケデリック
ですが計算しない自然体の筆使いで、あたかも子どもの見る夢や強迫観念により
近接しそのまま脳内の映像を絵として紙にひきずりだしたしたような
テイストの描出に長け、ヒカルドン単体ではパズルの全貌がつかみづらいアボット氏の
作風の原点を見いだせたように思いました。



描くテーマに子どもたちが多い氏のイラストは、たくまざる子どもの想像の延長として
具現化するものとして、やがて今回のソフビ製作、しかも怪獣の、
というのは当然の流れだったのかもしれませんね。
イラストレーターが巨大なるものの存在の暗喩として、またエディプスコンプレックス的な
表象として描く上で自らも内なる怪獣というものをカタチとする上で、
ソフビという製品分野はこれからも果たす役割が大きいのではないでしょうか。
最近作家系ソフビが増加していますが、なぜソフビの方面の重力に引かれるのか、
その深層心理に遡行してひもとく必要がある。
イラストからソフビのセカイにやってくるアーチストさんのイラスト分野の仕事に触れる
機会として、容易にいろいろな作家さんのイラスト作品を間近にできるという意味で、
デザフェスという器はソフビファンの目線からもじっくり探求する上で、
大きな意味を持つように思えますね。もしかすると持っているソフビの面白さが倍増するかも
しれません。

日曜になり力さんが参加しセッティングが完成したルルベルブース。
知らない間にブロッパスさんがカスタム参加してたりにぎやか。

かわいいオリジナルモンスターが集結していた、モンスターファクトリーさんのブース。

タマロさんからリクエストのあったFig-Labブースのガレージブリスターフィギュア。

 

上3枚はJUKIさんのブース。

諧獣ベッコス、カーズワークス赤松社長が生涯をかけ演じるダークヒーロー、グラスと
ヤモマーク・キノコ汁男のきぐるみ怪獣怪人3体の果てしない戦いを見守る謎のニュー
キャラクター!電飾の目が光る!!彼の正体は、果たして敵か味方か!
そしてベッコス、キノコ汁男におそいかかる未知の敵が2人!!
ようやく特撮実写ものっぽくなってきてタコ的に非常に燃える展開に!
(疾風怒涛のデザフェス6に続く!!)

つ【ぼくらのキカイダー/人造人間キカイダー】

http://www.youtube.com/watch?v=8zhlJnHy_g0

つ【Cryin Heart/Anthem】

http://www.youtube.com/watch?v=iGnbavYLsbU&feature=related


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