消化不良を改善し、眠気をさます イルチブレインヨガの ブレイン体操 ☆

2015年08月27日 | トレーニング
昼食後に訪れる眠気。私たちの体は、食事をとると消化をスムーズにするために胃腸に血液が集まります。
その分脳にある血液が少なくなり、脳が疲れて眠気を起こしやすくなります。
脳は、血液全体の15%を消費して酸素の20~25%を使うとされ、血液不足は脳の働きに大きな影響を与えます。

胃腸の機能が低下していると、食後の脳のだるさや疲れは一層大きなものになります。
野菜などの食物繊維を摂取してお通じを良くすると共に、運動によって血液の流れをスムーズにし代謝やデトックスを活発にすることが大事です。

眠気覚ましと消化不良の改善にオススメなのが、イルチブレインヨガのブレイン体操です。
今回紹介するのは胃腸の働きを元気にする「足三里たたき」と、気血循環を滑らかにする「両手を組んで上体を倒す」。
どちらもシンプルな体操ですので、ぜひお試しください。

<胃腸機能によいブレイン体操:足三里たたき>

  

足三里のツボは、ひざの下約10センチのところにあり、昔から「無病長寿のツボ」として知られています。
ここを刺激すると、消化機能を回復するだけでなく、頭痛、呼吸器疾患、心臓病、鼻炎などの対策にもなります

1 座ってひざを立て、軽くこぶしを握って両足の足三里のツボを100回ほどたたきます。
2 足を伸ばし、足の付け根からつま先に向かってなでおろし、滞っていたエネルギーがつま先から抜けていくのをイメージします。


<気血循環によいブレイン体操:両手を組んで上体を倒す>

  

この体操は、かたくなった肩や肩甲骨、腕の筋肉をリラックスさせ、滞っているエネルギーを解放します。
肩がほぐれると、脳をはじめとする全身の気血循環がスムーズになります

1 背中の後ろで両手を組み、上体を倒します。
2肩を前に落としながら、腰を下げます。
3 頭に血がのぼらないように、頭は少し持ち上げます。
4 体をゆっくり起こし、3回繰り返します。